秋晴れが気持ちよく、ドライブに出かけたくなる季節がやってきました!
ドライブでは、高速道路途中のSA・PAのご当地グルメなどを楽しみにしている方も多いのでは。
近年は、商業施設・レクリエーション施設を併設した「ハイウェイオアシス」も続々進化中! 広いベビールームやバーベキューコーナー、温泉施設など、各所で特徴があり、森林セラピーや昆虫体験ができるところも!なかでも有名な愛知県の「刈谷ハイウェイオアシス」は、名だたるテーマパークより人が訪れるとか!?
その理由は、話題の「デラックストイレ」だけでなく、掘れば掘るほど「デラックス」なコンテンツの豊富さ。旅の途中の「オアシス」ではなく、旅の目的地にしたくなる「刈谷ハイウェイオアシス」の魅力に迫りますっ!!
刈谷ハイウェイオアシスとは?
“デラックストイレ”の名を体現する寛ぎの空間
ランドマークの観覧車を筆頭に、遊具も豊富!
日本人なら温泉でしょ!天然温泉も併設
東海地区の名物グルメもたっぷり堪能♪
刈谷ハイウェイオアシスとは?
観覧車やメリーゴーランドもある!そう、そこはレジャーエリア
刈谷ハイウェイオアシスは、愛知県と三重県をつなぐ高速道路「伊勢湾岸自動車道」にあります。高速道路のSA・PAに併設された商業・レクリエーション施設のことを「ハイウェイオアシス」と呼び、刈谷ハイウェイオアシスも「刈谷パーキングエリア」に直結した施設のことを指しています。
今年春のテレビ番組では、東京ディズニーリゾート、USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(R))に次いで、「刈谷ハイウェイオアシス」が主要集客施設で入場者数3位という紹介もされていました!高速道路だけでなく一般道からもお客さんが入れるので、遠方からの観光客に加え、地元の人たちにも人気のようです。
“デラックストイレ”の名を体現する寛ぎの空間
女ごころをくすぐるデザインと機能が満載!
その名も「デラックストイレ」と名付けられた刈谷ハイウェイオアシスのトイレは、特に女性用トイレが秀逸です!豪華な絨毯やゆったりとしたソファ、ダークウッド調&間接照明の個室トイレ…、足を踏み入れた瞬間に、ここは高速道路の途中ということを忘れてしまいそうです。これらホテルのようなデザインだけでも十分ゆったりできそうですが、ここのトイレのすごさは、それだけではありません。
授乳・調乳 やオムツ替え用に整えられた「母と赤ちゃんの部屋」、「母と子の部屋(親子トイレ)」など子育て中のママに嬉しいスペースのほか、大きな更衣室やパウダールーム、喫煙室、多目的トイレなど、あらゆるニーズに応えてくれそうな機能が充実。また、個室24カ所、鏡付き洗面台8カ所 と設備数も十分にあるので、順番待ちにイライラさせられることも少なそうですね!
ちなみに男性用トイレはこんな感じです。
男性用トイレは女性用に比べシンプルですが、親子トイレや子供用洗面台、着替え台などイクメンにも便利な機能はしっかり備わっています。
なお、開放時間は6時〜22時とのこと。
ランドマークの観覧車を筆頭に、遊具も豊富!
約12分の空の旅のあとは、リーズナブルな遊具をハシゴしよう
鮮やかな赤いゴンドラの 赤や、夜のイルミネーションが華やかに空を彩り、いまやすっかり刈谷ハイウェイオアシスのランドマークとなっている観覧車。高さ60メートル、36台のゴンドラで、一周約12分。1人600円(2歳以下無料)ですが、3名、4名で1つのゴンドラに乗ればセット料金の設定もあります。
そしてトイレ同様、ここにも工夫や気配りが。クーラーとシートヒーター完備で、夏は涼しく、冬はあったかく乗れてしまうのです!また、イス・床・壁がすべて透明なシースルーゴンドラに乗ることもできます。足もとの景色が360°見渡せるので、観覧車の概念が変わるかもしれません!?
ただしシースルーゴンドラは、特性上シートヒーターがないので、寒い時期にはご注意を。また、車イス対応ゴンドラも2台あるので、みんなで楽しむことができますね。
観覧車に乗ったら、次は懐かしい遊具で遊んでみませんか?全長520mの本格的なゴーカートのほか、遊園地には欠かせないメリーゴーランド、ミニ汽車など、どの遊具も1回50〜100円で楽しめてしまうお手軽さ。13の木製遊具を回って心身の健康を増進するという、高齢者優先の「健康遊具」なるものもあります。
観覧車のそばの「オアシスステージ」では、伝統芸能やダンスなど、いろんなイベントを随時開催している模様。これら遊具が並ぶ、刈谷ハイウェイオアシス内の「岩ケ池公園」は入場無料ですので、ファミリーでも大人同士でも、低予算で楽しめます。
日本人なら温泉でしょ!天然温泉も併設
足湯や露天風呂から、フィッシュテラピーや韓国式スパまで、変わり種も充実
遊具での遊び疲れや長旅の疲れを落とすなら、遊園地に隣接する「天然温泉かきつばた」へ。地下1200メートルから湧く弱アルカリ性の天然温泉が、露天風呂や高濃度炭酸泉など、バラエティ豊かな湯船で堪能できます!
施設内にある韓国式スパ(=チムジルバン)「万寿洞」も必見。チムジルバンとは、近年韓国で流行している、低温サウナを主体とした健康ランドのようなもの。刈谷ハイウェイオアシスのチムジルバンには、「クリスタル岩塩房」「ゲルマニウム房」など4種のサウナがあります。体のクールダウンには水風呂ではなく、なんと雪の舞い降る部屋「雪華房」で。万寿洞だけでもついつい長居して、しっかりデトックスできそうです。
お風呂上がりは、食堂・フードコートやリクライニングチェアーのある休憩室だけでなく、畳で寝転んでマンガが読める部屋も。その数、実に3000冊!このほかヨガやフィッシュテラピー、タイ古式健康法、ネイルなどなど…。実にこの施設、温泉以外の目的でもなかなか退屈しない仕掛けになっているようです。
残念ながら時間がなく、こんな盛り沢山な温泉施設には立ち寄れないよ、という方にも朗報。屋外に入館料不要で楽しめる足湯(1回100円)もありますよ。
東海地区の名物グルメもたっぷり堪能♪
買って帰るもよし、食べに入るもよし!新鮮野菜や魚もおすすめ
子どもも大人もみんな大好きなご当地グルメ。ここでも期待は裏切りません。
まず、おなかがペコペコの方はセントラルプラザへ。高速側フロアの1階には、東海名物からおなじみの店まで、フードコートやおみやげコーナーなどが並びます。名古屋めしが食べたい方は、和食のカフェテリア「ザ・めしや」へ。豊橋名産の「ヤマサちくわ」は実演販売を行っており、できたてアツアツの鯛ちくわが食べられます。
ちなみに、フードコートは上り・下りのPAにもあり、たとえば下りPAの「めんどころ葵」の「名古屋コーチン玉子とじきしめん」など、名古屋らしいオリジナルメニューも見つかります!
また、セントラルプラザ東隣の「えびせんべいの里」も必見です。愛知県美浜町に本社を構える「えびせんべいの里」の こだわりのえびせんべいが、試食し放題。じっくり選んでお気に入りをおみやげにすることができます。
料理好きな方には、「産直市場おあしすファーム」もおすすめ。地元で採れた新鮮な野菜・果物や肉、近海の魚介、加工品などがお得にたくさん買えちゃいます。地元の皆さんも足しげく通っているのだそう。
さて、「デラックストイレ」以外にもいろいろ豪華な刈谷ハイウェイオアシス、いかがでしたでしょうか。幅広いニーズに対応していて、一日中でも楽しめそうです。東海地区方面へおでかけの方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
[住所]〒448-0007 愛知県刈谷市東境町吉野55
[TEL]0566-35-0211
[料金]施設によって異なる
[定休日]無休(施設によって異なる)
「刈谷ハイウェイオアシス」の詳細はこちら
※この記事は2015年10月時点での情報です
じゃらん編集部
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