じゃらんnet>じゃらんニュースTOPページ>関東・東北>温泉のプロが選ぶ「最期に浸かりたい湯」6選。あの感動をもう一度…【東日本】
2019.11.28
名湯に浸かり「あ~極楽!」と思わずいってしまいたくなる、そんな感動の湯を知りたくありませんか?
今回は温泉のプロ7人に「最期に浸かりたい湯」をお聞きしました。これまで数多くの名湯、秘湯に浸かってきた温泉のプロたちをも唸らせる最高の湯!温泉のプロだからこそ分かる、最高の日帰り温泉をご紹介。
泉質や、湯の色などこだわりのポイントから、絶景露天風呂などなど!達人が忘れることのできない感動の温泉にぜひあなたもいってみて。
目の前を流れる笹川の河川敷から自噴し、入浴後の肌がしっとり滑らかになると評判。笹川の流れや渓谷の自然を前に、加水や循環を行っていない加温のみの湯に浸かれる。入浴後はお座敷の休憩室で寛ぎたい。
<温泉のプロより>
生まれ育った地元近くの湯で、人生で一番通った湯です。内湯のみのシンプルな施設だが、千葉県では貴重なかけ流し。(高橋一喜さん)
<日帰り入浴データ>
[温泉]濃溝温泉
[泉質]重炭酸ソーダ泉
[料金]入浴料中学生以上1000円、5歳~小学生500円
[営業時間]10時30分~20時30分(最終受付20時)
[定休日]火(祝日の場合は翌日)
[洗い場]あり
[タオル]あり(料金込み)
[バスタオル]貸出200円
旧館にある混浴の内湯、混浴露天、新館の男女別内湯と3カ所の湯に浸かれる。旧館の内湯は独特の風情から温泉マニアに人気。34度~35度程度のぬる湯のほか、加温された湯も用意されている。混浴はタオル巻きOK。
<温泉のプロより>
どんなに個性の強い泉質や高い温度の湯を浴びて来ても、ここが上がり湯にしてくれると感じる、ドバドバ掛け流しのぬるい湯。(高田和明さん)
<日帰り入浴データ>
[温泉]大塚温泉
[泉質]アルカリ性単純温泉
[料金]入浴料中学生以上300円
[営業時間]9時~21時
[定休日]なし
[洗い場]あり
[タオル]販売100円
[バスタオル]なし
しっかり熱めで体の芯から温まる、野沢温泉の外湯。新緑を思わせるような鮮やかに透き通ったグリーンから、白濁湯まで、日によって湯色が変わり、湯の状態によってはぶわっと舞い上がる湯の花も楽しめる。
<温泉のプロより>
白灰黒の湯花が舞う熱い湯。このお湯に入ると、温泉の力をひしひしと感じます。温泉村の方々がきちんと管理をしてくださっているのもありがたい。(西村理恵さん)
<日帰り入浴データ>
[温泉]野沢温泉
[泉質]単純硫黄泉
[料金]入浴料は設定なし(気持ちで)
[営業時間]5時~23時(12月~3月は6時~) ※早朝掃除あり
[定休日]なし
[洗い場]あり
[タオル]なし
[バスタオル]なし
計約3000個の巨岩を積み上げた大野天風呂は、ゆうに50名は入れる大きさ!寝転んで温泉に浸かれるスペースまである。硫酸塩泉、炭酸水素塩泉と2つの泉質を併せ持った湯は、「美肌の湯」としても親しまれる。
<温泉のプロより>
限りなく単純温泉に近く、硫黄泉のような刺激の強さはないものの、「硫酸塩泉」「炭酸水素塩泉」としての個性が出ていて、毎日入っても飽きない。(遠間和広さん)
<日帰り入浴データ>
[温泉]赤倉温泉
[泉質]カルシウム・マグネシウム・カルシウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉
[料金]入浴料中学生以上500円、6歳~12歳350円
[営業時間]9時~17時 ※木は清掃のため~16時
[定休日]なし ※11月上旬~4月下旬は冬期休業
[洗い場]あり
[タオル]販売200円
[バスタオル]なし
2つの源泉の内1つは創業から湧く赤褐色の純重曹泉。とろりとした肌ざわりで独特の木の香りがあり、肌がすべすべになると好評だ。もうひとつは透明で塩分を含み、保温&保湿。いずれも浴後が心地よい名湯だ。
<温泉のプロより>
紅茶色の湯は炭酸ナトリウムの純度が高く、浴後は肌がすべすべに。植物由来のモール成分もたっぷりのスキンケア温泉です(石井宏子さん)
<日帰り入浴データ>
[温泉]東鳴子温泉
[泉質]炭酸水素塩泉、ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉
[料金]入浴料中学生以上500円、5歳~小学生300円、5歳未満無料離れの露天「母里の湯」は平日限定3組1人2000円
[営業時間]11時~14時
[定休日]不定
[洗い場]あり
[タオル]販売300円
[バスタオル]レンタル300円
公衆浴場ながら、クリアグリーンの湯色にプクプクと炭酸の泡が立ち上る希少な湯が楽しめる。浴槽の真ん中に噴水のような湯口があり、その造形も見ごたえあり。湯色にちなむ緑色のタオルはぜひお土産に。
<温泉のプロより>
マニアの間では有名な温泉銭湯です。湯の色と香り、泡付きやすべすべ感など泉質は極上で、三拍子どころか七拍子揃う奇跡の湯!(藤田聡さん)
<日帰り入浴データ>
[温泉]新屋温泉
[泉質]硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉
[料金]入浴料中学生以上400円(朝湯250円)、小学生150円(朝湯100円)、未就学児60円(朝湯無料)
[営業時間]5時30分~21時30分(~7時30分まで朝湯)、朝湯は4月~11月末まで
[定休日]なし
[洗い場]あり
[タオル]販売320円
[バスタオル]なし
2008年3月温泉好きが高じて会社を辞め、「日本一周3000湯の旅」に出発。386日かけ3016湯を踏破する。著書に『日本一周3016湯』『絶景温泉100』(ともに幻冬舎)など。
2001年のテレビ東京「TVチャンピオン 全国温泉通選手権」で3連覇中の前チャンピオンを破って優勝。巡った温泉は証拠アリのもので2000湯以上。TBS「マツコの知らない温泉の世界SP」ほかTV出演多数。
旅行誌やTVで温泉を紹介し続けて25年。「飲んで成分を、入ってpHを確かめる」を信条に、入湯した温泉地数は国内外で1500湯以上。厚生省の温泉入浴指導員など多数の認定資格を持つ。
旅館を営む傍ら平成14年に温泉ソムリエの制度を発足。以後「温泉ソムリエ家元」として温泉の魅力を広める。監修・共著に『癒しの温泉紀行 究極のにごり湯』(八重洲出版)など。
温泉、自然環境、食事など旅を通じて美しくなる“ビューティツーリズム”を提唱。温泉地のブランディングや企画などもサポート。著書に『感動の温泉宿100』(文藝春秋新書)など。
泉質にこだわる温泉研究家。温泉旅行検定試験で2年連続日本一を獲得し、「温泉旅行博士」の称号を得る。温泉と周辺観光地の取材・撮影を行い、その魅力をメディアで発信中。
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※この記事は2019年10月時点での情報です
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