close

2022.08.01

【東京】「おだんご先生」が選ぶ団子屋8選!休憩やお土産に自慢のみたらしやあん団子を

東京には、秘伝のタレをからめたみたらし団子、香ばしい焼き醤油団子、たっぷりあんこのあん団子、草団子や三色団子、ごま団子など、さまざまな団子を楽しめるお店があります。

今回はライフワークとして日本中の団子を食べ歩く、「おだんご先生」おすすめのお団子屋を紹介。
名物のお団子を目当てにちょっとおでかけしませんか?東京で美味しいお団子を食べられるスポットをご紹介!
※この記事は2022年7月31日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース

茂助だんご豊洲市場本店【市場前駅】

滑らかなあんこで1玉ずつ包んだ可愛い串団子

(画像提供:茂助だんご豊洲市場本店)
画像提供:茂助だんご豊洲市場本店

1898年(明治31年)、日本橋魚市で初代福田茂助が「お茶でも飲みねえ」と売り始めた団子が評判を呼んだ「茂助だんご」。現在は豊洲市場でその味を楽しめます。

福島産こしひかりを自家製粉した団子生地を始め、こだわりの醤油や小豆、鬼ザラ糖を使用。味は「醤油」「こしあん」「粒あん」の3種類。

あんこ系はひと玉ずつあんこで包むスタイルが可愛らしく、上品な味と見た目は、手土産としても大好評です。

(画像提供:茂助だんご豊洲市場本店)
画像提供:茂助だんご豊洲市場本店

団子のほか各種和菓子を取り揃え、豊洲市場内でひと息つける和カフェとしても親しまれています。

■茂助だんご豊洲市場本店
[住所]東京都江東区豊洲6-6-1 管理施設棟302
[営業時間]6時30分~15時(喫茶L.O.14時30分)
[定休日]日・祝日・豊洲市場閉場の水曜
[料金]茂助だんご1本190円、あんみつ650円、ほか
[アクセス]【電車】東京臨海新交通臨海線ゆりかもめ市場前駅より徒歩3分
[駐車場]なし
「茂助だんご豊洲市場本店」の詳細はこちら

(画像提供:茂助だんご豊洲市場本店)

目白志むら【目白駅】

目白さんぽの後は、名物の団子とお茶でひと休み

(画像提供:目白志むら)
画像提供:目白志むら

1939年(昭和14年)に創業し、目白銘菓の「九十九餅」で有名な和菓子屋。目白の甘味処やお食事処として楽しめる喫茶室があり、地元で広く愛されています。

(画像提供:目白志むら)
画像提供:目白志むら

団子はこしや口当たりの柔らかさを出すために最適な上新粉をブレンドし、毎朝つきあげる本格派。おすすめは焼き目をつけて、甘辛いタレをとろりとからめた「甘辛団子」。適度な弾力でくちどけの良いなめらかな団子とタレのバランスが絶妙です。

(画像提供:目白志むら)
画像提供:目白志むら

よもぎ入りの外郎生地の団子に自家製のあんこをのせた「日吉団子」は、よもぎとあんこの豊かな風味を楽しめる逸品です。

■目白志むら
[住所]東京都豊島区目白3-13-3
[営業時間]9時~18時
[定休日]日曜・および月2回の月曜休み(基本的には第2・第4月曜)。2022年の夏季休暇は8月21日~8月26日 ※不定期のため店休日は変更有り。詳細は店舗のSNSで確認を
[料金]甘辛団子1本160円、日吉団子1本180円
[アクセス]【電車】JR目白駅より徒歩1分
[駐車場]なし
「目白志むら」の詳細はこちら

(画像提供:目白志むら)

ふるや古賀音庵 本店【幡ヶ谷駅】

和三盆糖入りの胡麻をたっぷりまぶした名物団子

(画像提供:ふるや古賀音庵 本店)
画像提供:ふるや古賀音庵 本店

毎日つきたてのもっちりと柔らかな団子、和三盆糖の優しい甘味のハーモニーを楽しめる、幡ヶ谷の名物団子です。

箱入りの「古賀音だんご 黒胡麻和三盆」には、細かくすった黒胡麻と上品な甘さの和三盆を混ぜた「黒胡麻和三盆」がたっぷり。余ったら「胡麻よごし」として、おひたしなどの料理や別のお菓子にも使えるという、二重の楽しみがあります。お土産にも喜ばれるためこの「黒胡麻和三盆」を目当てに買う人も多いのだとか。

(画像提供:ふるや古賀音庵 本店)
画像提供:ふるや古賀音庵 本店

団子の種類は醤油、大納言などの定番品や、季節の変わりあんも充実。懐かしの甘さと醤油の香ばしさをお楽しみください。

■ふるや古賀音庵 本店
[住所]東京都渋谷区幡ヶ谷3-2-4
[営業時間]【月~木】10時~18時【金・土・日・祝】9時~18時
[定休日]1月1日
[料金]古賀音だんご(黒胡麻和三盆)1080円、みたらし810円、大納言1026円、季節の味1026円 ※すべて5本入りの値段
[アクセス]【電車】京王電鉄幡ヶ谷駅より徒歩7分
[駐車場]なし
「ふるや古賀音庵 本店」の詳細はこちら

(画像提供:ふるや古賀音庵 本店)

元祖塩大福 みずの【巣鴨駅】

巣鴨とげぬき地蔵通りで、作りたてのみたらし団子を

(画像提供:元祖塩大福 みずの)
画像提供:元祖塩大福 みずの

巣鴨の地蔵通り商店街にある「みずの」は、塩大福が有名な和菓子店。各種大福やようかん、どら焼きなど様々な和菓子を取り扱っていて、お団子も名物の一つです。

甘辛の醤油ダレをどっぷりと絡ませ、香ばしく焼いたみたらし団子は、毎日作りたてを提供。とげぬき地蔵の参拝客や、地元の人にも「気軽に食べられるおやつ」として愛されています。

(画像提供:元祖塩大福 みずの)
画像提供:元祖塩大福 みずの

昭和の面影が漂う温かみのある店構えも魅力です。食事や甘味も楽しめる喫茶スペースもあるので、ぜひ立ち寄ってみてください。

■元祖塩大福 みずの
[住所]東京都豊島区巣鴨3-33-3
[営業時間]9時15分~18時30分
[定休日]不定休
[料金]みたらし団子1本110円、塩大福130円、ほか
[アクセス]【電車】JR・都営地下鉄巣鴨駅より徒歩5分
[駐車場]なし
「元祖塩大福 みずの」の詳細はこちら

(画像提供:元祖塩大福 みずの)

桃太郎だんこ 桃六【京橋駅】

大きめの3玉団子に秘伝の生醤油タレをたっぷりと

(画像提供:桃太郎だんこ 桃六)
画像提供:桃太郎だんこ 桃六

創業150余年を誇る、京橋・東京駅エリアの和菓子店「桃六(ももろく)」。創業当時からの製法にこだわり、朝早くから職人の手作業でひと串ひと串丁寧に作られます。

名物の団子は醤油味と、ひと玉ずつ包んだ形状のあんこ味の2種類。3玉で大きめの団子は食べ応えが十分。代々受け継ぐタレをからめた焼き団子は、生醤油の旨味も上新粉の味わいもしっかりと感じられます。

(画像提供:桃太郎だんこ 桃六)
画像提供:桃太郎だんこ 桃六

春限定のお花見団子や桜団子、草団子など、桜の時期ならではの団子もねらい目ですよ。

■桃太郎だんこ 桃六
[住所]東京都中央区京橋2-9-1
[営業時間]9時30分~17時
[定休日]土日祝
[料金]だんご(焼き醤油・あんこ)1本150円
[アクセス]【電車】東京メトロ京橋駅より徒歩5分、JR東京駅より徒歩10分
[駐車場]なし
「桃太郎だんこ 桃六」の詳細はこちら

(画像提供:桃太郎だんこ 桃六)

羽二重団子 本店【日暮里駅】

明治の文豪たちも愛した古風な団子をカフェスペースで

(画像提供:羽二重団子 本店)
画像提供:羽二重団子 本店

愛嬌のある扁平な形、絹のように滑らかなくちどけ「羽二重(はぶたえ)団子」。庄内米と北海道産小豆にこだわった、甘さ控えめのこし餡と生醤油のつけ焼きの2種類の団子を味わえます。

「餡は小豆の風味を楽しむべし。焼きは醤油の旨味と、米の持つほのかな甘みとの融合の妙味を楽しむべし」という教えを守り続けています。

(画像提供:羽二重団子 本店)
画像提供:羽二重団子 本店

2019年、創業200年を機に本店を建て替え、洗練されたカフェスペースや展示コーナーなどが充実しています。喫茶席では、焼き団子を肴にお酒を楽しむこともできますよ。

(画像提供:羽二重団子 本店)
画像提供:羽二重団子 本店
■羽二重団子 本店
[住所]東京都荒川区東日暮里5-54-3
[営業時間]【平日】9時30分~16時30分【土・日・祝】10時~16時30分
[定休日]なし(年中無休)
[料金]定番召し上がり(2本1皿)616円、抹茶セット770円、持ち帰り:餡・焼ともに1本302円
[アクセス]【電車】JR・京成・都営舎人ライナー日暮里駅より徒歩5分
[駐車場]なし
「羽二重団子 本店」の詳細はこちら

(画像提供:羽二重団子 本店)

門前とらや【柴又駅】

柴又帝釈天通り、下町の人情と粋が宿る「草だんご」

(画像提供:門前とらや)
画像提供:門前とらや

1887年(明治20年)創業の歴史ある店内は食事処になっていて、お土産は「草だんご」一筋という、粋なお店です。

国産米のこしと粘りを活かした上新粉の生地に、香り豊かなよもぎをきれいに練りこんだ草だんご。北海道十勝産小豆を丁寧に煮詰め、甘さを控えた自家製あんこを添えていただきます。

(画像提供:門前とらや)
画像提供:門前とらや

毎日作られる団子をその日かぎりに販売しているため、売り切れの場合もあります。柴又を訪れたら、ぜひ早めに立ち寄ってみてください。

■門前とらや
[住所]東京都葛飾区柴又7-7-5
[営業時間]【平日】10時~17時【土・日・祝】10時~17時30分
[定休日]不定休
[料金]草だんご(1皿6粒・店内用)380円、草だんご(お土産用)16粒入650円、24粒入1000円、32粒入1300円
[アクセス]【電車】京成電鉄線柴又駅より徒歩3分
[駐車場]なし
「門前とらや」の詳細はこちら

(画像提供:門前とらや)

御菓子司 亀屋大和【浅草橋駅】

べっこう色のタレをからめた、愛らしいみたらし団子

(画像提供:御菓子司 亀屋大和)
画像提供:御菓子司 亀屋大和

まんまるの団子を程よく焼き挙げ、美しいべっこう色のみたらしダレをからめた「みたらし団子」は創業から約300年の味を継承する絶品。

江戸時代から続く老舗で、現在は9代目と10代目の二人で和菓子を製造。こだわりの上新粉を毎朝、石臼と杵でぺったんぺったんとつきあげ、新鮮で美味しい団子ができあがります。

みたらし団子のタレは醤油・砂糖・味醂(みりん)調味料のほか、片栗粉のみを使用したシンプルな製法。代々続く秘伝の配合が、風味豊かな味わいを生み出します。

(画像提供:御菓子司 亀屋大和)
画像提供:御菓子司 亀屋大和

みたらしの焼団子、草団子はともに店頭販売のみで、お取り寄せ等には対応していません。ぜひ出来立ての味を楽しんでください。

■御菓子司 亀屋大和
[住所]東京都千代田区東神田1-14-10
[営業時間]9時~18時(団子を除く生菓子は、10時頃から順次販売)
[定休日]日・祝(節句を除く)
[料金]焼団子(みたらし団子)1本120円、草団子150円
[アクセス]【電車】JR馬喰町駅より徒歩3分、JR・東京都交通局浅草橋駅より徒歩10分
[駐車場]なし
「御菓子司 亀屋大和」の詳細はこちら

(画像提供:御菓子司 亀屋大和)

◆監修者プロフィール◆
おだんご先生(芝崎本実さん)
管理栄養士、製菓衛生師、調理師、フードスペシャリスト、十文字学園女子大学講師

大学の教員として管理栄養士の育成に携わりながら、和菓子を研究。メーカーのメニュー開発や親子講習会などを通して、和菓子の魅力を伝える活動を行っている。
また、ライフワークとして団子を食べ歩き、HP「おだんご日和」の中の「おだんごマップ」にて日本中のおいしい団子を紹介している。趣味はおまんじゅうを包むこと、好きな食べ物は団子。

おだんご先生HP【おだんご日和】

※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください
※掲載の価格は全て税込価格です

ITP47  ITP47

日本を楽しもう!47都道府県の話題スポットや楽しいイベント、美味しいグルメなど、おでかけに関する様々な情報をご紹介します♪

Topics

tag

この記事に関連するエリア

この記事に関連するキーワード