シトラさんの熊本県〜宮崎県の旅行記
2泊3日の九州旅行 @ 高千穂峡・黒川温泉
- 1日目2018年8月16日(木)
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前日の夜自宅を出発して夜通し走り、朝9時過ぎに宮崎県【高千穂神社】に到着しました。
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ここには樹齢800年を超える宮崎県一の杉の大木があります。
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凛としていて、パワーをいただける感じがします。
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こちらは夫婦杉です。 …あえてなにもコメントしません(-_-)
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さて、高千穂神社から【高千穂峡】へ行きました。 駐車場は3ヶ所あります。 @ ボート乗り場に1番近い《御塩井(おしおい)駐車場》は500円。 A 少し離れた遊歩道入口・おおはし案内所に近い《大橋駐車場》は無料。 B 遊歩道の途中の神橋(しんばし)近くの駐車場《あららぎ駐車場》は300円です。
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太古の昔、阿蘇の火山活動で噴出した火砕流(かさいりゅう)が侵食されてできた柱状節理(ちゅうじょうせつり)=岩が柱状の形になっている峡谷です。 …う〜ん、むずかしい話はさておき、とにかく見れば納得のイイ場所です(^^;)
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この写真、よく見ませんか? 私は『あっ!ここ、ここ!…ここからの写真なんだ』と感激しました。
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とにかく、まずボートに乗って【真名井の滝】を間近に見たいと思います。
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貸しボート1艘 2,000円(30分)です。 ライフジャケットを着用して乗ったのはいいのですが、あら〜進まない! 超へたくそ!…こげない!
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主人が変わって漕ぎましたが、やっぱり上手に進まない。 あ"〜!滝に突っ込むぅ〜! 危な〜い!よそのボートにぶつかる(ゴツン!) …『ゴメンなさ〜い』(^^;) 悪戦苦闘の30分でした。
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【真名井(まない)の滝】は、日本の滝百選に選ばれています。 落差約17mだそうです。
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滝の上に見えるのが【高千穂自然歩道】です。 ボートを降りて歩くことにします。
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高千穂峡遊歩道は約1kmほど自然の中を歩くことができます。
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《高千穂峡の碑》辺りから遊歩道へ入っていきます。 入るとすぐに《おのころ池》があります。
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神々が最初に作り出した島が、この《おのころ島》だそうです。 …??島? あの苔の生えた石が置いてあるのだよね?
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うわ、デカイ鯉がいる! …??あれ?鯉?
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鯉ちゃうやん!(@_@)…ジョーズやん! な、な、なんと、チョウザメだそうです。 が、チョウザメは[サメ]と名前がついていても凶暴なサメではないそうでして、淡水魚なんだそうです。 鯉のエサ食べてた(^^;)
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この写真もよく見かけます。 遊歩道に《滝見台》があり、そこから撮影したものです。きれい!
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途中に《鬼八の力石(きはちのちからいし)》という、重さ約200トンの巨大な岩があります。 鬼八はどんだけ力持ちだ!
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長い年月の侵食が神秘的な渓谷になってます。 高いところは100mの断崖になっているということです。 高千穂峡、うわさ通りのステキなところでした。
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この《神橋(しんばし)》は、どことなく山中温泉・鶴仙渓にある[こおろぎ橋(=こちらは木製ですが)]に雰囲気が似ているような。 しんばしといってもサラリーマンの聖地ではありません。 さて、いろいろ見たので、ここから【黒川温泉】へ向かいます。
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【黒川温泉】に着きました。 今日お世話になる【和風旅館 美里】にチェックインします。
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こちらで《黒川温泉入湯手形=1,300円》を購入しました。 黒川温泉の旅館25ヶ所+入浴施設2ヶ所の好きな露天風呂3ヶ所に入浴できる手形です。
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では、さっそく温泉めぐりをしてきます。 まずは【夢龍胆(ゆめりんどう)】に行きました。
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旅館の入口横には、こんな雰囲気の良い《囲炉裏》がありました。
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宿はこんな感じです。
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混浴露天風呂《龍胆の湯》の入口。
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中はこんな感じです。 [混浴]となると勇気がいりますが、たまたまどなたもいらっしゃいませんでした。
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夢龍胆には女性専用風呂《天女の湯》もありました。 露天風呂と…
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内湯があり、 川のせせらぎを聴きながらゆっくりできました。
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ちなみに夢龍胆のロビーはこんな感じです。 ひとり旅で、温泉に浸かったあとは、ここで静かに本でも読みたい雰囲気。
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黒川温泉の街並みは、落ち着いた風情があり、昔懐かしい感じがします。 この公衆電話ボックスもすごいですよね。 …公衆電話自体も貴重になってきていますから。
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次は【いこい旅館】に行ってみました。
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あ〜この写真もよく見ます。 いこい旅館の入口に入って行く右手前にこの空間があるんですね。 どなたにでも利用していただけるようにと年中開け放しだそうです。
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そして入口付近には《温泉ゆでたまご》がありました。 ちなみに1個買って食べてみましたが、普通のゆで卵ですね…そりゃそうだ。
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いこい旅館は、黒川温泉で唯一《日本名湯秘湯百選》に選ばれた宿です。 お風呂は撮影禁止なので、入った方だけのお楽しみ。
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美人湯、立ち湯、滝の湯、箱湯、うたせ湯などの他、全部で13種類もお風呂があるそうです。 硫酸塩・塩化物を含む弱酸性の単純泉です。
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竹につかまりながら入る立ち湯は、結構深かったです…深さ1.5m。 私はつま先立ちで入りました( ^ω^ )
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あぁ〜イイお風呂でした(o^^o) 湯上がり地サイダー《蛍丸》をいただきました。
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さて、そろそろ晩ご飯ですので、旅館 美里に戻ります。 途中の道に《顔湯》なるものがありました。 …和風美顔機? 中から温泉の湯気が出てきます。 あっ、いや、おしゃれに[ミスト]が出てきますか。
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わ〜い、晩ご飯!…お部屋食です。 肥後牛の陶板焼きや、熊本名物馬刺しや、お出汁のきいた土瓶蒸しなど、どれも逸品! 馬刺しはすごく新鮮で柔らかく、普段生肉は食べない私も食べられました。 と〜〜っても美味しかったです! ごちそうさまでした(^ ^)
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夕食後、再び『湯めぐりに行こう!』出かけました。 湯めぐりは午前8時30分〜午後9時まで出来ます。 高台にある【こうの湯】へ行ってみます。
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田舎の納屋にでも入っていくような入口です。
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ここも《立ち湯》がありました。 深さは1.3mです。
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いこい旅館の立ち湯もそうですが、この木の棒につかまって入ります。 浮かれて足を上げたり、逆上がりとかしてはいけません!…誰がするよ。
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露天風呂は結構広いです。 (写真は暗かったので、露出修正して明るくしてあります)
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奥の方には洞窟のような空間がありました。 真っ暗で怖かった〜(*???*) ここの温泉は弱アルカリ性の単純泉です。
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あ〜イイお湯でした。 旅館 美里へ戻り、夕方買って冷やしておいた《くまモンのしそサイダー(地サイダー)》を飲んでみました。 ほんのり、というか、極チラッとしその風味がするかなぁ?というシロモノでした。
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主人は黒川温泉限定地ビールを飲んでました。 では、寝ることにします、おやすみなさいzzz
- 2日目2018年8月17日(金)
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おはようございます…ただ今午前6時です。 旅館 美里の露天風呂《美郷の湯》は午前6時から入れますので、朝風呂いただきます。
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館内から露天風呂への入口を入ると、こんな感じで外へ出て、数メートル歩いて行きます。
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とってもイイ感じの岩風呂〜(^o^)
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脱衣所もなんかイイわぁ〜(^^) でも、冬は寒そう(>_<)
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お風呂に入ってる目線で…。 美郷の湯は日によって時間によってお湯の色が変化するそうです。 無色透明の時もあれば、青みがかった白、又は乳白色になったりする硫黄泉です。
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内風呂にも入りました。 朝一番のお風呂って本当に気持ちいい!
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お風呂でさっぱりしてから朝食です。 朝からもりもり食べる私と主人。 美味しくてご飯がご飯がススム君!
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朝ご飯を食べて部屋に戻り、昨日の夕方【パティスリー麓】で買った《桃のタルト》をデザートで食べちゃいました。 桃が丸々1個使ってあり、中の種の部分にカスタードクリームが入っています。 桃が甘くて、中のカスタードとベストマッチ! とっても美味しかったです。
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へへぇ(o^^o)…デザートは別腹! もう1つ《黒川地蔵プリン》も食べちゃおう。
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阿蘇ジャージーミルクが使われていて、クリーミーでまろやかな味わいでした。 美味しい〜(^^) さあて、それではチェックアウトしてからもう少し湯めぐりしたいと思います。
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車は美里に停めさせていただき、歩いて【やまびこ旅館】の《仙人風呂》を目指して行ってみました。
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ここは50人ほど入れる大きな露天風呂と、20人ほど入れる露天風呂とがあり、男湯・女湯は日替わり制となります。
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さて今日は…女湯が大きい露天風呂(仙人風呂)でした〜(^-^)v ちょうどチェックアウトの時間帯なので、誰もいません。
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わあ〜!…広い。 木々に囲まれてとってもステキな露天風呂。
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この広い露天風呂をひとり占め。
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洗い場は奥にありました。 シャワーなんかありませんよ。 昔ながらのかけ湯をしながらというシステム。 風情があってイイじゃないですか。
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なんと贅沢な…あ〜極楽!極楽! ここのお湯は硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉です。 冬はぽっかぽかになるよね。
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さて、次は【新明館】へ行ってみました。
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ここのお風呂はとても個性的で有名です。 ここも硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩のお湯で、カラダの芯まで温まります。
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うひょ〜! すごい、ここが脱衣所ですよ(O_O)
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洞窟だ〜。 誰もいないので、なんだかお風呂に入るというより探検をするみたい。
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奥へとつながっているようだけど、どこへ行くのかなぁ? ♪行け行け〜川口浩。…古い?年代バレる。
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あれ?まともな脱衣所もあるんだ。 洞窟がずっとつながっていて、入口があちこちにあります。
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しかしすごいお風呂ですねぇ。 実はこの洞窟は、ここのご主人が自ら掘ったといわれています。 マジ感動ですよ!
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新明館にはこんな囲炉裏の休憩所がありました。 黒川温泉はどこの宿もそれぞれの特徴があり、素晴らしいです!
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では美里に戻ります。 途中に【パティスリー麓(ろく)】があります。 ここで《シュークリーム》を買いました。
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外はカリッとしたパイ生地…
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中はとろーりカスタードクリームがたっぷり入っています。 ここのケーキやプリンはどれも美味しい!
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パティスリー麓の向かい側には、プリンの名前にもなっていた【黒川地蔵堂】があります。 その近くに共同浴場【地蔵湯】もあります。
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黒川温泉は全体を1つの旅館として考える構想になっているそうです。 お風呂もお店も1つの旅館の中にある感覚で過ごせます。どこも本当にステキ!
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さて、美里から少し離れた【樹やしき】へ車で行きました。
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ここは街の中心部から少し(約1kmほど)離れた小高い丘の上にあります。
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女湯の露天風呂に入ったのですが、実は奥から混浴露天風呂へつながっているんです。
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ここを通って行くと扉があり、混浴露天風呂へ『お邪魔しま〜す』という感じ。
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この扉がそれぞれ男湯・女湯へとつながる扉で、ここから出入りしてくるわけです。 やはりチェックアウトの時間帯で誰も利用者がおらず、私たち夫婦で貸し切り状態でした。
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ここの露天風呂は《うたせ湯》もありました。 含硫黄泉で、サラッとしたイイお湯でした。
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《満天の湯》というだけあり、夜は天然のプラネタリウムになるというくらい開放感あふれた露天風呂です。
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立ち湯や…
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こんな木のお風呂もありました。 樹々に囲まれる青空の下、ゆったり、のんびりできました。
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湯めぐり手形の裏には、利用した宿のスタンプを押してくれます。 今回は【夢龍胆】【いこい旅館】【こうの湯】【やまびこ旅館】【新明館】【樹やしき】そして【美里】と7ヶ所のお風呂に入りました。
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では、黒川温泉ワインと地サイダーをおみやげに買って次の目的地【九重“夢”大吊橋】へ向かいます。 * 旅行記が長くなるので、ここからは[そのA]になります。
- 3日目2018年8月18日(土)
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