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かずとさんの岩手県の旅行記

花巻・遠野・平泉

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遠野を最初に訪れたのは、あの震災の翌年、本来の目的は三陸海岸。遠野はちょっと寄るだけの場所だった。ところが、初めて訪れたのにとても懐かしい思いがして、今度は遠野を目指して、花巻・平泉を一人巡ってみました。 私が子供のころは、東京の下町でも神様やものの怪はもっと私の近くにいた。田舎の祖母の言葉を思い出す。『早く寝ないと、天狗さまが来るぞ。』『顔洗ってから寝ないと、ねずみに引かれるぞ。』祖母の家の近くの神社に大木があって、大天狗が住んでいるという。こどもたちの肝試し。そんなことを思い出させる。大人になってしまうと、何故この神社が怖かったのか不思議に思った。 いまだに神様やものの怪がすぐ近くにいる。そんな気にさせる遠野が何故か懐かしい。

神社ツウ かずとさん 男性 / 60代

1日目2016年5月1日(日)
11:00-12:00

賢治の教室(宮沢賢治童話村)

花巻市

「賢治の教室(宮沢賢治童話村)」を   >

雨、ちょっと前の週間天気予報では晴れが続くはずだったのに、雨! 一人旅の気楽さで予定変更。平泉と花巻を入れ替えて、昼までに山猫軒を目指して常磐道→磐越道→東北道と、400km走ってきました。GWのため童話村の駐車場に誘導されました。

11:00-12:00

レストラン山猫軒

花巻市

「レストラン山猫軒」を   >

駐車場から歩くことに。写真の階段を上りきったところに山猫軒があります。10分か15分で上れます。

11:00-12:00

レストラン山猫軒

花巻市

「レストラン山猫軒」を   >

上りきると、こんな案内板がありました。

11:00-12:00

レストラン山猫軒

花巻市

「レストラン山猫軒」を   >

山猫軒前の駐車場に車はほとんど無く、何のための規制&誘導だったのだろう。 ま、おかげで珍しい角度で写真が取れました。

11:00-12:00

レストラン山猫軒

花巻市

「レストラン山猫軒」を   >

11時半少し前、まだ席はずいぶん空いていて、すぐ座れました。名物スイトンを食べました。美味しかった。 この後、2時間くらい宮沢賢治記念館を見てからお土産を買いに戻ったら、もう大勢の方が順番待ちしていました。

12:00-14:00

宮沢賢治記念館

花巻市

「宮沢賢治記念館」を   >

山猫軒前の駐車場を挟んだ反対側、記念館へのアプローチ。途中に「よだかの星」のモニュメントがあり、写真の奥が記念館。

12:00-14:00

宮沢賢治記念館

花巻市

「宮沢賢治記念館」を   >

詳しく見ていたので、後ろの人達にどんどん抜かされていました。 生い立ち、思想、文学、どれも興味深く、瞬く間に時間が過ぎてしまった。 小さいけれど、とても良い記念館だと思います。

14:00-15:00

賢治の学校(宮沢賢治童話村)

花巻市

「賢治の学校(宮沢賢治童話村)」を   >

再び童話村へ。 童話村入り口からのアプローチと建物の外観が凝っていて、それだけでも楽しい。 展示については、面白いのだけどどれも規模が小さくて、宮沢賢治の世界観を表現しきれていない気がしました。

14:00-15:00

賢治の教室(宮沢賢治童話村)

花巻市

「賢治の教室(宮沢賢治童話村)」を   >

前回も今回も雨、晴れていればもっと楽しめるのだろうけれど…。

15:00-17:00

高村光太郎記念館高村山荘

花巻市

「高村光太郎記念館高村山荘」を   >

この建物の中に高村山荘がある。この建物は山荘の劣化を防ぐための外郭のようなもの。自分の生活がいかに贅沢なのか、思い知らされる気がする。光太郎は智恵子がいなくなって、ここで何を考え、何を支えに、厳しい生活を選んだのだろう。

15:00-17:00

高村光太郎記念館高村山荘

花巻市

「高村光太郎記念館高村山荘」を   >

映像の資料は良くできていると思いますが、何といっても作品が少なすぎます。 確かに高村山荘では、あまり作品を作ってはいなかったようですが、それにしても少ないと思いました。

18:00-19:00

トロイカ

北上市

「トロイカ」を   >

ロシア料理という響きに魅かれて食べに行きました。 Bセット…ボルシチ・ピロシキ・チーズケーキ・ロシアンティーのセット。 とても美味しかった。でも高いです。なのでコストパフォーマンスは『それなり』です。隣の席の旅行者であろうカップルが小さい声で「えっ、これだけ」と言っていました。

19:00-20:00

モンテインホテル

「モンテインホテル」を   >

本日の宿。部屋も広く清潔で、カーテンで仕切っただけのトイレの脱臭力に驚きました。天気が悪く星空という訳にはいかなかったけれど屋上大浴場も良かった。朝食のバイキングも質・量ともに合格。 しかし!私の部屋は屋上大浴場の真下で、排水管を流れる音が響き渡り、満足に寝られなかった。

2日目2016年5月2日(月)
07:00-08:00

道の駅 遠野風の丘

遠野市

「道の駅 遠野風の丘」を   >

まだ朝早かったため、売店以外は開店準備の真っ最中でした。天気も今一。遠野市街が一望できる場所で、晴れていたら気持ちの良いことでしょう。靄に霞む遠野もまた一興。ブリキの河童の置物をお土産に買いました。

08:00-09:00

遠野物語碑

遠野市

「遠野物語碑」を   >

この町では神様やものの怪がすぐ近くにいる。

08:00-09:00

遠野物語碑

遠野市

「遠野物語碑」を   >

良く見るとけっこう怖い顔をしている。体は細いけど筋肉質で、なんか悪さしそう。友だちになりたくないタイプの河童。『人間のこんなところが気に入らねえんだ。』とか言われていそう。

08:00-09:00

遠野物語碑

遠野市

「遠野物語碑」を   >

どんな話をしているのか。

08:00-09:00

遠野物語碑

遠野市

「遠野物語碑」を   >

やっぱり友だちになりたいタイプではないな。

10:00-11:00

とおの物語の館

遠野市

「とおの物語の館」を   >

とおの物語の館(遠野城下町資料館とは別の建物で、徒歩5分くらい離れています。) 小さい置物に触れると、小さい影絵が現れる。通り過ぎると、後ろで子供のくすくす笑いがしたり、羽ばたきの音ともに天狗の影が横切ったり、小さいながらとても面白い。 柳田國男資料館と遠野座(語り部の実演)が併設されていて興味深い。

11:00-12:00

五百羅漢(岩手県遠野市)

遠野市

「五百羅漢(岩手県遠野市)」を   >

写真は卯子酉さま(うねどりさま) 五百羅漢・コンセイさまへの上り口にあります。遠野物語では結構有名な神様で縁結びの神様。小さいお堂に祀られています。

11:00-12:00

五百羅漢(岩手県遠野市)

遠野市

「五百羅漢(岩手県遠野市)」を   >

卯子酉さまから小高い山を登り、五百羅漢へ。「もののけ姫のこだま」の世界。苔むした石に羅漢様が線刻されている。ここからコンセイさまを巡って小一時間で戻れます。

11:00-12:00

五百羅漢(岩手県遠野市)

遠野市

「五百羅漢(岩手県遠野市)」を   >

実際には曇り空で写真より薄暗く、とても神聖な雰囲気のある場所でした。 本当に「こだま」が出てきてもおかしくないところです。

12:00-13:00

たかむろ水光園

遠野市

「たかむろ水光園」を   >

見学者から入場料を取るほどのものではない。曲がり家は宿泊施設にもなっているため、見学者は入れず。写真の池は釣り堀になっていて、J-POPが大音量で流れ、やる気の無さそうな兄ちゃんがバイトしていた。食事ができるはずがすべて休みだったことも残念。

13:00-14:00

伝承園

遠野市

「伝承園」を   >

佐々木喜善資料館とオシラさまを祀ったお堂があります。 あまり知られていないが、柳田國男の遠野物語は、佐々木喜善が情報源といってもよく、小さいがなかなか良い資料館でした。写真の曲がり家の裏にオシラ様を祀っている。

14:00-15:00

カッパ淵

遠野市

「カッパ淵」を   >

GW中で人が多く、これでは河童も出てきにくいかな。たぶんどこかに隠れて、こっちを指さして笑い話にしているかもしれない。そんな雰囲気のある場所。

17:00-18:00

花巻温泉 ホテル紅葉館(こうようかん)

「花巻温泉 ホテル紅葉館(こうようかん)」を   >

本日のお宿。とても良いホテルでした。提携三館の温泉巡りができ、面白かったです。朝夕食ともにバイキング。内容も良かったです。部屋も広く清潔でした。一人旅なのに部屋にはセミダブルのベットが二つあり、部屋を間違えたかと思いました。

18:00-19:00

釜淵の滝

花巻市

「釜淵の滝」を   >

夕食の前に散策がてら釜淵の滝へ。ホテルの駐車場わきから川へ降りていきます。降り始めると熊避けのベルが置いてあり、さっきから時々カランカランと聞こえていたのはこれかと思いました。私もベルを鳴らし「これから行くよ。」という気持ちで行きました。遊歩道は整備されていて、滝も小さいながら癒されました。宮沢賢治もこの辺りまで鉱石の採取に来ていたようです。30分から40分で一巡りできます。

3日目2016年5月3日(火)
07:00-08:00

花巻温泉 バラ園

花巻市

まだバラの時期には早いので、宮沢賢治設計の日時計花壇を見てきました。

07:00-08:00

花巻温泉 バラ園

花巻市

まだ時期が早いため、寂しい花壇でした。初夏に来たら見頃になっているのでしょうね。

10:00-13:00

中尊寺金色堂

平泉町(西磐井郡)

「中尊寺金色堂」を   >

藤原三代の栄華が偲ばれる。源平の戦いも遠い国の話だったはず。時代の流れは理想郷・黄金郷を飲み込んでしまった。 金色堂の荘厳さには圧倒されます。

10:00-13:00

中尊寺

平泉町(西磐井郡)

「中尊寺」を   >

参道にたくさんのお堂があり、そこに一つずつ売店があり、御守りを売っているのだが、これが本当に節操がない。薬師如来のお堂の売店で縁結び・学業成就・交通安全・ペットの御守りまで売っていた。何でもあり。 ここは世界遺産ですよね。もう少し矜持を高く持ってほしいものです。

13:00-16:00

毛越寺

平泉町(西磐井郡)

「毛越寺」を   >

仏教を学ぶということは外国の文化に触れること。今は跡地しかないけれど、高い文化の名残を感じることができます。薫風、典雅、教養、藤原三代の絶頂期を偲びます。

13:00-16:00

毛越寺浄土庭園

平泉町(西磐井郡)

「毛越寺浄土庭園」を   >

オマケ・・・GWのためか「義経パレード」をやっていました。まぁ、このおかげでどれだけ足止めをされたか。華々しい行事なのですが、何とも長い。行列が長いだけでなく、時間も長い。係りの方に向こう側へ行きたいと言ったら、あと30〜40分は無理ですねぇ、と言われた。参った。

1日目の旅ルート

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