あがっち！さんの京都府の旅行記

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極楽浄土の姿を映す 平等院鳳凰堂 2014年11月07日(金) 『鳳凰堂』 煌びやかな情景が朝陽を浴び、その姿を現わす。 阿字池の中島に建てられた鳳凰堂は、極楽浄土に浮かぶ宮殿のように、優美な姿を水面に映す。 かつて、人々は極楽往生を願い、阿字池に映る鳳凰堂に、西方極楽浄土の阿弥陀仏宮殿を見たという。 鳳凰堂中堂には、阿弥陀如来坐像が安置され、背後の壁には極楽浄土図が描かれている。 そして左右の長押上の壁には、楽器を奏で舞う26体の雲中供養菩薩像が懸けられている(現在、52体のうち26体の雲中供養菩薩像が鳳翔館に展示されている)。 『鳳翔館』 国宝である梵鐘、鳳凰一対、雲中供養菩薩像26体をはじめ、様々な宝物類を保存、展示している。 現在、梵鐘と鳳凰像は、複製されたものが設置されている。 2014年9月、2年にわたる平成の大修理を終えた。 2014年10月1日、平等院鳳凰堂の落成式が行われた。 浄土庭園に浮かぶ平安時代の美しい姿が、この平成の時代に蘇ったのである。 それはまさに、現世と浄土を結ぶ、極楽浄土への往生が約束された情景、そのものである。

神社ツウ あがっち！さん 男性 ／ 50代

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