ふじみのニッカボッカーズさんの青森県〜山形県の旅行記

東北リゾート列車と秘湯の旅
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JR東日本の列車が4日間乗り放題できる「大人の休日倶楽部パス」を使って、青森・秋田・岩手・宮城・山形の東北の景色を楽しむ4種類のリゾート列車に乗って秘湯を巡る旅をしました。

温泉ツウ ふじみのニッカボッカーズさん 男性 / 60代
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- 1日目2017年1月19日(木)
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10:00-10:00
北海道新幹線はやぶさ1号で午前10時前に新青森駅に到着する。この観光案内所は新幹線改札を出て左手に進むとある。青森県の各市町村のパンフレットが並べられている。
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10:00-11:00
たらポッキ温泉:JR奥羽本線で新青森駅から2つ目の、鶴ヶ坂駅に10:08着。鶴ヶ坂駅から国道を新青森方向に、雪に足を滑らせながら歩いて7分ほどで「たらポッキ温泉」に着く。目の前に鶴ヶ坂田川のバス停がある。入浴料金は大人400円で、石鹸やシャンプーは持ち込みの銭湯タイプです。脱衣室には棚に籠があるのと、鍵がかかる10円ロッカーとタイマー5分100円のドライヤーがある。洗い場も昔懐かしい固定シャワー式と、湯と水は別になっていて押している間は出るタイプです。湯船につかって風呂場を見渡すと壁に「鶴ヶ坂妙」が掲げてあり、この温泉が出来るまでの由来が書かれている。平日の木曜日で昼の10時30分頃なのに、男風呂は8名が入っていて賑わっていた。受付のロビーには休憩できるソファーと畳敷の小上がりがある。また、酒のつまみになる鱈加工品などが棚に並べられて売られています。
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11:00-11:00
鶴ヶ坂駅:無人駅ですが、風雪を避けることができる小さな待合室がある。10:53秋田方面の列車に乗る。
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13:00-13:00
大鰐温泉駅に11:38着。駅の近くに観光案内所は無いと駅員さんが教えてくれました。駅舎の出口近くに大鰐温泉郷のパンフレットが置いてある。その中から観光案内図をもらって、近くにある日帰り入浴できる道の駅? 鰐comeへ向かう。
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12:00-12:00
訪れた日は月に1度の休館日でした。それを知らないで入口の開かない自動ドアの前でモタモタしていると、店員さんがドアを開けてくれて休館日と教えてくれました。丁寧に対応してくれて好印象です。
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12:00-13:00
若松会館は大鰐温泉にいくつかある共同浴場の1つです。目の前に駐車場がある。大鰐駅から歩いて約5分ほどで到着する。入浴料金は大人200円で、券売機で購入して受付にその入浴券を渡す。脱衣室には下駄箱のような鍵のかかる貴重品入れと、タイマー3分?で10円のドライヤーがある。風呂場は真ん中に縦1.5m横5mの湯船がある。湯船の温泉は湯温調整で加水しているが、冬の湯温は42℃に設定しているそうです。石鹸の泡が立ちにくい透明な温泉です。脱衣室に張り紙があって、共同浴場の1つが2017年3月で閉じるそうです。その共同浴場は15時からの営業のため、今回は残念ながら入浴できない。
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14:00-15:00
東能代駅:特急つがる4号で14:39に到着。予定時刻15:05着の青森行きのリゾートしらかみ5号に乗り換える。リゾートしらかみ5号は、少し遅れて出発する。
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15:00-16:00
本数の少ないJR五能線で黄金崎不老ふ死温泉へ向かうのに便利な列車です。リゾート列車なので、車窓の風景を眺めながら気兼ねなく酒を飲むことができる。
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リゾートしらかみの車窓から見た冬の日本海で、近くの白波と遠くの水平線に雪雲が漂っているのが見える。
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16:00-17:00
ウェスパ椿山駅まで無料送迎してくれる。リゾートしらかみ5号で駅に到着して無料送迎バスで宿に着く時刻が日没近くで、宿泊客限定の夕暮れの露天風呂入浴に間に合う。冬の日本海からの風が露天風呂の湯温を下げて、体が温まらずに風呂から上がることがなかなかできない。同じ列車で来た2人と温泉巡りについて話が弾む。次の日の朝食前にまた露天風呂に入る。穏やかな天気で青空も見える。遠くに漁船が帆を掲げて漁をしているのを眺めながら、のんびり温泉につかる。昨日の2人とまた露天風呂で一緒になる。
- 2日目2017年1月20日(金)
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09:00-09:00
ウェスパ椿山駅:予約すると早朝7時から黄金崎不老ふ死温泉から駅まで(早朝7時は艫作駅まで)、列車の時刻に合わせて無料送迎してくれる。この日は青森駅まで直通で行けるリゾートしらかみの指定席券を持っていないため、リゾートしらかみ1号の1つ前の9:11発の列車に乗る。車内で車掌が深浦駅で指定席券を買えると教えてくれました。平日のためなのか、リゾートしらかみ1号の指定席券を取ることができました。
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09:00-10:00
深浦 神明宮のトヨの水:深浦駅でリゾートしらかみ1号に乗り換えるまでの待ち時間が1時間30分ほどあるので、深浦を散策することにする。駅にある観光案内所は10時からなのでまだシャッターが閉まっている。駅の棚にあった北前船の街お散歩マップをもらって、トヨの水を訪れました。こちらは青森県の名水として神明宮とともに江戸時代からの歴史があるそうです。水をいただいて神明宮にお参りする。
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10:00-11:00
受付で入館料を払うとき、3館共通入館券600円がありますがと勧められる。列車に乗る時間を計算して、ここだけ見学する。2階の資料館に上がって、太宰治と深浦ゆかりの人物に関した展示を見る。大町桂月の展示があるとは意外でした。東北を旅すると大町桂月の名前によく出くわす。
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11:00-13:00
深浦駅で青森行きのリゾートしらかみ1号に乗る。黄金崎不老ふ死温泉の露天風呂で会った2人とまた車内で出会う。
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11:00-12:00
リゾートしらかみの車窓からの日本海:天気が良くて波の無い穏やかな景色に、荒々しい冬の日本海を期待していたので少し残念な気持ちです。
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11:00-13:00
リゾートしらかみ1号の先頭車両で行われる津軽三味線の生演奏を聴く。鰺ヶ沢から列車は海岸線から離れて内陸部を走るので、車内で楽しむためのイベントです。青森の雪景色の中で、本場の津軽三味線に感動する。
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11:00-13:00
リゾートしらかみの車両には売店がある。女性の店員さんが秋田と青森の地酒をぐい飲みほどのコップに注いでくれるので、試飲するように色々飲むことができて楽しめる。窓側のカウンタに座り、流れる景色を見ながら飲む。
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13:00-14:00
弘前駅に12:51着。新青森駅には13:22着。新青森駅で、青森駅から酸ヶ湯温泉に行くという不老ふ死温泉で知り合いになった2人と別れる。13:32発の北海道新幹線はやぶさ22号で盛岡へ向かう。
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14:00-15:00
盛岡駅に14:44着。盛岡駅の新幹線ホームで北海道新幹線はやぶさと秋田新幹線こまちの連結作業を見る。はやて370号14:54発に乗り換えて北上駅15:09着。東北本線に乗り換えて花巻駅に15:32着。15時25分の南花巻温泉郷シャトルバスには、やはり間に合わない。16:25のシャトルバスで大沢温泉へ向かう。
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17:00-17:00
花巻駅から無料の南花巻温泉郷シャトルバスに乗車して、大沢温泉菊水館に宿泊する。川をはさんで向かいにある自炊部湯治屋の露天風呂に入り、雪見風呂を堪能しました。
- 3日目2017年1月21日(土)
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09:00-09:00
大沢温泉菊水館の茅葺き屋根の部屋で目覚める。朝食前と後に露天風呂に入る。湯治屋には休憩室と食堂があるので、日帰り入浴で1日過ごしてみたい温泉です。 大沢温泉バス停から路線バス9:07発、花巻駅に9:33着。花巻駅9:49〜盛岡駅10:28着。東北新幹線はやぶさ7号10:59発〜八戸11:27着。
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12:00-14:00
八戸駅のリゾートうみねこ:八戸から久慈まで往復するリゾート列車で、先頭車両だけ指定席の3両編成です。途中駅から高校生が自由席車両に乗り込んでくる。通学の足にもなる列車です。
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14:00-14:00
リゾートうみねこの車内:一人用の座席は海側に向かって45度ほど回転できる。
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14:00-14:00
リゾートうみねこの車窓から一人だけの撮り鉄発見。海から来る冷たい風の中でカメラをかまえている姿は、もしかしてプロカメラマン?の迫力を感じる。
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14:00-14:00
久慈駅に近く、歩いて5分ほどで到着する。高台にある公園で久慈の街を眺めることができる。道の駅方向から車で上ることができる道もある。
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14:00-14:00
雪道を道に迷いながらやっと到着する。展示スペースを観光案内所と間違えて入ると、工業高校の生徒が木材を使った展示の案内をしていた。雪が無ければ5分の道のりを10分かかって駅に戻る。
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15:00-16:00
久慈駅:時間が無いのに酒屋でビールを買うというミスをして、八戸へ戻るリゾートうみねこに乗り遅れる。次の列車は2時間後で、待合室で途方に暮れる。それを見かねたのか、久慈駅の駅員さん(もしかして駅長?)が待合室まで来て、上りの新幹線に乗るのかと聞いてくる。駅のバス停から新幹線の駅がある二戸駅行き15:35発〜16:45着のバスに乗ったら良いと教えてくれました。そのバスで行けばリゾートうみねこ終点の八戸駅から乗ろうとした上りの新幹線に、二戸駅で乗ることができるという。上りの新幹線に乗るつもりはないが、長距離のバスに乗ることは滅多にないことで思い出になると思ってバスを待つ。私の他にも5人ほど乗り遅れた人が駅長のアドバイスでバスに乗り込む。
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17:00-18:00
二戸駅に直結した物産センターで、土産物売り場の隣に体育館ほどのイベントスペースがある。土産物売り場を見渡すことができる、2階の広い通路のようなレストランで夕食をとりました。
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18:00-19:00
八戸駅ビルにあるので天気の影響を受けないで鉄道に乗ることができる。朝食時間が6:15から始まるので、朝食をとって朝一番の東京行き新幹線はやぶさ4号に乗ることができました。
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18:00-18:00
八戸駅ビルの2階にある観光案内所で、はちのへ横丁探訪のパンフレットと八戸中心街行きの路線バス時刻表をもらう。観光案内所は夜7時まで開いていて、ホテルメッツにチェックインして部屋に荷物を置いて、横丁めぐりへ出かける前に立ち寄るのに便利な観光案内所です。
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19:00-21:00
八戸の横丁で飲み歩くために、八戸駅から路線バスで八戸中心部へ向かう。みろく横丁は2016年4月にリニューアルオープンしたそうです。店の配置が変わっていて、以前に立ち寄った店を探してウロウロする。
- 4日目2017年1月22日(日)
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09:00-10:00
有備館駅:八戸駅から東北新幹線はやぶさ4号に乗り、仙台7:50着。新庄行きのリゾートみのりが仙台駅を出発するまで1時間以上ある。以前から気になっていた旧有備館を観光するために、先に陸羽東線沿線の有備館駅へ向かう。東北新幹線はやて111号で仙台8:58発〜古川9:12着。陸羽東線に乗り換えて古川9:18発〜有備館9:39着。リゾートみのりが到着するまでの1時間を旧有備館の見学にあてる。
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10:00-11:00
旧有備館は有備館駅と道をはさんで目の前にある。修復された旧有備館の建物に入ると、入口脇の部屋で案内のビデオを大画面で見ることができる。訪れたときに藩主の正月膳が展示されていた。係りの人が正月膳とは別に展示されていた色々な熨斗袋の説明をしてくれました。
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10:00-11:00
旧有備館の建物内部を見学した後に庭園を散策する。庭園はに色々な木がある。木の名前が書かれた札を見ながら池の周囲を歩く。冬の寒さの中で、静かな庭園は気持ちが良い。
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11:00-11:00
有備館駅から新庄行きのリゾートみのりに乗車する。風の無い穏やかな天気で、定刻に出発する。
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11:00-11:00
鳴子温泉駅にリゾートみのりが到着したときと出発するときに、横断幕で歓迎と見送りをしてくれました。
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11:00-11:00
新庄行きのリゾートみのりで鳴子温泉駅に到着すると、23分間の停車時間があるので、温泉街を散策できる。滝の湯は建物の裏手から温泉を樋に流して、高い位置から打たせ湯のように湯船に落とす。今回は時間が無いので建物だけ見て戻る。
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12:00-12:00
リゾートみのりの車内:降りしきる雪の中を突き進む列車に、先頭車両の「かぶり席」に乗客が集まる。きれいな雪景色でした。
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12:00-12:00
瀬見温泉駅で下車してリゾートみのりを見送る。雪が硬く締まっていて、駅舎に渡るために線路の間の雪に乗っても足が沈まない。
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12:00-14:00
2016年春に、昔の共同浴場隣に木造新築の共同浴場ができました。新しい共同浴場は、ふかし湯と内湯と露天風呂に入ることができる。石鹸やシャンプーは無い銭湯タイプで、利用料金は400円です。共同浴場の入口横に足湯と靴のまま入れるトイレがある。入口を入ると板の間で、休憩室や待合室は無くて、靴棚に男湯と女湯の扉と100円ロッカーがある。ロッカーは使用後に100円が戻る。受付は無くて、100円硬貨4枚を料金箱に入れるとドアが自動で開く方式です。10円や500円硬貨、1000円札は使えない。100円硬貨が足りなくて1000円札があるので、100円硬貨に両替する方法を探しました。隣の駐車場側と近くの酒屋の前に100円の自動販売機がある。普通は140円のジュースが100円で買える。両替のためにあるような有り難い自動販売機です。 入浴料金を料金箱に入れて自動ドアを通り抜けると狭い脱衣室です。脱衣室に自動販売機は無く、ふかし湯と内湯とトイレの3つの扉がある。ふかし湯は5人が利用できる。内湯は熱い湯と普通の熱さの湯の2つの浴槽で、普通の湯は水で温度を下げることができる。内湯を通り抜けると屋根付きの露天風呂です。この共同浴場は川に面している。しかし露天風呂にはフェンスがあるため、川を眺めることはできないが風避けになる。
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14:00-14:00
雪の影響で瀬見温泉駅に15分ほど遅れて、新庄行きの列車がくる。新庄駅には少し遅れて到着して、そのまま酒田行きの列車になる。15:30頃に酒田到着。日本海沿岸を走る新潟行きのリゾート列車「きらきらうえつ」に乗車する。
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17:00-18:00
きらきらうえつラウンジ車両の茶屋(売店)で飲食物を買うと、40分間はラウンジ車両のボックス席に座って過ごすことができる。ここでつまみ付きの日本酒3種の飲み比べセットを買って飲む。酒は6〜7種の地酒から3種を選ぶことが出来る。茶屋の女性店員さんがその酒を3つの枡に注いでくれるで、雰囲気が盛り上がる。ボックス席に座って、夕暮れの日本海を眺めながら飲み比べセットを飲む。酒の量も多く、40分では飲みきることができませんでした。
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18:00-19:00
新潟駅に18:32到着。きらきらうえつは運行15周年だそうです。いずれまた乗車して、日本海に沈む夕日を見ながら日本酒の飲み比べセットを飲みたい。
東北リゾート列車と秘湯の旅
1日目の旅ルート
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