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ponyさんの岩手県〜秋田県の旅行記

夏休み最後の格安温泉旅行

  • 夫婦
  • 2人

今回は、銀河高原での宿泊とビールを楽しみに遠出しました。 二日目の小安峡温泉多朗兵衛はとても印象的な温泉で、川渡温泉越後屋の温泉と共に、忘れられない旅となりました。

温泉ツウ ponyさん 男性 / 70代

1日目2016年8月26日(金)

珠玉の湯 薬師堂温泉

「珠玉の湯 薬師堂温泉」を   >

すぐ近くにお薬師様があるようで、この名前が付いたようです。  大きな温泉旅館で、日帰り入浴がなんと、朝の5時からOKで、大広間も無料で開放されていて、一日寛げるようになっています。  温泉は殆ど無色透明で塩辛い塩化物泉でした。  浴室は、広い内湯に立派な露天風呂があります。  内湯はシンプルな浴槽ですが、露天風呂が凄い!  太い木組みの屋根があり、浴槽は丸い大きな石を並べた露天風呂です。  周りは岩を積み上げた庭園で、ツツジがきれいに刈り上げられ、ツツジの咲く頃はさぞかし見事な景色になるでしょう。  なんとも贅沢な露天風呂です。  館内は、早朝から日帰りで入浴出来るせいか、早くからお客さんが寛いでいました。  温泉の色が、HPで見た黄褐色の色ではなかったので、清掃後で徐々に色が付くのかなと思いつつ浸っていました。

瀬峯坂温泉 宝珠の湯

北上市

「瀬峯坂温泉 宝珠の湯」を   >

 北上から夏油温泉に行く途中にあります。  平屋の大きな建物の日帰り温泉施設です。  当日は、たまたま26日の「風呂の日」で入浴休憩が300円と、サービス価格になっていました。  お客さんが来るたびに、担当者が入浴券の自販機に付いて説明してくれました。  浴室に入ると、広い浴室に大きな浴槽、前面ガラス張りの正面の先には立派な東屋があり、広い立派な和風庭園を涼んで眺められるようになっていました。  てっきりその東屋の前に露天風呂があるのかと思いきや、砂利の地面しかありませんでした。  せっかくのこれだけの庭園があって、露天風呂が無いのは残念でした。  大浴槽は、殆ど無色透明の塩辛い温泉です。  でも、内湯の大きな浴槽の他に小さな浴槽があり、覗いて見るとやや白濁を帯びた、石鹸水を溶かしたような温泉があり、ぬるめの源泉浴槽でした。

松苑

北上市

「松苑」を   >

 店内に入ると店主の接客が始まり、お茶を運んでお勧めのメニューを紹介してくれます。  店内の壁には、常陸秋そばのポスターがあり、常陸秋そばなのかと尋ねると、常陸秋そばと信州伊那谷産のそばを使用しているとの返事で、同郷の出身と聞いて喜んでくれ、御新香のサービスが出てきました。  蕎麦は九一とのことです。  お勧めが鴨汁そばと言うので注文しました。  大きな鴨の肉と濃く熱い辛目の味で食べごたえ十分でした。  そばは、やや平べったい噛むと旨みの出るそばで、美味しく頂きました。  最後の蕎麦湯も真っ白、お代わりまで持ってきてくれました。  大きな蕎麦湯二杯も飲めばお腹もいっぱいになりました。  ご馳走様でした。

道の駅 錦秋湖

 こじんまりとした道の駅ですが、内部はお洒落で、地物の名産品が多く、特徴のあるお土産品がたくさんあります。  「ビスケットの天ぷら粉」なんて信じられない商品ですが、いぶりがっこの天ぷら同様雪国の必需品なんでしょうね。  イートインコーナーにも面白いスイーツがありました。

左草温泉 ふれあいゆう星館

 かなり人里離れた山の中、隣には牛乳の工場があり、目の前は牧場です。  国などの支援を受け、町が建設した農村景観活用交流施設で、温泉施設の他に研修施設等もあり、隣接した公園には、キャンプ場やバンガロー等もあるようです。  館内のロビーの脇には、休憩室用に畳敷きの囲炉裏の休み処もあり、風情も感じます。  浴室はシンプルな内湯だけです。  窓からの景色も見えないので、ちょっと物足りません。  温泉は25℃の単純温泉で加熱循環、無色透明無味無臭です。  柔らかい以外特に特徴はありませんが、常連のお客さんが、ここは腰に良く効くんだと言っていました。  ここは、何もない代わりにゆっくり出来る場所のようで、ゆっくり骨休めの出来る、湯治と銭湯を兼ねたいこいの場所のようです。  「この辺は小さな温泉が多く、特に雪の多いこの地域の、天からの恵みのようだ。」と地元のお客さんの言葉が印象的でした。

ホテル森の風 沢内銀河高原

 星空がきれいな場所なだけに、ずいぶんと遠い場所です。  名前の通り、夜には銀河の鑑賞会が模様されるようですが、あいにくの曇天でそれはかないませんでした。  そしてここには、建物の隣が地ビールで有名な「銀河高原ビール」の工場が建っています。  毎日工場見学も出来ます。  温泉は、内湯に大きな露天風呂があり、特に特徴は感じませんが、源泉100%の循環なのでしっとりとした質感を感じます。  入浴後は、お肌スベスベのとてもいい温泉でした。  そして食事は、なにせビール工場があるのですから、目玉は生の地ビールです。  時間別の飲み放題のコースもあります。  特に生の黒ビールはなかなか飲めない地ビールのようですが、とても美味しくほろ酔いさせてもらいました。  夜の食事はハーフバイキングで、最後は別に、デザートも出てきます。  バイキングの目玉は、炭火で焼かれてた、夜は前沢牛入りのソーセージや朝のベーコンの網焼きです。  リーズナブルで、遠くまで来た甲斐がありました。

2日目2016年8月27日(土)

南郷(夢)温泉 共林荘

「南郷(夢)温泉 共林荘」を   >

 広い駐車場の周りを建物が何棟も並んで建っています。  温泉ばかりでなく、老人福祉施設も併設しているようです。  最近、このタイプの温泉施設があちこちに建っています。  入居生活する上で、単なる入浴施設でなく、温泉に入れるとなれば私も喜んで入居したい気分です。  そして、その温泉は、二種類の源泉があり、浴室も二か所に分れています。  当日、午前中は本館の浴室のみ利用可で、もう一つの浴室は清掃中で入れませんでした。  本館の浴室の源泉は、アルカリ性単純硫黄泉で微白濁のヌルヌルの温泉でした。  硫黄泉なので、日ごと温度の差で色合いが変わるようで、黒や鶯色にもなるそうです。  そして鶯色の時が一番効能があると、案内書に書かれてありました。  源泉掛け流しで飲泉可なので、源泉口からペットボトルに源泉を入れてお土産にしました。  家で毎日化粧水代わりにして顔を洗うと、気のせいか肌ツヤが・・・

道の駅さんない

 物産品の販売所には、秋田の地酒や地ビールが豊富に売られ、見て回るだけでもたのしくなります。漬物はやはり燻りガッコの山・・・又、道の反対側には木工品の販売所もあり、手作りのおもちゃなどもあり、見るだけでも楽しくなります。しかも安い。

道の駅十文字

国道13号線にある道の駅です。体育館のような大きな建物の中には、農産物の直売品やらお土産品、地酒、地ビールと楽しくなるような品で一杯でした。 お客さんも多く、新しい商品がどんどん運ばれ、活況でした。

かえで庵

湯沢市

「かえで庵」を   >

 なんとも面白い蕎麦処がありました。  湯沢市皆瀬は銘柄牛の皆瀬牛の産地でもあり、その皆瀬牛の焼肉と十割蕎麦のセットもある蕎麦処で、これが名物のようです。  蕎麦も、作付(一部)、管理(一部)、刈取、乾燥調整、製粉、手打ちというこだわりで、そばは皆瀬地区に一部岩手県産も入った十割そばです。  皆瀬地区の活性化センターが経営するそば処です。  先ずは焼肉セットが出てきます。  塩と胡椒で食べます。  口の中で溶けてしまう美味しさ!  最後に十割蕎麦が出てきます。  十割と言っても、水回しが上手く、十割独特の舌触りも殆どなく滑らかで腰が強く、中辛の独特の出汁に良く合い、量も多く美味しく頂けました。  帰りには、ここのセンターで生産した地熱で育てたトマトをごっそり頂きました。  傷物で流通に出せない品とのこと。  いえいえ、我が家では十分商品です。  途端にお土産がかいたくなり、乾麺を買ってしまいました。  商売上手ですね〜、でも嬉しい!

小安峡温泉 あぐりの湯足湯

 農産物直売所の看板を見つけて駐車場に入ると、偶然に足湯を見つけました。  小安峡温泉には、あちこちに足湯があり、それを巡るだけでも面白い旅が出来そうです。  インターネットで以前のここの足湯の写真を見ると、料金箱があり、寸志とかかれてありました。  現在は無く、無料です。  珍しい内には有料もありでしょうが、これだけ足湯が普及すると、お金を払ってまで足湯に入る人は・・・  それだけに無料になったのは有りがたい事です。  足湯の浴槽は池のように広く、無色透明の熱めの温泉が出ています。  座布団代わりの板と屋根もあり、寛げます。  足湯の隣には、農産物直売所あぐり館があり、この辺の名物の地熱利用の野菜が色々売られており、連れの買い物の待ち時間に、丁度良い足湯でした。

農産物直売所あぐり館

 小安峡温泉の入り口にあり、この辺の地熱を利用した農産物が種類豊富に販売されています。駐車場の奥には無料の足湯もあります。

小安峡温泉 多朗兵衛

小安峡の温泉街の入り口にあります。  以前から、多朗兵衛の浴室の写真を見ていて、ぜひ行きたい宿の一つで、行くのを楽しみにしていました。  館内はお洒落な落ち着く雰囲気で、ますます期待してしまいます。  日帰りで入れる浴室は3箇所あります。  先ずは、一番有名な大浴場、ここの窓の造りは群馬県の法師温泉と同じ雰囲気の窓で、レトロな雰囲気を出しています。  床は石で敷き詰められ、浴槽は源泉掛け流し循環併用で、無色透明無味無臭の柔らかい単純泉です。  この他にも、屋外に湯小屋があり、面白い石造りの浴槽があり、更に三宝の湯と言う渋い感じの源泉掛け流しの浴室もあります。  この他にも女性専用のおふろもあり、宿の湯巡りだけでもかなりの時間がつぶせます。  しかも入浴料は500円と安く、立ち寄りにも便利なのでお勧め出来ます。  次回はぜひ宿泊して味わいたい温泉宿でした。

小安峡温泉 なごみの湯足湯

小安峡温泉には、無料の足湯があちこちにあります。  「旅館多朗兵衛」の反対側にも足湯がありました。  商店の脇に、小さな小屋が建っています。  打ちっぱなしのコンクリートの奥に四角い浴槽があり、その周りをベンチが取り囲んでいます。  定員6名?と言っても、二人も入れば後から入るには遠慮してしまう程狭い湯小屋です。  冬の寒い次期には、周りが囲まれているのでゆっくり浸かっていられるでしょうが、夏場はちょっと狭いかな?  もっとも真冬はここ開いているのかな?  などと考えてしまいながら入っていました。  温泉は殆ど無色透明のの温泉です。  なにせ、小安峡の足湯は全て無料のようなので、足湯巡りでかなり面白い旅もできそうです。  次回は宿泊で小安峡に来たいです。

奥小安峡大湯温泉 阿部旅館

 小安峡温泉の最奥に、お洒落な一軒宿があります。  日帰り入浴は、外の谷底にある湯小屋に入ります。  湯小屋へ下る道沿いには花壇が並べられ、休憩所もあり、とてもきれいな雰囲気です。  ここは、川原にある天然の川風呂で有名です。  まず、湯小屋の中には小さな内湯があります。  源泉の温度が98度と高温なため、加水して薄めているようで、源泉が結構流れ落ちていますが、露天風呂の方にはちょろちょろと熱湯が浴槽に注がれていて、内湯と比べると泉質の濃さを感じました。  露天風呂の浴槽は何か所もあり、一番大きな浴槽には、源泉が直接流れる部分が、深さ1m以上もあり、これで温度を下げているようです。  河原には川の石で堰き止めた、混浴の天然川風呂もあります。  女性は、水着バスタオルOKと宿のHPに書かれてあります。  昼間は混浴タイムですが、宿泊すれば女性専用の時間もあるようです。

道の駅路田里はなやま

 国道398号線にある道の駅で、自然薯のシーズン中には見る価値あります。  館内は広く、地元の名産物が並べられています。  ここで竹の靴べらを買いました。丈夫で割れなさそうです。

越後屋旅館<川渡温泉>

「越後屋旅館<川渡温泉>」を   >

温泉街の入り口近くの角にあります。  すぐ脇には共同浴場もあります。  鳴子温泉の湯巡りには湯巡りチケットがお得で、参加施設で購入でき、今回の湯巡りのスタートにこちらで購入しました。  越後屋旅館には、「単純硫黄泉」と「含硫黄-ナトリュウム−炭酸水素塩泉」の二つの源泉があり、それぞれが日替わりで男女別の浴室になり、両方入るには泊まらなければなりません。  今回は、単純硫黄泉の浴室に案内されました。  浴室はこじんまりとして、外には半露天風呂があり、雪の日でも安心して入る事が出来ました。  硫黄泉なので白濁ですが、内湯は気持ち鶯色で、外は真っ白です。  やはり外気温の違いで色が変わるのでしょうか。  温泉の面白さです。  肌触りの良い優しい温泉で、一回の入浴ではもったいない温泉です。  再び訪れ、今回は宿泊で両方の温泉に入れました。  お土産に温泉をポリタンクに頂いて帰りました。  料理は夕食のみ部屋出しで、ボリュームがありました。

3日目2016年8月28日(日)

白石温泉 薬師の湯 

「白石温泉 薬師の湯 」を   >

 白石ICの近くにあります。  以前は「かんぽの宿」だったらしく、現在は民間の福祉法人が経営している温泉ホテルです。  なので、隣にはデイケアセンターなどが並んでいます。  最近はこの手の温泉利用のケアセンターがあちこちに出来ています。  私もいずれ利用したいです。  建物は、以前は「かんぽの宿」だけあって大きく立派な建物です。  朝のオープン時に行ったのですが、すでにお客さんが玄関前でおしゃべり中で、オープンと同時にゾロゾロ・・・  値段も安いし、人気の温泉ようです。  温泉は内湯に二つの浴槽と、新しく露天風呂が出来たようで、後から作ったせいか小ぶりな露天風呂です。  露天風呂は屋上の草の上にあり、二人も入ればいっぱいで、三人目は外で涼んで待っているようです。  温泉は、薄い黒褐色気味の透明な塩味の温泉です。  休憩所もあり、レストランでお昼も食べられ、ゆっくり寛げる人気の温泉です。

にごり湯の宿 湯守 木村屋

「にごり湯の宿 湯守 木村屋」を   >

 温泉街の入り口には、各旅館の共同の駐車場があり、旅館毎に番号が割り振られています。  木村屋には何十年か振りで又やって来ました。  多分このビルが出来たばかりの頃でしょう、屋上のお風呂がまだ記憶に残っていました。  女将が親切にエレベーターの所まで案内してくれました。  浴室は最上階の展望風呂になっています。  内湯は広く、加水した無色の温泉が循環しています。  そして、外には茶褐色の鉄錆臭の温泉があり、座るとお尻がぬるりとし、沈殿した泥状の湯の花が堆積していました。  濃い温泉で、お肌にも柔らかい温泉です。  露天風呂は石を並べた岩風呂で、なかなか趣も有り、いい雰囲気です。  温泉の温度も適温なので、お客さんは寛いでなかなか出ず、混み合ってます。  内湯は無色透明ですが、ぬる目の適温なので肌触りは柔らかく、露天と変わらず、いい温泉でした。

手打ち蕎麦 むらかみ

白石市

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白石ICから近くにあります。  名物は鴨汁そばのようなのですが、店に入ると団体客が入っており、すでに目的の鴨汁そばが売り切れになっていました。   それではと、豚バラ蕎麦をたのんでみました。  大きめのバラ肉のスライスが目に付きます。  蕎麦は細く、きれいに切られており、腰も強く水切りも十分で申し分ない仕上がりです。  濃いめの熱い肉汁と良く合い、美味しく頂きました。  そして蕎麦湯のタイミングも絶妙で、その蕎麦湯の真っ白なこと、まるでミルクのようでした。  わざわざ行く価値のある美味しい蕎麦屋さんでした。

1日目の旅ルート

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