纏さんの富山県〜石川県の旅行記

奥の細道行脚(富山・倶利伽羅峠〜石川・金沢)
- 一人
- 1人
- 史跡・歴史
平成30年8月17日(金) 新大阪駅JR特急サンダーバード3号・金沢行(C7:04発)→金沢駅(9:38着)「7,130円」IRいしかわ鉄道・泊行(B10:09発)→石動駅(10:33着)「590円」徒歩→【埴生八幡宮】(11:10着、11:40出発)徒歩→【倶利伽羅峠】(13:00着、13:30出発)徒歩→津幡駅(15:31発)IRいしかわ鉄道・金沢行→金沢駅(15:44着)「360円」バス→片町(パシオン前)「200円」→宿(16:20着)※交通費計:「8,280円」 <金沢 アパホテル金沢中央泊>朝食付き、7,100円 平成30年8月18日(土) 宿(8:00発)徒歩→【宮竹屋跡(芭蕉の辻・北國銀行片町支店前)】徒歩→【源意庵(立花北枝宅跡・金丸家)】徒歩→【宝泉寺(卯辰山麓)】徒歩→【願念寺(芭蕉句碑・一笑塚)】徒歩→【松源庵跡(常徳寺北側)】徒歩→広小路バス停・バス→野田バス停「280円」【野畑(野田山)】バス→金沢駅「280円」レンタサイクル(まちのり)→【高厳寺(高厳禅寺)】自転車→【宮ノ越(金石)本龍寺】自転車→金沢駅「800円」バス→片町(パシオン前)「200円」→宿(15:30着)※交通費計:1,560円 <金沢 アパホテル金沢中央泊>朝食付き11,000円 平成30年8月19日(日) 宿(8:00出発)徒歩→武家屋敷跡 野村家「550円」(8:30着、9:00出発)→金沢駅(10:00着)JR特急サンダーバード18号・大阪行(A10:56発)→新大阪(13:32着)「7,130円」 ※交通費計:「7,130円」経費計:550円 ※全行程、交通費計:16,970円 全経費合計:35,620円

纏さん 男性 / 40代
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- 1日目2018年8月17日(金)
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10:00-11:00
あいの風とやま鉄道「石動駅」。ここより徒歩にて埴生八幡宮へ
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10:00-11:00
源平の頃、木曽義仲公が倶利伽羅山にて平維盛公と決戦するにあたり、戦勝の祈願をして著しい霊験があったとの由。社殿へ至る石段の脇にある「鳩清水」は祈願の折、白鳩が飛来し、その案内で源氏勢が清水を得たという霊水。
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11:00-12:00
埴生八幡宮の手前の観光案内所で情報収集。倶利伽羅古戦場に通じる市道源平線(通称・源平ライン)が路面崩壊のため、現在通行止めに。復旧の目途は来年(2019年)春頃との事。義仲公の進軍ルート「いにしえ街道」は通行可能なので、やむなくそちらで倶利伽羅古戦場を目指す。
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11:00-12:00
倶利伽羅峠に行く途中にある埴生大池は決壊することが度々あった為、堤防の嵩盛をすることになり、その際に人柱が立てられたという。合掌。池から少し登った所に、林道の入り口があり頂上まで近道出来そうだったが、ハエを大きくしたような緑色の虫に襲われ、膝を噛まれて出血した為、怖くなり断念。
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12:00-13:00
峠の頂上「猿ヶ馬場」には芭蕉の句碑「義仲の 寝覚めの山か 月かなし」がある。この句自体は越前の燧ヶ城跡で詠んだものらしい。他にも平家の本陣跡などがある。
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13:00-14:00
埴生大池を通る時、見えていた寺院。ここからは逆に埴生大池が見える。芭蕉翁が来た当時は長楽寺という寺院が建っていた。
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14:00-15:00
倶利伽羅峠を下って北国街道を金沢方面へ歩く。分岐にはしっかりと看板があるので迷いにくいが、平日の為か誰一人歩いていない。まあ、この状況で出会っても怖いけど。
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14:00-15:00
小一時間ほど歩いてやっと人家のある場所「竹橋宿」へ到着。
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14:00-15:00
歴史国道の金沢側の起点に到着。芝生がきれい。ここから津端駅に行くか倶利伽羅駅に行くか迷ったが、倶利伽羅駅の方が若干近い様だが、戻るかたちになるので、津端駅を選択。暫し休憩の後出発。
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15:00-16:00
津端駅より電車で金沢駅へ。芭蕉翁は朝に高岡を出立、倶利伽羅を越えて14時頃には金沢着だからそうとう早い。日荷上人もかくやと思われる健脚ぶり。
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16:00-17:00
芭蕉翁が泊まった「宮竹や跡」が近いという理由で、「アパホテル金沢中央」に投宿。16時すぎのチェックインだったが結構混雑していた。17時頃ならもっと混雑しているだろうから、時間をずらした方がいいかも。屋上の露天風呂はいいが、これも時間帯によっては酷く混雑するらしい。朝食は洋食は混んでいるが、和食は空いている。
- 2日目2018年8月18日(土)
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08:00-09:00
北國銀行片町支店の前にある「芭蕉の辻」このあたりに芭蕉翁が泊まった「宮竹や喜左衛門方(翁の門人、竹雀宅)」があったらしい。
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09:00-10:00
俳人で芭蕉翁を金沢に迎えて入門した立花北枝、通称「研屋源四郎」の宅跡。芭蕉翁が「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」を披露した「源意庵」があったとも。建物は「金丸家住宅」江戸末期の建築と推定されるという。
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09:00-10:00
五本松 宝泉寺
卯辰山にある寺院。金沢市内を一望できる。境内に芭蕉句碑「ちる柳 あるじも我も 鐘をきく」がある。他に泉鏡花の小説の題材にもなった「五本松」が立っている。
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10:00-11:00
芭蕉翁の弟子であった小杉一笑、通称「茶屋新七」の塚がある。翁の金沢来遊時には亡くなっており、兄である「べつ笑」の亭主により追善会が厳修された。境内には他に翁の「塚もうごけ 我泣声は 秋の風」と一笑の辞世句「心から 雪うつくしや 西の雲」の句碑がある。
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10:00-11:00
願念寺から県道45号を渡った犀川沿いにある常徳寺の北側が、7月20日に一泉(斎藤氏、武家?)の馳走で「残暑暫 手毎にれうれ 瓜茄子」から始まる歌仙一折を興行したという松玄庵跡らしい。何も残っていない。
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11:00-12:00
「曾良日記」に松玄庵で歌仙を巻いた後、夕方、野畑に遊ぶとある。金沢市の南にある野田山のことらしいので来てみたが、案の定何もない。バスで来たが、松玄庵からかなり遠い。翁一行は夕方からここまで来て遊んで、庵に帰ってから夜食も出て、散会したのは子の刻(午前零時頃)だった。
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12:00-13:00
「曾良日記」7月21日の記述「翁ハ北枝・一水同道ニテ寺ニ遊。」とあるが、寺とは高厳(禅)寺の塔頭の一草庵だという言い伝えがあるらしい。それがここなのかわからないが。
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13:00-14:00
潮聲山 本龍寺
芭蕉翁が金沢出立前日に遊んだという、宮ノ越(今の金石)の本龍寺。「小鯛さす 柳すずしや 海士が軒」の句碑がある。金沢駅でレンタサイクルを借りて来たが、結構遠いのでバスで行った方が無難。
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13:00-14:00
本龍寺から海を見に海岸へ。ここから金沢駅にとって返し、自転車を返して宿に帰る。前日からの疲労もあり、この日は結構疲れた。
- 3日目2018年8月19日(日)
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08:00-09:00
藩政時代の面影が残っており、土塀とその横を流れる用水、せせらぎの音。とても風情がある。雰囲気が京都の上賀茂神社の社家町によく似ている。
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08:00-09:00
千二百石取の直臣にしては思ったより小さい屋敷だと思ったら、廃藩後に困窮して土地を切り売りしたとの事。それでも昔の格式を残している。2階の茶室からの眺めもいい。
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09:00-10:00
帰りに近江町市場に寄ってみたが、値段が結構高い。人気店は並んでいるし、何も食べずに撤退。芭蕉翁は7月24日竹意・北枝同道で金沢を出立。小松へ。
奥の細道行脚(富山・倶利伽羅峠〜石川・金沢)
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