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ルイさんの奈良県の旅行記

吉野山の花見に、やや健脚向けのお勧めルート

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春を迎え吉野山を飾る山桜の美しさは花見に訪れるたびに日本一だと感動を新たにする。下千本、中千本、上千本そして奥千本と約三週間の間に次々と山肌を咲き登って行く。 ホテルで目覚めた奈良市の朝は雨が土砂降りでこの日の花見は断念かと思ったけれど、はるかに眺める南の空のほの明るさを信じて近鉄電車を乗り継いで吉野山を目指す、近鉄吉野線がトンネルを抜けて吉野川に沿い終着の吉野に向かう辺りから天気は回復し、幸運にも日中は一二度のにわか雨程度で済んだが、この季節は毎年雨には悩まされる。 この日は中千本から上千本を埋め尽くす満開の桜があり、時折り青空も顔を覗かせて好い花見日和になった。 旅行記は吉野山が父母のルーツである小生がこの日のために選んだ最適花見コースのご紹介のつもり、やや健脚向きウオーキング・コースだと思う。 蛇足ながら、夜に奈良市のホテルへ戻ったが雨は一日中降り続いたと聞いて、我が幸運に感謝したものだ。

神社ツウ ルイさん 男性 / 80代

1日目2015年4月13日(月)
10:00-11:00

吉野山

吉野町(吉野郡)

「吉野山」を   >

雨上がりの吉野駅に到着(海抜205m)駅前から期間運航の臨時の奈良交通バスに乗車、コースは山の裏側を回るので窓外に桜花はない

10:00-11:00

桜のトンネルに差し掛かるあたりが如意輪寺前のバス停(海抜390メートル)

10:00-11:00

如意輪寺(海抜363m)は浄土宗の古刹、庭園から中千本の見渡しは壮観で宝物殿には寺宝や南北朝時代の品々を展示、本堂背後の山に後醍醐天皇陵があり南北朝の時代を映し京都を向いての北面の御陵は珍しいとか

11:00-12:00

如意輪寺の山門を出て中千本を横切る間の通称・日本一(海抜380m)も花見に良いが、入山規制で車の通らない自動車道を歩くのも趣向、広々とした空間を滝桜が覆い被さるような光景がある

11:00-12:00

吉野山を埋める桜花の主役はシロヤマザクラ、花弁はシロく淡いピンクのしべに黄色の花粉が可愛らしく、赤い若葉が同時に開くので遠景で見ると薄い上品なさくら色に見える

11:00-12:00

花矢倉から流れ落ちるように見える滝桜、遠くバスのパーキング辺りからもその姿は真正面に、あたかも緞帳のように見える

11:00-12:00

上千本の桜の下を、花矢倉(海抜583m)までつづら折れ道を登り続ける、その休憩のひと時、見渡す桜花にしばしば感動を覚えながら

12:00-13:00

子守(こうもり)の花矢倉から吉野山一望図、一押しの眺め

12:00-13:00

水分神社(みくまりじんじゃ・海抜598m)の鳥居を飾る枝垂れの桜、ここから先の道は奥千本の金峰神社(海抜750m)、さらに修験道の大峰山にまで続くが、ここ迄来れば十分だ

12:00-13:00

古式ゆかしい水分神社の内庭に咲く桜

12:00-13:00

数十種類の桜木や開花時期のずれから色とりどりになる美しい桜の花見、欠かせないのが下草のミドリとレンギョウの黄色、緑濃い吉野杉の存在も句読点だ

12:00-13:00

さくら見本園には色とりどりに沢山の種類の桜花を観ることが出来る、白い桜が咲いていた

12:00-13:00

ピンク色の花を幹から咲かせる、これもヤマザクラ

12:00-13:00

おしとやかに咲く一枝も、花矢倉までの急坂路の往復はきついけれど、そのご褒美に吉野山一の桜見物が存分にできると思う

13:00-14:00

修験道の大本山・金峯山寺、檜皮葺の蔵王堂は吉野山のシンボル ご本尊は桜木の蔵王像、鮮やかな彩色、その形相の恐ろしさ

13:00-14:00

蔵王堂石段下の正面で柿の葉寿司を商う店、典型的な吉野造り商家の建物、店先は道に面する平屋に見えるが・・・

13:00-14:00

裏側を見ると二階建になっている、吉野山は尾根道でその両脇にこのような建て方、聞けば修復を重ねているとはいえ基本は明治以前のレイアウトを残すとか

14:00-15:00

柿の葉寿司は吉野地方の名物、塩サバや塩サケの切り身を乗せて柿の葉にくるんだ押し寿司、柿の葉寿司は今では多くの店が商うが、素朴で昔懐かしいこの店の味は一番、小生の好みだ、もっとも小生の知る昔のホームメイド柿の葉寿司はこのように上品な見かけではなかったような記憶がある

14:00-15:00

金峯山寺の国宝・仁王門の石段上から見た街筋、道路が尾根である

15:00-16:00

銅鳥居(かねのとりい・海抜342m)脇を通り過ぎると木造の黒門をくぐってすぐに吉野山ケーブルの山上駅(海抜311m)に着くが・・・

15:00-16:00

今日は下千本のケーブル直下の通称・七曲りの葉桜トンネルを歩き下って山下のケーブル駅(海抜213m)の脇を通り吉野駅に到着、近鉄電車で帰路につきました、お疲れさまでした

吉野山の花見に、やや健脚向けのお勧めルート

1日目の旅ルート

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