「桜と電車」。こう聞くと鉄っちゃんじゃなくてもグッとくるのでは?
今回は東海・石川・京都エリアの車窓から眺められる桜をご紹介します。
なんと言っても車窓から見える風景を楽しめるのが電車旅の魅力。特に桜並木は沿線上に何か所もあり、乗っているだけで花見ができるのは嬉しいですよね。
SL、桜のトンネル、ローカル鉄道の車両…フォトジェニックなスポットが満載です。
ガタゴトのんびり、電車×桜旅に出かけてみてください。
大井川鐵道【静岡県島田市】
山間に汽笛をこだまさせSLは桜駅へ到着。
●料金:新金谷駅~千頭駅大人片道1720円+SL急行料金片道800円
●予約あり(当日先着順)
茶畑の中を走り抜け、絶景へと誘う
全国でも珍しいSLが走る路線。金谷駅から千頭駅までの39.5kmの区間には、大井川が沿うように流れ、日本有数の茶畑の中を走り抜け、飽きることのない絶景のオンパレード。それが今なら桜付き!SLは本数が少ないので、往復のいずれかは普通電車に乗るとスムーズにまわれますよ。
見頃:3月下旬~4月中旬
[TEL]0547-45-4112
[住所]静岡県島田市金谷東2-1112-2(新金谷駅)
[運行時間]新金谷駅11時52分発、千頭駅14時53分発 ※桜時期には増発便あり
「大井川鐵道」の詳細はこちら
嵯峨野観光鉄道【京都府京都市】
ダイナミックな渓谷美と桜のトンネルを駆け抜ける。
●料金:片道大人620円(乗車区間かかわらず均一)
●予約あり(当日先着順)
約2000本の桜が山間に色を添える
嵐山・保津峡など観光名所を7.3kmでつなぐ観光列車。8つのトンネルを抜けるたびに山深くなり、保津峡の渓谷が視界に飛び込んできます。桜はおよそ2000本。終点のトロッコ亀岡駅近くには創業当初に社員達で植えた桜のトンネルがあり、思わず歓喜の声をあげるという美しさです。
見頃:3月中旬~4月中旬
[TEL]075-861-7444(嵯峨野観光鉄道テレフォンサービス)
[住所]京都府京都市右京区嵯峨天竜寺車道町(トロッコ嵯峨駅)
[運行時間]下り始発9時7分・最終16時7分、上り始発9時35分・最終16時35分 ※臨時運行あり(下記リンク確認)
「嵯峨野観光鉄道」の詳細はこちら
のと鉄道【石川県穴水市】
通称・能登さくら駅ではホームが桜のトンネルに。
●料金:七尾駅~穴水駅 大人片道830円+のと里山里海号乗車の場合300円
●当日購入
観光列車に乗ってゆっくり楽しむのがおすすめ
七尾駅から穴水駅までの約33.1kmを結ぶ路線。観光客向け列車「のと里山里海号」ではビュースポットで徐行・一時停車をして楽しませてくれます。一番の見所は能登鹿島駅、通称・能登さくら駅に植えられた約100本の桜のトンネル。24時間開放しているのでいつでも楽しめます。
見頃:4月中旬~下旬
[TEL]0768-52-4422
[住所]石川県鳳珠郡穴水町大町チ24-2(穴水駅)
[運行時間]七尾駅~穴水駅:下り始発7時14分・最終22時、上り始発6時15分・最終20時45分 ※のと里山里海号下り1日3便・上り1日2便
「のと鉄道」の詳細はこちら
樽見鉄道【岐阜県 大垣、本巣】
ふたつの名所を楽しむ桜ラインへようこそ。
●料金:大垣駅~樽見駅大人片道920円
●当日購入
谷汲口駅、日当駅は撮影スポットとして賑わう
大垣駅から樽見駅までを結ぶ34.5㎞の路線。沿線には桜が多く、車窓から桜が楽しめるのはもちろん、谷汲山華厳寺、終着駅には国指定天然記念物の淡墨桜など名桜が揃います。谷汲口駅構内、無人駅の日当駅なども人気の撮影スポット。4月1日~15日は「桜ダイヤ」になり列車が増便されます。
見頃:3月下旬~4月中旬
[TEL]0581-34-8039
[住所]岐阜県大垣市高屋町1(大垣駅)
[運行時間]大垣駅~樽見駅:下り始発7時13分・最終21時21分、上り始発5時58分 ※3月26日~は始発5時56分・最終21時19分
「樽見鉄道」の詳細はこちら
※この記事は2016年3月時点での情報です
※桜は天候により開花状況が異なります。事前にご確認ください。
じゃらん編集部
こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。