れおんさんの新潟県の旅行記

新潟県 予想外に面白かった清津峡と電力ミュージアム
- 1日目2017年9月16日(土)
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13:00-14:00
新潟県の南魚沼を旅行中、隣の十日町市にあり、日本三大渓谷のひとつとも言われている《清津峡》に来ました。こちらの無料駐車場に車を停め、歩いて渓谷へ向かいます。この日は3連休の初日で、駐車場はほぼ満車でした。
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13:00-14:00
駐車場の前にあったトイレです。看板に大きく書いてあるとおり、ここから先にトイレはありません。往復・見学でだいたい1時間くらいかかりますので、注意してください。まあ、気にせず野に放つと言う猛者は別ですが(捕まるっちゅーに)
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13:00-14:00
駐車場からは、食事処1軒と土産物屋1軒が並んだ清津峡温泉の温泉街を歩いて行きます。
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13:00-14:00
土産物屋「笹小舎」の前にある糸カボチャを、ケツを突き出してのぞき込む妻(カンチョーしたろか)
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13:00-14:00
日帰り温泉施設「よーへり」がありました。 僕「ヨーヘリ♪ヨーヘリ♪ヨーヘリホー♪」 妻「は?何歌ってんの?」 僕「よーへりって書いてる」 妻「うわっ、くだらない」 でしょうね。
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13:00-14:00
渓谷へはトンネルを使います。大人600円、高いのか安いのか微妙です。
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13:00-14:00
清津川沿いに歩きます。この辺りの流れは緩やかです。
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13:00-14:00
トンネルの入口に着きました。ここから渓谷見学の始まりです。
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13:00-14:00
トンネルに入ると受付があるので、ここで料金を支払います。
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13:00-14:00
長いトンネルを歩いて進みます。
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13:00-14:00
途中にはツキノワグマがいました(もちろん剥製ですが)
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13:00-14:00
絵や写真も展示されていて、じっくり見てると中々先に進みません。
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13:00-14:00
う〜ん、こんなところでムードを出されちゃって、おらあどうすりゃいいんだ? 僕「いい雰囲気だねぇ。今夜(以下、大人の会話)」 妻「すごーい!天井が夜空みたい!!」 人の話、聞いてないし。
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13:00-14:00
第1見晴所に来ました。ちょっと横道にそれてみます。
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13:00-14:00
渓谷はトンネルの中から眺められます。
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13:00-14:00
僕「お〜!」 妻「お〜!」 これぞ渓谷!と言う眺めです。
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13:00-14:00
岩崖の合間を縫うように、清津川が流れています。
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13:00-14:00
再びトンネルを歩いて先に進みます。
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13:00-14:00
程なくして第2見晴所へ来ました。
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13:00-14:00
こちらでも岩崖の間を川が流れています。
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13:00-14:00
僕たちの日常では見られない、なんかちょっと不思議な光景です。
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13:00-14:00
次は第3見晴所です。
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13:00-14:00
妻「なんか、凄い岩崖だよね」 僕「そうだよね。確か柱状節理(ちゅうじょうせつり)だったかな」 妻「よく知ってるね」 僕「昔、ブラタモリで言ってた」
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13:00-14:00
トンネル途中のイルミネーション。渓谷とはあまり関係ないかも知れませんが、雰囲気はあります。
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13:00-14:00
光が差してきました。ゴールはもうすぐです。
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13:00-14:00
最後の見晴所に着きました。
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13:00-14:00
岩崖の真ん中を悠々と流れる清津川、絶景です。
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13:00-14:00
ちなみに、最後の見晴所を逆から見るとこんな感じです。
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13:00-14:00
今さらですが、トンネルの案内図です。
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13:00-14:00
この説明版を読めば、清津峡の成り立ちがよく分かります。
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13:00-14:00
色んな動物たちの剥製もありました。
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13:00-14:00
掲示してあった写真を見ましたが、冬はこんなことになるんだ...
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13:00-14:00
渓流のようですが、何がどうなってんのか分かりません。 さて、じっくりと渓谷を見学できたので、そろそろ戻りたいと思います。
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13:00-14:00
先ほどの清津川沿いの歩道に戻りました。ちょっと河原に下りてみます。
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13:00-14:00
サラサラと音を奏でながら、川が流れてます。涼しくて癒される〜。
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13:00-14:00
清津峡の近くには旅館もありました。 さて、1時間かけた清津峡見学もこれで終了。そろそろ本日の宿「石打ユングパルナス」へ向かいます。
- 2日目2017年9月17日(日)
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09:00-12:00
翌日、宿を出発し途中で「道の駅 みつまた」に立ち寄った後、《電力ミュージアムOKKY(奥清津発電所)》に来ました。三国街道(国道17号線)を横にそれ、シーズンオフのため営業休止中の「かぐらスキー場」のロープウェイ乗り場を過ぎたところにある、このトンネルを抜けていきます。
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09:00-12:00
雨が降り続く中、ミュージアムに着きました。こちらは水力発電所である「奥清津発電所」に併設された無料の見学施設です。無料の割には立派な建物で、ちょっと驚きました。
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09:00-12:00
「OKKY」と書いて「オッキー」と呼びます(おっき、じゃないです。ひらがなだと意味があっちの方に変わってしまいます) ちなみに、奥清津発電所には第一と第二があり、このミュージアムは「第二発電所」の中にあります。
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09:00-12:00
中に入り階段を下りると受付があるので、そこで訪問人数や居住地を記入します。 最初このフロアーを見て「なんだ、これだけか。まあ無料だから仕方ないか」と思って案内図を見てみると...
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09:00-12:00
僕「げげっ!広っ!」 ここは2Fのようですが、下のフロアーはとてつもなくでかいです。これは見学のしがいがあります。 ちなみに、諸事情により電力関係に詳しい妻、このミュージアムでは写真撮りまくり、動画撮りまくりでした。
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09:00-12:00
2Fでは、水力発電やこの発電所について学びます。まずは水力発電所の基本、ダムについてです。この奥清津発電所の発電方式は、一番右の「揚水式」、つまり上の調整池から下の調整池へ水を流し落とす水路に発電機を設置してあり、昼間はその水流を利用して発電し、夜は原子力や火力など外部で発電された電力を使って下の調整池から上の調整池へ水を戻す仕組みです。 妻「揚水式の仕組みは知ってるんだけどさあ、具体的にどうやって下の調整池の水を上の調整池に上げるのかわかんないんだよねえ」 確かにどうやって上に上げるんだろう?噴射でもするのかな?
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09:00-12:00
ダムの種類です。こちらの奥清津のダムは、ロックフィルダムです。
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発電機の中身を再現した模型です。
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UFOキャッチャーの要領で、発電機を組み立てたり分解したりするアトラクションもありました。これは分かりやすい!考えた人は凄いです。
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フロアーを下りて1Fに来ました。若草色と奥にオレンジの物体がありますが、これが実際の水力発電機のてっぺんで、この下に発電機が埋まってます。
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このフロアーは組立室と呼ばれ、先ほどの発電機をオーバーホールする際に使われる広い空間です。
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妻も写真撮りまくりです。
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さらにフロアーを下りてB1Fに来ました。大きなコンクリートの円筒がありますが、この中に先ほどの若草色の方の発電機が入っています。
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僕「フムフム、なるほど...あっ!」 急いで妻を呼びに行きます。 僕「揚水の仕組みが書いてあるよ!」 妻「え!どれどれ?」 僕「ほら!あのね...」 簡単に言うと、発電する時は「上から下へ水を流す→水車が回る→モーターで発電する」だけど、揚水する時は「電気を流してモーターを逆に回す→水車が逆に回る→下から上へ水が逆流する」 どんな仕組みだろうと色々想像していましたが、この発想はなかった!ちょっと感動です。
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発電機の仕組みです。基本的にはモーターと同じです。
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この中に電線があり、大電流が流れています。
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こちらは発電機のスイッチにあたる装置です。でかい。
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地下を通る電力ケーブルです。
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一番下のフロアー、B2Fに下りて来ました。左側のコンクリートの円筒の中に、水流の力で回る水車にあたる装置「ポンプ水車ランナ」があります。
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説明版に詳しく記載されています。
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中に入ってみましたが、この時は稼動していませんでした。
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「入口弁」は、水路から水車への水の流れを開閉する装置です。
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実物がありましたが、でかいです。
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1Fに戻り外に出てみました。雨足が強くなってきましたが、無料貸出しの傘が置いてあり、せっかくなのでこの階段を下りて建物の裏手に回ります。
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裏手には滝と池のある庭園「のびのび広場」がありました。なかなか良い眺めです。
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その庭園からは、下の調整池に水が溜まりすぎた時に使用する洪水吐が見えます。
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ちなみに、ここから放水する時は、こんな感じになるようです。すごい迫力!
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さらに奥に行くと、大きなトンネルがありました。
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こちらのトンネル「水の路」は、水路建設時に重機や掘削した岩石を運ぶ通路だったようです。
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中に入ってみましたが、ライトアップされていてなかなか良い雰囲気です。
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どんどん奥に進んで行きます。
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これは何だったっけ?忘れちゃった...
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壁面に岩盤を露出させている所がありました。
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入口から徒歩10分弱で、トンネルの最深部に着きました。遠くに放水路の鉄管が見えます。
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鉄管に近づいてみましたが、予想以上の大きさで圧倒されます。
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妻「水の音が聞こえるかな〜」 と鉄管に耳を当ててましたが、何も聞こえなかったようです。
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トンネルの入口へ向け、再び歩いて戻ります。
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トンネル入口を逆から撮ってみましたが、なかなか絵になる光景です。なんか映画「スタンド・バイ・ミー」のワンシーンみたい(ちょっと違うと思う)
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トンネルの入口付近に、ネジのような円形の物体が転がっていました。発電機の中で水車の部分にあたる「水車ランナ」です。
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いつもは態度の大きい妻ですが、さすがにこの水車ランナの大きさにはかないません(なんのこっちゃ)
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ダムの方に行ってみたいと思います。
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下位の調整池「二位調整池」を堰き止める「二居ダム」です。
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先ほど学んだとおり、二居ダムはロックフィルダムです。
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ダムから下を見ると大きな水色の装置が見えますが、あれは「屋外開閉所」いわゆる巨大なブレーカーみたいなものです。 左側にある建物が「第一発電所」、奥に見えるカラーリングされた建物が「第二発電所」でミュージアムのある建物です。
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鮮やかなブルーをした「二居調整池」。ちなみに上位にある調整池「カッサ調整池」と、それを堰き止める「カッサダム」の方へは行けませんでした。
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下から眺めた「二居ダム」です。ちょっと分かりにくいですが、大きな鉄塔と送電線の奥に見える岩崖がダムです。 こちらのミュージアム、さくっと30分程度で見学する予定でしたが、あまりに面白くて大幅に予定をオーバー、なんと2時間も見学してしまいました。 さてじっくり見学もできたので、そろそろ出発します。
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09:00-12:00
二居調整池から放水する洪水吐のそばを通って帰ります。たぶん放水しているときは通行禁止だと思いますが、もしその中を走ったらどうなるんだろう?想像したらちょっと怖かったです。 さて、旅行記「1泊2日 新潟県 へぎそばと白飯が美味すぎる、南魚沼 」の中から、「清津峡」と「電力ミュージアムOKKY(奥清津発電所)」での見学の様子を切り出したこちらの旅行記、またえらく長いものとなりました。ただ、それだけこの2ヶ所は面白かったです。この先の続きは、本編の旅行記をご覧ください。 最後まで読んでいただいてありがとうございました。
新潟県 予想外に面白かった清津峡と電力ミュージアム
1日目の旅ルート
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