纏さんの静岡県の旅行記

西行物語を歩く旅(天竜川〜清見潟)
- 一人
- 1人
- 芸術・文化
- 史跡・歴史
<一日目> 新大阪駅JR新幹線のぞみ208号・東京行(7:03発)→名古屋駅(7:52着)JR新幹線こだま634号・東京行(7:59発)浜松駅(8:47着)JR東海道本線・静岡行(8:51発)→天竜川駅(8:56着)「8,740円」徒歩→天竜川→徒歩→豊田町駅JR東海道本線・興津行(10:18発)→掛川駅(10:35着)「320円」徒歩→事任八幡宮(11:50到着)(12:20出発)徒歩→日坂宿→小夜の中山公園(13:20到着)(13:30出発)徒歩→旧東海道石畳→金谷駅(15:31出発)→藤枝駅(15:41着)「240円」徒歩→ホテルオーレ(15:50着) <ホテルオーレ泊>朝食付き、1人:9,000円 7/21経費計:18,300円 <二日目> ホテルオーレ(7:00出発)徒歩→藤枝駅前 静鉄バス(7:09出発)バス→小坂(7:36到着)「440円」徒歩→小野小町姿見の橋・岡部宿大旅籠柏屋・笠懸の松、徒歩→つたの細道公園、徒歩→東海道宇津ノ谷峠(9:00到着)(9:15出発)徒歩→道の駅宇津ノ谷峠(9:30到着)徒歩→宇津ノ谷入口停留所、中部国道線 静岡駅・新静岡バスターミナル行き(9:45発)→静岡駅前(10:25着)「460円」徒歩→静岡駅、JR東海道本線・熱海行(10:33発)→興津駅(10:50着)「320円」徒歩→清見ヶ関跡(11:10到着)(11:20出発)徒歩→興津の海岸(12:00到着)(12:10出発)徒歩→興津駅、JR東海道本線・島田行(12:36発)→静岡駅(12:51着)「320円」JR新幹線ひかり473号・岡山行(14:10発)→新大阪(16:00着)「10,110円」5/19経費計:11,650円 合計:29,950円

纏さん 男性 / 40代
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- 1日目2018年7月21日(土)
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08:00-09:00
JR天竜川駅から天竜川を目指す。
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09:00-10:00
有名な、天竜川の渡しで西行の打たれた事件の現場。血が流れるほど打たれても、「西行少しも恨みたる色なくして、手を合はせ、舟より下りにけり」この事件により、西行は同行の入道と別れる。
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10:00-11:00
JR豊田町駅から掛川駅へ。
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10:00-11:00
バスで次の目的地、事任八幡宮に行きたかったが、次のバスまで一時間以上あるので、悩んだ末、掛川駅から旧東海道を歩いて事任八幡宮へ
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11:00-13:00
「西行物語」に書かれた事のままの明神を参拝。無事に「小夜の中山」を越えられるよう礼拝する。今回はバスの時間が合わず、旧東海道を歩いたが結構距離があるのでバスで来た方が無難。掛川バスサービス(株)が大体2時間に1本ぐらい運行している。
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12:00-13:00
日坂宿にある日除け・火伏せの神、秋葉大権現の石灯籠。日坂宿は何度か火災にあった為、秋葉信仰が盛んであったらしい。日坂宿には3基残っている。
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12:00-14:00
全国至る所にある地名「沓掛」。旅人はここで峠に備えて、草鞋や馬の沓を新しい物に履き替えて、古いものは山の神に手向ける為、頭上の木の枝などに引っ掛けたとか。その際は出来るだけ高いところに引っ掛けたらいいらしい。西行もやっただろうか? ここからしばらくは激坂が続く。
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13:00-14:00
峠の頂上にある寺院。小夜の中山夜泣石の伝説が残る。近くに子育て飴で有名な扇屋があるが、自販機の類は峠を少し日坂宿側に下ったところにしか無い様だ。
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13:00-14:00
峠を下りきる寸前に道の右側にでかい灰色の犬が発生。首輪がないので飼い犬では無さそう。たまたま、沓掛で杖に丁度いい棒を拾っていたので、最悪、玉の取り合いもやむなしと思って近づいていったら、灰色の犬はゆっくり道を横切って道の左側にある2メートルぐらいの石垣をひょいとジャンプして茂みの中に消えていきました。何とか事なきを得ましたが、こんなところで野犬が出るとは、900年ぐらい前に西行が通った当時は如何ばかりであったか。「年たけて また越ゆべしと思いきや 命なりけり小夜の中山」
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14:00-15:00
菊川宿と金谷宿の間には江戸後期の石畳が残っている。非常に歩きにくい上に滑るので、特に下りは注意が必要。
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14:00-15:00
旧東海道石畳頂上の休憩所。水場があるのが最高。
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15:00-16:00
JR金谷駅から藤枝駅へ。金谷駅近くの長光寺には芭蕉の句碑がある。
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15:00-16:00
JR藤枝駅から今宵の宿ホテルオーレは2階で繋がっている。部屋も広めで、大浴場もあるので快適。しかし、藤枝駅近くにはスーパーの様な店が見当たらず、コンビニしか無い。
- 2日目2018年7月22日(日)
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07:00-08:00
JR藤枝駅より静鉄バス「中部国道線 藤枝大手・岡部経由 静岡駅・新静岡バスターミナル行」で小坂で下車、岡部宿へ
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07:00-08:00
岡部宿本陣址。隣に大旅籠柏屋があるが開館時間前なので「笠懸の松」へ
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07:00-08:00
笠懸の松
岡部宿より宇津谷峠側に少し行った小高い所にある。地元では西行と共に出家した、西住の墓として伝わっている様だ。「西行物語」では都で親交のあった同行の修行僧が東の方に修行に行く際に、むやみに別れを惜しんだので、形見に「我不愛身命 但惜無常道」と笠に書き付けたのを休憩していた古いお堂で見つけ、笠はありながら主はみえないのでその死を知り、この世の無常を嘆いたという。「笠はあり その身はいかになりぬらむ あはれはかなき 天の下かな」
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08:00-09:00
宇津ノ谷峠の岡部宿側にあるつたの細道公園。綺麗に整備された居心地のいい公園だが、時間が早いのもあって、日曜日だというのに人っ子ひとりいない・・・。ここで休憩して峠越えに入る。
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09:00-10:00
「伊勢物語」の東下りの一節に、昔業平の中将が、蔦や楓の生い茂るなかで道に迷い「駿河なる 宇津の山辺のうつつにも 夢にも人にあわぬなりける」と詠んだとか。鎌倉時代の阿仏尼による紀行文「十六夜日記」にも記載がある。
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09:00-10:00
宇津ノ峠より岡部宿側を望む。峠は険しいものの距離が短いので案外楽。
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09:00-10:00
鞠子宿側の宇津ノ谷峠入り口。ここから清見ヶ関跡を目指すべく、近くの宇津ノ谷入口停留所よりバス、中部国道線 静岡駅・新静岡バスターミナル行きに乗り静岡駅→興津駅へ。
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10:00-11:00
JR興津駅。ここから徒歩で清見ヶ関跡へ。
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11:00-12:00
清見寺の敷地内に「清見ヶ関跡」はある。とはいっても、礎石がわずかに残るのみ。当時は海にも柵を設けた堅固な関であったという。海岸の清見潟も埋め立てられて埠頭となり見る影もない。ただ清見寺はいい所なので星4つ。
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12:00-13:00
西行が見た清見潟の面影を求めて、東の薩った峠側の海岸へ。ここでは「月」と「波」を詠むのが一般的。西行もそれに倣っている。「清見潟 沖の岩越す白波に 光をかはす秋の夜の月」
西行物語を歩く旅(天竜川〜清見潟)
1日目の旅ルート
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