Shokoさんの福島県の旅行記

五感をくすぐる福島県・二本松−四季別の二本松おすすめ散策スポット!
- 1日目2015年3月7日(土)
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室町時代の築城から1868年の戊辰戦争で落城するまで激動の時代の舞台となった、東北随一の名城二本松城。麓の居館と標高345mの『白旗が峰』に築かれた城郭から構成され、現在では『霞ヶ城公園』となって来る人にその歴史の深さを伝えています。また、園内に植えられた5000本以上ものソメイヨシノは日本さくら名所100選にも選ばれるほどで、凛と佇む二本松城と淡い桜色のコントラストはまさに圧巻です。
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福島県中部にある火山の安達太良山は、日本百名山、新日本百名山及び花の百名山に選定されています。またこの安達太良山は、詩人で彫刻家の高村光太郎が妻・智恵子のふるさとを思い『あれが阿多多羅山…』と詠んだことでも知られています。その最高峰は箕輪山。1728mで登山上級者向けのコースになっていますが、ゴンドラリフトが年中運行しているので1300m地点までは誰でも難なく登ることができます。安達太良山の名物といえば、天然記念物にも指定されているしゃくなげ。純白と時に薄桃色のしゃくなげが一面を覆う初夏の安達太良山は、登山愛好家でなくともぜひ訪れたいスポットです。
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日本最大の菊の祭典で、霞ヶ城公園を会場に毎年10月1日から11月23日の期間に開催されます。江戸時代より菊の愛好家が多く集まったという二本松。昭和初期には街中に菊人形が飾られ、1955年からこのお祭りが開催されるようになったといいます。歴史息づく会場で望める巧妙に飾り付けられた色とりどりの菊で、秋の訪れを感じてみてはいかが?
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安達太良渓谷、烏川沿いをゆく自然遊歩道。二階滝、魚止滝、昇龍滝とそれぞれ呼ばれる3つの滝や、千丈岩がある約1キロの遊歩道はよく整備されているので、お子様ずれでも心配なく楽しむことができます。新緑の春、水しぶきが涼を与える夏と紅葉の季節で違った顔を見せるこのあだたら渓谷・奥岳自然遊歩道は、まさに天然のパワー・スポットです。
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安達太良山中腹にある岳温泉には、一年を通して多くの人が訪れます。その温泉の上質な泉質もさることながら、特筆すべきはこの地は1982年4月28日に『開国』した経緯があること。これは井上ひさし原作の小説『吉里吉里人』の影響で『ミニ独立国』ブームが起こった際、観光客減少を憂慮した岳温泉旅館協同組合が町おこしを目的で行なったものです。当時は温泉協会事務所を『国会議事堂』としたり街の食堂を『国立議員食堂』としたりして、メディアを騒がせたそう。開国25年目にあたる2006年8月31日、『ニコニコ共和国最後の晩餐』をもって『日本国への統合』が図られ閉国したこの風変わりな温泉地、一度は訪れてそのユニークな町並みを拝見したいところです。
五感をくすぐる福島県・二本松−四季別の二本松おすすめ散策スポット!
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