ponyさんの宮城県〜山形県の旅行記
山形県の蕎麦街道と温泉巡り
- 1日目2016年4月15日(金)
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09:00-10:00
天童温泉 駒の湯足湯
国道13号線沿いにある、道の駅天童温泉に足湯があります。 設備は大きく、20人は使えそうな大きな建屋で、足湯の中央には将棋の駒の形をした腰掛があります。 もちろん手湯もあり、ゆっくりくつろげます。 道の駅自体も大きく、物産館もレストランも全てが大型です。 買い物をしている間の待ち合わせにも良く、家族が飽きずに楽しむ事が出来ますね。 天童温泉にはこの他にも二箇所の足湯があるそうです。 最近こうした形での温泉の利用が進み、ますます温泉が身近になって楽しくなりました。 なによりもタダと言うのが有難いです。 感謝!
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10:00-11:00
天童温泉 ふれあい荘
入口は、住宅街の細い道に面していて、10台程の狭い駐車場が脇にあり、たまたま出てくる車があって駐車出来ました。 外観はちょっとした公民館と言った感じです。 玄関に自販機があり、ここで100円で入浴券を買います。 休憩は別料金で、それでも200円です。 なんと300円で一日くつろげるのです。 駐車場が混んでいるので、さぞかし混んでると思いきや、意外に空いていて、入浴していたお客さんは、さっさと出て行ってしまいました。 たぶん二階の休憩室でお休みするようです。 浴室は、タイル貼りの小ぶりな内湯があるだけですが、タイルの縁からは掛け流しの温泉が流れ出ています。 温泉は、殆ど無色透明で、苦味と渋みと酸味が混じったような複雑かつ微妙な味がします。 湯加減も丁度、ゆっくり寛げます。 300円で一日遊べるのですから、銭湯よりも安いし、一回の入浴が100円とは、別次元の世界のようで、本当に羨ましいですね。
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11:00-12:00
碁点温泉 クアハウス碁点
大きな施設で、宿泊も出来ます。 日帰り温泉の受付は、ロビーからずっと奥の別棟にあります。 ここの「クアハウス」は、全国に先駆けて作られた施設のようで、館内には年間利用出来る温水プ―ルはもちろん、有資格者によるトレーニングや、温泉入浴の指導もしてくれます。 その費用は医療費控除の対象になるそうです。 浴室は二種類あり、男女日替わりで入れるそうです。 広い内湯は循環掛け流し併用の大きな浴槽です。 でもお勧めは露天風呂でしょう。 あいにく寒く雨が降り出した空模様のため、お客さんはいませんでしたが、岩風呂の棚田のようなお風呂で、上の段から源泉が掛け流しになっています。 そしてその先には、最上川の満々と水をたたえた雄大な景色を、温泉に浸かりながら見る事ができます。 当日、川沿いに植えられた桜が満開で、その満開の桜を見ながらの優雅な入浴が出来ました。 温泉は、塩辛い、薄い黄褐色の塩化物泉です。
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12:00-13:00
あらきそば
「最上川三難所そば街道」の中でも有名なお店で、平成27年の12月にフランス外務省が発表した、世界各国の飲食店1000店のランキング「ラ・リスト」で、日本のレストラン、飲食店127店が選ばれ、その中の一店として、東北地方で唯一世界で319位としてランクインしたそうです。 駐車場は店の脇と、店の前の案内札に書かれてあります。 渋い茅葺屋根の民家に小砂利の通路が印象的です。 部屋に上がると100年前の日本の姿が現れます。 簡単なテーブルに、先ずはお漬物が出されます。 メニューは板蕎麦しかありません。 フランス人もこの建物と、メニューのシンプルさに、カルチャーショックを起こしてしまったのでしょう。 昔の田舎のそば屋の趣そのままです。 サイドメニューにニシンの味噌煮があるだけです。 そばの量は並みでも十分です。 太く、腰の強いと言うよりは硬い程の田舎そばで、噛みしめているうちにお腹がいっぱいになってしまいます。 そば自体が好きな人のためのそばです。 噛みしめているうちにそばの旨みも出てきます。 そばは地粉を使って、その日打つ分のみ自家製粉しています。 汁はやや薄目のどっぷりそばを浸けて食べる田舎風の汁です。 でも麺が太いので、汁が麺にからむこともなく、ひたすらそばだけを食べている感じになります。
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14:00-15:00
寒河江花咲き温泉ゆ〜チェリー
寒河江SAにある、スマートICの出入り口にの前にあり、隣にはビジネスホテルのチェリーパークホテルがあり、宿泊客は自由に入れます。 そしてこの敷地は、最上川ふるさと総合公園内あります。 施設の入り口には、大きなパネルに「金銀銅の三種類の温泉とその効能」が書かれてありました。 その三種類の源泉が、単体または混合されて浴槽に注がれていて、源泉100%、循環かけ流し併用となっています。 内湯には、金の湯(美肌の湯)として、黄褐色の含硫黄の塩化物泉と銅の湯(健康の湯)塩化物泉と単純泉の赤褐色の混合泉があります。 そして露天風呂には、銀の湯(温まりの湯)として、殆ど透明な塩化物泉があります。 それぞれに大きく効能が書かれ、自分の好きな温泉に寛ぐことができます。 これだけの内容ですので、平日でも当然混み合っています。 しかもこれだけの施設で一日遊んで350円とは!銭湯よりも安い・・・ 山形県の入浴料は本当に別世界の感覚です。
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16:00-
黒沢温泉 ゆさ
山形上山ICからすぐです。 小さな温泉と言っても、大きなホテルが隣同士に建っていて、新しく出来た温泉で、山形市内の近くのお座敷の様な場所です。 以前は公共の宿だったようですが、現在は上山温泉古窯の姉妹館になっています。 その為か、料理がとても綺麗で、器にも気を使っているのが良く分かります。 朝食もハーフバイキングで、テーブルには12に小分けされた箱に盛られた、「彩り御前」がきれいで。食べごたえもありました。 五穀米や山形のつや姫やおかゆの他にもパンとコーヒーもあります。 温泉は、内湯の展望風呂と露天の展望風呂と気持ち良く、山形市内を見下ろしながらの入浴となります。 無色透明塩味のとろんとした温泉で、しかも循環かけ流し併用です。 以前は公共の宿なので、贅沢な造りの建物で、部屋も広く、とてもリーズナブルに宿泊出来ました。
- 2日目2016年4月16日(土)
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09:00-10:00
飯田温泉
山形市
国道から外れた住宅街の中にあります。 広い駐車場には高速路線バスが停まっています。 どうも運転手さんの定宿になっている様子です。 ようするに、温泉付のビジネス旅館になっているようです。 朝も早くから日帰り入浴をやっているせいか、夜勤明けの後の入浴と言った感じのお客さんも、次々と入って行きます。 玄関に入って声をかけると、スタッフが出てきます。 館内もビジネス旅館と言った感じで、特に休む場所もありません。 浴室もシンプルなタイルの浴槽に、広い木の縁が付いた内湯だけです。 先客がその木の縁でトド寝をしていました。 温泉はやや白濁気味の、石鹸水を溶かしたような硫酸塩泉で、入浴後の手がとてもスベスベの状態でした。 温泉は循環かけ流し併用です。 これで休める大広間があれば最高なんですが、でも銭湯よりも安く街中にあるのですから、羨ましいです。
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11:00-12:00
さくらんぼ東根温泉 公衆浴場オオタの湯
東根温泉の中心に近く、広い道路に面していて、広い駐車場があり、大きな太陽光のパネルも敷地にあります。 建物は大きく二階建てになっていて、公衆浴場と言うよりは、日帰り入浴施設と言った感じです。 玄関を開けると、広くて明るいロビーがあり、受付には小さな売店があり、私の大好きなふわふわの「くぢら餅」が売られていました。 山形に来たらやっぱりこれですね。 入浴料料と同じ値段の350円で売られていました。 入浴料が安いのかくぢら餅が安いのか、高いのか、山形県に来ると入浴料金の安さに感覚がおかしくなって来ました。 迷わず買ってしまいました。 浴室は広く、というよりも浴槽が大きく、浴槽の上の木桶から源泉が流れ落ち、床に溢れています。 分析表には、循環かけ流し併用と書かれていますが、別な場所には源泉掛け流しと書かれてあります。 温泉は薄い茶褐色の混濁の塩化物硫酸塩泉です。 そして、洗い場には、公衆浴場でも、石鹸やシャンプーも付いていました。
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12:00-13:00
手打ち大石田そば きよ
訪れた日が土曜日のお昼と言う事もあって、駐車場は満杯、他の車と争うようにしてようやくスペースをゲット、玄関に入ると、ズラリと順番待ち。 20分ほどでなんとか席にすわれました。 店内というより、一般家庭の座敷で、大きな神棚が頭上にあります。 ここは十割蕎麦が食べられると聞いてやって来ました。 そして、名物が鳥そばらしく、大きな鳥肉の入った汁を別注で頼みます。 ようするに鳥せいろのようなものです。 そばは板蕎麦になっているので量も多いので、これで充分お腹にたまりますが大盛りもあります。 そばはやはり十割というだけあって、舌触りがザラザラで、そばの長さも長短不揃いの、いかにも田舎風です。 そばの汁自体は、どっぷり浸けて食べられる、中辛の食べやすい味です。 そばのつゆと、鳥そばの汁を交互に食べ比べ、大きな鶏肉の塊をかじりながらガツガツ食べました。 田舎のそばそのものでした。
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14:00-15:00
国道13号線からかなり入った山奥にあります。 ホットハウスカムロは、公共の宿シェーネハイム金山の日帰り温泉で、建物の脇に別棟としてこじんまりとあります。 ログハウス風の建物で、ロビーの脇に小さな休憩所兼待ち合わせ場所もあります。 半円形の浴室を男女別にその半分を使っています。 その窓際にそって浴槽がまわっています。 温泉は、殆ど無色透明で殆ど味も分からない硫酸塩塩化物泉ですが、静かなロケーションでの入浴で寛げます。 無料の休憩室が奥にあり、一日遊んでも300円なので本当に山形県の温泉は安いですね。 土曜日の午後に行ったのですが、それなりにお客さんがいましたが、平日ならゆっくりでしょう。 静かに骨休みの出来る場所です。 冬の雪のシーズンにはスキー場になっているので、その時期はスキー客で混み合うのでしょう。
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16:00-
秋の宮温泉 スパリゾート秋の宮山荘
H28年4月に半年ぶりに再オープンしました。 オープンしたてで、色々なサービスがありました。 宿泊者は、24時間挽きたてコーヒーのサービス。 お部屋の冷蔵庫には、地サイダーが人数分無料で入ってました。 食事も、地元の食材と、食べ慣れた食材と、無難に誰の口にも合うように考えられていました。 比内地鶏入り小町焼という、比内鶏の混ぜご飯の味噌焼きが香ばしくて美味しかったし、秋田桃豚も柔らかくて美味しかったし、天ぷらにあった燻りガッコの天ぷらは面白い味でした。 温泉は広い内湯の中央にジャグジーがドンとそびえ、優雅に寛げます。 露天は静かに寛げます。 温泉は、殆ど無色透明で、気持ち塩味の塩化物泉です。 なにせリーズナブルな宿なので、頑張って欲しいです。
- 3日目2016年4月17日(日)
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10:00-11:00
鬼首温泉 せんとう目の湯
鳴子温泉から鬼首温泉への入り口にあります。 10時からの営業と、事前に電話で聞いていたのですが、一時間早く着きすぎてしまい、試しに駐車場に入って見てみると、暖簾が出ており、気持ちよくOKでした。 館内は新しく、ログハウスの雰囲気できれいに管理されています。 内湯はシンプルなタイル張りの浴室で、浴槽の縁が広く、トド寝の場所がありました。 一番風呂で誰も居らす、気持ちよく寝られました。 温泉は目の湯と言われる位ですから、きれいな温泉です。 泉質の表示には書かれていませんが、名前にもある通り、目に効能があるそうです。 そして名前にもある「せんとう」は銭湯のようで、以前あった温泉旅館を現在の御主人が買い取り、日帰り入浴施設にしたためです。 だから施設が新しいのです。 露天風呂もありましたが、まだ開店前のせいか温度が上がっておらず、寒いので早々に引き揚げました。 こじんまりとした露天風呂ですがきれいな露天風呂です。 風呂を上がると、丁度開店時間で、お客さんがぞろぞろ入って来ました。
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12:00-13:00
山形そば竹屋
仙台南ICの近くです。 建物には「肉そば」の大きな文字が鉢巻のように書かれています。 山形では、この「肉そば」の文字を良く見かけます。 山形の郷土食なのでしょうか。 山形でなくてもぜひ食べみようと入って見ました。 店の入り口にはお惣菜のバイキングがあり、「注文の品が来るまで食べて待っていて下さい。」とのことです。 山形では必ず、そばにこのお惣菜が何かしら付いて来ますが、ここはバイキングで自由に食べられます。 冷たい肉そばを頼みました。 てっきり、つけ汁の中に温かい鶏肉の汁が来るのかと思いきや、普通のあたたかい肉そばの丼に、冷たいお汁の肉そばが来ました。 これにはびっくり、でもこれ以前何処かで食べた! 思い出しました。 群馬県の片品村で食べました! その店だけのオリジナルかと思っていましたが、これが山形の味なんですね。 シコシコの硬い田舎蕎麦に冷たい麺つゆ、これが山形の肉そばの味なんですね。 これはこれで行ける味と食感です! しかもリーズナブルなお値段。 新しい発見でした。 色々な食文化があって、日本は広いですね〜。
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13:00-14:00
秋保温泉の中心にあり、隣りには共同浴場もあります。 建物の反対側にも駐車場があるので、日帰り客はそちらに停めます。 館内は広く、浴室の入り口も何か所もあり、迷ってしまう程です。 浴室は二つの浴場を男女交互に入るようです。 脱衣所が広く、そして浴室は半端なく広く、内湯だけで三か所の広い浴槽があり、奥のサウナの水風呂も普通の大浴槽並みに広いものでした。 あまりに広く、一か所ごとに入っていたら、露天風呂がある事をうっかり忘れてしまいました。 出てきて帰ってから「あれ!」と気づく有様でした。 温泉は100%源泉のみで、加水無しのナトリュウム塩化物泉で、殆ど無色透明、わずかに塩味がします。 秋保温泉は仙台の奥座敷で、丁度G7の閣僚会合があるらしく、道路工事の真っ最中でしたが、大勢の関係者があちこちのホテルに宿泊するのでしょうが、ここもそのホテルの一つになるのでしょう。 それに相応しい立派なお風呂でした。
山形県の蕎麦街道と温泉巡り
1日目の旅ルート
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