本州最北端の青森県は、東は太平洋、西は日本海、北は津軽海峡と三方を海に囲まれ、中央から南部には八甲田山や白神山地といった山々が連なります。
今回は、豊かな自然が作り出した絶景をレンタカーで巡る、山と海の2つの観光ドライブコースをご紹介します。大間のマグロや郷土料理を食べられるご当地グルメスポットもご紹介。
記事配信:じゃらんレンタカー
青森県の基本情報と見どころ
青森県は江戸時代に津軽氏が支配していた西部の津軽地方、下北半島北部の下北地方、三戸郡と八戸市、上北郡に十和田市、三沢市を含めた三八上北地方の3つのエリアに分けられます。下北地方と三八上北地方は江戸時代に南部氏が支配していました。
東側の下北半島と西側の津軽半島が陸奥湾を取り囲み、奥羽山脈が県内を二分する複雑な地形で、同じ県内でも地域によって気候が大きく異なります。また、青森市の1月の平均気温は0.2℃、8月は23.6℃となっており、季節の移り変わりがはっきりしているので、季節ごと、エリアごとに変化する美しい風景を見ることができます。
農業が盛んで、りんご、にんにく、ごぼうは日本一の生産量を誇っています。また、海岸線は青森・東京間の距離とほぼ同じ約800㎞もの長さがあり、漁業も盛んです。ヒラメ、ワカサギ、シラウオの漁獲量は日本一ですし、陸奥湾のホタテ貝養殖や大間のマグロ漁、十三湖のシジミや八戸のイカなども有名です。
三内丸山遺跡のほか縄文時代の遺跡が多数あり、外ヶ浜町の遺跡からは日本で最も古い土器が発見されています。約15,000年前から、この地域では豊かな文化が育まれていました。
美しい自然景観、おいしい農水産物、貴重な縄文遺跡など、魅力いっぱいの青森県!近年は、海外からも大勢の観光客が訪れています。
おすすめドライブコース 山編
八甲田山~奥入瀬渓流~十和田湖 山の絶景コース
青森市から南下して十和田湖へ向かうコースです。三内丸山遺跡を見学してから、湿原や沼が点在する八甲田山の風景と秘湯を堪能し、奥入瀬渓流沿いを走る爽快なドライブ。ゴールの十和田湖では、鏡のように輝く湖面の美しさに心が洗われます。
- 新青森駅
↓(一般道、2.7㎞、6分) - 特別史跡 三内丸山遺跡
↓(一般道、19.7㎞、40分) - 萱野茶屋
↓(一般道、9.8㎞、20分) - 城ヶ倉大橋
↓(一般道、3.5㎞、8分) - 酸ヶ湯温泉旅館
↓(一般道、40㎞、1時間21分) - 渓流の駅おいらせ 奥入瀬ガーデン
↓(一般道、20.3㎞、41分) - 奥入瀬渓流
↓(一般道、13.5㎞、28分) - 十和田湖
■走行距離:89.2km
■走行時間:3時間
■有料道路料金:0 円(ETC:0 円)
【スタート】新青森駅
走行時間/6分、
走行距離/2.7㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【1】特別史跡 三内丸山遺跡
新青森駅を南下して、特別史跡 三内丸山遺跡に向かいます。東北道青森ICのすぐそばで、大きな案内板が出ているので、場所はすぐにわかります。
特別史跡 三内丸山遺跡は、約5500年前~4000年前の縄文時代前期~中期の大規模な集落跡です。数多くの竪穴建物跡、盛土、掘立柱建物跡、大人や子どもの墓などのほか、多量の土器や石器、貴重な木製品、骨角器などが出土しました。
出土した重要文化財約500点を含む総数約1700点の遺物は「さんまるミュージアム」に展示されています。重要文化財の大型板状土偶や「ヒスイ製大珠」「クリの大型木柱」などの展示や、人形などで縄文人の生活を再現した展示、ビデオ上映などを見ることができます。
大型掘立柱建物跡をもとに高さ14.7mの建物として復元された大型掘立柱建物や、長さ32mの復元された大型竪穴住居跡などの大規模な建造物が、約5万平方メートルもの敷地に点在する風景の中に立つと、縄文時代の人々の生活を思い描ける気がします。
郵便番号/038-0031
住所/青森県青森市三内丸山305
電話番号/017-781-6078(縄文時遊館)
営業時間/4月1日~5月31日、10月1日~3月31日は9:00~17:00
GW期間、6月1日~9月30日は9:00~18:00
(※入場は終了時間の30分前まで)
駐車場/有り(512台/無料)
料金/無料(駐車料金・遺跡の入場料も無料)
定休日/年末年始(12月30日~1月1日)
「特別史跡 三内丸山遺跡」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/40分
走行距離/19.7㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【2】萱野茶屋
特別史跡 三内丸山遺跡からさらに南に向かい、八甲田連峰の麓に広がる萱野高原を目指します。シナノキの大木が点在する高原の道を走るのはとっても爽快!途中の萱野茶屋で休憩をしては。
こちらで味わってほしいのが、「生姜みそおでん」です。「生姜味噌おでん」は、生姜をすりおろして混ぜた味噌をかけて食べる、青森市の名物料理。ダシの味が染みたおでんに爽やかな生姜の香りとコクのある味噌がマッチして、食べると体が温まります。
「生姜みそおでん3点セット」は陸奥湾産ホタテ入りフィッシュボールと八甲田の伏流水で仕込んだこんにゃく、根曲がり竹の子の串おでんと、大根煮、煮玉子がセットに。ほかに、酸ヶ湯産のそば粉を使用したおそばもおすすめです。
また、「1杯飲むと3年長生きし、2杯飲むと6年、3杯飲むと死ぬまで生きる」と言われる「三杯茶」を無料でサービスしているんですよ。
郵便番号/030-0132
住所/青森県青森市横内八重菊62
電話番号/017-738-2428
営業時間/8:00~16:30(LO16:00)
駐車場/有り(10台/無料)
料金/生姜みそおでん3点セット350円
定休日/無し(11月中旬~4月中旬は冬季休業)
ルート/一般道
走行時間/20分
走行距離/9.8㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【3】城ヶ倉大橋
次は八甲田の絶景ポイント、城ヶ倉大橋に向かいましょう。
城ヶ倉渓谷に架かる城ヶ倉大橋は、青森市と黒石市を結んでおり、アーチ支間長が255mと銅製上路式アーチ橋では完成当時日本一の長さ、谷底までの高さは122mの大きな橋です。
360度見渡す限り八甲田山系の山々に囲まれていて、眼下には木々に覆われた深い谷間の底に清流が流れる城ヶ倉渓流を見下ろすことができる、絶景スポット。特に、一面の紅葉に包まれる秋の景色は、言葉を失うほどの美しさです。
郵便番号/030-0111
住所/青森市荒川南荒川山
電話番号/017-738-0658(問い合わせ先/ホテル城ヶ倉)
営業時間/24時間
駐車場/有り(30台/無料) ※青森側15台、黒石側15台
料金/無料
定休日/無し(冬期間は夜間通行止め)
「城ヶ倉大橋」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/8分
走行距離/3.5㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【4】酸ヶ湯温泉旅館
城ヶ倉大橋からは黒石市方面へ向かわずに来た道を少し戻って、海抜900mの高所にあり雲上の温泉と称される酸ヶ湯温泉へ入りましょう。
酸ヶ湯温泉旅館は300年余の歴史がある湯治宿で、総ヒバ造りの大浴場「ヒバ千人風呂」があります。160畳もの広さで柱が1本もない総ヒバ造りの浴場に、熱湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など4つの源泉の異なる浴槽があり、湯につかりながら時間を忘れてゆっくりと寛げます。混浴ですが、女性専用時間も設けられていますよ。
「ヒバ千人風呂」の他に、男女別の小浴場「玉の湯」もあります。千人風呂とは異なる源泉ですが、白濁した酸性の硫黄泉で千人風呂度と同じような泉質です。こちらもヒバ造りで、女性用のお風呂は広さも十分、シャワーも付いています。
混浴の大浴場で各々自分のペースで入浴しながら寛ぎ、居合わせた人々と語り合う、という湯治文化を体験してはいかがでしょうか。
郵便番号/030-0011
住所/青森県青森市大字荒川字南荒川山国有林酸ケ湯沢50
電話番号/017-738-6400
営業時間/ヒバ千人風呂(混浴)7:00~17:30(女性専用時間8:00~9:00)
玉の湯(男女別)9:00~17:00
休憩所9:00~15:00
駐車場/有り(40台/無料)
料金/600円(ヒバ千人風呂か玉の湯のどちらか1ヶ所)
1000円(どちらに何度でも入浴可、貸しタオル付き、休憩所利用可)
定休日/無し(酸ケ湯温泉から奥入瀬方面の国道102号線傘松峠は12月中旬から3月31日まで冬期間全面通行止め、その他周辺道路は冬期夜間通行止め)
「酸ヶ湯温泉旅館」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/1時間21分
走行距離/40㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【5】渓流の駅おいらせ 奥入瀬ガーデン
温泉に浸かった後は、奥入瀬渓流を目指しましょう。八甲田から十和田湖のちょうど中間、奥入瀬渓流散策のスタート地点焼山地区に、渓流の駅おいらせがあります。この中のレストラン、奥入瀬ガーデンでお昼ごはんを!
奥入瀬ガーデンでは、地場の新鮮な食材を使用した地元の味にこだわった料理を提供しています。ご当地グルメの「十和田バラ焼き」や「八戸せんべい汁」、奥入瀬渓流の名産「ひめます」を使った「ひめます塩焼き定食」などの郷土料理を味わえますよ。
十和田バラ焼きは、たっぷりの玉ねぎと牛バラ肉を特製のタレで味付けして焼いたもの。お肉の旨味と玉ねぎの甘味に甘辛いタレ絡み合い、たまらないおいしさです。
渓流の駅おいらせではレストランのほかに、青森県産のお土産品や、果物など産地直送の農産物も販売しているコーナーがあります。めいっぱい青森の味を堪能した後は、お土産を購入してもいいですね。
郵便番号/034-0301
住所/青森県十和田市奥瀬栃久保11-12
電話番号/0176-74-1121(4月中旬~11月初旬)
営業時間/11:00~15:00
駐車場/有り(60台/無料)
料金/十和田バラ焼き定食1300円、八戸せんべい汁定食1200円、十和田湖ひめます塩焼き定食1350円
定休日/無し(11月中旬~4月初旬冬期休業)
次のスポットへ→
ルート/一般道
走行時間/41分
走行距離/20.3㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【6】奥入瀬渓流
奥入瀬渓流館から奥入瀬渓流の遊歩道が始まります。食事の後は奥入瀬渓流を散策してみましょう。
奥入瀬渓流は、焼山から十和田湖の子ノ口までの約14kmにわたって続きます。豊かな木々に覆われた、千変万化といわれる水の流れと奇岩の織りなす景色が美しい、全国有数の景勝地です。特別名勝、天然記念物として国の指定を受けており、滝や清流、岩など、たくさんの見所があります。5月中旬~6月の新緑の時期や、10月中旬~下旬頃の紅葉の時期には、多くの観光客で賑わいます。最近は、苔の美しさも注目されており、苔ガールの憧れの場所なのだそうです。
遊歩道が整備されているので、歩いてじっくり渓流の自然を満喫するのもよいのですが、約4時間の道のりです。レンタカーで行くなら、焼山、石ヶ戸、銚子大滝にある駐車場にそれぞれに車を停めて周辺を散策しながら、移動をしてゆくとよいでしょう。渓流沿いに道路が続いており、車窓からも景色を眺めることができます。
郵便番号/034-0301
住所/青森県十和田市大字奥瀬
電話番号/0176-74-1233(問い合わせ先/奥入瀬渓流館)
営業時間/無し
駐車場/有り(70台/無料)
料金/無し
定休日/無し
「奥入瀬渓流」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/28分
走行距離/13.5㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【7】十和田湖
奥入瀬渓流のところどころで車を降りて景色を眺めながら川を遡ってゆくと、視界が開けて藍色の水を湛えた十和田湖が姿を現します。
山々に囲まれた、周囲約46㎞、深さ326.8mの湖で、約2,000年前の火山活動でできた二重式カルデラ湖です。地域が一体となり湖水浄化に努めているため湖水の透明度が高く、鏡のように輝く湖面に周囲の緑が写り込む景観は神秘的な美しさです。
周辺には十和田ビジターセンターや乙女の像などの見どころがあり、カヌーやボートなどのアクティビティも楽しめます。十和田湖観光遊覧船に乗って湖上からの風景を楽しむのもおすすめです。
5月中旬~6月頃の新緑、10月中旬~下旬頃に見頃となる紅葉の景色はもちろん、雪と氷に覆われた冬の十和田湖も神秘的です。毎年2月にはイベント「十和田湖冬物語」が開催され、雪の十和田湖がイルミネーションや花火で彩られます。
郵便番号/018-5501
住所/青森県十和田市奥瀬
電話番号/0176-75-1531(問い合わせ先/十和田湖観光交流センターぷらっと)
営業時間/無し
駐車場/有り(660台/有料)
料金/無し
定休日/無し
「十和田湖」の詳細はこちら
おすすめドライブコース 海編
下北半島 海の絶景コース
八戸市から三沢市、下北半島と北上し、本州最北端の大間崎を目指します。下北半島開拓の歴史や、恐山信仰の文化に触れ、岬の絶景を堪能できます。さらに、大間のマグロなど新鮮な海の幸を味わえる、グルメも大満足のドライブコースです。
- 八戸駅
↓(一般道、41.8㎞、1時間8分、) - 道の駅みさわ 斗南藩記念観光村
↓(一般道、43.5㎞、1時間27分、) - 道の駅よこはま
↓(一般道、39.2㎞、1時間19分、) - 恐山霊場
↓(一般道、42.0㎞、1時間24分、) - 尻屋崎
↓(一般道71.8㎞、2時間24分、) - 大間崎
↓(一般道、256ⅿ、1分) - 魚喰いの大間んぞく
↓(一般道、19.3㎞、39分、) - 下風呂温泉郷
■走行距離:257.856km
■走行時間:8時間22分
■有料道路料金:0 円(ETC:0 円)
【スタート】八戸駅
ルート/一般道
走行時間/1時間8分、
走行距離/41.8㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【1】道の駅みさわ 斗南藩記念観光村
八戸駅から北に向かい、まずは三沢市北部の小川原湖近くにある道の駅みさわ 斗南藩記念観光村を訪れましょう。
道の駅みさわ 斗南藩記念観光村は、藩政時代から藩牧・木崎野で馬の放牧が行われ、元会津藩士・廣澤安任により日本初の民間様式牧場が開設された土地にあります。先人の功績を展示す「三沢市先人記念館」やパターゴルフ場、ゴーカート場などが整備されています。
敷地内には、餌やりや引き馬、乗馬などの体験ができる三沢ホースパークもあります。また、廣澤安任の住居兼書斎を復元した「六十九種草堂苑」、開墾当時の様子を人形で再現した開墾村など、見どころがたくさんあり、子どもから大人まで丸一日遊べる充実した施設です。
見学をしたり遊んだりしてお腹が空いたら、レストランでご当地バーガーの「エアフォースバーガー」を。くれ馬ぱ~くのシェフが米軍基地のアメリカ人シェフたちのアドバイスを得て完成させた日米合作のオリジナルハンバーガー。野菜とソースを食べる直前に自分で挟むスタイルで、野菜のシャキシャキ感と好みの味付けに調節できるのが魅力です。
郵便番号/033-0164
住所/青森県三沢市谷地頭4-298-652
電話番号/先人記念館0176-59-3009
くれ馬ぱ~く0176-59-2711
営業時間/4月~10月9:00~19:00
11月~3月9:00~18:00
※ゴーカートなどのアトラクションは16:30
三沢ホースパーク9:00〜17:00
三沢市先人記念館4月~10月9:00~17:00(入場は30分前まで)
11月~3月 9:00~16:00(入場は30分前まで)
くれ馬ぱ~く4月~10月 9:00~18:30
1月~3月 9:00~17:30
レストラン4月~10月 10:00~16:30(LO16:00)
11月~3月 10:00から16:00(LO15:30)
駐車場/有り(134台/無料)
料金/パターゴルフ一般200円など
エアフォースバーガー500円
定休日/月(祝日の際は祝日明けの日)、12月29日~1月3日
※三沢市先人記念館は展示替えのため臨時休館の場合あり
三沢ホースパーク 月
※ゴーカートなどの営業は4月~10月
くれ馬ぱ~く 12月31日~1月1日
※12月29日・30日・1月2日・3日は、15:00までの営業
「道の駅みさわ 斗南藩記念観光村」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/1時間19分
走行距離/39.2㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【2】道の駅よこはま
道の駅みさわから、いよいよ下北半島へ入ってゆきます。エアフォースバーガーを食べたとはいえ、陸奥湾のホタテも味わいたいもの。車を走らせているうちにお腹も空いてきました。陸奥湾側にある道の駅よこはまで、ホタテ丼のランチはいかがですか。
道の駅よこはまのレストランでは、地元の漁師さんから直接仕入れたホタテを使ったホタテ丼を提供しています。ぷりっぷりの新鮮なホタテをフライにして卵でとじてご飯にたっぷりかけた丼です。食べると、ホタテの甘味と卵のまろやかさが口に広がります。
また、物産館にはとれたての野菜や、特産品などが揃っています。特産の菜の花を練り込んだ「菜の花ドーナツ」は人気商品。これからの道のりは長いので、おやつ用に購入してもよいですね。
道の駅よこはまがある横浜町は、菜の花の作付面積が日本一。例年5月中旬~下旬頃に花の見頃を迎えます。5月第3土・日には菜の花フェスティバルが開催され、様々なイベントが行われます。菜の花の大迷路も作られるんですよ。ぜひ一度、辺り一面が鮮やかな黄色に包まれる花の季節にも出かけてみてください。
郵便番号/039-4134
住所/青森県上北郡横浜町字林ノ脇79-12
電話番号/0175-78-6687
営業時間/物産館4月~12月 8:00~18:00
1月~3月 9:00〜17:30
レストラン「鮮菜」 4月~12月 11:00~17:00(LO16:30)
1月~3月 11:00〜15:30(LO15:00)
駐車場/有り(50台/無料)
料金/ほたて丼880円
定休日/4月1日~1月20日は無休
12月31日、1月1日
1月2日~ 3月31日は火曜日(祝日の場合は翌日)
「道の駅よこはま」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/1時間19分
走行距離/39.2㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【3】恐山霊場
下北半島をさらに北上し、むつ市街地を通り抜けて、次の目的地の恐山霊場へ向かいましょう。比叡山、高野山とともに日本三大山に数えられる恐山霊場は、862年に慈覚大師によって開山されたと伝えられています。
山門を入ると参道の両脇に、参拝客が自由に入れる4つの湯小屋があります。男湯、女湯、男女入替制、混浴と分かれており、それぞれの効能があるのだそうです。お湯に浸かって体を清めてから参拝するのもよいですね。
地蔵殿や八角堂に参拝しながら境内を巡りましょう。境内はに硫黄臭が立ち込めており、白い岩場のところどころから蒸気が湧き出しています。また、供養のための積み石やお地蔵様があちこちに見られます。荒涼とした風景を進んでゆくと、ふいに視界が開けて、極楽浜と呼ばれる美しい湖畔の風景が現れます。
宇曽利山湖というこの湖は、硫黄が流れ込んでいるため湖水が酸性で、ウグイなどの僅かな生物しか生息できないそうです。エメラルドグリーンの湖水と白い砂浜の美しさと、波一つ立たない静寂さが、深く心に刻まれます。
郵便番号/035-0021
住所/青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
電話番号/0175-22-3825(問い合わせ先/恐山寺務所)
営業時間/5月1日 ~ 10月中旬 6:00 ~ 18:00
10月中旬 ~10月31日 6:00 ~ 17:00
駐車場/有り(500台/有料)
料金/入山料500円
休山日/11月~4月
「恐山霊場」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/1時間24分
走行距離/42.0㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【4】尻屋崎
恐山霊場からは、下北半島最東端の尻屋崎に向かいましょう。
津軽海峡と太平洋に面した尻屋崎の、岬の先端には白亜の灯台があります。灯台の周辺は牧草地となっており、青森県天然記念物の「寒立馬(かんだちめ)」が放牧されています。
寒立馬は、南部藩政時代から放牧されてきた田名部馬を交配して改良した農用馬です。冬の厳しい寒さの中に立つ姿などから、寒立馬と呼ばれるようになりました。
どこまでも続く青い空と海を背景にした緑広がる牧草地で、寒立馬がゆったりと食んでいるのどかな様子を見ていると、のびのびと心まで解放されてゆくようです。
郵便番号/035-0111
住所/青森県東通村尻屋
電話番号/0175-27-2111(問い合わせ先/東通村役場)
開場時間/4月1日~4月30日 8:00 ~ 15:45
5月1日~ 11月30日 7:00 ~ 16:45
駐車場/有り(30台/無料)
料金/無し、
閉場日/12月1日~3月31日
「尻屋崎」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/2時間24分
走行距離/71.8㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【5】大間崎
下北半島に来たからには、本州の最北端まで行きたものです。途中まで来た道を戻り、ロングドライブとなりますが、大間崎を目指しましょう。
北緯41度33分の大間崎は、本州最北端の地です。北海道との距離はわずか17.5km。津軽海峡を挟んだ対岸は函館市で、晴れた日には函館市内の建物まではっきり見えるそうです。
そして、大間崎といえばなんといってもマグロ!大間で水揚げされるマグロは、マグロの中で最も大型のクロマグロ。「マグロ一本釣りモニュメント」のモデルになったマグロは、1994年に水揚げされた440㎏もの超大物でした。
マグロ漁が行われるのは例年8月頃~1月頃で、日中は一本釣り漁、夜間は延縄漁で漁獲されています。
郵便番号/039-4601
住所/青森県下北郡大間町大字大間字大間平
電話番号/0175-37-2111(問い合わせ先/大間町役場)
営業時間/無し
駐車場/有り(20台/無料)
料金/無し
定休日/無し
「大間崎」の詳細はこちら
ルート/一般道
走行時間/1分
走行距離/256ⅿ
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【6】魚喰いの大間んぞく
大間のマグロを食べるなら、漁師さんの家族で経営するこちらのお店を訪ねては。親子二人で2艘の舟を操って釣った、とびきり新鮮なマグロが味わえます。
オーナーである父親は2001年1月5日東京築地の初セリで202㎏2020万円の値がついたマグロを釣り上げ、息子は2013年に初セリで222kg1億5540万円の値をつけました。名人親子の釣ったマグロが食べられるのは嬉しいですね。
マグロ丼は、その時期に最もおいしいところを提供してくれます。マグロの旨味がしっかり感じられる赤身、とろっとして濃厚な中トロや大トロと、部位によって異なる味を存分に楽しめます。(時期によってマグロの組み合わせは異なります)
生マグロはマグロ漁期の7月~1月に提供。漁期中は週に1〜3回店内で行われる解体を見学できます。ほかに、マグロ刺身定食、焼きホッケやカレイの煮つけ定食、マグロとウニのミックス丼なども提供しています。3月~6月は、旬のウニがおすすめです。
郵便番号/039-4601
住所/青森県下北郡大間町大字大間字大間平17-377
電話番号/0175-37-5633
営業時間/8:00~18:00
駐車場/有り(10台/無料)
料金/三色マグロ丼3300円
定休日/不定
ルート/一般道
走行時間/39分
走行距離/19.3㎞
有料道路料金:0円 (ETC:0円 )
【7】下風呂温泉郷
絶品マグロで御夕飯を済ませた後は、下風呂温泉郷で宿泊を。下風呂温泉郷には素泊まりOKの宿が幾つかあります。
下風呂温泉郷は室町時代から栄えてきた湯治場で、井上靖や新島襄などの著名人にも愛されてきました。温泉郷全体で3つの源泉があり、それぞれ泉質が異なります。大湯と新湯、2つの公衆浴場もあります。宿からは海が眺められ、夏から秋にかけての夜にはイカ漁の漁火を楽しむことができます。
郵便番号/
住所/青森県下北郡風間浦村下風呂
電話番号/0175-35-2010(問い合わせ先/風間浦村商工会)
営業時間/無し
駐車場/無し
料金/無し
定休日/無し
「下風呂温泉郷」の詳細はこちら
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