見てください、この美味しそうなトップ画像のモンブラン!最高に食欲をそそられますよね…。
秋と言えば、そう、「栗の季節」♪今回は出来立てのモンブランが楽しめるという、「Mont Blanc STYLE(モンブランスタイル)」をじゃらん編集部の甘党・前田が取材してきました。
お店にお邪魔して分かったことは、「モンブランへのこだわりが凄すぎる」!!!
お寿司屋さんのようなカウンター席で、お持ち帰り不可の新鮮モンブランが楽しめるんです。見ているだけでワクワクする、ライブ感たっぷりの作り方や、気になる待ち時間もお伝えしていきます。
まるで寿司屋!カウンター8席のこだわりの店
小田急・代々木八幡駅と、東京メトロ・代々木公園駅から徒歩2分のところにある「モンブランスタイル」は、閑静な住宅街にあって、こじんまりした佇まいです。
中に入るとL字のカウンター席が並んでいて、まるで「高級なお寿司屋」さん。メニューはなんと2種類のみという「究極のモンブラン」が楽しめるんです。
今回は「だから美味しいのか」と納得の、こだわりポイントを3つご紹介していきます!
モンブランへの3つのこだわりポイント
<こだわりポイント1>まずは黙ってモンブランの“頂”を一口食べる
お店の看板メニュー「モンブランデセル」は、握りたてのお鮨のように繊細なデザートスタイルのモンブラン。目の前で作られる「モンブランデセル」が提供されたら、まずは一秒でも早く一番上を味わってみてください。
というのも、栗はやはり鮮度が命!空気に触れると風味がどんどん失われてしまいます。そのため、最後に絞り出された“頂”が一番美味しいんだそうです。この一口は、一回きりしか味わえない貴重な味。
どんどん食べ進めても、頭に残るのは最初の一口だったので、ありがたく食べてくださいね。
<こだわりポイント2>コーヒーはちょっと待った!モンブランに合う最高のペアリング
モンブランを食べ進めていくと、「喉が渇いたな」と飲み物がほしくなりますよね。そんな時に選んでしまいがちなコーヒーですが、ちょっと待った!せっかく味わった和栗特有の繊細な香りが、コーヒーだと一瞬でなくなってしまうんです。
そこで提供されているのが、熱々の “茎ほうじ茶”と“手摘み上煎茶”。お寿司屋さんでいうお茶の役割のように、栗の繊細な後味を残しつつも、口の中をリセットして、次の一口を更に美味しく感じさせてくれるそうですよ。今回はオーナーおすすめのほうじ茶を頂きました。
実はお茶以外に、お酒も提供されているんです!栗と同じく茨城県笠間市の環境で育てられた、お米と水だけで作られた純米酒だからこそ、「モンブランスタイル」で提供される一品にマッチするそうです。ぜひ試してみたい…。
<こだわりポイント3>一つ一つ選び抜かれた素材で作られる「モンブラン」
究極のモンブラン、「モンブランデセル」のこだわりの素材と作り方をご紹介します。
まず初めに、モンブランの肝となるモンブランクリームが作られます。使用される栗は、なんと茨城県笠間市岩間にある自社農園及び同地域で栽培された厳選栗のみだそうです。秋に収穫されたままの風味が楽しめる、オリジナルの和栗ペーストに、北海道根釧産・特選生クリーム、奥久慈産・国産飼料 100% 本物の平飼い卵等、選び抜かれた素材が合わせられます。
和栗特有の繊細な香りは、空気に触れるとどんどん失われてしまうそうなので、手際よく作業が進められます。
モンブランクリームが完成すると、いよいよ成形が始まります。均一に細い線が絞り出され、グルグルと円を描きながら重なっていきます。
ある程度の高さになったら、中心部分に渋皮のモンブランクリームが投入されます。この時点で「すでに食べたい!!!」
こだわりの低温殺菌の生クリームの上に、アクセントでサクッとしたメレンゲをトッピング。そして再びモンブランクリームが均一の太さで絞り出されていきます。作るたびにクリームの状態が違うそうで、熟年の技で成形されていきます。
生クリームがしっかり隠れて高さが出たら、最後に粉糖をかけて完成です!
目の前でモンブランが作られていくライブ感、たまりません。見ているだけでも幸せな気分になりました。
季節に合わせた「モンブランパフェ」
もう一つあるメニューが、季節で変わる旬のアクセントが楽しい「モンブランパフェ」!毎朝作りたてのモンブランアイスとミニモンブランが組み合わせられていて、いろんな栗の食感が楽しめます。
アクセントには通年提供の小豆と旬のフルーツ等が選べるそうです。ちょうど取材した日は新栗甘露。収穫したばかりの栗を炊き上げた自家製の甘露煮は、優しい甘さと新栗ならではの風味が楽しめる、この季節ならではの一品。上から下まで栗づくしというまさに専門店ならではのパフェでした。
※新栗は無くなり次第終了する可能性があります。
オーナーの「栗」への愛がとにかく凄すぎる!
オーナーの竿代さんは、もともと全く畑違いのクリエイティブディレクターとして活躍されていたそうなんです。その時に出会った、茨城県笠間の「いわまの栗」があまりに美味しく、この栗を本気で広めたいと、2010年に和栗の専門店「和栗や」を起業。
当初から作りたてのモンブランを提供されていましたが、作りたてである理由をよりわかり易く伝えるために、目の前で作る鮨屋スタイルの「モンブランスタイル」を2018年5月にオープンされました。
さらに自社農園を所有し、日本で唯一のモンブラン専用の栗畑でオーナー自ら収穫されているんです。今では「お店→畑→お店→畑」という生活を休みなく送られているんだとか。ここまでの「栗」への愛、感服しました!!!
まとめ
こだわりが凄すぎて、食べる方も真剣になって栗に向き合いました。「こんなにも美味しいのか…」と言葉を失ってしまうほど感動してしまいましたよ。
ここまでこだわりぬいたモンブランなので、一日90食作るのが限界だそう。食べたい人も多いため、毎朝9:00に整理券が配られています。3部制になっていて、来店順に早い時間の整理券を貰うことができますよ。
秋のシーズン中は9:00前に配布数を超える人が来てしまうことがかなりあるそうです。整理券の配布状況は、公式HPから確認もできるのでチェックしてみてくださいね。
TEL/070-4343-1568(営業時間内は電話対応不可)
住所/東京都渋谷区富ヶ谷1-3-3
営業時間/12:00~19:00(原材料が無くなり次第終了)
定休日/水曜日(他、畑作業のため臨時休業有り)
アクセス/小田急 代々木八幡駅より徒歩2分、東京メトロ 代々木公園駅より徒歩2分
「Mont Blanc STYLE(モンブラン スタイル)」の詳細はこちら
※この記事は2019年9月時点での情報です
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前田琴美
山口県出身、バラエティ番組の元AD。海外旅行が大好きで、暇さえあれば次の旅行先を模索中。今は、ラテアートにハマっています。