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ふじみのニッカボッカーズさんの福島県〜新潟県の旅行記

JR只見線と磐越西線の鉄道で行く温泉旅

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JRの普通列車が乗り放題できる青春18きっぷの残り3回分を使った、雪見風呂を目当ての温泉旅です。新潟県の越後湯沢温泉から、JR只見線の早戸温泉と会津若松の東山温泉、磐越西線の津川にある麒麟山温泉を3泊4日で巡りました。

温泉ツウ ふじみのニッカボッカーズさん 男性 / 60代

1日目2017年1月7日(土)
10:00-11:00

山の湯

湯沢町(南魚沼郡)

「山の湯」を   >

スキーシーズンには越後湯沢駅西口近くからスキー場「ガーラ湯沢」までの無料シャトルバスが運行されている。山の湯に近いガーラ湯沢の手前のバス停「高半下」で降りるとバスの運転手に言って乗車する。高半下に到着すると目の上に山の湯がある。山の湯は木造の建物で隣に駐車場がある。湯は透明の熱めで体が良く暖まる。さっぱりした湯上がりで、旅の途中のために短い時間ですが小さな休憩室で涼む。越後湯沢駅の西口にある蕎麦屋で昼食をとるために、また無料シャトルバスで駅に戻る。

13:00-13:00

JR上越線の小出駅で只見線に乗り換える。ボックス席に座ると向かいの席に、まるで韓流スターのような格好の良い中国語をしゃべる若い男性と日本語も話すことができそうな若い女性が座る。雪景色を写真に撮っていることから南から来た旅行者のようだ。私が途中の早戸駅で降りるまで同じ経路で列車に乗り合わせる。

14:00-15:00

只見駅:只見駅から会津川口まで5年以上前の豪雨で線路が流されて不通になっているため、ここから代行バスに乗る。連休のためなのか、バスに乗る人が多くて大型バスと大型ワゴン車で会津川口をめざす。只見線の不通区間を鉄道復旧させる方針が決まったそうなので、代行バスに乗ることができるのはあと数年です。

15:00-16:00

会津川口駅で代行バスから会津若松行きの列車に乗り継ぐ。

16:00-16:00

早戸駅:早戸温泉に近い早戸駅で列車を降りる。列車のボックス席で乗り合わせていた若い旅行者達が、短い停車時間に列車を降りて雪景色の写真を撮っていて、列車に乗り遅れそうになる。その男性がマフラーを落としたことを気付かずに列車に乗りかけたとき、拾ってあげようと駆け寄ったために会津若松行きの列車の写真を撮ることができなかった。でも良い思い出になりました。 竹のや旅館に宿泊の予約をした時に列車の到着時間を教えていたため、宿の主人が車で早戸駅まで迎えに来てくれた。駅から宿まで歩いても10分ほどなので、迎えに来てくれたのは予想外でした。

16:00-17:00

早戸温泉 竹のや旅館

三島町(大沼郡)

「早戸温泉 竹のや旅館」を   >

つるの湯に入ることを目的に、つるの湯に歩いて行ける竹のや旅館に1泊しました。連休の初日なのに宿泊客は私ひとりで貸し切り状態でした。宿の女将が足の具合が悪そうで、女将の体調次第で客を受け入れているのではと思ってしまう。 高台にある宿から川辺にあるつるの湯までは、ずっと下り坂のため10分もかからないで到着する。露天風呂から夕暮れの只見川をのんびり眺める。つるの湯から宿まで戻るときは登り坂のため15分ほどかかる。 宿の夕食は田舎料理に鴨鍋付きでした。食べている途中で焼きたての鮎(岩魚?)の塩焼きが出て来た。焼き加減と塩加減が私の好みにぴったりで、この鮎を目当てに次回は是非とも鮎の旬の季節に宿泊したいと思いながら食べる。 宿泊客が私ひとりのために、風呂は男湯より小振りな女湯が用意された。男湯とは逆に湯船が窓側にあって、湯船の縁に座って外の風景を眺めることができる。宿と只見川の間には林があって客室からの眺めが良くないが、風呂場の所だけ林の切れ目になっていて眺めが良い。眼下にある、つるの湯と温泉神社が絶妙に杉林で隠れて見えない。翌日、朝食前の朝風呂に入る。天気が良くて遠くに雪山を見ることができて、次回も女湯に入りたいと思ってしまう。また来てくださいねと宿の女将の見送りを受けて、女将の末永い健康を願いながら宿を立つ。

2日目2017年1月8日(日)
09:00-11:00

早戸温泉 つるの湯

三島町(大沼郡)

「早戸温泉 つるの湯」を   >

午前9時過ぎから11時までの2時間をつるの湯で過ごす。露天風呂からの眺めが気持ち良い。2階の広い板張りの休憩室と1階の畳敷きの休憩室がある。1階でおにぎり弁当や缶ビールなどの酒、つまみ等が売られている。隣のお食事処つるやからラーメンなどの出前も頼めるので、1日をここで過ごすことができる。

11:00-12:00

お食事処つるや:つるの湯受付にある券売機で食券を購入して、つるの湯の隣の店つるやに行く。ビールはつるの湯で缶ビールを購入して持ち込む。店内はカウンタ席だけで、5人ほど座ればいっぱいになる狭さです。つるの湯に出前もしてくれるので店を訪れる人は少なくて、ゆっくりと食事ができました。

12:00-13:00

IORIカフェ(つるのIORI):食事処つるやの隣にある喫茶店?です。つるの湯とは別会社だそうです。昼の列車に乗るための時間つぶしに紅茶でも飲んで過ごそうと訪れる。外階段を上がった2階が店です。2階の廊下で靴を脱いで、ガラス扉を開けて店内に入ってスリッパに履き替える。室内に薪ストーブがあって暖かい。木のテーブルと椅子、木の床にカーペットを敷いた大きめの座卓がある。後から来店した赤ちゃんを連れた家族と座卓の席に一緒に座る。家族連れは軽食を頼んでいました。私は紅茶ではないけれど枇杷の葉茶を飲んで、のんびり過ごす。

13:00-13:00

早戸駅:この駅は無人駅でトイレは無いが、小さなコンクリート建ての新しい待合室がある。駅のプラットホームは只見川に接していて、列車を待つ間は川の風景を眺めることができる。会津若松までは青春18きっぷを使うほどの距離ではないので、乗り込んだ列車の車内で会津若松までのきっぷを車掌から購入する。隣の会津宮下駅までの間は、列車が只見川の上を走っているように感じる場所があるので好きな区間です。

14:00-15:00

会津若松駅の観光案内所で「東山温泉散策絵図」をもらう。また、駅を出て1分のバス案内所で、まちなか周遊バスの時刻表付きの路線図を手に入れて東山温泉に向かう。

15:00-16:00

東山温泉(福島県会津若松市)

会津若松市

「東山温泉(福島県会津若松市)」を   >

終点の温泉駅でバスを降りて川沿いを遡って行くと、東山温泉の老舗旅館「向瀧」がある。さらに居酒屋探訪家の太田和彦さんの旅の真似をして、東山温泉の高い場所にある湯泉神社を参拝する。バスターミナルの東山温泉駅から湯泉神社へ行くには、残念坂を上って「卯乃屋」の前を右に曲がって行く方が階段が少なくて歩きやすい。もう1つの湯泉坂は神社特有の急階段なので、お勧めできない。会津若松駅の観光案内所で東山温泉散策絵図をもらって共同浴場に関して質問したときに、よくある温泉場のような共同浴場は無いですと言われた。冬の季節は足湯も休止している。

15:00-16:00

東山温泉発祥の地:土方歳三ゆかりの湯でもある。今は普通の池のようになっている。

16:00-16:00

東山パークホテル新風月【伊東園ホテルズ】

「東山パークホテル新風月【伊東園ホテルズ】」を   >

伊藤園グループのホテルで食べ放題・飲み放題できる。宿泊した時期は蟹も食べ放題で、生ビールサーバーを何度も往復しながら蟹を食べる。設備に古さを感じる所はあるが問題は無く、コストパフォーマンスは良い。

3日目2017年1月9日(月)
12:00-13:00

津川駅:会津若松駅から磐越西線に乗り、麒麟山温泉に宿泊するために津川駅で列車を降りる。津川駅の出口がGoogleマッブと実際は逆になっていて、県道側に駅の出口がある。宿のチェックインまで充分に時間があるので、駅から宿までの途中にある津川の町を散策する。

12:00-13:00

津川河港跡:きりん橋を渡って川沿いの道を行くと、町の入口に河港跡がある。穏やかな阿賀川の流れです。

12:00-13:00

琴平清水(こんぴらしみず)

阿賀町(東蒲原郡)

「琴平清水(こんぴらしみず)」を   >

津川駅から歩いて町の手前で道の右手に降り口がある。そこを20mほど歩くと道端に涌き出る清水がある。地元の人が周りを掃除して、きれいにしているようです。もと来た道に引き返すと、降り口にこの清水の解説板がある。

13:00-14:00

塩屋橘

阿賀町(東蒲原郡)

「塩屋橘」を   >

入口を入ると建物の奥まで長い土間の廊下がある。その廊下を進むとガラス扉を通して食事処を見ることができる。食事処は靴を履いたまま入ることができて、テーブル席が配置されている。その部屋は天井が取り外されて、高い屋根と梁を見ることができて開放感がある。隣の座敷を希望したが、1人なのでテーブル席になる。ガイドブックで紹介されている、おろしかき揚げ蕎麦を注文する。運ばれてきた蕎麦の上に乗るかき揚げの大きさに蕎麦つゆの使い方がわからずに、器の縁に沿って回しかける。大きなかき揚げのために少し大味な感じです。次回は普通の蕎麦を味わいたい。

14:00-15:00

狐の嫁入り屋敷

阿賀町(東蒲原郡)

「狐の嫁入り屋敷」を   >

無料で館内を見学できる。2階の奥に見晴台に上がる階段がある。高くないがその見晴台からは阿賀川と麒麟山、町を見渡すことができる。川を眺めることができる広い座敷が祭りにはたくさんの人で賑わうことを想像する。 1階の窓側で川を眺めていると、昨日の雨で雪が消えてしまったと係りの人が教えてくれました。お茶を飲んで休憩するのに良い場所です。

16:00-16:00

雪つばきの宿 古澤屋

阿賀町(東蒲原郡)

「雪つばきの宿 古澤屋」を   >

麒麟山温泉で2軒ある温泉宿の1軒です。露天風呂の眺めが素晴らしい。携帯した時刻表で調べて、磐越西線を通り過ぎる夜汽車の明りを露天風呂から眺める。津川駅から歩いて宿に行くときは、麒麟山トンネルの歩道が狭いので注意が必要です。歩道と言えないくらい肩幅ほどの狭さで、車道より少し高い側溝です。この側溝の蓋の上を歩くため、雨で濡れている時や雪などで凍っているときは特に注意です。

4日目2017年1月10日(火)
09:00-10:00

古澤屋:朝には天気が快復して、ゆっくり宿の周辺を眺める。道を挟んで宿の向かい側に雪椿が植えられている訪春園がある。宿の好意で津川駅までのタクシーに無料で乗せてもらう。

09:00-10:00

津川駅から、この日に十日市がある会津若松へ向かう。

11:00-12:00

末廣酒造嘉永蔵:会津若松駅から歩いて十日市を観ている途中で、駅で手に入れた観光地図を見て、歩いて行けるほど近くに載っていたので立ち寄りました。ここは入場無料で係りの人が蔵の案内をしてくれる。私が訪れた日は十日市のために訪れる人が少ないようでした。30分ごとの定時に案内をするところを、定時外で私ひとりのために蔵を案内してくれて恐縮する。量産品の醸造蔵は別にあって、こちらの蔵は品評会で賞をとるような手作りで醸造する蔵だそうです。古酒の保管場所の暗さや山廃の意味など、日本酒に関して初めて聞く話に見学して良かったと思う。入口にある清水をポリタンクに汲んで、それを自転車に乗せて帰る地元の人がいました。

12:00-13:00

十日市

会津若松市

会津若松駅のの観光案内所で観光地図を貰って、十日市を見に行く。この市のためにまちなか周遊バスのコースが変更になる。十日市は道路を歩行天国にして、屋台が並んで賑わっていた。まるで屋台祭りのようで生ビールやワインの立ち飲みの店もありました。ここで土産を買って帰路につく。

JR只見線と磐越西線の鉄道で行く温泉旅

1日目の旅ルート

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