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ぺんさんの長野県の旅行記

歴史ある湯治場・野沢温泉の温泉街をのんびり散策

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毛無山の麓に広がる野沢温泉は鎌倉時代から湯治場として親しまれてきたといいます。今でも村民が協力して温泉を守っており、人々の生活に密着した温泉地です。野沢温泉は外湯巡りや湯の街の散策が楽しいエリアになっています。

ぺんさん 女性 / 50代

1日目2014年8月23日(土)

野沢温泉 外湯めぐり

野沢温泉村(下高井郡)

野沢温泉の街には13の共同湯(外湯)が点在しています。江戸時代から「湯仲間」という制度を作り協同で守られてきたこれらの外湯は村の人たちの共有資産です。もちろん、村民以外の人も入浴することが可能ですが、村の人たちの生活の場であることを忘れず、マナーをしっかり守って利用するようにしましょう。野沢温泉の外湯はすべて源泉掛け流し。泉質は、単純硫黄泉、含石膏-食塩・硫黄泉、含芒硝-石膏・硫黄泉と場所によって異なります。通常のお風呂屋さんのように脱衣所からドアを開けて浴場に入るのではなく、浴槽のすぐ横に脱衣場があります。野沢温泉の源泉は全体的に温度が高いですが、やや温めで入りやすいと言われているのが「熊の手洗湯」。「熱い時は水でうめるといいよ」と地元の人が教えてくれました。ただし、水を出しっぱなしにしないようにするなど、周りの人への配慮も忘れずに!

大湯

野沢温泉村(下高井郡)

「大湯」を   >

13ある外湯のうちの1つである大湯は、温泉街の中心に位置する野沢温泉のシンボル的な存在。大湯には野沢温泉の湯まもり仏として薬師三尊を奉っています。野沢温泉の外湯のなかでも一番大きく、江戸時代の趣が残る湯屋建築が印象的。泉質は単純硫黄泉で、胃腸病・リウマチ・婦人病・中風などの効能があります。

野沢温泉・足湯めぐり

野沢温泉には共同湯のほかに、いくつかの足湯が設置されています。共同の足湯は大湯前にある「あくと」と麻釜の近くにあるミニ温泉広場「湯らり」の二つ。湯らりには大きな足湯のほかに、玉砂利が敷き詰められていて足の裏を刺激してくれる歩行湯も設置されています。また、いくつかの旅館の玄関先にも足湯が設置されています。旅館の足湯は宿泊客でなくても利用できるため、温泉街を散策しながら足湯巡りを楽しむのもよいでしょう。

麻釜

野沢温泉村(下高井郡)

「麻釜」を   >

野沢温泉には30近い源泉があるといわれていますが、その中の1つで野沢温泉のシンボルともいえる源泉が「麻釜(おがま)」です。麻釜には100度近い源泉がこんこんと湧き出ており、大釜・丸釜・ゆで釜・竹のし釜・下釜といった大きな湯だまりがあります。野沢温泉の特産品である「あけびつる細工」に使うあけびつるを湯に浸して柔らかくしていたことから「麻釜」という名がついたそうです。麻釜はまた、野沢温泉の台所という別名も持っています。共同湯と同じように地元の人たちによって管理されていて、野菜や山菜などを茹でるなど日常的に使用されている施設です。近隣の温泉の人が旅館で出す温泉卵を作る光景もよく見られます。

野沢温泉・温泉たまご

野沢温泉のご当地グルメの代表といえば温泉まんじゅうと温泉卵ではないでしょうか。温泉まんじゅうは「新杵製菓」と「フキヤ商店」などが有名です。温泉卵はお土産屋などで生卵を購入して自分で作ることもできます。上寺湯・松葉の湯・十王堂の湯・熊の手洗湯の外には「温泉たまご湯」があり自由に温泉卵が作れます。また、麻釜周辺の商店ではできたての温泉卵をその場で味わえるほか、商店で生卵や生野菜を購入してミニ温泉広場「ゆらり」で茹でることも可能です。ゆらりで足湯につかりながら温泉卵を楽しむのがおススメです。

歴史ある湯治場・野沢温泉の温泉街をのんびり散策

1日目の旅ルート

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