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ちりさんの宮崎県〜鹿児島県の旅行記

霧島・えびの旅行記 〜たまにはトレッキング〜

  • カップル
  • 2人

カップル、夫婦、友人旅行など少人数向け1泊2日の霧島・えびの旅行記です。 阿蘇、雲仙/島原、由布/別府などが初めて九州を訪れる方の代表地ですが、二度目〜三度目以降訪れる方にこそ注目して頂きたいのが霧島/えびのです。九州旅行の度が浅い方が意外とスルーしがちな霧島/えびのですが、名峰「新燃岳」を筆頭に「高千穂峰」や「韓国岳」などの名立たる火山の恩恵を随所に感じることができる土地です。 泉質の良い霧島温泉、高千穂河原やえびの高原などの火山地帯ならではの眺望、絶景ゆえに生まれた神話の世界、選べるトレッキングコースなど身を清め知を深める要素がいっぱいです。霧島の由来は「霧に煙る海に浮かぶ島」、えびのの由来は「すすきの生い茂る野原が火山硫気で海老色に染まった」と言われるように、体と頭で地の理を感じることができると思います。 今回は北部九州方面からアクセスし、九州自動車道経由で栗野ICにて降車します。大まかには「丸池湧水」からスタートして東の霧島温泉方面へ、新燃岳南西中腹部を反時計回りしてえびの方面へ北上して抜けるコースです。博多駅/福岡空港、熊本駅/益城熊本空港からレンタカーでアクセスする方に向くと思います。逆に、鹿児島空港を直行・直帰で利用しレンタカーで周遊される方は、直接霧島温泉方面へ直行し、その付近に拠点を構えた上で放射状に各観光地へアクセスした方が効率が良いかと思われます。およその概要として、時期は春〜秋頃、人数は2〜4名程度向け、主な移動方法は自家用車・レンタカー、観光分類は美術館・温泉・軽トレッキング・神社巡り・展望になります。以下、コースの概略です。(※( )…地区内移動、⇒…交通移動、→…徒歩移動)■1日目:栗野IC⇒丸池湧水⇒霧島高原(栗野岳展望所⇒アートの森)⇒霧島温泉(観光駐車場→温泉市場)→丸尾(自然探勝路→硫黄谷→千畳敷→観光駐車場)⇒ホテル⇒丸尾滝⇒霧島神宮⇒(御池)⇒ホテル ■2日目 メイン移動:霧島温泉(ホテル)⇒神話の里・道の駅霧島⇒高千穂河原(神宮古址→ビジターセンター)⇒えびの高原(エコミュージアム→池巡りコース→白鳥山山頂→白紫池→六観音御池)⇒白鳥(白鳥温泉上湯)⇒(白鳥神社)⇒(グリーンパーク)⇒えびのIC ※「時間帯」項目では分単位の指定ができないため、勝手ながら「到着時間〜滞在時間〜次の目的地までの移動時間」としています。

大阪ツウ ちりさん 男性 / 30代

1日目2015年3月21日(土)
09:00-10:00

霧島山麓丸池湧水

湧水町(姶良郡)

「霧島山麓丸池湧水」を   >

九州自動車道・栗野ICを降りてすぐの場所にある霧島山水系の湧水地です。水が透き通っており、地元の方々が入替り立代りで水汲みに訪れていました。訪問時、丸池正面の丘に花は咲いていませんでしたが、見頃の季節になると丘が美しいピンク色に染まり、池に反映されるようです。 また、丸池の奥へ進むと爽やかな竹林の遊歩道があり、丘の上へ登ることができます。下から見上げるよりも遥かに高い標高に驚かされます。色彩・遠近感・標高・水深・透明度などが重なって織り成す景観だと思いました。景観的には、花の見頃の季節に訪れると素晴らしいですが、何もない時期はまぁまぁです(笑)

10:00-11:00

栗野岳

湧水町(姶良郡)

「栗野岳」を   >

「日本一の枕木階段」を登り切った頂上にある展望所です。旧国鉄山野線の廃止に伴い、線路に敷かれていた枕木を再利用して、階段を掛けられたそうです。その段数なんと左側561段・右側555段!(なぜ) 階段の麓に立って見上げると唖然としますが、同行者と談笑しながら行けば意外とさくさくと登れます。所要片道15分程度といったところでしょうか。展望所自体は栗野岳の山麓に過ぎない場所ですが、標高が高く西方の広野が見渡せるのでなかなかの光景です。 広めの駐車場と傍に公共トイレも設置してありますが、階段下だけになります。展望所へ登る前に済ませておきましょう。ここから霧島アートの森や栗野の牧場には、5分もかからずアクセスできます。

11:00-13:00

鹿児島県霧島アートの森

湧水町(姶良郡)

「鹿児島県霧島アートの森」を   >

草間彌生さんの「シャングリラの華」のオブジェが印象的なエントランスアプローチ。館内には、国内外の近現代アーティストや、地元のアーティスト、パブリックアートのような作品と幅広く展示してあります。風変りな導線やシンプルながら大胆な外観など、建築的な視点をもって訪れてみても面白い空間です。 内部展示も良いですが、個人的には外構展示(屋外美術館)の方が楽しかったです。せっかく訪れた旅行先ですから、霧島の山や森の空気や醍醐味を味わいながら散策できたのは想い出となりました。内部展示はあまりよく覚えていないけど、「男と女」や「インサイダー」を筆頭に外の作品は鮮明に覚えています。 滞在所要時間は、屋内見学時間+屋内見学の1.5倍程度の時間、およそ2時間弱を見積もっておかれると良いかもしれません。喫茶スペースやお土産コーナーもありますが、そちらは別途プラスといったところでしょうか。

13:00-14:00

霧島アート牧場

湧水町(姶良郡)

「霧島アート牧場」を   >

霧島アートの森美術館からすぐの場所にあります。牧場で乗馬体験などは利用しませんでしたが、高台の上に気軽に利用できるカフェや雑貨屋さんがあります。景色も良く洒落た感じのランチプレートもあり、ウサギの雑貨などもあるので、女性の方には喜ばれると思います。良い意味でスローな時間を過ごせるスポットなので、時間に余裕がある時に訪れると落ち着けるかもしれません。お馬さんも普通に外を歩いていて癒されます。食事レビューの後なので伏せますが足元には注意です(笑)

14:00-

霧島温泉郷

霧島市

「霧島温泉郷」を   >

鹿児島を代表する温泉地ですが、九州外から鹿児島を訪れる方は九州まで来られる思い切りの良さからか、手始めに一気に指宿や佐多岬方面まで行ってしまう方が多いという話を聞いたことがあります。 ですが、この霧島温泉の泉質は群を抜いています。滑りの良い白湯と熱湯は、日頃の疲れ、長旅の疲れ、霧島/えびの近辺でのトレッキングの疲れも芯から癒してくれる感じがします。宿によっては庭園美や天然絶景などもプラスされるようですので、一度訪れると必ずまた訪れたいと思える温泉地だと思います。桜島が見えるお宿もあるようですよ。

14:00-

霧島温泉市場

霧島市

「霧島温泉市場」を   >

霧島のお土産が一挙まとめて揃えてあります。黒豚コロッケや霧島温泉卵といった軽食も豊富、狭めの広場でイベントも行われていたりして観光気分がぐんと高まった場所です。 霧島温泉の中心部で、更に18時頃まで営業されているようなので、丸尾地区(丸尾自然探勝路〜硫黄谷地獄〜丸尾渓谷〜千畳敷〜丸尾滝)を軽トレッキングされて戻って来た休憩地とするのも良いかもしれません。 尚、霧島温泉市場の敷地内の駐車場は狭い上に人通りも多いです。先にホテルにチェックインして駐車するか、手前に掛かる大橋の下が無料観光駐車場となっており、駐車台数も多く徒歩5分程度で中心部へアクセスできるので、中時間滞在されるのであればそちらを利用しても良いかと思います。

14:00-16:00

高千穂自然探勝路

「高千穂自然探勝路」を   >

森の中には「霧島最古の岩風呂」や「目の湯」や「木の橋」、森を抜けた場所には「硫黄谷地獄」、丸尾渓谷まで下れば「千畳敷」や「丸尾滝」など、霧島温泉地区を代表する「ちょっとスポット」の宝庫です(笑) 道の判別はできますが、落ち葉が多く滑りやすいです。軽トレッキングに慣れた方なら問題ないと思いますが、普段歩かないけどせっかくなので行くという方は足元注意です。こちらはメジャーというよりマイナーな楽しみ方ができるという方におすすめです。

15:00-19:00

霧島国際ホテル

霧島市

お部屋は少々レトロな雰囲気もあり味わい深いですが、見事に山側のお部屋でした。景色の見えるお部屋だとどのような雰囲気になるのか、次回以降の楽しみができました。また、お部屋の設備やアメニティ、館内設備も不自由なく快適に過ごせました。 温泉は大浴場と露天風呂「白紫」と温泉がありますが、泉質がとても良く気持ちの良いお風呂でした。さすが美肌の湯と言われる霧島温泉は印象深く、お土産コーナーで湯の華の購入必至です!また訪れた際には利用したいホテルです。

16:00-

丸尾滝

霧島市

「丸尾滝」を   >

綺麗な赤土色をした見事な形で絶妙な角度の柱状節理。その表面を程良く轟きながら落ちる白糸の滝筋。更にその下で真っ青な光を放つ滝壺。周囲の緑々しく生い茂った森。下にごろごろと転がり落ちた灰色の岩々。そして、遠景に生える東屋。見事の一言です。

16:00-17:00

霧島民芸村

霧島市

「霧島民芸村」を   >

楽しいけど、閉まるのが早いです。天狗館は行かれた方が良いと思います。霧島神宮の参拝前に行かれた方がよいでしょう。

16:00-18:00

霧島神宮

霧島市

「霧島神宮」を   >

神話の世界から飛び出してきたかのように美しく羽ばたく本殿・拝殿と、その姿をまるで額縁のように取り囲む針葉樹並木の参道がとても荘厳です。手前まで来ると思わず息を飲んでしまいます。春夏秋冬季節を問わず、晴天でも曇天でも雨天でも、霧でも雪でも花の頃でも、一年を通して途絶えることのない美を維持し続けている場所だと感じました。違う季節にまた訪れたいパワースポットです。 また、民芸村、さざれ石、坂本龍馬の旅行地碑、目を疑うほど高い御神木など、他にも見所が満載です。

御池

都城市

九州では数少ない湖や大池の一つです。御池の後方にそびえる山が「高千穂峰」で、天孫降臨・天逆鉾に想いを馳せるにはもってこいの穏やかで落ち着く場所です。山の方が西になるので、日の入の時間帯は水面がオレンジに輝き綺麗でした。時間に余裕がある時に訪れたい場所です。

2日目2015年3月22日(日)
09:00-10:00

霧島神話の里公園・道の駅霧島レストセンター

霧島錦江湾国立公園内、霧島温泉街から霧島神宮へ向かう国道223号線の途中にあります。「霧島神話の里公園」は、標高670mの高さに位置しており、敷地内頂上にある展望広場からは錦江湾や桜島、快晴時には開聞岳まで、更に後方には高千穂峰御鉢の一片を望むことができます。また、遊覧リフト、ポッポ号、モーターカー、スーパースライダー、パターゴルフといった各種アトラクションも多く、レクリエーション施設としても利用されています。同敷地内・国道沿いには「道の駅霧島レストセンター」が併設されており、霧島のお土産や特産品が多く取り揃えられています。館内レストランでは、霧島黒豚を使った料理や、霧島名産ブルーベリーを使ったソフト“そっと霧〜夢”などの味覚も楽しめます。霧島のメインルートに位置するため、景観も良くアクセスも便利なため是非ゆっくりと訪れたい場所です。

10:00-11:00

高千穂河原

霧島市

「高千穂河原」を   >

神話の中だけの世界ではなく、ここなら神様もいらっしゃるなと思ってしまう場所です。高千穂峡や天安河原、あの場所で感じた静寂の世界を感じ震えました。 望遠カメラではっきり、肉眼ではなんとなく、高千穂峰にトレッキングで登頂された人たちの人影が見えます。トレッキング予定で霧島を訪れましたが、高千穂峰は片道90分・往復150分程とはいえ本格的な準備が必要なため、今回は気軽に行けるえびの高原の池巡りコースにしました。生涯のうちにもう一度訪れたい、そして必ず登りたいと思う場所です。

10:00-11:00

古宮址(高千穂河原)

霧島市

「古宮址(高千穂河原)」を   >

風と人の声しか聞こえません。というより、風の音で他の観光客の声も掻き消されてしまう程のような気がします。強風というわけではないけれども、その静けさと歴史舞台から姿を消してもそこに生き続ける古址の姿からは、とてつもないパワーを感じました。

10:00-12:00

高千穂河原ビジターセンター

霧島市

「高千穂河原ビジターセンター」を   >

高千穂河原の観光駐車場のすぐ脇にあります。霧島の地形・火山・自然・生態・登山案内など、多くの百科・情報の展示がされていて役立ちます。高千穂河原で「ここから阿蘇にはどうやったら行けますか」と尋ねる方にも、センターの方がご丁寧に案内されているのが印象的でした。館内は入館無料ですが、観光駐車場が500円かかります。トレッキングとビジターセンターを併せて訪れるとお得だと思います。

12:00-17:00

えびの高原

えびの市

「えびの高原」を   >

すすきの生い茂る野原が火山硫気で海老色に染まった海老野高原。すすきの穂の形からも一層エビちゃんに見えたことでしょう。 高千穂峰(高千穂河原)、大浪池、新燃岳などに比べて比較的気軽に行けるトレッキングコースとして、池巡りコースに行きました。白鳥山山頂から観るえびの高原・池・火山は記憶に残る光景でした。近年、新燃岳・中岳・獅子戸岳・大浪池・韓国岳・硫黄山・不動池・高千穂峰御鉢の周辺一帯において、入山規制・道路規制・警戒レベルの変動などの状況・情報が更新されていますので要確認です。

12:00-13:00

えびのエコミュージアムセンター

えびの市

「えびのエコミュージアムセンター」を   >

有名なえびのエコミュージアムセンターの解説員の方が丁寧なご案内をして下さります。高千穂河原ビジターセンターの展示とはまた違うもので、霧島ジオパーク・霧島錦江湾国立公園ならではの火山や高原についての展示が多く、楽しく学習できます。えびのトレッキングの情報も教えて頂けるので、入山の前には重宝する施設です。

13:00-15:00

白鳥山

えびの市

「白鳥山」を   >

えびの高原トレッキング・池巡りコース(所要約3時間)、観光駐車場〜えびの展望台を経た後で脇道に逸れ、白紫池外輪の頂上を周回します。これだけでおよそ1時間を要します。その途中で「白鳥山山頂」の木碑が見えてくると、白紫池〜硫黄山〜韓国岳を直線状に展望でき、美しい光景です。そのまま頂上から引き返さず、六観音御池方面まで一周する方は下り道が少々荒くなるので、足元注意です。

15:00-16:00

白紫池

えびの市

「白紫池」を   >

白紫池の湖畔に近寄ると景色はいまいちです。それよりも白鳥山山頂に登り、遠方の硫黄山と韓国岳の引き立て役としては良いポテンシャルをお持ちだなと感じるお池様です!

15:00-16:00

六観音御池

えびの市

「六観音御池」を   >

水が透き通っていて綺麗です。六観音御池まで辿り着くと、遠方の硫黄山と韓国岳の見え方の違いがより一層楽しくなってきます。展望所の付近に、豊受神社六観音堂という小さな神社がありますが、えびの高原を去った後、白鳥温泉方面にある白鳥神社を訪れると関わりがあるようです。尚、訪れた時は先にある不動池周辺は入山規制が成されており、引き返しました。要情報確認です。ちなみに六観音御池に至るまでの道のりは白鳥山登頂よりもハードでした。

16:00-17:00

えびの高原レストセンター

えびの市

「えびの高原レストセンター」を   >

宮崎県のお土産・特産品や軽食が揃っています。レインフォレストカフェも入っているので、トレッキング前後に一服できます。外デッキには足湯もあり、パンパンになった足をほぐすことができました。ぬるま湯〜あつ湯の間くらいの温度でした。

17:00-18:00

白鳥温泉上湯

えびの市

「白鳥温泉上湯」を   >

えびの・霧島での旅の後半に訪れ、疲れを癒すことができました。内湯と露天風呂が一つずつと決して広くはないですが、泉質も良くゆったりと過ごせました。地元の方もよく利用されていらっしゃったようです。日の入りの時間前に訪れたので、いい色の空と景色を眺めることができました。

17:00-17:00

白鳥神社(宮崎県えびの市)

えびの市

「白鳥神社(宮崎県えびの市)」を   >

観光地としてメジャーではないかもしれませんが、神社巡りが好きな方には喜んで頂ける場所だと思います。日本武尊命(ヤマトタケルノミコト)を祀る神社です。えびの高原池巡りコースの六観音御池ともゆかりのある場所のようで、併せて訪れると旅の記憶と共に知識を得られる場所だと思います。日没までに余裕があれば行きたい神社です。

霧島・えびの旅行記 〜たまにはトレッキング〜

1日目の旅ルート

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