Anjuさんの愛媛県の旅行記

大洲から宇和島まで、和を極める旅に出よう
- 1日目2015年3月16日(月)
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鎌倉時代に築城された大洲城。小高い丘の上に建つこじんまりしたお城です。天守は平成になって復元したものですが、かつての4重4階の雄大な姿を目の前で見ることができるのが特徴です。天守と並ぶ台所櫓と高欄櫓も重要文化財になっていて、これらの建物からは往時の風格を感じられます。すぐそばを流れる肱川やつつじの名所としても知られる冨士山の眺めもすばらしく、展望台としても訪れる価値がある場所です。
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大洲城から幹線道路を横切れば、商店が並び、車がひっきりなしに行き来する様子が一変。小京都としても名高い大洲の街並みが目の前に現れるので驚きです。おはなはん通りや臥龍山荘、まちの駅あさもやをメインに江戸、明治、大正時代の建物がそのまま残っています。木造やレンガ造りの建物は、町全体を落ち着いた雰囲気にしています。このエリアはそれほど広くないので、すみからすみまで歩いて堪能できるのも魅力ですね。
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西予市にある開明学校は、日本最古の学校として知られています。明治時代に作られた木造の建物は、文明開化の雰囲気を色濃く漂わせています。白い壁とアーチ状の窓は洋風建築の典型的なデザインで、思わず写真を撮りたくなる洗練された建物です。玄関は純和風のイメージを持っていて、このギャップもおもしろいですね。ここでは、明治の授業を体験することができます。当時使っていた資料を使った算術や読み書きの授業に参加できます。
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宇和島城は、江戸時代のままの3重3階の天守を持つ城です。現在の宇和島城は、宇和島藩主伊達家が作り上げたもので、場内の敷地やそれを取り巻く堀が五角形になっているのが大きな特徴です。これは敵が攻めにくくするためのものと言われています。築城当時は海に面していて、今でも堀の水は海水となっています。五角形は、天守の窓にも使われています。五角形を探してみるのも宇和島城を楽しむポイントの一つです。
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江戸時代末期に宇和島藩主伊達宗紀が作った日本庭園と言えば天赦園です。宇和島城のすぐ近くにあり、伊達家の先祖伊達政宗の漢詩にちなんで名づけられている由緒ある庭園です。藤の花が有名で、薄紫色の上品な花を咲かせます。園内は大きな木と池が広がり、静けさの中でゆったりと過ごすことができます。都会の喧騒から離れて緑に囲まれてみるのもいいものです。
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南楽園は1985年に完成した日本庭園です。約15.3ヘクタールの広大な敷地の中に、池が整備されていて、その周囲を歩けるようになっています。山の家、海の家、里の家といった古民家風の建物が庭の緑とマッチしていて、タイムトリップしたような気分にさせてくれます。梅、つつじ、菖蒲。季節の花を愛でるのも南楽園の遊び方の一つ。また、鯉のモニュメントや希望の石といったパワースポットもあり、老若男女問わず楽しめる空間となっています。
大洲から宇和島まで、和を極める旅に出よう
1日目の旅ルート
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