七郎さんの沖縄県の旅行記

平成最後の師走を暖かい石垣島で過ごす
- 1日目2018年12月15日(土)
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14:00-15:00
空港1階の全日空のカウンターの裏の通路に面して、地元の八重泉酒造が提供している石垣市蝶、オオゴマダラの飼育ケージがある。冬場でも多くの蝶が飛び交い、金色の繭や羽化の様子が間近で見られ、南の島に来たことを実感した。
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15:00-16:00
車だと空港から30分程度で行ける。無料駐車場も広く、とめやすい。入り口から奥に進むと手すりのついた廊下のような木道が整備されていて、原生林の雰囲気が気軽に楽しめる。オオゴマダラが木々の間を舞い、キノボリトカゲが樹幹を這っていた。
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17:00-18:00
ウェルカムドリンクが最上階の展望フロアで提供される。窓側は全てオーシャンビューで、竹富島や西表島を見ながら町並を見下ろす絶景が楽しめる。午後6時でもまだ明るい。その分、夜が明けるのも遅く、午前7時でもまだ真っ暗だった。毎日午後8時から、1階ロビーで地元の歌手によるミニライブが開催されていて盛り上がっていた。
- 2日目2018年12月16日(日)
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09:00-10:00
エメラルドグリーンの海とサンゴのかけらでできた白い砂の対比が素晴らしい。湾内は一見静かだが、外海に向けて強い流れがあり遊泳は危険とのこと。バスツアーの観光客はほとんどグラスボートに乗るようだ。
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09:00-10:00
ちょうど干潮だったので、養殖場の手前に干潟が広がっていた。その沖には真珠の養殖いかだがある。山からの栄養分と潮通しの良い浅海が黒蝶真珠の養殖に適しているのだろう。西表島には当社の白蝶真珠の養殖場があり、こちらにはそこで採れた黄金色の大玉の白蝶真珠のネックレスが展示されていて、1300万円の値札が付いていた。とても手が届かないが、思わず見とれてしまった。庶民の手の届く、手ごろな価格のアクセサリーも並んでいた。
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11:00-13:00
熱帯産の手のひらサイズのかわいいサル。園内で販売しているエサをあげると四方八方からわらわらと集まってきて、取り囲まれ、身体によじ登ってくる。小さいので恐怖感はないが、カバンの中やスマホを持ち去られることもあるそうだ。
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12:00-13:00
正式には、膝根(しっこん)というようだが、素人目にはひじを「くの字」に曲げているように見えるオヒルギの根。呼吸機能もあるらしい。干潮時にしか見られない。ここは名蔵アンパルと呼ばれるラムサール条約に登録された湿地帯に含まれている。
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13:00-14:00
バンナ岳を中心にした広大な公園。自動車用道路と歩行者用道路が分けられていて、ランニングを楽しんでいる人を何人も見かけた。駐車スペースはコース内に何か所かあるので、車を停めて展望台に登ったり、眼下に原生林を見渡すことができる、であい橋の駐車場に車を停めて付近を散策するのがおすすめ。
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14:00-16:00
石垣島天文台
国立天文台の石垣島に設置された観測拠点。毎日、予約制だが午後3時から3Dメガネで視聴する銀河の立体映像の上映会があり、われわれは夜間の天体観望会ではなく、昼の催しに参加した。少し早く到着したが、職員の方から反射望遠鏡本体や夜間に見える星の映像を見せてもらえ、大変勉強になった。立体映像は、広大な宇宙の果てまで旅するような体験ができて、大満足。ただ、バンナ公園の西口からすぐのところに天文台への取り付け道路があるが、一方通行で片側が谷のところもあり、運転には慎重になった。夜間だと街灯もないので真っ暗な夜に天文台に行くのは、慣れていないと大変だろう。昼間に一度走って道路状況を知っておいた方が良い。道路にはハブ注意の看板が何か所も出ていて、夜間に歩きまわるのは怖そう。冬場でも20℃を超えるとハブは活動できるらしい。
- 3日目2018年12月17日(月)
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09:00-10:00
外からは内部の様子が全く分からないので、200円払って入ったが、あまり見所がなかった。展示品の説明も古く、良さが分からない。受付の年配の男性は、観光業・サービス業が何かわかっていない人だと思う。事務的に入場料を受け取るが客の顔を覚えていない。しばらくして、われわれが帰ろうとしていると、奥から出てきて、入場料を払わない客のような疑いの目を向けられ、不愉快だった。入場券の半券を見せると納得顔になった。自分が受付にいなかったのだから、離席していて失礼しましたくらい言ってもよいだろう。
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11:00-12:00
カーナビで白保海岸と入力し、到着した海岸は何もないところだった。その海岸のはずれに柳田國男の石碑があった。柳田の著作「海上の道」の始点ともいえる宝貝の採れるこの地に建てられたようだが、訪れる人もまずいないと思われる藪の中の残念な場所だった。
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肉、魚、野菜、果物から、かまぼこ、八重山そばまで何でもあり、値段も高くない。市場の2階には特産品販売センターがあって、ここも見ておきたい。大型客船で台湾からのツアー客が頻繁に訪れるそうで、入口の大きな「歓迎台湾的旅客」の看板の下に、香港、中国と書かれていて、中国本土より台湾の人たちをターゲットにしているのがよく分かる。
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730記念碑
公設市場の海側に行った場所にある。名前だけでは、全く意味不明だったが現地に行けば分かった。沖縄が本土復帰してから6年後の1978年7月30日に、米国式の自動車の右側通行を、本土と同じ左側通行に一斉に切り替えた大事業を記念し命名。後に交通安全のためにシーサーの置物を並べて、小さな公園に整備された。バスの乗降口や信号の位置など、ルールだけでなく物理的に変えないといけないものが多くあったはずで、大変なことだったと思う。
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13:00-14:00
那覇空港には一般客も利用できる空港食堂があるが、ここ石垣空港にも一般客と空港職員が利用できるパーラーがある。ANAのカウンターの裏の廊下の突き当り、開放厳禁といかめしく書かれたガラスドアの奥にひっそりとお店がある。店内では八重山そばを食べている人が多かったが、われわれはゴーヤチャンプル定食にした。価格がリーズナブルで、ボリュームもちょうどよく、卵のふわふわ感と全く苦みが感じられないゴーヤの取り合わせが絶妙だった。石垣の旅では食べ過ぎた感があったので、最後にほっとさせてくれるような味で、心身ともリラックスできた。
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