2019.11.02
福島県福島市・二本松市
福島県中通りの北部に位置するエリア。市街地の周辺には桃、梨などの果樹園が広がり、シーズンには果物狩り客でにぎわう。
王道グルメ 円盤餃子
小ぶりな餃子を大皿に丸く盛り付けるのがふくしま餃子。フライパンに並べて焼いてそのままひっくり返すためこの形になっており、「円盤餃子」ともよばれる。酒のつまみとして食べられるため、夜営業のみの店が多い。
元祖円盤餃子 満腹
皮も餡もすべて手づくり、ひと口餃子でお腹いっぱい。
創業は1953(昭和28)年。ふくしま餃子発祥の店といわれる。円盤餃子は注文を受けてから1枚ずつ生地をのばして餡を包んで作る。具は野菜たっぷりであっさりした味わい。
[TEL]024-521-3787
[住所]福島県福島市仲間町1-24
[営業時間]16時30分~餃子がなくなり次第終了、土日は11時40分~餃子がなくなり次第終了
[定休日]火・水
[アクセス]JR福島駅より徒歩15分
[駐車場]契約駐車場利用(2000円以上利用で1時間無料)
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注目グルメ なみえ焼そば
1950年ごろ、福島県沿岸部の浪江町で発祥したとされる極太麺のソース焼そば。2008年には地元商工会の声がけでなみえ焼そばを通じた町おこしがはじまり、町内20軒以上の飲食店で提供されるようになった。
杉乃家
もちもちの極太中華麺と甘辛い濃厚ソースがマッチ。
手打ちうどん・そばの店として1976(昭和51)年に浪江町で創業。極太麺の「なみえ焼そば」も提供していたが東日本大震災で被災し、同じ年の夏から二本松市で営業している。
[TEL]非公開
[住所]福島県二本松市本町2-3-1 市民交流センター1階
[営業時間]11時~15時、17時~20時
[定休日]月・火
[アクセス]JR二本松駅より徒歩2分
[駐車場]126台(市民交流センター駐車場、1時間無料)
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福島県会津若松市
町のシンボルともいえる鶴ヶ城を中心に、明治・大正時代の蔵や洋館が立ち並ぶ、歴史情緒あふれるエリア。郷土料理などのグルメも充実。
王道グルメ わっぱ飯
奥会津の檜枝岐村の伝統工芸品「曲げわっぱ」を器に使う郷土料理。ご飯の上に山菜や魚介など季節の食材をのせて器ごと蒸しあげる。ふたを開けると上品な香りが漂う。使う食材は、季節や店によって異なる。
料理旅館 田事
地域の伝統工芸品に閉じ込めた会津の味。
わっぱ飯をはじめ、こづゆやみそ田楽など、多彩な郷土料理を堪能できる。会津の方言で「わっぱ」を「めっぱ」とよんでいたことから、料理名を「めっぱめし」としている。
[TEL]0242-24-7500
[住所]福島県会津若松市城北町5-15
[営業時間]11時30分~14時(LO13時45分)、17時30分~21時(LO20時30分)※予約優先
[定休日]不定
[アクセス]JR七日町駅より徒歩6分
[駐車場]15台
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王道グルメ ソースカツ丼
会津地方でカツ丼というと、ソースに浸したカツをのせる「ソースカツ丼」を指すことが多い(卵とじのものは「煮込みカツ丼」として区別される)。多くの飲食店で食べることができ、味付けには店ごとの工夫がある。
元祖煮込みソースカツ丼の店なかじま
厚切りカツにソースがしみる会津のソウルフード。
1948(昭和23)年創業の洋食店が前身。会津では王道のソースカツ丼のほか、醤油味の割下ではなくソースで煮込んで卵でとじた煮込みソースカツ丼1100円も人気。
[TEL]0242-24-5151
[住所]福島県会津若松市上町2-39
[営業時間]11時~14時30分(日祝は~15時)、17時30分~20時30分(LO20時)
[定休日]火(祝日の場合は営業)、夜は不定
[アクセス]磐越道会津若松ICより15分
[駐車場]30台
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注目グルメ カレー焼きそば
ソース焼きそばにカレーを添えた会津のご当地料理。昭和50年代に会津若松市内の店が商品化して人気になり、他店にも広まった。近年は市内の飲食店の店主らが「会津カレー焼きそばの会」を設立し、PRにつとめている。
寿楽
食事にもつまみにもOK、話題のご当地焼きそば。
麺類などの食事メニューのほか、おつまみも各種揃う「ラーメン居酒屋」。店主の氏家さんは「会津カレー焼きそばの会」の会長を務め、カレー焼きそばの普及に尽力している。
[TEL]0242-24-8641
[住所]福島県会津若松市馬場町2-45
[営業時間]18時~翌1時(LO23時45分)
[定休日]日
[アクセス]磐越道会津若松ICより12分
[駐車場]2台
注目グルメ 会津ラーメン
縮れた麺が特徴。ツルツル、モチモチとした食感で、醤油味のスープとの相性がいい。2005年には会津若松市内のラーメン店を中心に「会津らーめん若麺会」を設立し、会津ラーメンの普及を図っている。
牛乳屋食堂
長年地元で愛される会津ラーメンの名店。
大正時代創業の牛乳店が食堂を始めて以来、「牛乳屋食堂」として地元の人に親しまれてきた。ラーメンの麺はコシのある中太縮れ麺ともっちりとした極太手打ち麺がある。
[TEL]0242-92-2512
[住所]福島県会津若松市大戸町上三寄香塩343
[営業時間]11時~15時、17時~20時
[定休日]水
[アクセス]会津鉄道芦ノ牧温泉駅より徒歩1分
[駐車場]20台
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岩手県花巻市
岩手県中央部に位置し、宮沢賢治の故郷として知られる町。市内には賢治ゆかりの施設や名所、グルメスポットも多い。
王道グルメ わんこそば
おもに盛岡市や花巻市に、わんこそばを提供する店がある。花巻では、江戸時代の初期に、花巻城に泊まった殿様に漆の椀で少量ずつそばを出したところ何杯もお代わりをしたことがわんこそばの始まりだともいわれている。
わんこそば・食事処 嘉司屋
ゆっくりおいしく味わう老舗のわんこそば。
1904(明治37)年創業の老舗そば店。早食い・大食い重視ではなくゆっくりしたペースで楽しめるわんこそばが人気。かしわ南蛮680円は宮沢賢治も好んで食べたと伝わる。
[TEL]0198-22-3322
[住所]岩手県花巻市東町2-19
[営業時間]11時~15時(LO14時10分)、17時~21時(LO20時)
[定休日]水(祝日の場合は営業)
[アクセス]JR花巻駅より徒歩15分
[駐車場]20台
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注目グルメ ニララーメン
ニラ、ニンニクの芽の醤油漬け、豚バラ肉、紅生姜をトッピングした見た目鮮やかなご当地ラーメン。スープの表面を覆うほどのラー油が入っているのも特徴の一つ。地元で「満にら」と親しまれるソウルフードだ。
さかえや本店
長年地元で愛される刺激的なビジュアルの一杯。
創業は1960(昭和35)年。初代店主が戦時中に満州で飲んだスープを参考に作ったのが、創業当初からの看板商品「満州にらラーメン」だ。極細縮れ麺にあっさりスープが絡む。
[TEL]0198-23-7775
[住所]岩手県花巻市山の神1000-1
[営業時間]11時~15時
[定休日]なし
[アクセス]東北道花巻南ICより8分
[駐車場]35台
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岩手県盛岡市
盛岡藩の城下町の面影がのこる風情ある街。人気グルメが多く、盛岡冷麺やじゃじゃ麺、わんこそばなどの名店も集まる。
王道グルメ 盛岡冷麺
朝鮮半島から日本に移住して「食道園」を開いた創業者が、故郷の冷麺をもとに考案した。そば粉を使うため黒っぽい本場の麺と違い、ジャガイモのデンプンと小麦粉を使って作る透き通った麺はコシの強さが特徴だ。
食道園
創業者の工夫が生んだ盛岡冷麺のルーツ。
盛岡冷麺のルーツといえる店。牛骨や牛肉などでダシをとるスープはあっさりした飲み口ながらコクがある。トッピングの自家製キムチがスープに辛味と酸味をプラスする。
[TEL]019-651-4590
[住所]岩手県盛岡市大通1-8-2
[営業時間]11時30分~15時、17時~23時 ※日祝の夜は17時~21時(LO20時30分)
[定休日]第1・3火
[アクセス]JR上盛岡駅より徒歩13分
[駐車場]なし
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注目グルメ じゃじゃ麺
盛岡冷麺、わんこそばと並んで「盛岡三大麺」とよばれる。平打ち麺に肉味噌とキュウリ、ネギをのせ、全体をよくかき混ぜて食べる。食べ終わった皿に生卵を溶いて汁を注いでスープにする「ちーたんたん」も独特だ。
白龍
盛岡市民のソウルフード「じゃじゃ麺」の発祥の店といわれるの味。
盛岡のご当地グルメ・じゃじゃ麺発祥といわれる店。白龍の創業者が、戦時中に満州で食べた麺料理を盛岡で再現したのがじゃじゃ麺の始まりといわれる。肉味噌はまろやかな味わい。
[TEL]019-624-2247
[住所]岩手県盛岡市内丸5-15
[営業時間]9時~21時(日は11時30分~19時)
[定休日]なし
[アクセス]JR盛岡駅より徒歩25分
[駐車場]なし
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じゃらん編集部
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