ピンクブーブさんの長野県の旅行記

日本の原風景に会いに行く。郷愁誘う北信濃の旅のおすすめスポット
- 1日目2015年3月23日(月)
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「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子(いうし)悲しむ」で始まる島崎藤村の「千曲川旅情」は今でも千曲川を愛してやまない長野県民にとって心の歌となっています。千曲川は新潟県に入ると信濃川と名前を変えて日本海に注ぐ長い川。そのほぼ中間点ともいえる飯山市の瑞穂では、和船に乗って下る「千曲川舟下り」が体験できます。 運行は5月上旬〜11月上旬。乗船料は大人3,000円 小人2,000円で所要時間はおよそ40分となります。 このあたりの千曲川両岸の眺めは、まさに昔ながらの原風景が広がります。豊かな飯山の自然に包まれながら、昔の人々もこうして船に揺られていたのかと想像の翼を広げながら、ゆったりとした船旅を楽しみましょう。
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黒姫山麓、約3.8ヘクタールという広大な敷地内でさまざまな花が楽しめる黒姫高原コスモス園。5月上旬〜下旬にかけては約3万株が花開く芝桜。7月中旬〜下旬には日本最大級の群生地、山アジサイの森に咲く紫陽花、そして8月中旬〜10月上旬には100万本のコスモスとダリアを目当てに多くの観光客で賑わいます。入園料はコスモス祭りが催されている8月上旬〜10月上旬までは600円です。 爽やかな秋風に吹かれながら、スキーゲレンデに咲き乱れるコスモスの中を登っていけば、遠くに野尻湖や妙高山、斑尾山、黒姫山 、戸隠山、飯縄山の北信五岳を一望できます。パノラマリフトに乗ってコスモス畑を下に見ながら空中散歩も楽しめます。パノラマリフトの利用料は往復が700円、片道400円となります。
- 2日目2015年3月24日(火)
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野尻湖は、諏訪湖に次ぐ大きさの湖です。湖の形が芙蓉の花に似ているところから「芙蓉湖」とも呼ばれています。夏にはヨット、ボードセーリングなどのマリンスポーツが盛んで、冬にはストーブを乗せた「ドーム船」でのワカサギ釣りが楽しめます。 湖の畔をゆっくり散策していくとナウマンゾウ博物館が見えてきます。ここは発掘された化石をもとに、背丈2.7メートルの実物大で復元した迫力満点のナウマンゾウとオオツノジカが出迎えてくれます。博物館の入館料は500円。館内をひと巡りすれば、野尻湖周辺の5万年にわたる歴史や自然のことがよくわかります。
- 3日目2015年3月25日(水)
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飯山には「いいやま湯滝温泉」「戸狩温泉」「斑尾高原温泉」「いいやま北竜温泉」の4つの温泉が楽しめます。 いいやま湯滝温泉は千曲川のほとりにある素朴な温泉。男女を隔てる石垣から温泉が滝のように注ぐ大露天風呂は開放的です。 戸狩温泉は「暁の湯」「望の湯」の2ヵ所の共同浴場があり、ゲレンデから近いため、ウインターシーズンにはスキーヤーたちの寛ぎの 場として人気があります。 斑尾高原温泉は、斑尾高原ホテルとまだらおの湯があります。斑尾高原ホテルお泉質は赤みを帯びた塩化物泉身体の芯から温まり美肌の湯として評判です。まだらおの湯は白樺林を望む露天風呂が人気です。 いいやま北竜温泉は、「北信五岳」展望風呂と、北竜湖を眼下に見下ろす「北竜湖展望風呂」があります。北信州の絶景を見ながらゆったりと温泉につかりましょう。
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信濃町から戸隠へ向かう県道36号線沿いには、毎年夏になるとトウモロコシの直売店が連なり「もろこし街道」と呼ばれています。とうもろこしは収穫した瞬間から糖度が落ちていくといわれています。ですからとにかく採れたてが一番。ここでは朝どりの新鮮なとうもろこしが格安で購入できます。 焼きトウモロコシの香ばしい匂いに引かれて、つい車を止めてしまいます。とうもろこしといえば焼いたり茹でたりしますが、ここのとうもろこしは採れたてならではの食べ方があります。それは「生」。その甘さにびっくりすることでしょう。ぜひ試してみてください。
日本の原風景に会いに行く。郷愁誘う北信濃の旅のおすすめスポット
1日目の旅ルート
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