mocksさんの岩手県の旅行記

盛岡3大麺と酒蔵巡りの旅
- 1日目2015年3月17日(火)
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「冷麺」と聞くと黄色い乾麺の冷やし中華を思い浮かべるかもしれませんが、盛岡冷麺は、冷やし中華とはまったくの別物です。そのルーツは韓国冷麺にあり、かなりコシの強い透明な麺と、魚介出汁の透明なスープ、そしてキムチを入れて食べるのが特徴。 旅行の途中で盛岡冷麺を食べるなら、JR盛岡駅前の店舗が便利です。焼肉メインのお店ですが、冷麺だけ注文して食べてもまったく問題ありません。 ぴょんぴょん舎の冷麺はバランスが良く、初めての人でも食べやすいのでおススメ。出汁、麺、具材、キムチそれぞれの味をまんべんなく楽しめる絶妙な仕上がりです。キムチを入れなければ、家族連れのお子さんも気に入る味だと思います。
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岩手には「わんこそば選手権」というイベントがあり、参加希望者の中から抽選で選ばれた人たちが、何杯わんこそばを食べられるか競います。この選手権のアイディアの発祥になったお店が、明治40年創業の老舗「東屋」です。 値段によって、お給仕さんが同じお椀に1口サイズのそばを入れてくれるスタイルと、新しいお椀がどんどん運ばれてくるスタイル、2種類のプランがあります。お腹一杯でもう食べられないときは、お給仕さんが自分のお椀にそばを入れる前にふたをして合図します。 何杯食べても、「あなたは○杯食べました」という公式証明書を発行してもらえます。100杯以上食べると、写真のような立派な手形がもらえます。
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盛岡じゃじゃ麺は、盛岡の岩手公園の近くにあるお店「白龍(パイロン)」が発祥。白龍は市内に何店舗かありますが、やはり本店が雰囲気があって気分が盛り上がります。とても小さいお店なので、サラリーマンの昼時は避けた方が無難です。 じゃじゃ麺は細いうどんのような麺と、紅しょうが、肉味噌、千切りキュウリを混ぜて食べます。 食べ終わったら、自分のお皿をお店の人に渡して、お湯を入れてもらいます。お店の人が生卵を1個くれるので、それをお湯で溶いてかき卵のようにして、お皿に直接口をつけて飲みます。肉味噌と紅しょうがをお皿に残しておくと、お湯に味がついて美味しいです。 この食後の儀式は「ちーたん」と呼ばれています。かなり不思議な作法ですが、常連さんは全員やっています。旅の記念に、ちーたんをやってみると土産話になっていいのでは?
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「あさ開」は、岩手県内一の出荷量を誇る創業明治4年の酒造。最近では海外販売にも力を入れているとか。近代的で広い工場で様々な種類の日本酒を醸造しています。 工場見学は無料で、団体でない限り予約はいりません。日本酒醸造の過程をガイドさんが丁寧に説明してくれます。見学後は、もちろんあさ開の日本酒が試飲できます。それも1種類だけでなく、たくさんの種類が試せます。 気に入った日本酒があれば併設ショップで購入できます。また、併設のレストラン「ステラモンテ」では、日本酒に合う創作料理とあさ開の日本酒を一緒に楽しむこともできますよ。
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岩手県内で記録がある限り、一番の老舗がこの「菊の司」。17世紀初頭に酒造業を始めたというのが驚きです。主要銘柄は「菊の司」と「七福神」。 工場見学では、酒造行程についてガイドさんが説明してくれたあと、工場内に入って見学、その後菊の司製品の試飲ができます。 館内での商品販売はありません。気に入った日本酒があれば、工場の向かいにある小売店で購入できます。小売店ではその場で菊の司のコップ酒を楽しむことができ、リーズナブルなおつまみも用意されています。
盛岡3大麺と酒蔵巡りの旅
1日目の旅ルート
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