今年のお盆期間は最大9連休!車でおでかけの方も多いのではないでしょうか。車でのドライブは楽しいのですが、気になるのは渋滞。大型連休だけに、各高速道路では、長い区間の渋滞予測が発表されています。
そこで、NEXCOが発表している特に長い(30km以上)渋滞予想区間の回避術をご紹介します。渋滞を回避して、少しでも楽しいおでかけにしてくださいね。
8月10日(土) E20中央自動車道(下り線)相模湖IC付近を先頭とする渋滞〔最大40km〕
高井戸IC→相模湖IC区間を走行する場合、渋滞のピークは5~8時で、渋滞がない場合に比べ約4倍(約2時間)の所要時間が見込まれています。
高井戸ICを4時以前または16時以降に通過する場合の所要時間は約30分と予測されていて、これら時間帯の利用がおすすめです。
渋滞原因:サグ※による速度低下
相模湖ICの2km手前付近は下り坂から上り坂に変わります。こうしたサグ部では無意識のうちに速度が低下。渋滞の原因となるため、周りの車に気をつけ速度低下に注意してください。
※下り坂から上り坂にさしかかる凹部をサグ部といいます。
8月10日(土) E1名神高速道路(大阪→名古屋方面)草津JCT付近を先頭とする渋滞〔最大40km〕
茨木IC→草津JCT区間を走行する場合、渋滞のピークは9~12時で、渋滞がない場合に比べ約5倍(約2時間45分)の所要時間が見込まれています。
茨木ICを6時以前または18時以降に通過する場合の所要時間は約35分と予測されていて、これら時間帯の利用がおすすめです。
渋滞原因:大津IC・SAの分合流およびトンネル
草津JCT先頭の渋滞が、大津IC・SAでの分合流及び手前2カ所のトンネルでの速度低下による渋滞と接続し、大きな渋滞が発生します。栗東・名古屋方面へは大山崎JCTで、名神高速と京滋バイパスのルート選択ができるので、現地の情報板や各種広報を参考としてください。
8月10日(土) E3九州自動車道(下り線)筑紫野IC付近を先頭とする渋滞〔最大30km〕
古賀IC→鳥栖JCT区間を走行する場合、渋滞のピークは10時で、渋滞がない場合に比べ約4倍(約1時間30分)の所要時間が見込まれています。
古賀ICを7時以前または16時以降に通過する場合の所要時間は約20分と予測されていて、これら時間帯の利用がおすすめです。
渋滞原因:上り坂
太宰府ICから筑紫野ICでは、上り坂により無意識のうちに速度が低下しやすくなっています。図ように標識やLED表示板を設置している箇所では、特に速度が低下しやすくなっているので、速度回復を心がけてください。
8月11日(日) E17関越自動車道(下り線)東松山IC付近を先頭とする渋滞〔最大40km〕
大泉JCT → 嵐山小川IC区間を走行する場合、渋滞のピークは8~11時で、渋滞がない場合に比べ約3倍(約1時間20分)の所要時間が見込まれています。
大泉JCTを5時以前または15時以降に通過する場合の所要時間は約25分と予測されていて、これら時間帯の利用がおすすめです。
渋滞原因:サグによる速度低下、IC部の合流
東松山IC付近は、合流後のサグ部での無意識な速度低下により渋滞が発生。また、この付近は追越車線に極端に車が偏りやすい場所です。車線が均等に使われないことで渋滞発生を早めてしまいますので、積極的な走行車線の利用がポイントです。
まとめ
30km以上の渋滞回避術をご紹介しました。いずれもサグ部や上り坂での速度低下が原因の渋滞が発生していますので、ご自身の運転を改めて気にしてみてはいかがしょう?くれぐれも心に余裕を持って、安全運転でドライブをお楽しみください!
情報提供元/東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社
※この記事は2019年7月時点での情報です
脇田 浩之
じゃらん編集部員として全国の旅情報をリサーチ。 スイーツ、カフェ、パワースポットなど旬の情報をお届けしていきます。趣味は、世界中の観光地のマグネット集め。観光特産士取得。