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2019.05.28

アドベンチャーワールドのスゴい「パンダ愛」を徹底解剖【和歌山】

和歌山県白浜市にあるアドベンチャーワールドでは、2018年8月に「彩浜」の赤ちゃんパンダが生まれ、総勢6頭ものパンダが生活しています。アドベンチャーワールドで生まれたパンダの名前には、白浜の「浜」という字が使われて「浜家(はまけ)」と呼ばれ、親しまれているんです♪

パンダの飼育や繁殖は難しい、として有名な生き物ですが、アドベンチャーワールドでは、今まで11回の出産、16頭の繁殖・育成を成功させたとして、世界各国からも注目されているスゴい施設だって知ってましたか?そこで、今回は色々な切り口からアドベンチャーワールドのスゴさを徹底解剖!これを読んだら、パンダ愛がとまらなくなるかも!?
是非、かわいいパンダへ会いにおでかけしてみてくださいね。

記事配信:じゃらんニュース

<目次>
■スゴさ1.パンダの数が日本一!
■スゴさ2.「浜家」はなぜスゴいのか。
■スゴさ3. 世界から注目される飼育方法。
■スゴさ4. パンダとの圧倒的な「距離」!
■スゴさ5. さらに知識と愛が深まる「パンダ塾」。
■スゴさ6. 食べるのがもったいない!かわいすぎるパンダFOOD!
■スゴさ7. 思わず買ってしまう!心くすぐるお土産の数々!

スゴさ1.パンダの数が日本一!

浜家の家系図には総勢19頭の個性豊かなパンダたちが登場!現在アドベンチャーワールドで生活しているそれぞれのパンダの個性や関係性を知って、さらにパンダ博士になろう♪
浜家の家系図

パパ:永明(えいめい)

永明

永明
グルメで竹の選り好みが激しい!

おっとりとした性格で、いつものんびり。面長な顔立ちをしており、手足が長いのが特徴。グルメなので匂い、味、質感など、竹に対するこだわりが強い。

ママ:良浜(らうひん)

良浜

良浜
永明との間に9頭の子を出産しているお母さんパンダ

アドベンチャーワールド生まれ。日本国内では12年ぶりとなる赤ちゃんとして誕生。鼻が低くまる顔で、耳も愛らしい丸形。子を愛情たっぷりに育てるお母さん。

四女:桜浜(おうひん)

桜浜

桜浜
舌をぺろぺろと出すクセがかわいい。

アドベンチャーワールド生まれの双子の姉。耳と耳の間が広く、鼻が短く低いまる顔で正統派の美パンダ。目の模様の目尻が少し吊り上がっている。のんびり屋。

五女:桃浜(とうひん)

桃浜

桃浜
夏に生まれることが多いパンダには珍しく、12月に誕生!

アドベンチャーワールド生まれの双子の妹。顔を横から見たら鼻筋が長く、耳は小さく中央に寄っている。好奇心旺盛でもの覚えが早く、愛嬌いっぱい!

六女:結浜(ゆいひん)

結浜

結浜
パンダラブで元気に遊ぶ彩浜の2歳上のお姉さん

アドベンチャーワールド生まれ。パークで一番大きなベビーパンダとして誕生(出生時197g)!好奇心旺盛な性格で、頭の毛のとんがりがチャームポイント。

七女:彩浜(さいひん)

彩浜

彩浜
木のすき間から「こんにちは」

アドベンチャーワールド生まれ。パークで最も小さく産まれた。性格はおてんばで、遊具の滑り台や木登りも興味津々!今では元気に遊ぶ姿が見られる。

スゴさ2.「浜家」はなぜスゴいのか。

アドベンチャーワールド
大らかな性格でメスにモテモテの永明パパ

アドベンチャーワールドで生まれたパンダの名前には、白浜の「浜」という字が使われ、「浜家」と呼ばれる。この「浜家」の大黒柱が、父親の永明!彼の性格が繁殖の鍵になっている。

パンダの繁殖は難しく、まずメスのパンダの発情期は年にわずか2、3日。しかも、相手を選ぶ動物で、相性が悪ければカップルの誕生は叶わない厳しいもの。その中で、永明はメスに対してとにかく優しい「ジェントルパン(ダ)」なんだとか。相手をぐいぐい攻めるのではなく、包み込むような紳士ぶりで良浜との相性がいい。結果、「飼育下で自然交配し、繁殖した世界最高齢のジャイアントパンダ」の記録を今も更新中。良浜との間で9頭、合計15頭の子どもを持つパンダ界のレジェンドだ。

また繁殖を後押しするのがスタッフの奮闘。発情期をチェックし、ベストなタイミングで2頭を一緒の部屋へ!努力の末、アドベンチャーワールドでは、11回の出産、16頭の繁殖・育成を成し遂げてきた。

スゴさ3. 世界から注目される飼育方法。

アドベンチャーワールド
まずは母親に授乳を促すところから始まる
アドベンチャーワールド
お母さんの愛情をたっぷりもらって育つ
アドベンチャーワールド
親子で過ごすのは一歳を過ぎる頃まで。そこからひとり立ちをする

アドベンチャーワールドでは、パンダが本来持つ「母性」を大切にし、母子が一緒にいる時間を多く保つ飼育方法を実践する。理由は、母親の愛情を子どもがしっかり受けると、将来の繁殖能力にかなりの差が出るからだそうで、そのため、飼育員は母子の生活を徹底的に「支える」ことに専念し、母子を引き離すのは、健康チェックや治療など最低限に留める。それでも母親の良浜は、子どもと離れている時は、クゥンクゥンと呼び続けるというから、愛情が深い。

和歌山・白浜から中国へいつかは立派な親パンダに!
アドベンチャーワールドは、パンダの繁殖研究施設「中国成都(せいと)ジャイアントパンダ繁育研究基地」の日本支部。本場・中国と共同で、絶滅の恐れがあるジャイアントパンダの繁殖・育成を目指している。

それゆえパークで生まれたパンダも、繁殖年齢に達すると中国へ旅立っていく。世界の施設にいるパンダの半分近くが暮らしている「成都」なら、カップリングが難しいパンダにとって良質な繁殖が期待でき、未来への展望に繋がる!

スゴさ4. パンダとの圧倒的な「距離」!

アドベンチャーワールド
独特のゆる~い「パンダ座り」も目の前で見られる
アドベンチャーワールド
観客を気にすることなく、まったりマイペースに暮らすパンダたち
アドベンチャーワールド
パキパキッ!と、パンダが竹をかみ砕く音まで聞こえてくるレアな体験

ジャイアントパンダをはじめ、希少動物の繁殖・育成を目的とした希少動物繁殖センター。ここで「桜浜」「桃浜」「結浜」の三姉妹が暮らす。パンダとの間にガラスや檻がなく、柵のみ。竹の咀そしゃく嚼音や息づかいも聞こえてくるよ!

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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