yosshyさんの北海道の旅行記

2018GWは、十勝グルメと北海道の遅い桜
- 1日目2018年5月4日(金)
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08:00-08:00
占冠パーキングエリア(下り)
十勝に早く入りたかったので、6時前にはうちを出て、ここまでかなりの距離を運転したため、道東自動車道のパーキングでちょっとリラックスタイム(トイレ休憩を含む)をとることに。 少し休んだことも良かったですが、パーキングから、下を走る石勝線を見下ろしたとき、ちょうど特急が通過するのが見えて、けっこう爽快な気分になりました。
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09:00-09:00
全国各地のソフトクリームを愛するわたくし。 今回の旅行の最初の訪問先に、清水町にある自然派牛乳にこだわったこちらを選び、そのこだわりの牛乳で作ったソフトクリームをいただくことにしました。 実際に食べてみると、ソフト自体はちょっと堅い。ミルク感もあまり感じられず。甘さもうっすらと控えめ。 これは、ぼくの求めるソフトクリームからすると、ちょっと物足りないもので、自然派牛乳へのこだわりは認めつつも、「味はもうちょっと」という評価ですね。
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10:00-10:00
清水町から鹿追町(マイナーな町?)に入り、然別湖に向かってどんどん北上し標高が上がっていく途上にあった展望台。 眼下に、十勝の雄大な平原が見下ろせて、晴れていればさぞ素晴らしい光景が広がったんだろうなあと思いました。(訪問時は、けっこう重めの曇天) もう一つ、駐車場に設置されていた時計が、壊れていて動いていないのが物悲しかったですね。
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10:00-10:00
今回の旅行の最初の大きな目的は、然別湖から糠平湖畔へ行くこと。 然別湖に来た頃には曇り空が晴れて日差しが出てきて、湖面は明るく輝いてましたが、とにかく風が強くて寒い。 さらに、然別湖から糠平に抜ける道が、然別湖から先は通行止めになっていることが、ここに来て初めて判明! これは痛い! 然別湖自体は、湖面に小波がキラキラ立っていて、美しく見えましたけどね。
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10:00-11:00
然別湖に来た大きな目的が、この天望山。 この山は、晴れた風の弱い日には、湖面に山容が映り込むと唇のように見えるらしく、「くちびる山」とも呼ばれているのです。 その「くちびる」を見に来たのですが、先ほども書いたとおり、この日は強風で湖面には小波が…。 案の定、湖面に山は映らず、「くちびる山」には見えませんでした。残念の連続です。 ここから糠平湖に直接抜けられないので、仕方なくここで引き返して、上士幌市街から糠平湖を目指すことにします。
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11:00-11:00
糠平湖畔に行きたかったのは、この「旧国鉄士幌線の橋梁群」を見るため。 何しろ、この石造りの橋の数々は、後からできたダム湖の水や風雪等にさらされたことによる劣化のために、「あと数年で崩壊」するという話なのですから。 「崩壊前」に、これらの橋梁群の中でも一番有名な「タウシュベツ橋梁」を何とか目にすることができました。 けっこう遠くからの眺めでしたが、「もうすぐなくなる」ためか、何とも言えない寂寥感漂う佇まいがあり、何というか感動しました。
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12:00-14:00
然別〜糠平間の道路の通行止めのため、タウシュベツ橋梁を見るために上士幌町市街を回って遠回りをしたので、昼食に予定していたこちらには、12時を回っての到着になりました。 こちらは、雑誌「北海道じゃらん」でも人気の道の駅として紹介されていて、お食事処も大人気との噂でしたが、やっぱり噂どおりで、お昼に少しで遅れた結果、すでに食堂には長い列ができてました。 順番待ちの間、店員さんから「人気メニュー」を聞き取って、店員さんが「運ぶとき、よだれがこぼれ落ちそうになるのを我慢している。」と語っていた、写真の「ローストビーフ丼」をチョイスしましたが、店員さんのくれたこの情報はナイスでした。 このローストビーフ、深い旨味が染みこんでいて、噛めば噛むほどその味が口の中に広がり、本当にめちゃくちゃ美味かった! 店員さんとの楽しいやりとり、美味しいお食事。すべて満点な道の駅でした。
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14:00-14:00
実はわたくし、柳月さんの銘菓「三方六」が大好きなのです。 そして、こちらのスイートピアガーデンは柳月さんの工場併設の大型店で、製造過程で出た「三方六の切れ端」が安価で買えるというので、それを目当てに喜び勇んでいきました。 しかし! 行ってみれば、全く見当たらない! たぶん、売り切れたのか、ゴールデンウィークは売らないのか、どちらかだったんでしょうが、売ってないものはしょうがない。 お目当てのものが見つけられず、雰囲気だけを楽しんで、何も買わずに立ち去りました。
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14:00-15:00
奥さんの希望で、十勝の素敵な庭を見に、十勝ヒルズさんに行きました。 ですが、この時期は、まだまだ花が少ししか咲いていなかった上に、この日はかなり寒かったので、ちょっと寂しい庭見学になってしまいました。 でも、この日は「入園無料」の日だった上に、クリアファイルのお土産までいただけて、案外ラッキーだったかもしれませんね。 今度機会があれば、お花真っ盛りの時にも行きたいものですね。
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16:00-17:00
奥さんが大好きだという「マルセイバターサンド」をはじめとする銘菓で、今や全国的に有名になった六花亭さんの、その本店についに行けました。 せっかく本店に来たのに、どこのお店でも買えるものを買っても仕方ありません。 ですから、ここ限定のスイーツを味わおうと思い、奥さんは「マルセイアイスサンド」、ぼくは「サクサクロール」を買い、お店の中でいただきました。 サクサクロールは、正にサクサクの食感で、中のクリームもあっさりした味わいで美味でした。 奥さんもアイスサンドが殊の外美味しかったらしく、大喜びでした。
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16:00-17:00
スイートピアガーデンで「三方六の切れ端」をゲットできなかったので、柳月本店さんで三方六を買うしかない。 ぼくは「三方六の小割」、奥さんは「十勝この実」を一つずつ買って、後でホテルで美味しくいただきました。
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18:00-19:00
今回の旅行、帯広の夜の食事は、かなり前から「豚丼」でガチガチに決まっていましたが、どこのお店に行くかは、二人の間で最後まで決まりませんでした。 最終的には、いろいろなサイトや雑誌の情報から、その「見た目」に奥さんが惹かれたこちらに決定しました。 行ってみるとお店の前にはやはり行列ができていて、並ぶことへのうんざり感よりも、美味しさへの期待感が逆に高まりました。 寒い中、けっこう待ってようやくお店に入り、二人でお店一押しの「半バラ豚丼中盛」を注文しました。これは豚バラ肉とロースが半分ずつ乗った「ミックス」なのですが、これがやっぱり「当たり」で、タレの染みた豚肉が美味い美味い。 特にロースの方が柔らかくて絶品の域でした。
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帯広での一泊は、帯広駅横のちょっと素敵なこちらにしました。 まず、駅至近なので、帯広中心部のいろんなお店へのアクセスが最高にいい。 さらにホテル自体も、部屋が広くて居心地がいい上、自慢の朝食が本当に美味しかったです。特に、クロワッサンと山芋を使った料理が、もうめちゃくちゃ美味しかったのが印象に残っています。 さらにさらに、ホテルから出て駅の反対側に行こうと思っていたら、フロントの方がすかさず声をかけてくれて、一番アクセスのいい玄関を、さっと教えてくれました。 こういう細かい気配りが実はすごくポイント高いんですよね。いい一泊になりました。
- 2日目2018年5月5日(土)
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08:00-09:00
雨が降らないかを心配しつつ、旅行2日目がスタート。 まずは、昔々、国鉄(古い!)のPRで「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズで一躍有名になったものの、今や線路が廃止されてしまった、旧広尾線の愛国駅へ。 こちらは見どころはあまりなく、観光客もほとんどいませんでしたが、この愛国駅から二人で幸福駅へいざ出発〜。
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09:00-10:00
で、愛国駅から幸福駅へ移動。 こちらは愛国駅と違って、お店もあって、かなりの人で賑わっていました。 また駅のホーム(再現)の風情も素敵で、絵になるなあと感嘆した次第。 これで、ぼくら夫婦も「愛の国から幸福へ」となったでしょうか?(笑)
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10:00-10:00
ジェラート大好きな奥さんのために、多分、十勝のジェラートのお店でも一二を争うと思われる十勝野フロマージュさんに立ち寄り。 いろんな媒体でもたびたび取り上げられている、写真のジェラート(カマンベールチーズとイチゴのダブル)を奥さんが味わいましたが、ジェラート好きの奥さんも納得の美味しさだったようです。 ぼくがいただいたカマンベールチーズソフトも、チーズの味わいが濃くて、本当に美味しかったですよ。
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10:00-12:00
タレントの田中義剛さんが、タレント業で稼いだ資金をつぎ込んで(?)、長年の夢だった牧場を開いたというのが、この花畑牧場だったと思いますが、その義剛さんの夢が詰まった牧場に訪問。 駐車場に入ろうと思っていたら、いきなり巨大な馬が目の前を横断。「牧場だあ」と気分が盛り上がりました。 そして、ちょっと嬉しかったのは入場料がかからないことですかね? 無料です。 牧場内は、馬、羊、山羊、ロバといった牧場の定番の生き物が、一心不乱に草を食んでいてかわいいし、生キャラメルなどのお土産も充実しているし、田中義剛さん本人が司会進行するファームショーが楽しいしで、全然飽きません。 最後に、義剛さん自慢のラクレットチーズのたっぷりかかったクリームパスタをいただきましたが、これがクリーム濃厚、チーズ感たっぷりで、めちゃくちゃ美味かった! もう、牧場を満喫して、大満足の時間を過ごせました。
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12:00-13:00
うちの旅行お得意の「道の駅でのトイレ休憩」で立ち寄らせていただきました。 トイレはまあまあきれいで、標準的な道の駅だと思いました。
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13:00-14:00
民間企業による商業ロケット開発で、最近にわかに注目を浴びている大樹町の、そのロケットに関連した展示が豊富な施設です。 館内には、本物のロケットと思しき機体やロケットエンジンの固形燃料(本物らしい)などが展示されていて、その方面に興味がある人なら相当楽しめると思いました。 センターの近くには、JAXAの施設らしき巨大な建物もあり、けっこうわくわくする空間だと思いました。
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13:00-14:00
十勝からいよいよ日高へと入ろうとする道すがらに、涼しげな滝が流れ落ちていたのでしばし鑑賞。半端なくお気軽に見られる割に、けっこう美しかったです。
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十勝から日高へと向かう道路は、建設に莫大なお金がかかったことから「黄金道路」と呼ばれているとのこと。 確かにトンネルの連続で、物凄いお金がかかっているんだろうなと思います。 でもそれは無駄遣いではなく、住民の方々にとって必要な生活道路の確保のためなんでしょうね。
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14:00-15:00
北海道最南端の地にとうとう到着。 ぼくにとっては、風の強い、ちょっと荒々しい景観があるだけの場所だと思いましたが、奥さんは「北海道の一番南に来た」ことが、いたく心に残ったようです。 人の感じ方は、正に人それぞれなんだと思いました。
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日高路を走行中、何やらちょっと険しい岩肌の海岸線があるのに気が付きましたが、それが「日高耶馬渓」と呼ばれていることを、旅行後に知りました。
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16:00-17:00
今回の旅行の大きな目的が、日高地方の桜の名所巡り。 こちら「優駿さくらロード」は、ここ数年で知名度がぐっと上がってきた浦河町の桜並木で、けっこう期待していきましたが、行ってみれば、そこはぼくらの期待を遙かに超える素晴らしい場所でした。 まずそもそもに、満開の晴れの日に行けたのが幸運でした。晴れの日の桜は本当に美しい。 さらに桜並木自体も、桜の木の大きさ、密集度、並木の長さ、どれをとっても圧巻のスケールで、「なんで今までそんなに有名じゃなかったのか?」と思わずにはいられませんでした。 本当に素晴らしいものが見られて、心が満たされた気分でした。
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19:00-20:00
静内での夕食は、「チャーメン」なる聞いたことのないメニューを売りにしている中華のお店に行きました。 が、どうも、実食した奥さんによれば、それは単なる、ぼくらがよく知る「あんかけ焼きそば」とほとんど変わらないんじゃないか?とのこと。ちょっと拍子抜けですね。 ぼくが食べたもう一つの看板メニュー「とろ肉チャーシュー麺(醤油)」も、確かにチャーシューはまずまずの味わいだったと思いますが、ラーメンの命のはずの「スープ」が、正直言って美味しくない。 何というか、いろいろ残念な感じが広がりましたね。
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朝食の美味しさで、最近とみに有名になってきたエクリプスホテルさんに、正にその朝食目当てで宿泊しました。 そしてその朝食は、正に期待どおりの美味しさでした。 品揃えが豊富な上、出来たての料理がどんどんと運ばれてくるライブ感が楽しく、しかも、一品一品がしっかり美味しかったです。 特に、炙り焼きが絶品でしたね。(写真がその炙り焼き) 朝食に比べると、接客などのサービスは見劣りするなあと思いましたが、とにかく朝食がすごいので、満足な一泊になりました。
- 3日目2018年5月6日(日)
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06:00-07:00
今回の旅行の最大の目的地が、長年憧れていた二十間道路の桜を見ることでした。 旅行最終日に見に行く予定でしたが、午前中の早い時間から曇りだし、お昼には雨が降り出すという、花見にはきわめてバッドな天気予報だったので、少し晴れ間が出る予報だった早朝に見に行くことにしました。 行ってみると、どうやら桜は満開を過ぎていて、散り始めていましたが、広い道路の両脇に、ピンクの花をまだまだ沢山咲かせたエゾヤマザクラの巨木が延々と立ち並び、そこに朝日が優しく降り注ぐ光景は、やはり圧巻でした。(早朝に行って正解) 「散り始めでこの美しさなんだから、満開の時はどれほど素晴らしいのか?」 そう思うと、満開の時に是非もう一度来てみたい、と思わずにはいられませんでした。
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09:00-10:00
新冠サラブレッド銀座
新冠町の国道から道道209号線に入ると、そこには競走馬の牧場がすらりと建ち並ぶサラブレッド銀座がありました。 銀座と言うだけあって、道道の両脇には本当に沢山のサラブレッドが放牧されていて、のんびり草を食んでいたり、子馬が駆け回ったりする姿をゆっくり眺めることができて、本当に楽しかったです。 サラブレッドを見たいなら、このサラブレッド銀座が一番だと思いましたね。
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11:00-11:00
サラブレッド銀座を離れると、それを待っていたかのように雨が降り出し、途中から本降りにたってしまったので、その後は観光せずに帰路につくことに。 旅行の最後の最後に、我が家の旅行のデフォルトである「道の駅でのトイレ休憩」をこちらで取りましたが、こちらは温泉やホテルが併設されていたり、「ししゃもねこ」という怪しげなキャラのグッズがあったりと、なかなか興味深いところでした。 道の駅でトイレを済ませた後は、ひたすら車を走らせて、無事お家に帰り着くことができました。 今回のゴールデンウィークの旅行は、北海道で暮らすぼくらでも、この季節にしては寒いと感じる中でのものになり、けっこうきつかったですが、豚丼やチーズにジェラートといった十勝のグルメ、浦河・静内の桜並木を堪能できたので、かなり満足できました。 道民の道内旅行も悪くないな、なんて思ったりしました。
2018GWは、十勝グルメと北海道の遅い桜
1日目の旅ルート
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