まさとんちんさんの宮城県〜秋田県の旅行記
温泉百貨店、鳴子温泉郷!
- 1日目2017年6月20日(火)
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08:30-09:10
湯めぐりのスタートは共同浴場滝の湯です。 朝の7時半からやっており、150円で入浴する事が出来ます。 泉質は酸性硫黄泉で、ピリピリ感がとても良いです!浴室の造りも風情を感じます。45度くらいかな? お湯は青みがかった濁り湯ですが、季節や天候で透明な時もあります。
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08:30-09:10
手前の湯船は45度前後、奥の湯船は底が深い40度弱くらいです。近くにあれば毎日通いたいくらいです笑
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08:30-09:10
滝の湯は鳴子温泉の顔とも言える温泉だと思います。
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09:10-09:40
湯めぐりの駐車場から歩いてすぐで、9時から入浴する事が出来ます。540円です。 浴槽の造りが面白く、湯花舞う透明な硫黄泉です。
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10:00-11:00
西多賀旅館
3つ目のお湯は自炊湯治の宿の西多賀旅館さんです。東多賀の湯のすぐ隣にあります。
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10:00-11:00
10時からで入浴料500円です!
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10:00-11:00
お湯は含硫黄ナトリウム、カルシウム炭酸水素塩泉で、よく温まります。硫黄とアブラの匂いのするエメラルドグリーンのお湯で、岩手の国見温泉と近い泉質なのではと思います。 隣の東多賀の湯さんはねずみ色の濁り湯なので、こんなに近くで別々のお湯がある事に驚きです!
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11:00-12:00
国道47号沿いにこの大きな看板があるので、結構目立ちます。11時から入浴出来、800円です。
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11:00-12:00
お湯はph5.9の弱酸性、含硫黄ナトリウムカルシウム炭酸水素塩泉です。素泊まりで4000ちょい、2食ついても9000円しないくらいで泊まる事も出来ます。以前泊まった事もありますが、鳴子の湯治宿はどこも白いご飯が美味しいです! 個人的には東多賀の湯さんか、西多賀旅館さんが鳴子温泉郷の泉質ツートップだと思っています。むしろ鳴子だけでなく、こちら2つのお宿のお湯は全国的に見てもかなり上質な部類に入ると思います(某北関東の一大温泉地よりも上ではないかと)
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11:00-12:00
洗い場のお湯も源泉!最高です! 硫黄が強く、灯油のような匂いがあります。入った瞬間はピリピリくるのですが、弱酸性なので肌馴染みが良いです。源泉は50度で、湯船は44度前後くらい、加水加温なしの本物の源泉かけ流しです。 鳴子のお湯の良さは弱酸性〜弱アルカリで肌に優しい炭酸水素を多く含む硫黄泉が多いので、十分な浴感が得られます。 硫黄泉、硫酸塩泉、炭酸水素塩泉(重曹泉)の3つの泉質を併せ持つお湯は名湯に多く、温泉地自体の規模や賑やかさ重視しない、泉質の良さを求める人にとっては一級品のお湯です!
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11:00-12:00
看板犬のポチ(大型犬)犬好きと分かると近寄ってきました。
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12:00-13:00
山菜そばと親子丼美味しかったです!
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13:00-14:00
550円で4つの源泉を楽しめる湯治宿です。
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13:02-14:02
4つお風呂ありますが、一番良かったのはやはり濁り湯のこけし湯でした。 暑過ぎず、長湯できます。お湯は東多賀の湯さんとちょっと似ている感じです。 ph7の中性の含硫黄ナトリウム炭酸水素塩泉です。
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14:30-15:10
馬場温泉
鳴子温泉からお隣の東鳴子温泉に移動しました。車で10分もかかりません笑 こちらは馬場温泉、入浴料500円です。
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14:30-15:10
馬場温泉
以前来た時は宿の内湯を利用しましたが、前から興味のあった敷地内の共同浴場に入らせてもらいました〜
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14:30-15:10
馬場温泉
ph7の中性の純重曹泉です。 近くにある中鉢旅館さんや、久田旅館さんのお湯と近い感じですが、肌に細かい泡付きがすごいです。ちょっと熱めですが、素晴らしい炭酸泉です!
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15:30-16:00
またまた移動して、今度は東鳴子温泉から東にすぐ、川渡温泉です。こちらのお宿は2つの源泉があり、不動の湯に入らせてもらいました。 単純硫黄泉で川渡温泉特有のグリーン色で、温度もちょうど良く良いお湯でした。 お宿の若女将の娘さんが元気いっぱいにご案内してくれました笑 泊まってみても雰囲気の良さそうなお宿だと思いました。
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16:20-17:20
またまた移動して、江合川の対岸にある東鳴子温泉の久田旅館さんに来ました。日帰りは500円です。こちらのお宿は素泊まりに夕定食と朝定食を1500円で付ける事が出来、とてもリーズナブルに宿泊できる温泉宿です。 久田(きゅうでん)という地名は義経にまつわる伝説が由来のようです。
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16:20-17:20
内湯の重曹泉です。温度もちょうど良くいつまでも入っていたくなるようなお湯です!
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16:20-17:20
露天の重曹硫黄泉。 内湯よりぬるいですが、すぐ近くを陸羽東線が通り夜は風が涼しく、とても風情があります。ちょっとオイリーな匂いのする硫黄泉に入る事が出来るのは鳴子でもこちらのお宿だけです。 こちらのお宿は一人旅でも、家庭的な雰囲気で泊まりやすいかと思います。
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17:40-18:00
本日の宿のゆさや旅館に到着しました! とても歴史ある外観です。
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17:40-18:00
雰囲気の良い和室で、なんだかとても良い芳香剤の香りがします。
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18:00-18:30
到着した順に離れの貸切露天風呂が利用できます。
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18:00-18:30
お湯は源泉を時間をかけて、適温まで冷ましており、加水などをせず掛け流しにこだわっています!
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18:00-18:30
露天風呂からの景色。森林浴している気分も味わえます。冬は雪見風呂でしょうか。
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19:00-20:00
夕食は仙台牛のしゃぶしゃぶや、地の野菜を使った手の込んだ美味しい山里料理でした! 夕食後に、無料券を使って滝の湯に入りました〜
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20:00-21:00
元祖うなぎ湯はぬるぬるというよりはシャキッとしたなめらかなお湯で結構熱めでしたが、とても良いお湯でした。ゆさや旅館さんはお湯を良い状態に保つという事にこだわっているのが、感じられます。大型のホテルに囲まれていますが、お湯に対するこだわりが一番感じられるお宿だと思います!
- 2日目2017年6月21日(水)
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08:01-09:40
夜に内湯が入れ替わっており、もつ一つの内湯はエメラルドグリーン色でした!
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11:30-11:30
今回の旅のもう1つの目的は、泥湯温泉に行く事で、前回冬場に訪れた時はお宿が全て閉まっており、泣く泣く引き返しました。 鳴子温泉から国道108号、秋田県道310号で1時間半ほどで川原毛地獄に到着です! 鳴子温泉からのアクセスは意外に良いので、鳴子に来たついでに時間があれば興味ある方は寄ってみると良いかもしれません! (ただし、秋田県道310号は冬季閉鎖で車一台分の通行になる箇所があるので、運転注意です)
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11:30-11:32
恐山などと並ぶ日本三大霊場の1つで、江戸時代から昭和まで硫黄を採掘していたとあります。
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11:33-11:36
現世の霊場という雰囲気です。 硫黄で黄色くなった火山を間近に見れます。
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11:36-11:39
歩いて川原毛大湯滝を目指します。山の中なので涼しいかと思いきや、結構暑く良い運動です。 サンダルでしたが、スニーカーをオススメします、景色は凄く良いです!
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11:50-11:50
川原毛地蔵菩薩の辺りに、湯滝の泉質表があるのですが、ph1.4の含二酸化炭素、鉄、塩化物泉で、秋田の有名な玉川温泉と泉質は同じタイプで、酸性度はさすがに玉川よりは下ですが、蔵王や草津の酸性度を上回っています! ここまで歩くのが面倒な方は、地蔵菩薩の辺りに駐車スペースがあります。
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11:55-11:55
湯滝に向かう途中、川沿いに熱湯が湧き出している場所が何箇所かあります。
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12:10-12:10
地蔵菩薩の辺りから険しい林の中を歩いて行きます、遠くからでも滝の音が響いています。
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12:20-12:20
近くで見ると圧巻です! 川と温泉が混ざって39度くらいでした。強酸性で、強塩化物泉なので、肌の弱い方は気をつけたほうが良いかもしれません。
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12:50-12:50
泥湯温泉の奥山旅館さんです。 大露天風呂と天狗の湯に入ることが出来ます。 個人的に天狗の湯が鳴子温泉の滝の湯から、硫黄臭さをなくした感じで、ピリピリ感のある鉄泉でとても良かったです。
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13:20-13:20
泥湯温泉にはもう1つ温泉宿があり、こちらは小椋旅館さんの内湯になります。 ph2.8の単純泉ですが、硫黄臭はあまりなく、鉄っぽく土臭い匂いで、ピリピリ感があり個性的なお湯でした。浴室の作りが昔ながらの湯治場っぽさがあります。
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13:40-13:40
小椋旅館さんの露天風呂です。一度建物を出て、泥湯温泉の入り口へ戻る形になりますが、川沿いに小さな脱衣所があり、ほぼ野湯のような雰囲気です。 泥湯温泉ではこちらのお湯が一番良かったです!湯口は50度以上あり、しっかりとした硫黄臭があります。そんなにピリピリしないしっとりしたお湯で鳴子っぽい温泉臭が感じられたのが興味いです。
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鳴子、東鳴子、川渡、中山平、鬼首の5つから成る鳴子温泉郷は個性の強いお湯を湯めぐりするには最適な温泉地で、本当にこんな温泉地全国的に見ても鳴子以外ないと思います。何よりリーズナブルに宿泊、宿のご飯も家庭的な美味しさがあります。 仙台周辺で観光しても、宿や温泉は鳴子を選ぶ事をオススメします。きっと自分好みのお湯が見つかる場所だと思います!
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鳴子オススメの観光スポットの紹介です。 潟沼は鳴子火山群の火口湖と考えられている沼で、季節や気温により、湖面がエメラルドグリーンやブルー、乳白色に変化します。湖畔にはコーヒーを飲んで一休み出来るお茶屋さんもあり、オススメの鳴子観光スポットです。 湯元吉祥さんの前の通りをひたすら登っていくとアクセス出来ます。意外に東鳴子温泉からもアクセスしやすいです。
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鳴子の甘味処のご紹介。 鳴子温泉駅からすぐ、鳴子名物の栗団子が食べられる歴史ある和菓子屋さんです。 店内は有名人のサインがびっしり、栗団子5個700円で、みたらしがいっぱいかかっており、熱々で食べ応えがあります。 滝の湯からも歩いてすぐなので、湯めぐりしながらふらっと寄ってみると良いかもしれません。
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オススメの温泉の紹介です。 こちらは東鳴子温泉にある、初音旅館さんで、日帰りは10時半〜15時で、300円です。 こちらのお湯はコーラの様な色をしていて、少し薬品のような硫化水素臭がします。細かな泡付きもなかなか凄いです。お湯もとても柔らかです。 初音旅館さんは3つ源泉を持っており、日帰りで入れるのは1つだけです。 湯治で宿泊するお客さんを大事にしているため、場合によっては日帰りを断られる場合もあり、日帰りでは入浴時間が40分くらいと決まっています。 湯治客のために温度調節に細かく気を使っているようで、ご主人の人柄や温泉に対するこだわりなどを感じるお宿です。 湯治場のルールを守り、温泉が好きだ!という気持ちのある方にオススメです。
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こちらは東鳴子温泉にある勘七湯さんです。 大浴場と小浴場2つありますが、薬湯とされる小浴場は勘七湯さんの独自源泉で、木材臭があり温度もぬるめでいつまでも浸かっていたくなるお湯です。日帰りは500円です。 大浴場は他の東鳴子温泉のお宿でも使われている赤湯共同源泉になります。
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こちらは江合川の対岸にある、赤這温泉の阿部旅館さんです。日帰りは300円で8時からです。 こちらは2つの源泉を所有しており、重曹硫黄泉と重曹硫黄泉と鉄泉の混合泉に入ることが出来ます。東鳴子の温泉街からは川を挟んで離れた場所にあるので、穴場な温泉です。 こちらのお湯は、個人的にはかなり名湯だと思います。出来れば時間を気にせず、宿泊してのんびり入りたいお湯です。
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こちらはホテルたきしまさんで、日帰りは9時から500円です。 「日帰り入浴お願いします」と訪ねると、ご主人が温泉水を霧吹きで手に吹きかけ、温泉の効能を熱心に語ってくれます笑 2つ源泉があり、写真のは薬湯と呼ばれるお湯です。源泉が浴室のすぐ隣にあるのでお湯も熱いのですが、浴室自体もサウナみたいです。 お湯は中性のナトリウム炭酸水素塩泉で、確かにご主人が言ってた様に肌トラブルに物凄く効果がありそうです。 お風呂は日帰り入浴だと、一人一人案内される場合があるので、先に入浴してる方がいれば待つ事になります。
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こちらは川渡温泉に位置する中鉢さんです。 日帰り入浴は10時〜17時で、500円、日帰り入浴では近辺から通っている常連さんも多い温泉です。国道47号沿いでアクセスが良さもあります。 素泊まりが安いので、こちらに宿泊して、周辺の湯めぐりに出かけるのもオススメです! こちらは名前の通り琥珀色の温泉で、木材臭があり、ミネラル豊富なお湯です。ph7.2の中性、ナトリウム炭酸水素塩泉で、細かな泡付き有り、肌に対して刺激がほぼ無いかなり優しいお湯だと思います。 硫黄の濁り湯が一番!と言う人には泉質が不満という事になるやもしれませんが、それは好き嫌いの問題であり、泉質自体はモール泉でここまで優しく肌馴染み抜群のお湯に入った事がないと思うくらい素晴らしい泉質です。鳴子温泉郷は泉質の良くない宿は無いと思いますが、やはり好き嫌いでお湯選びに失敗しないためにもこの旅行記が参考になれば幸いです!
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こちらは自炊宿の岡崎荘さんで、日帰りは8時から450円です。 お湯は近くの早稲田桟敷湯と同じ下地獄源泉ですが、湯船が狭い分こちらの方が、お湯が濃くて掛け流し感が強いように思います。 一般の観光客にはあまり知られてないと思うので、個人的にはこちらの方が穴場な感じです!
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岡崎荘さんの露天風呂です。 景色は望めず、屋根もないですがお湯は本当に良いですよ! 泉質はph7.6の含硫黄ナトリウム塩化物泉で、43.4度くらいと熱めですが、よく温まるさっぱりするお湯です。
温泉百貨店、鳴子温泉郷!
1日目の旅ルート
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