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ponyさんの栃木県〜新潟県の旅行記

新春の日本ロマンティック街道

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連休前に開通したばかりの、春の日光金精峠を通る計画で湯巡りをしました。 今回は、なかなか気づかれない面白い温泉が中心で、京塚温泉の露天風呂や向山温泉幡谷温泉などの温泉民宿もありました。

温泉ツウ ponyさん 男性 / 70代

1日目2015年4月25日(土)

林温泉 かたくりの湯足湯

 ダムの建設で埋没する川原湯温泉の近くの高台に、最近出来た、道の駅八ツ場ふるさと館の後にあります。  道の駅は、出来たばかりで、新しくきれいで、大きな施設です。  正面の入り口には手湯があります。  足湯はその建物の裏側にあり、そこからは、きれいな吊り橋が眺められます。  林温泉は、川原湯温泉の埋没に伴い、新しく掘削された温泉で、共同浴場も別にあります。  温泉は、鉱油臭のある、殆ど無色透明の温泉です。  近寄るだけでその匂いがします。  今後、ダムが完成すると又ちがった雰囲気になることでしょう。  でもここまでくるのにどれだけの年月が費やされたことか。  関係者のご苦労を想像します。  次回は、ぜひ新しい共同浴場に寄らせてもらいたいです。

長野原町 やんば

 旧店から現在の場所に移転しました。  ダムの完成で湖に沈むことが決まってはや何十年が経ったのでしょう、ようやくここまでになったようです。  お店は、太い丸太で組まれた見事な造りで、これからが期待できそうです。  旧店で有名だったというゴマダレそばを頼みました。  蕎麦の汁に摺りゴマを混ぜるので、そば汁は当然辛くなく、食べやすく、どっぷりと汁に浸けて食べられる辛さで、ゴマの香りとコクが楽しめました。  蕎麦はプチプチの食感の挽きぐるみの蕎麦で、のど越しも良く、一気に食べてしましました。   お店の反対側には、やはり大きなうどん屋さんが新しく建ち、この辺は一気に変わるのでしょうね。

京塚温泉 しゃくなげ露天風呂

 尻焼温泉への道の途中、ガソリンスタンドと豆腐屋さんが向かい合う交差点を左折して川沿いに降りて行きます。  でも、温泉は無人なので、この「きく豆腐店」」で受付をして、大きな鍵の札を借りて行きます。  川の下の橋を渡ると、福祉施設があり、その後ろに広い駐車場と共同浴場、露天風呂があります。  浴室は、簡単な脱衣所と広い露天風呂があり、浴槽の上には透明な塩ビの屋根が付いて、雨でもOKです。  周りには、名前の通り、大きなしゃくなげの木や桜の木もあり、川の流れと花を楽しみながらの入浴です。  温泉は、ややぬるめの温度で、気持ち混濁気味のとろんとした柔らかい温泉です。  もちろん源泉かけ流し。  湯上りには、鍵を返したついでに、きく豆腐店で冷ややっこが食べられますので、お勧めします。

中之条町 きく豆腐店

尻焼き温泉に向かう途中のGSの隣に、大きな暖簾の豆腐屋さんがあります。 店の入り口には清水が流れ、豆腐の美味しさを期待してしまいます。 店内にはテーブルもあり、冷奴を注文して食べられます。 近くのしゃくなげ露天風呂の鍵の預かり場所にもなっているので、ここで入浴料金を払い、大きなカギを借ります。 帰りにはぜひここで冷奴を食べて見て下さい。

中之条町 野のや

尻焼温泉への途中のガソリンスタンドの前にあります。  目の前の「きく豆腐店」の脇の道を下ると、しゃくなげ露天風呂に行けます。  この店の名物は、標高1000mの高地で栽培する、市場には一切出回らない「六合舞茸」で、その舞茸を食べてもらうために始めたそば屋だそうです。  そばはもちろん、地物の六合産の二八そば、他の野菜なども地物を使っています。  そばはこしのある蕎麦ですが、汁はかなり甘めで、やや薄めでどっぷり汁に浸けて食べる田舎蕎麦のタイプです。  この地ならではの味でしょう。

バーデ六合

中之条町(吾妻郡)

「バーデ六合」を   >

 尻焼温泉への分かれ道を更に野反湖の方に行くと、色々な福祉施設や病院も備えた複合施設が現れ、その中の一画に入浴施設と、プールも備えた温泉療養施設があります。  浴室は意外に狭く、あくまでもプールやストレッチの後の汗流しの入浴が主体の雰囲気です。  源泉は、尻焼温泉からの引き湯で、しかも温泉プールもあるのですから、かなりの湯量です。  そして浴槽は源泉かけ流しで、無色透明な綺麗な温泉が流れ出ています。  プールと浴室とも同じ脱衣所ですが、プールに入るには別料金が必要です。  歯科医院や診療所もあり地域医療の中心にもなっています。  午前中、独り占めの状態で入浴できました。

美人の湯と摘み草料理の宿 真沢の森

 周りには何もありません、ちょっとした谷間に、三角形のピラミッド型の屋根があり、奥の高台に駐車場があります。  建物の入り口には、貸農園の配置が書かれた案内板が貼られています。  ここでは、田んぼや畑を年間契約で借りられるようです。  そして、ここで宿泊も出来、農作業の後の汗流しも出来る、贅沢で面白い施設です。  浴室は建物の外にあり、谷間に降りて行きます。  浴室からは、棚田が見えるはずでしたが、あいにくブルドーザーで整備中でした。  浴室は意外に広く、メタケイ酸による規定泉だけあって、なんともつるトロのお肌に良さそうな美人の湯でした。  露天風呂もありますが、建物の間にかくれているのでちょっと寂しいですが、内湯が広く柔らかい温泉なので、内湯だけで充分でしょう。  無色透明、お肌に合う温泉でした。

水上温泉 道の駅水紀行足湯

 高速水上ICを降り、水上温泉方面に走るとすぐ右側に道の駅「水紀行」があります。  その奥の、利根川の広い河原の土手に、細長い足湯の建物が見えます。  足湯の浴槽は、30mの一本杉をくり貫いて造られており、温泉は谷川温泉鞍置の湯を運んで循環させているようです。  ですから、定休日もあります。  でも、ドライブの途中に足を温泉に浸け、目の前を勢い良く流れる利根川の流れを眺めていれば、自然にリラックス出来、疲れも癒されます。  目の前の河原からは、夏には、ラフティング(川下り)のゴムボートに乗り込む若者達の姿が見られたり、岩魚の塩焼きの臭いを楽しんだりと、賑わう道の駅の姿を楽しむ事が出来ます。  日曜日には大きなイベントや即売会も開かれ、お土産買には一番のお勧めスポットです。

向山温泉 宮前山荘

奥利根スノーパークスキー場のとなりにある温泉民宿です。  なので、雪のある時はいつでも入浴可能ですが、無雪期は事前に確認しないと、温泉だけの入浴が出来ない事もあるようです。  たまたま事前に入浴時間の確認をしておいたので、到着すると、「電話のあった方ですね。」と言われ、わざわざお湯を入れて待っていてくれました。  一人なのにすいません・・・  源泉温度は25.2℃なので加熱循環になりますが、pH9.3でも、無色透明無味無臭のさっぱり系の温泉です。  雪も融けて、スキー客は誰もおらず、一人ゆっくり浴室を独り占めできました。

越後湯沢温泉 湯沢グランドホテル

「越後湯沢温泉 湯沢グランドホテル」を   >

 越後湯沢駅の西口から右に曲がればすぐ、目の前にあります。  広い館内には大浴場が二か所あります。  でも一か所の大浴場の男子風呂が、7時から貸切浴室になります。  貸切で入るには贅沢すぎる大浴場ですが、それなのでチェックインが遅かったので一か所しか入れませんでした。  朝も貸切になっていました。  でももう一方の大浴場では、入浴後にドリンクサービスがあり、ビールや冷酒等が無料で飲めます。  すごく徳をした感じです。  温泉は循環ですが、加水加温なしの源泉100%です。  そしてなにより朝夕のバイキングが良かったです。  とても食べきれない内容で、朝夕ともデザートが豊富、そして朝のおにぎりのサービスはいいですね。  好きな具材を選んで握ってもらえます。  お米はもちろん魚沼の契約農家からのお米です。  雪どけ直後のこの時期が、お客も少なく、部屋もグレードアップしてもらえ狙い時ですね・・・

2日目2015年4月26日(日)

平川温泉 市の湯足湯

 国道120号線沿いに足湯ののぼりがはためいています。  広い駐車場に、農産物直売所の小屋が何軒も並び、その中の一番大きな直売所の「尾瀬市場」に足湯があります。  建物の軒下にあり、冬には周りがビニールで覆われて、雪よけになるようです。  かなり大きな足湯で、浴槽の上には、テーブルが掛けられており、目の前の食事処から注文出来るようになっています。  足湯に入りながらの、食事やお茶やスイーツが食べられるようです。  温泉は、平川温泉で、源泉掛け流しと書かれています。  泉質はアルカリ性単純泉で、源泉は47℃もあるそうで、足湯だけではもったいないです。  偶然通りかかって発見するのはうれしいですね。  そしてこの尾瀬市場は、キノコ類がとても安く、お土産に山ほど買い込みました。  買い物の待ち合わせにも便利です。

尾瀬市場

 場所は道の駅か農産物直売所かと思う雰囲気で、道路際には「手打ち十割蕎麦」ののぼりが林立しています。  こののぼりに惹かれて食べて見る事にしました。  お店はいわゆる食堂で、蕎麦はその中の一品でした。  蕎麦粉は赤城山麓の地粉を使っており、無くなり次第終了のようです。  この尾瀬市場自体が、かなり種類が豊富で安い農産物直売所なので、蕎麦粉も地物が手に入り易いのでしょう。  そばは思ったより滑らかです。  汁がやや薄めで、どっぷり浸けて食べる田舎風の為か天ぷらと一緒に食べれば食べやすいと思われます。  ざるそばのままでは物足りないかも・・・

幡谷温泉 ささの湯

 平川の交差点を、国道120号線から武尊山方面に曲がってすぐの所にあります。  外観は民宿そのものですが、内部は広く、休憩室もある、いわゆる温泉センターです。  内湯も民宿とは思えない程の広さと設備で、露天風呂も立派な岩風呂で、充分に寛げます。  お客さんも多く、後から後から、足の不自由なお年寄りと、連れの家族連れの人が入ってきます。  温泉は、内湯が源泉かけ流しで、つるすべの、柔らかな温泉です。  露天風呂は多少加熱するためか、循環していますが、当日は桜が湯船に舞い散り、桜の花びらを見ながらの入浴となりました。  近くには道の駅と大きな日帰り入浴施設もあるのですが、昔からの馴染み客も多いようです。

日光湯元温泉 湯元園地あんよの湯

 日光湯元温泉の湯守釜屋の後ろにある小さなスペースに、トイレと大きな足湯があります。  湯元の温泉を利用した観光客用の無料の足湯です。  下駄箱や、靴を履くためのベンチ等、設備も充実しています。  しかも無料ですから、入らないと損です。  施設は広く、それでもシーズン始まったばかりな為か、一部は源泉が満たされておらず、空になっていました。  それでもこの時期にしては多いお客さんで賑わっていました。  白濁で、硫黄臭のある温泉で、足を入れると、すぐにジンジンと血流が早まるのが分かります。  シーズン中はさぞかし混み合うのでしょうが、連休前の雪どけ直後のこの時期は、穏やかな静かな湯巡りが出来る時、お勧めの時期です。

奥日光湯元温泉 湯守釜屋

 湯守の名前がある通り、湯元温泉の老舗です。  脱衣所にコインロッカーがないので受付で貴重品は預かってもらえます。  館内のロビーも広く、入浴後もここでゆっくり出来ます。  男子の内湯には二つの浴槽があり、高温とぬる湯に分れているのかと思いましたが、その時は殆ど差がありませんでした。  浴槽の年期の入った木の縁からは、温泉が溢れて流れ出ています。  露天風呂もあり、内湯も露天風呂も白濁の濁り湯で、いかにも温泉の野趣と風情を感じさせてくれます。  湯上りに普段は掛け湯をせずにそのまま出るのですが、この温泉は匂いが後々まで体に付いてしまうので、効能を考えるともったいないのですが、掛け湯して出てきました。  しないと他の洗濯物に匂いが移ってしまいそう、それ程濃い硫黄泉です。

1日目の旅ルート

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