2016.01.23
こんにちは、じゃらん編集部のたかちです。
正月気分が抜け、冬もようやく寒くなり…ふと気づけば、コンビニやスーパーは「恵方巻き」尽くしになってきました。
もうすぐ節分の日。
最近は豆まきをする人より恵方巻きを食べる人のほうが多いようで、ここ数年の市民権獲得ぶりには驚かされますね。
今回ご紹介したいのは、「にゃらん巻き寿司」の作り方です。
出来合いも美味しいけれど、自分で作ればもっと楽しくなること間違いなし。
巻き寿司づくり超初心者&超不器用の私も可愛くできましたので、皆さまもぜひ!
ぜひ2月3日の恵方巻きとしても召し上がってみてくださいね。
■ご協力いただきました

巻き寿司教室ぐるり様
難易度別に体験教室を開講。元町や大桟橋など、横浜を中心に活動中。
http://www.kazarisushi.com/
「にゃらん恵方巻き」の作り方
材料&下準備
材料はたったこれだけ。
のりは19cm×21cmのサイズを基本に販売されている「全形のり」を使うと楽です。
まず、大きなのり1枚を縦長で4等分にしておきましょう。
10cm×約5cmの縦長のりを4枚作っておきます。
1.耳部分を作る
色が濃い目でないと完成したときに分かりにくいので注意!
まな板の上で4等分にします(目分量でOK)。
意気揚々と手袋をしながらやっていましたがこの出来栄え。めちゃくちゃ汚い。手袋にごはん粒がくっついてやりにくいわけです…。
きちんと洗った手のほうが結局やりやすいです。衛生面だけ気を付けましょう。
基本酢飯の束は10cmの棒状にしていきます。キュッと締め付けすぎないのがコツ。お寿司のシャリと一緒で、ふんわり感を意識します。
先ほど4等分したのりのうち2枚を使用します。
2.顔を作る
ふりかけと混ぜなかった残りの酢飯250gをまな板の上へ。
このように分けて横10cmに形づくります。まず50gを取ってそれを半分にします(25×2)。残りの200gを半分に、さらにその片方を半分にする(100g×1と50g×2)と写真のように簡単に分けられます。
さて、顔部分をまきすで巻いて作ります。ドキドキ。
大きなのり1枚の中央に、写真のようにご飯を乗せましょう。
コツは「ギュッと寄せる」こと!ココがゆるいと、間の抜けた顔になってしまいます。
その上に100gの酢飯を乗せます。だんだんビジュアル不安になってきますが気にせず進めましょう。
左手で持ち、右手は添えるだけ。左手の指全体で包みます。
ドキドキしますが、丁寧に沿うように!慎重に!雑にならずに!
…出してみました。すごく心配な見た目になってしまいましたが、大丈夫です。先生を信じましょう。
3.周りを巻く
5,6粒のごはん粒を指の腹で押して、糊に使います。
自分から見て左側を8cm程度空けて、写真のように酢飯を配置します。
50gの酢飯(白)を絨毯のように敷きます。均等になるのがポイント。
写真のように顔をセットします。もちろん、茶色の部分が下です。
持ち方や巻き方は先ほどと同じ。隙間を作らないようキュッと巻きましょう。
右手でのりを引っ張るように巻くのがコツ!
巻けたら一度まな板に置いて、端から出てきてしまった酢飯を押し込みます。
4.切る
いよいよ断面とご対面。端から見るとだいぶ不安な様子ですが、どうなっているでしょうか…。
切るときは、包丁の刃もとが濡れるよう写真のように水を刃先ですくって持ち上げ、伝わらせましょう。
3回に分けてちょっとずつ切っていくのがポイント。
ドキドキ…
うわああああ!ちゃんとネコになってました!!
端っこから想像ができないほどのクオリティ。切ってみるまでわからないですね。諦めない心が大事だと学びました。
5.仕上げ
巻いた後は四角くなってしまっているので、ラップで形を整えましょう。
目を作ります。薄めに切った方がカワイイとのこと。
写真のようなのりを切り取るスタンプでパーツを作りましょう。
このあたりからもうテンションMAX。一気にネコになってきました!カワイイ!カワイイ!
最後に紅ショウガを首輪の位置に置いたら完成♪
命を吹き込んでいく過程がとても愛おしかったです。
実食!
頑張って作ったにゃらん巻き寿司、早速いただきます。
ちなみに手前の大きなにゃらん巻き寿司は先生がチーズ棒を入れ込んだバージョンで作ってくださいました。初心者には難しそうだったなあ…。
もう、美味しいってかもう食べられているにゃらん巻き寿司もカワイイ。
味付けはおかか&酢飯なので大変シンプルです。
初心者でも超簡単なので、ぜひ試してみてください♪
「肉球巻き寿司」も「旅行かばん巻き寿司」も!
先生が作ってくださった「肉球巻き寿司」と「旅行かばん巻き寿司」もご紹介しますね。
肉球巻き寿司
色の付けた酢飯やチーズ棒などを用意します。お漬物などでもOK。
隙間ができないようにキュッと巻くのがコツだそうです。
旅行かばん巻き寿司
玉子焼きを写真のように切り、のりで巻いたかんぴょうを挟みます。
かばん部分をのりで巻きます。持ち手ものりで巻いたかんぴょうで作り、酢飯で隙間を詰めましょう。
さいごに
今回、先生の懇切丁寧なアドバイスのおかげでとっても可愛らしいにゃらん巻き寿司を作ることができました。
やり直しのきかない企画だったので、途中まで心配しすぎておなかが痛かったのはナイショです。

手作りで、今年はもっと楽しい節分にしましょう♪
※この記事は2017年1月時点での情報です
永井千晴(ながち)
温泉オタクな会社員。訪れた温泉は約500。元じゃらん編集部員。 Twitterアカウント @onsen_nagachi