2020.06.10
「そば」といえば、お馴染みの戸隠そばや出雲そばから、観光も楽しみながら味わいたいわんこそばや深大寺そばなど、全国にはたくさんの「ご当地そば」があります。
それぞれのルーツや特徴を知って食べると、美味しさもひと味違ってくるかも!?
次のお出かけ先の候補に、食べてみたい「ご当地そば」をチェックしてみましょう!
記事配信:じゃらんニュース
※紹介施設はじゃらんnet観光ガイドから抜粋しました
釧路そば 【北海道】
釧路で「そば」と言えば綺麗な若草色をしているのが定番です。国内のどの都市にも類を見ないほどそば店が多い釧路。そのほとんどが老舗そば店東屋の影響を受けており、白い一番粉の更科にクロレラを混ぜ込んだ細麺を提供しています。
目にも鮮やかでつやの良い緑とすっきりとしたのどごしのそばは、釧路の人達のソウルフードです。
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津軽そば 【青森県】
津軽地方では有名な郷土料理のひとつで、江戸時代に作られたようです。主食に多かったそばのタンパク質不足を補うために、大豆をすり潰した呉汁を混ぜてそばを作ったと言われています。口に入れると大豆の甘味とそばの風味を同時に味わうことができます。
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わんこそば 【岩手県】
蓋をしないと終わらない!どんどん食べて大満足!
岩手県のおそばといえば、わんこそばです。一口サイズのお椀に給仕さんが次々とおそばを入れていき、自分の好みで薬味を入れながらおそばを食べ進めます。蓋を閉めるまで終わらないので要注意です!何杯食べられるか楽しみながら賞味できます。
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西馬音内そば 【秋田県】
秋田県西馬音内そばは、海苔を練り込んだ風味豊かな手打ちそばです。そば粉のつなぎに布海苔を入れるのが特徴です。水分量に注意しながら作った手打ち麺は、コシ・噛みごたえが抜群、鰹節・煮干し・昆布・醤油で作ったタレでいただきます。
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冷たい肉そば 【山形県】
そばと言ったら冷たい肉そばが河北町の定番
河北町の郷土料理で、しっかり歯ごたえのある親鳥の鶏肉とコシの強い田舎蕎麦を使っているのが特徴の、冬でも食べられる冷たい汁そばです。
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板そば 【山形県】
そばつゆをたっぷりつけて色黒太めのそばの味を楽しむ
山形のそばは、めんつゆを少しつけてのどごしを楽しむ江戸そばとは違い、麺の色は黒く太いのが特徴です。一方、薄めのそばつゆをたっぷりつけて噛んで本来の味を楽しむそばです。
ざるではなく板や木箱に入っているのは、大人数で食べることを想定しており、また一緒に食べた人との関係が「ざる」からこぼれ落ちず「板」につくようにとの思いが込められています。
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猪苗代そば 【福島県】
猪苗代湖の豊かな自然、澄んだ空気、磐梯山の清らかな水と、美味しいそばの条件を備えて作られたのが猪苗代そばです。特徴は、細麺で上品な事です。また、黒い皮と種子を使った田舎そばもあり、そば本来の香りが楽しめると好評です。
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秩父そば 【埼玉県】
清流と寒暖な気候が生む秩父そば!コシが強くて風味豊かな味わい
コシが強くてそばの風味が豊かな秩父そば。二八そばが主流ですが、中には十割そばを提供しているお店もあります。
ざる、せいろ、つけ麺、かき揚げなど種類は豊富でそば生産地ならではのボリュームが売りでもあります。麺をいただいた後のそば湯はとろっとしていてコクが深く、飲まずにはいられません。
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深大寺そば 【東京都】
深大寺のまわりにはお蕎麦の名店がずらり!
湧水が豊富で、そば作りに適していた深大寺周辺には、今もなお多くのそば屋が軒を連ねています。そばの香りとのど越しを味わうために、たくさんのお客さんが訪れています。老舗の名店揃いで、どのお店を選んでも間違いありません。
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戸隠そば 【長野県】
長野県は良質なそばの産地、長野市戸隠(旧戸隠村)で作られ食べられているそばをいいます。戸隠そばは、そばの甘皮を取らずに挽く「挽きぐるみ」のそば粉を使います。蕎麦の色が濃く、打ち方や盛り方にも特徴があります。
戸隠そばは、一本の麺棒で四角ではなく丸く伸して、台に打ちつけ粘りとコシを出しています。ザルに盛る時、水切りをせず食べやすいボッチ(塊り)に丸めてに盛り付け瑞々しさを出すのが特徴です。
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信州そば 【長野県】
「信州そば」というブランドのクオリティを維持するために、そば粉を40%以上配合した良質の干し蕎麦のみ、認定ロゴマークの使用が許されています。
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富倉そば 【長野県】
蕎麦通をもうならせる!一度は食べたい奥信濃の幻の蕎麦
長野の奥信濃で食べられる「富倉そば」は、「幻の蕎麦」と言われています。なぜなら飯山市富倉は交通手段が少なく山間という立地だからです。今の時代には便利な車がありますが、昔は食べに行きたくても交通手段がなく不便でした。
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へぎそば 【新潟県】
のど越し&腰の強さが魅力のへぎそばは海藻の香り
へぎそばは、新潟県魚沼地方で生まれたお蕎麦です。蕎麦粉につなぎとして布海苔という海藻を練り込んでいます。
ツルツルとしたのど越しの良さと、しっかりとした噛みごたえのある腰の強さが特徴です。「へぎ」と呼ばれる器に盛り付けられることから、この名で呼ばれるようになりました。
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越前おろしそば 【福井県】
福井県産の玄そばと大根おろしが絶妙なソウルフード
越前そばは、そば殻まで挽き込んだそば粉で作られています。その風味が強くて黒っぽいそばは冷たいままいただきます。そばの上に辛味大根のおろしとねぎをのせ、つゆをかけた上から鰹節のトッピングが基本です。ピリリと刺激のあるそばは、クセになる味です。
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茶そば 【京都府】
抹茶のさわやかな香りとのどごしを楽しめる上品な一品
そばに抹茶を練り込んだ茶そばは、そばだけでは味わうことができないさわやかな抹茶の香りと、つるつるとしたのどごしを楽しむことができます。
抹茶の本場である京都では、茶そばを提供しているおそば屋さんが沢山あります。抹茶スイーツのお店で提供している場合もあるので、お口直しにいただくのもおすすめです。
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出石 皿そば 【兵庫県】
出石は兵庫県豊岡市にある地区で、かつての出石城の城下町です。この出石発祥の出石そばは、出石焼と言われる小皿に盛った皿そばを何枚も食べていく変わった様式です。
濃いめのお出汁につけていただきます。お出汁は徳利に入っているのも特徴で、大根おろしやとろろ、玉子、わさびなどの薬味と一緒に楽しみます。出石はおよそ50軒ものそば屋が立ち並んでおり、関西でも指折りのそば処として知られています。
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丹波そば 【兵庫県】
そばは丹波山村では古くから食べられていた郷土食です。山間のやせた傾斜地でも2、3か月で育ち、栽培が容易で手間がかからないため、昔はどの家でも作っていました。
兵庫県丹波市は本州一低い中央分水界があり水も美しいので、近年手打ちそば店が増え、観光客も多く訪れています。
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出雲そば 【島根県】
出雲大社に参拝のあとの庶民の楽しみ、出雲そば
そばの原料であるそば粉を作る時、そばの実を皮ごと挽くため、色は濃く黒く、香りが強いのが特徴です。最近は日本各地のそば粉が使われていますが、本来は奥出雲町などの地元産のそば粉を使います。
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瓦そば 【山口県】
お焦げまで美味しい、アツアツの瓦の上に乗せられた茶そば!
山口県下関市発祥の瓦そばとは、熱い瓦の上に茶そばと錦糸卵や細切れの牛肉、レモン、海苔などの具材をのせて、温かい麺つゆにつけて食べる料理です。
ふんだんにのせられた具材と一緒に麺つゆにつけて普通に食べてももちろん美味しいですが、瓦で焼けてパリパリになった茶そばも香ばしくて美味しいと評判です。
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南阿蘇そば 【熊本県】
阿蘇山と南外輪山の間にある南郷谷は、古くから美味しい蕎麦が作れると有名な地域です。地元で育てられた蕎麦粉は香り豊かで、蕎麦の風味が口の中でふわっと広がります。心地よい舌触りとつるっとしたのど越しが特徴の蕎麦です。
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※この記事は2020年6月時点での情報です
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