ふじみのニッカボッカーズさんの栃木県の旅行記

ＪＲ佐野駅

佐野市

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駅の2階の改札を出ると城山公園側と市街側を繋ぐ通路に出る。その改札の隣は東武鉄道佐野線の佐野駅の改札です。市街側の階段を下りると、左側に入場無料のらーめんミニ博物館(観光案内所)が入っている佐野駅前交流プラザぽるぽーとの建物がある。らーめんミニ博物館には主要な店のらーめんのサンプル「らーめんフィギュア」が置かれていている。そこで佐野らーめん会68店の場所が載っているらーめんマップを手に入れる。らーめんマップの裏面は店の営業時間やタバコの喫煙･禁煙情報が列記されている。交流プラザには待合所があって、そこで佐野での観光ルートを検討しました。

赤見屋本店:佐野らーめんを食べたくて、老舗で佐野駅から歩いて行ける店として選びました。完全禁煙の店で名物は生姜らーめんで、その生姜らーめんを注文する。生姜らーめんは汁にとろみかあって、食べるとやさしい生姜の辛みで暑い日なのに鼻水が止まらない。店は改装されていて、昔の店内の写真が掲げられている。その写真は1998年?栃木デスティネーションキャンペーンでJR東日本のポスターに使われた物と書かれていた。

赤見屋本店から佐野駅に戻る途中で、腹ごなしに歩くには気持ちの良い短い坂道があって、坂を越えると金成院という寺があった。その入口に寺の由来が書かれた大きな解説板があって、それを読んで佐野の歴史を感じる。寺の境内からこの伊勢山寺社の小さな森が見えたので回り道して参拝する。ここでも神社の由来を見る。

佐野商工会議所会館:この会館の脇を歩いていると珈琲豆の香が漂ってきた。会館入口前には町の駅の幟があったので立ち寄る。入口を入ると物産紹介のパネルやパンフレットがある。ここでトイレが使える。コーヒーについては次回の楽しみにして会館を出る。

金山神社:この神社の由来が書かれていて、佐野が1000年続く神明鋳物の里であることを知る。

鹿島神社:金山神社から佐野厄除け大師に向かう途中にある。佐野の武将に好運が続いたことから建立した神社です。

惣宗寺（佐野厄よけ大師）

佐野市

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本堂の軒下に祈祷受付があって、その前のベンチで休憩する。さすが関東の三大師のひとつで、祈祷を受ける人が多い。本堂の前で僧侶が自動車の祈祷を行っていた。境内を散策すると神明鋳物の鐘や黄金の鐘、足尾鉱毒事件ゆかりの田中正造の墓がある。

佐野市観光物産会館

佐野市

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佐野厄除け大師の向かい側にあって佐野の色々な土産物が買える。休憩できる椅子もあって、そこに佐野のゆるキャラ「さのまる」とラップミュージシャンのコラボしたミュージックビデオが流されている。佐野の観光を題材にしたものでほんわかした良いビデオです。

佐野厄除け大師前の道を東に歩いていると木造の洋館が見えた。入口に日本クリケット協会の看板がありました。近くには鋳物の店があって佐野の歴史を感じる通りです。

吉井酒造:日本酒の銘柄が「初戎」の醸造蔵で、試飲ができる。佐野厄よけ大師の前の通りを東に7分ほど歩いて行くと、道の右側に昭和の始め頃に建てられたと思われる木造の店がある。予想していたより間口の小さい店で、吉井酒造の看板を見ていながら通りすぎてしまう。その店の裏手に石造りの建物などか見えたので、そこが吉井酒造とわかりました。 店に入って利き酒をお願いすると店番をしていた老婦人(女将?)が対応してくれました。店内には昔の大徳利が飾られていて、時代が感じられる良い雰囲気です。 その老婦人が冷蔵庫から7種類の酒瓶を出してくれて、それぞれを解説をしながら試飲のコップに注いでくれる。口当たりの良い純米吟醸原酒をみやげに買う。老婦人に教えてもらったJR佐野駅への近道はホロ酔い気分で、佐野に来て良かったと思いながら歩く。

城山公園（栃木県佐野市）

佐野市

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JR佐野駅･東武鉄道の佐野駅に直結していて、列車の待ち時間に観光するにはちょうど良い。少し坂道を上って入場無料の城山記念会館で涼む。そこで城の歴史を学んだ後で本丸跡に向かう。駅に戻る途中で栗のような大きな実がたくさん落ちていた。ここは栃木県なので栃の実かなと思いながら列車で帰る。