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かっちゃんさんの静岡県の旅行記

路線バスに乗って、歩いて、伊豆の滝めぐり

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修善寺駅を起点として路線バスに乗って、歩いて、1日で河津七滝(かわづななだる)、平滑(ひらなめ)の滝、二階滝(にかいだる)、浄蓮の滝、旭滝、萬城の滝をまわりました。萬城の滝以外の滝は東海バスの修善寺駅⇔河津駅のバス路線内にあるので、バスの利用が特に便利でした(萬城の滝には修善寺駅から伊豆箱根バスを利用しました)。また、東海バスでは「天城路フリーパス」というお得なきっぷが修善寺駅前案内所で購入できたので大変重宝しました。当日の経路とバスの時刻等は、それぞれの観光スポットのコメント欄に記載しました。この旅行記は、河津大滝、浄蓮の滝、旭滝、萬城の滝に個別に投稿した口コミをもとに、一つの記事にしたものです。バスの利便性がよく、比較的短時間で楽しめる、河津七滝、浄蓮の滝や旭滝だけを訪ねたいときにも参考になるかもしれません。掲載した写真はすべて愛用のガラケーで撮りました。タイトルに用いた写真は存在感抜群だった萬城の滝です(ここでは滝口付近しか見えませんが・・・)。

自然ツウ かっちゃんさん 男性 / 70代

1日目2018年11月4日(日)

最初の説明の繰り返しになりますが、伊豆の滝めぐりには、路線バスが便利でした。1日で河津七滝(かわづななだる)、平滑(ひらなめ)の滝、二階滝(にかいだる)、浄蓮の滝、旭滝、萬城の滝をまわることができました。萬城の滝には修善寺駅から伊豆箱根バスを利用しましたが、他の滝は東海バスの修善寺駅⇔河津駅のバス路線内にあるので、バスの利用が特に便利でした。さらに、東海バスでは「天城路フリーパス」というお得なきっぷが修善寺駅前案内所で購入できたので大変重宝しました。私は、最初に、修善寺駅から最も遠くなる河津七滝の大滝(おおだる)に向かい、その後、修善寺駅方向に戻りながら見どころの滝を訪ねました。そして、修善寺駅に戻ってから、別方向にある萬城の滝に向かいました。写真は、今回の旅の玄関口となった修善寺駅です。この駅舎は2014年に全体が完成したそうです(まだ新しいですね)。当日、修善寺駅から出発したときは小雨が降っていて、滝めぐりにはあいにくの天気でしたが、河津七滝に着いたときには雨があがりました。

河津七滝

河津町(賀茂郡)

「河津七滝」を   >

河津七滝の大滝には、修善寺駅8:15発(河津駅行き)のバスに乗り、「大滝入口」バス停(9:14着)で下車後、徒歩6〜7分で着きました。大滝に向かう遊歩道は10月〜5月は午前8時から午後5時(6月〜9月は午後6時)まで開放されていました(入口の写真を掲載しました)。

写真は、遊歩道沿いから捉えた大滝です(私有地内にある露天風呂を利用すれば、大滝をもっと間近で見ることができます)。少し遠かったのですが、それでも落差30 m、幅7 mの大滝は迫力満点でした。

河津七滝巡り

河津町(賀茂郡)

「河津七滝巡り」を   >

大滝を見た後は来た道を戻り、今度は本谷川沿いに続く遊歩道(踊子歩道)を散策しながら、大滝以外の河津七滝(出合滝、かに滝、初景滝、蛇滝、海老滝、釜滝)を見ていきました。大滝から最後の釜滝まではおよそ1時間かけてまわることができました。大滝に次いで落差が22 mある釜滝は、存在感抜群でした(写真を掲載しました)。次に向かう平滑の滝には踊子歩道を1時間位かけて歩いても行けるのですが、これからの行程が長いので、釜滝から徒歩10分程の「水垂」バス停から平滑の滝に近い「鍋失」バス停まではバスを利用しました。「水垂」バス停には、バスの発車時刻(10:30発、修善寺駅行き)ぎりぎりに着きました。次のバス(45分後)に乗ることも考えましたが、何とか間に合いました。「鍋失」バス停には10:34着でした。

旧街道 踊子歩道 

伊豆市

「旧街道 踊子歩道 」を   >

平滑の滝には「鍋失」バス停で下車後、踊子歩道を釜滝方向に戻るようになり、歩いて10分程でした。歩く人が余りいないのか道は荒れていました(当日、出会った人はいませんでした)。平滑の滝は大きな一枚岩の上を滑り落ちる滝で、落差は4 mと小さかったのですが、幅が20 mもあったので結構見ごたえがありました(写真を掲載しました)。

平滑の滝から踊子歩道を歩いて二階滝に向かいました。来た道を戻り、国道を横断して、踊子歩道を進んでいくと、二階滝の観瀑台におよそ1時間で到着しました。二階滝の観瀑台は踊子歩道に隣接していました。少し遠方からの眺めで、滝つぼは見えたのですが、滝口は木々に遮られてはっきりしませんでした。それでも落差20 mの滝は綺麗に見えました(写真を掲載しました)。昼にかかったので、二階滝12:11発、昭和の森会館12:22着のバスを利用して、昭和の森会館に隣接する「道の駅 天城越え」で昼食をとることにしました。二階滝観瀑台から国道沿いの「二階滝」バス停(二階滝園地の駐車場の入口付近)までは、踊子歩道をおよそ500 m戻り、駐車場に向かう脇道に入り、徒歩7〜8分でした。あとで考えると、平滑の滝から二階滝には、鍋失11:19発、二階滝11:21着のバスの利用でもよかったのかなとも思いました。

道の駅 天城越え 昭和の森会館

伊豆市

「道の駅 天城越え 昭和の森会館」を   >

「道の駅 天城越え」にあるレストランで食事をした後、昭和の森会館12:55発、浄蓮の滝13:00着のバスを利用して、浄蓮の滝に向かいました。昭和の森会館から修善寺駅方面に向かうバスは便数も多くなり大変便利でした。写真は、レストランから見えた中庭の風景です。紅葉が始まり綺麗な風景でした。

浄蓮の滝

伊豆市

「浄蓮の滝」を   >

浄蓮の滝は、日本の滝100選に選ばれた名瀑であり、伊豆を代表する観光スポットであることから、外国人観光客も多く見かけました。今回は二度目の訪問でしたが、初めて訪ねたときに比べて空いていました(当日の空模様が今一つだったからかもしれません)。石川さゆりさんの「天城越え」の歌碑が滝の近くにあるので、前回と同様に、やはり口ずさんでしまいました(演歌の威力はすごいですね)。落差が25 m、幅が7 mの浄蓮の滝は、水量が多く勢いを感じました。しかし、河津七滝の大滝と比べると、落差が5 m程小さく(わずか5 m程の違いですが)、少しこじんまりした感じにも見えました。それでも、天然記念物のハイコモチシダ(ジョウレンシダ)の群落など滝の周囲の緑の風景は、大滝には見られない独特な雰囲気を醸し出していました。写真は、浄蓮の滝と「天城越え」の歌碑がコラボした光景です。

旭滝

伊豆市

「旭滝」を   >

浄蓮の滝を訪ねた後に旭滝に立ち寄りました。じゃらんの交通アクセスにも書かれているように「旭滝口」バス停から歩いて5分でした。浄蓮の滝からのバスの便数も多く、アクセス抜群でした。浄蓮の滝はそれなりの人で賑わっていたのですが、旭滝は私一人でした。水量は少なかったのですが、石垣を積んだような岩肌の上を水が滑って流れる景観にはびっくりしました(写真を掲載しました)。これほど長く綺麗な石垣状の柱状節理は初めて見ました(自然のパワーはすごいですね)。ちなみに、当日、私が利用したバスは、浄蓮の滝13:42発、旭滝口14:05着であり、帰りは修善寺駅に向かったため、旭滝口14:30発、修善寺駅14:40着となりました。修善寺駅に戻って、まだ時間があったので、修善寺駅からバスで萬城の滝を目指すことにしました。

萬城の滝

伊豆市

「萬城の滝」を   >

修善寺駅に戻り、バスの発車時刻まで1時間ありましたので、少し休憩しました。萬城の滝には伊豆箱根バスを利用して修善寺駅から「地蔵堂」バス停に向かい、下車後、徒歩15分位(1 km程の距離)でした。「地蔵堂」バス停を経由するバスの便数は少なかったのですが、夕方に行きと帰りの接続が比較的よい便がありました。ちなみに、私が当日(日曜日)利用したバスは、行きは修善寺駅15:40発、地蔵堂16:03着、帰りは地蔵堂17:27発、修善寺駅17:55着でした(この時期、帰りは暗くなってしまいました)。落差20 m、幅5 mの滝を間近で見ることができ大迫力でした。綺麗な柱状節理が見られたのですが、崩落防止のために岩盤の隙間がコンクリートで補強されていました。また、滝の裏側に続く遊歩道も、崩落の恐れがあるため閉鎖されていました。パワーを感じ、とても魅力的だった萬城の滝に崩落の恐れがあり、とても残念でした。写真は、少し遠方から撮った萬城の滝です。「地蔵堂」バス停よりも手前の「地蔵堂入口」バス停に停車するバスは便数が多いので、さらに1 km近く歩く必要がありますが、このバス停を利用するのもよいのかなとも思いました(行きと帰りの時間が考えやすくなるかもしれません)。1日でまわった伊豆の滝めぐりは、相当の距離を歩いたことも含め、思い出深い旅になりました。

路線バスに乗って、歩いて、伊豆の滝めぐり

1日目の旅ルート

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