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豊年エビのけろちゃんさんの福島県〜群馬県の旅行記

台風一過 晩夏の尾瀬ケ原を歩く(ツキノワグマの糞写真あり)

  • 一人
  • 1人
  • 自然
  • ハイキング・登山

台風直撃の予報で、前日になって行程を変更。雨を覚悟して山に入りました。 それが一転、地元の人が「なかなかこんないい天気はないよ」という台風一過の好天に恵まれました。 早朝の鳩待峠⇒山ノ鼻⇒尾瀬ケ原⇒竜宮⇒山ノ鼻

1日目2017年9月1日(金)
04:00-05:00

尾瀬温泉

片品村(利根郡)

「尾瀬温泉」を   >

バスの終着駅に雨宿りできる小屋がありますが寒い。長袖(2枚)にゴアテックスのレインウェアでも寒いくらい。気温は14度。バスから降りて、眠たい目をこすります。 わずかに見える星がわかりますか?

05:00-06:00

鳩待峠休憩所

片品村(利根郡)

「鳩待峠休憩所」を   >

9月1日(金)。シーズンオフの平日はお店が開かず。 これから、いよいよ、尾瀬の中に入っていきます。

05:00-06:00

鳩待峠休憩所

片品村(利根郡)

「鳩待峠休憩所」を   >

熊鈴を鳴らしながら、いよいよ歩き出しました。熊が出るとは聞いていましたが、この後、熊の糞を何度も見たり、2日目は熊が直ぐ近くに出て、レンジャーに守られて通行するとは、この時には毛頭思わず。

06:00-07:00

この辺りまで来ると、山ノ鼻まであとわずか。帰りに知ったのですが、実際にこの木道周辺に熊が毎日のように出没しています。熊が歩いて草木を倒した後も多数・・・ 鐘をしっかり鳴らしていてよかった・・・特に早朝と夕方が危ないそうです。

07:00-08:00

尾瀬ケ原

片品村(利根郡)

「尾瀬ケ原」を   >

尾瀬ロッジの前は木立に囲まれていますが、木立の間を抜けていくと・・・

07:00-08:00

山の鼻小屋前の標識。 テントが数張り。ツキノワグマが出ますが、皆さん結構外で泊まるんですね。

08:00-09:00

尾瀬ケ原

片品村(利根郡)

「尾瀬ケ原」を   >

前方には燧ヶ岳。そして、後方には至仏山。 気持ちのいい朝の風が吹いて、気分も盛り上がります。 あの木立の向こうには何が見えるんだろう。

後方に見える至仏山

木道の間と両脇には、大きな水芭蕉の葉。50センチくらいの大きさでしょうか。 よく見ると・・・

ツキノワグマの糞!

池塘には、まだ目を覚まさないひつじ草

山の鼻を8時ごろに出て、牛首分岐についたのは、8時50分頃。 ヨッピつり橋に向かって、吊り橋についたのが9時40分でした。

ヨッピ吊り橋。 川面まで2〜3メートルくらい。渓谷を想像していたのでちょっとがっかり(苦笑)

竜宮についたのは、10時20分。 ここで、ちょっと早い、昼食。

今回のメインは! パスタ。朝から水につけてモチモチしたパスタを軽くゆで、パスタソースをからめていただきます。

歩荷(ぼっか)さんが、荷物を背負ってきました。 すごい大きさ・・・

天気は最高で、燧ヶ岳もくっきり

お昼近くなって、池塘のひつじ草が咲きだしました。 日中だけ咲くんですね。

燧ヶ岳

再び、山の鼻に戻って、尾瀬ロッジに宿泊。 夕食も美味しそう!。実は、食べたら、6時過ぎには眠ってしまいました・・・ 目が覚めたら、もう朝方。

2日目2017年9月2日(土)

尾瀬ヶ原

檜枝岐村(南会津郡)

「尾瀬ヶ原」を   >

朝からしっかり食べて、出発です。 今回は、コースを短くしたので、少しゆっくり。 荷物を宿に置いたまま、尾瀬ケ原を再度歩くことにしました。

みなさん、次々に出発

水芭蕉の葉っぱ。 水芭蕉の可憐なイメージからは程遠い、大きな葉です。 花が枯れた後の中央に実がなるのですが、これが熊が大好物。 誰が荒らしたんだと思うくらいに、熊が食べ歩いた後が残っています。

風が凪いでいて、逆さ燧の写真が撮れました。 おまけ情報ですが、この付近〜牛首分岐付近等は電波が若干入ります。 電話は難しいかもしれませんが、メール程度はできました。ご参考まで。

さて、いよいよ、山の鼻から帰ろうとしたところ・・・ 山の鼻のビジターセンターから10分ちょっと歩いた場所で、ばーんという鉄砲のような?音。 用心しながら歩いていくと、レンジャーの方から、「熊が出たので花火で追い払っています。しばらく待ってください」とのこと。 5分ほど待ってから、レンジャーの方に案内されつつ、通行。 昨日、クマよけの鐘を鳴らした付近です。 普段から、熊に遭遇するんだ・・・ 緩んでいた気持ちも緊張します。

ゆっくり歩いて、山の鼻から1時間半ほど。 無事に鳩待峠に到着。

尾瀬戸倉温泉の尾瀬ぷらり館で温泉に入りました。 なかなかいいお湯じゃないですか。

ぷらり館で尋ねて、池塘にいた生き物たちが、アカハライモリや、アブラハヤであったことを知りました。 小さな情報センターですが、行きか、帰りによると、尾瀬のことをもっと知れます。お勧めです。

天候に恵まれ、良い旅となりました。 また行きたいな。 夏が終わると思い出す〜 はるかな尾瀬、遠い空。 霧に中に浮かび来る、優しい風、吹き抜ける。 ひつじ草が咲いてる、お昼頃。 池塘の中に可憐な花が。 ツキノワグマも歩いているよ。はるかな尾瀬〜〜 遠い空。

台風一過 晩夏の尾瀬ケ原を歩く(ツキノワグマの糞写真あり)

1日目の旅ルート

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