かっちゃんさんの三重県〜和歌山県の旅行記

那智の滝の滝つぼがどうしても見たくて・・・和歌山県紀南地域の滝めぐり
- 一人
- 1人
- 自然
青岸渡寺の三重の塔の最上階に上がり、那智の滝の滝つぼを見ることを最大の目的として、鉄道とバスを利用して1泊2日の旅に出ました。1日目は新宮駅からバスを利用して日本の滝100選に選ばれた名瀑「桑ノ木の滝」に向かい、2日目に紀伊勝浦駅からバスで「那智の滝」を訪ねて、青岸渡寺の三重の塔の最上階から念願の那智の滝の滝つぼを拝観することができました。桑ノ木の滝はさておき、那智の滝に行ったついでに滝つぼを見たいという方は、三重の塔(拝観料300円)の最上階に上がることだけを覚えておくとよいでしょう。この旅行記は、桑ノ木の滝と那智の滝に個別に投稿した口コミをもとに、一つの記事にしたものです。掲載した写真はすべて愛用のガラケーで撮りました。タイトルには、三重の塔と那智の滝がコラボしたお馴染みの写真を載せたのですが、ここでは三重の塔の最上階だけしか見えませんね。

自然ツウ かっちゃんさん 男性 / 70代
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- 1日目2018年8月7日(火)
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せっかく紀南地域に来たので、1日目に日本の滝100選に選ばれた名瀑「桑ノ木の滝」を訪ねることにしました。じゃらんの交通アクセスには、「新宮駅からバスで25分(熊野交通バス高田行き相賀(おうがと読みます)下車徒歩15分(バスは1日3本))」と書かれていたのでバスでも行けるかなと思いましたが、やはり1日3便ということがネックになりました。一方、じゃらんには書かれていませんでしたが、「相賀」バス停の2 km位手前の「相賀口」バス停には、熊野交通川丈線(新宮駅⇔本宮大社前)のバスが停車し、便数も多いことがわかりました。そこで、「相賀口」バス停から2 km程余分に歩くことも考えて「桑ノ木の滝」に行くことを決心しました。何しろ、日本の滝100選に選ばれた名瀑ということが心を動かしました。写真は、今回の旅の玄関口となった新宮駅です。昭和27年(1952年)に改築された駅舎だそうです。歴史がありますね。
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バスは熊野川に沿って走るので、雄大な熊野川の景色を間近に見ることができ、ゆったりとした時間を過ごすことができました。曇天だったのが残念でしたが、逆に、滝までは歩いて行くので暑さが避けられてよかったのかなとも思いました。写真は相賀口付近の熊野川です。
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桑ノ木の滝までは遊歩道が整備されており、アップダウンがそれ程ないので楽に歩けました。じゃらんの投稿写真からは、適度な水量で綺麗な滝のイメージが強かったのですが、当日は水量が多く、怖いくらいの滝の姿になっていました(写真を掲載しました)。滝のすぐ手前の岩場から眺めたのですが、やはり水量が多過ぎると滝のイメージが悪くなるなと思いました。滝からの飛沫をたくさん浴び、愛用のガラケーもすぐに水しぶきで濡れました(拭き取るのが大変でした)。桑ノ木の滝の繊細な流れを見ることができなかったのが逆にとても残念でした(滝は行ってみて初めてわかることなので、難しいですよね)。ちなみに、当日、私は新大阪駅7:33発、新宮駅11:49着の特急「くろしお」号を利用しました。新宮駅からのバスは、行きは「相賀」に停車する熊野交通高田線を利用でき、新宮駅12:50発、相賀13:12着でした。帰りは相賀口まで歩いて、相賀口15:02発、新宮駅15:21着の便を利用しました。ここに示した時間ですと、桑ノ木の滝での滞在時間も丁度よく、とても便利でした。帰りは新宮駅15:30発、紀伊勝浦駅15:53着の紀勢本線を利用し、紀伊勝浦で宿泊し、翌日、那智の滝に向かいました。この日は、紀伊勝浦で遊覧船での観光「紀の松島めぐり(ショートコース)」も予定していたのですが、波が高かったため欠航でした。その分ゆっくりと温泉を楽しみました。
- 2日目2018年8月8日(水)
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那智の滝には、紀伊勝浦駅からのバスの利用が極めて便利でした。バスの便数は多く、行きと帰りともに、一日15便程ありました。また、「那智山往復割引乗車券」というお得なきっぷが勝浦駅前の熊野交通出札窓口で購入でき、大変重宝しました。那智の滝(那智大滝)は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一つであり、さらに日本三名瀑の一つであるため行く前からワクワク感一杯でした。飛瀧神社(ひろうじんじゃ)の参道からお滝拝所舞台(参入料300円)に向かっていくと、だんだんと那智の滝が迫ってきて胸が高鳴ってきました。実は三度目の訪問ですが、前回から5年くらい経っていたので、ドキドキ感一杯になりました。お滝拝所舞台に向かう石段の参道から那智の滝が見える光景を掲載しました。
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そして、滝に一番近く、真正面で拝観できるお滝拝所舞台では雄大な滝の姿を捉えることでき、やはり落差133 mの直瀑の滝は何とも言えない威厳さを感じさせられました(お馴染みの光景ですが、写真を掲載しました)。当日は水量も多かったこともあり、圧巻の光景でした。残念な点は、この場所からでは滝つぼが見えないことでした。
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過去に旅行会社のツアーで来た時にも残念な思いをした経験がありましたので、今回は滝つぼが見えるとされている青岸渡寺の三重の塔(拝観料300円)に上がることを最大の目的としていました。三重の塔と那智の滝がコラボした光景は、お馴染みの写真ですが、いつ見てもいいですね。
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三重の塔の最上階からはガラケーでも那智の滝の滝つぼをはっきり捉えることができ、念願がかなって嬉しい限りでした(写真を掲載しました)。安全確保のため、周囲に金網が張り巡らされていましたが、滝が見える方向に少し金網がない部分があり、写真撮影用に配慮されていました。那智の滝全体が周囲の緑のなかで鮮明に浮かび上がり、自然の造形美に心を打たれたひとときでした。前日に訪ねた「桑ノ木の滝」とともに、紀勢本線とバスを利用して和歌山県紀南地域の滝めぐりができてよかったと思いました。紀勢本線の御坊駅を過ぎて、特急は停車しませんが切目駅付近から新宮駅までの海沿いの景色は変化に富み、長旅を癒すのに最適な区間でした(天然記念物の橋杭岩もすぐ近くに見えました)。
那智の滝の滝つぼがどうしても見たくて・・・和歌山県紀南地域の滝めぐり
1日目の旅ルート
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