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2019.12.03

【東北】温泉のプロが惚れた「日帰り温泉」38選!とっておきの湯に感動<2019>

福島県のおすすめ日帰り温泉

2つの絶景露天風呂が自慢の老舗宿 会津芦ノ牧温泉 大川荘【福島県会津若松市】

四季折々の風景はまるで映画を見ているよう。

2つの絶景露天風呂が自慢の老舗宿 会津芦ノ牧温泉 大川荘
春は山桜とコブシ、初夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と四季を通じて楽しめる

渓谷に面した露天が男女それぞれ2カ所。大川の渓谷に向かってせり出す浴槽と、棚田風に配置した浴槽のいずれも目前には渓谷のパノラマが広がる。芦ノ牧の大自然に抱かれながらの湯浴みを楽しんで。

<ここに惚れた>
ぷんと湯の香りがする露天風呂。紅葉もキレイですが雪景色もすばらしく、ゆっくりと大粒の雪が舞い降りる様子は見飽きません。(西村理恵さん)

<日帰り入浴データ>
[温泉]会津芦ノ牧温泉
[泉質]硫酸塩泉
[料金]入浴料中学生以上1500円、3歳~小学生680円、3歳未満無料
[営業時間]11時~17時※空中露天風呂は13時~)第2・4水は15時~17時
[定休日]なし(休館日あり)
[洗い場]あり
[タオル]無料
[バスタオル]レンタル200円

■2つの絶景露天風呂が自慢の老舗宿 会津芦ノ牧温泉 大川荘
[TEL]0242-92-2111
[住所]福島県会津若松市大戸町大字芦ノ牧字下平984
[アクセス]磐越道会津若松ICより35分
[駐車場]150台
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大丸あすなろ荘【福島県天栄村】

夏も冬も景色は最高、しっかり温まる自噴泉。

大丸あすなろ荘
ブナ林に囲まれ、手を伸ばせば二岐川に届くほど眺めの良さも評判に

天然の川床を生かした湯舟の底から、小さな気泡を出しながらぷくぷくと湯が自噴する様子は、まさに“生きた温泉”。あわせて6本の湯口を持ち、そのすべてが源泉100%掛け流しというぜいたくぶりも魅力。

<ここに惚れた>
優しい肌触りだが、しっかりと温まる温泉。渓流ぎりぎりに造られた露天風呂は緑のトンネルになる季節もよいが、冬の風景も◎。(石井宏子さん)

<日帰り入浴データ>
[温泉]二岐温泉
[泉質]硫酸塩泉
[料金]入浴料中学生以上900円、小学生600円、未就学児400円
[営業時間]11時~15時(受付~14時30分)
[定休日]不定
[洗い場]あり
[タオル]販売250円
[バスタオル]なし

■大丸あすなろ荘
[TEL]0248-84-2311
[住所]福島県岩瀬郡天栄村湯本字下二岐5
[アクセス]東北道白河ICより1時間
[駐車場]30台
「大丸あすなろ荘」の詳細はこちら

早戸温泉 つるの湯【福島県三島町】

湯の華の効能もバツグン!風光明媚な川沿いの湯。

早戸温泉 つるの湯
露天風呂の向こう側には悠々と流れる只見川の風景が広がる

早戸温泉 つるの湯
緑色の水をたたえる只見川と、黄土色の湯との対比が印象的。湯口が析出物でコテコテになるほどの湯は飲んでもOKで、その風味は塩分と金属を感じさせる。寒い日でも短時間で温まると評判だ。

<ここに惚れた>
薬湯と呼ばれる茶色濁り湯の小さめの露天風呂。全国あれこれ湯の花を試していますが、ここの効き目は3本の指に入るほど!(長尾祐美さん)

<日帰り入浴データ>
[泉質]ナトリウム-塩化物泉
[料金]入浴料中学生以上3時間600円、小学生以下3時間400円
[営業時間]9時~21時(冬期~20時30分、最終入場各30分前まで)
[定休日]なし
[洗い場]あり
[タオル]販売230円
[バスタオル]販売1070円

■早戸温泉 つるの湯
[TEL]0241-52-3324
[住所]福島県大沼郡三島町大字早戸字湯ノ平888
[アクセス]磐越道会津坂下ICより25分
[駐車場]30台
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裏磐梯レイクリゾート 五色の森【福島県北塩原村】

雄大な景色の中で開放感に浸ろう。

裏磐梯レイクリゾート 五色の森
湖水の青と、温泉の赤褐色のコントラストが美しい露天風呂「ひばらみの湯」

敷地内に湧く湯は鉄分が豊富で、湧出時は無色透明だが空気に触れると赤褐色のにごり湯に変わる。美肌の素といわれるメタケイ酸を多く含み、湯上りの肌はしっとり。pHは中性で、湯疲れせず長く浸かれる。

<ここに惚れた>
露天風呂「ひばらみの湯」は、桧原湖を眼下に望むロケーション。湯船と湖面がつながっているように感じられます。(高橋一喜さん)

<日帰り入浴データ>
[温泉]猫魔温泉
[泉質]ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
[料金]入浴料中学生以上1200円、小学生800円、4歳~6歳500円、3歳以下無料
[営業時間]9時~10時30分、13時30分~21時
[定休日]なし(休館あり)
[洗い場]あり
[タオル・バスタオル]セットレンタル300円

■裏磐梯レイクリゾート 五色の森
[TEL]0241-37-1111
[住所]福島県耶麻郡北塩原村桧原字湯平山1171-1
[アクセス]磐越道猪苗代代磐梯高原ICより25分
[駐車場]350台
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お宿花かんざし【福島県二本松市】

8km先の山から引き湯し酸性湯ながらマイルド。

お宿花かんざし
すがすがしい木の香りが残るヒバの湯舟が備えられた大浴場

鉄山の南に位置する「くろがね小屋」に毎分1290リットルも湧出する温泉を引き湯する。pH2.5の酸性泉で殺菌効果の高さが特徴だ。日帰り入浴のみは行っていないが、食事付きの日帰りプランがある。

<ここに惚れた>
酸性泉ながら刺激は意外とマイルド。源泉が温泉街から8kmほど離れているため、引き湯の間に泉質がやさしくなるのかも?(遠間和広さん)

<日帰り入浴データ>
[温泉]岳温泉
[泉質]酸性泉
[料金]8800円~9900円※利用は2人~
[営業時間]プランにより異なる
[定休日]不定
[洗い場]あり
[タオル]レンタル無料
[バスタオル]レンタル無料

■お宿花かんざし
[TEL]0243-24-2110
[住所]福島県二本松市岳温泉1-104
[アクセス]東北道二本松ICより15分
[駐車場]10台
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ぬる湯温泉 旅館二階堂【福島県福島市】

体温を下回る驚きのぬるさ、しかし温まる、という不思議。

ぬる湯温泉 旅館二階堂
湯量は豊富で常時オーバーフロー状態。新鮮な湯が楽しめる

趣深い木造旅館で、31.8度前後の低温泉と加温泉の交互浴が楽しめる。湯量豊富で、ぜいたくにドバドバと掛け流しする様子は圧巻。ぬる湯はつい長湯をしてしまいがちだが、し過ぎるとしっかり湯あたりするためご注意を。

<ここに惚れた>
「温泉なのに温かくない、だがそれが良い」という珍しい温泉。pH2.9の酸っぱくて温い湯にじっくり浸かっていると、じんわり湯が浸みてくる(高田和明さん)

<日帰り入浴データ>
[温泉]微温湯温泉
[泉質]含アルミニウム泉
[料金]入浴料中学生以上500円、小学生200円、未就学児無料
[営業時間]10時~16時
[定休日]なし
[洗い場]あり
[タオル]販売250円
[バスタオル]なし

■ぬる湯温泉 旅館二階堂
[TEL]024-591-3173
[住所]福島県福島市桜本字温湯11
[アクセス]東北道福島西ICより40分
[駐車場]30台
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古町温泉 赤岩荘【福島県南会津町】

ぷーんと漂う鉄の香り、湧出量豊富なざぶざぶ湯。

古町温泉 赤岩荘
石造りの露天風呂は析出物でコーティングされ、まるで赤い陶器のような肌触りになっている

内湯からやや離れたところに露天があり、熱湯とぬる湯に分かれている。熱湯はかなり熱めなので、自信のある人は挑戦を。鉄泉のため周囲が赤く染まっていて、それにちなんだ橙色のタオルも販売している。

<ここに惚れた>
湯は鉄分が多く、露天風呂の湯と岩が真っ赤に染まるほど。内湯はさらに湯量豊富で、非常に強い鉄の香りが温泉の鮮度を物語ります。(藤田聡さん)

<日帰り入浴データ>
[温泉]古町温泉
[泉質]塩化物泉
[料金]入浴料中学生以上600円、小学生100円、未就学児無料
[営業時間]9時30分~20時
[定休日]水
[洗い場]あり
[タオル]販売300円
[バスタオル]なし

■古町温泉 赤岩荘
[TEL]0241-76-2833
[住所]福島県南会津郡南会津町古町太子堂186-2
[アクセス]磐越道会津若松ICより1時間
[駐車場]30台
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温泉のプロを紹介

allabout温泉ガイド 藤田聡さん

allabout温泉ガイド 藤田聡さん

泉質にこだわる温泉研究家。温泉旅行検定試験で2年連続日本一を獲得し、「温泉旅行博士」の称号を得る。温泉と周辺観光地の取材・撮影を行い、その魅力をメディアで発信中。

日本温泉地域学会理事 温泉ライター西村理恵さん

日本温泉地域学会理事 温泉ライター西村理恵さん

旅行誌やTVで温泉を紹介し続けて25年。「飲んで成分を、入ってpHを確かめる」を信条に、入湯した温泉地数は国内外で1500湯以上。厚生省の温泉入浴指導員など多数の認定資格を持つ。

TVチャンピオン全国温泉通選手権優勝者/温泉達人会会員 高田和明さん

TVチャンピオン全国温泉通選手権優勝者/温泉達人会会員 高田和明さん

2001年のテレビ東京「TVチャンピオン 全国温泉通選手権」で3連覇中の前チャンピオンを破って優勝。巡った温泉は証拠アリのもので2000湯以上。TBS「マツコの知らない温泉の世界SP」ほかTV出演多数。

温泉ビューティ(R)研究家 石井宏子さん

温泉ビューティ(R)研究家 石井宏子さん

温泉、自然環境、食事など旅を通じて美しくなる“ビューティツーリズム”を提唱。温泉地のブランディングや企画などもサポート。著書に『感動の温泉宿100』(文藝春秋新書)など。

温泉ライター 高橋一喜さん

温泉ライター 高橋一喜さん

2008年3月温泉好きが高じて会社を辞め、「日本一周3000湯の旅」に出発。386日かけ3016湯を踏破する。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(ともに幻冬舎)など。

温泉ソムリエアンバサダー/温泉達人会会員 長尾祐美さん

温泉ソムリエアンバサダー/温泉達人会会員長尾祐美さん

47都道府県すべてに足を運び、数える入湯数は2000湯以上。「温泉と日本酒はセットで楽しむ!」をモットーに、年間100日は全国各地の温泉地や蔵元をめぐる。

温泉ソムリエ協会家元 遠間和広さん

温泉ソムリエ協会家元 遠間和広さん

旅館を営む傍ら平成14年に温泉ソムリエの制度を発足。以後「温泉ソムリエ家元」として温泉の魅力を広める。監修・共著に『癒しの温泉紀行 究極のにごり湯』(八重洲出版)など。

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※この記事は2019年10月時点での情報です

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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