まさとんちんさんの栃木県の旅行記

とちぎの濃厚硫黄泉を巡る!
- 1日目2019年1月3日(木)
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10:11-10:52
那須湯本温泉に来てすぐ、年始の鹿の湯は混んでいたので、雲海閣さんに来ました。 こちらは鹿の湯と行人の湯の混合泉で、鹿の湯源泉単体よりもわずかですが、ピリピリ感と湯の酸味、すべすべ感が増している気がします。 日帰り400円です。
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10:52-10:52
雲海閣さんの泉質表。鹿の湯に行人の湯が加わった事で、鹿の湯単体よりも硫化水素(硫黄臭)はマイルドになっています。
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11:14-11:54
老松温泉喜楽旅館
那須湯本には、鹿の湯だけでなくあまり一般の観光客には知られていない温泉があります。 こちらは老松温泉喜楽旅館さんです。廃屋に侵入したわけではなく、浴室棟の写真です。昔は宿泊出来たようですが、今は日帰り入浴のみです。
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11:14-11:54
老松温泉喜楽旅館
酸性の鹿の湯とは違い、ピリピリしないおそらく弱酸性〜中性に近い単純硫黄泉と思われます。(泉質表がないので残念)たまに真っ黒になる時もあるそうです。 ご主人が大分高齢なので、いつまでこちらのお湯に入れるか分からず、大事に入りたいお湯です。
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12:55-13:34
丸高屋
那須湯本温泉を後にして、奥塩原に行く前に昼ご飯です。丸高屋味噌ラーメンです。個人的にあまり味噌ラーメンって惹かれないんですが、こちらはスープにとてもコクがあり、優しい甘みある味噌、飲み干しても重たくならず美味しいです! 塩原に行く際は大体立ち寄ります。年始で駐車場満車で並びました。最近は混んでる事が多いかもしれません。
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14:14-14:56
奥塩原新湯温泉に到着しました。 共同浴場の寺の湯が混んでおり、駐車スペースが無かったので、2年ぶりに奥塩原高原ホテルさんに来ました。日帰りは800円です。 鹿の湯と比べると、あっさりとした浴感ですが、保温効果抜群で、硫黄臭も負けていません!
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15:15-16:03
前々から気になっていた湯荘白樺さんに来ました。こちらのお湯も奥塩原高原ホテルさんと同様に共同浴場中の湯と同じ源泉ですが、源泉の爆裂噴火跡がお宿のすぐ真後ろにあるので、お湯が熱めで新鮮な気がします。浴室の雰囲気も湯治場感があって素敵です。 洗い場になんと硫黄の泥パックがあり、(持ち帰り不可)東北の後生掛温泉の泥風呂の泥とそっくりな色をしており、地熱がある温泉地特有のものです。
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15:15-16:03
露天風呂もあります。脱衣所が外なんで、かなり寒いですが、お湯が保温効果抜群なんで、入れば何とかなります笑 日帰りは500円でした。
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16:03-16:03
湯荘白樺さんの駐車場は、宿の先を登って行った突き当たりにあるのですが、駐車場の裏手に新湯爆裂噴火跡があり、こちらが奥塩原新湯温泉の源泉の大元になっています。雰囲気が東北の湯治場みたいで、情緒があります。
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16:19-16:19
えびすや
塩原元湯温泉に到着しました。元湯は3軒しかお宿がない秘湯で、新湯からは車1台すれ違いが厳しい雪道を20分くらい走ります。冬は雪で側溝が見えなくなっているので、車で行かれる方は充分に気をつけてください。
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16:20-16:20
本日のお宿、えびすやさん外観。日帰りでは何回か来ていますが、雪景色がとても似合うお宿だと思います。
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16:29-16:29
お部屋は6畳でコタツ、テレビ、ストーブ、暖房付きのお布団ありで、小綺麗です。 廊下の物音は結構聞こえます、部屋も硫黄の匂いが凄いです笑
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17:13-17:13
早速、お風呂に! 左が梶原の湯、右が弘法の湯です。2つの源泉が隣り合っている作りが素晴らしいです。
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17:19-17:19
梶原の湯は源泉が40度の飲泉が出来る中性の含硫黄ナトリウム炭酸水素、塩化物泉です。中性のぬるめの硫黄泉なので、長湯向きのお湯で、一度入ると中々出たくありません笑 しかも、炭酸水素の含有量が他の温泉地と比べてもはるかに高いので美肌の湯でもあります。 遊離硫化水素(硫黄臭)も37mgと強めで(鹿の湯56、草津湯畑7)とてもバランスの高いお湯です。 名前の由来は鎌倉御家人、梶原景時が平氏を討つためこの地にやって来た折、傷を癒すためにこの湯に入ったからとされています。
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17:19-17:19
こちらは弘法の湯。名前の通り空海がこの塩原元湯温泉を発見した事に由来しています。こちらも泉質は梶原の湯と同様ですが、源泉が52度で、遊離硫化水素は30と梶原の湯よりも硫黄臭はあっさりです。5分置き、2分間くらい間欠泉が湧き出すのが特徴です。どちらのお湯も加水加温をしていない、本物の掛け流しです!
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17:49-17:49
梶原の湯、飲泉所です。硫黄味、炭酸味、にがりのような不思議な味です。
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18:47-19:34
夕食は広間で18時40分からです。 岩魚の塩焼きやカニで出汁をとった鍋、お刺身、唐揚げなど品数豊富な和食膳で、ご飯はおひつで用意されており、頼めばおかわりが出来ます。どれも丁寧に作られていて美味しく頂きました。
- 2日目2019年1月4日(金)
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08:04-08:42
朝食は8時からで、納豆や味のりなど良くある朝の和食膳ですが、セルフサービスの梶原の湯の温泉粥と西那須野の牛乳が美味しかったです。昨夜ご飯をおかわりしたので、最初からおひつのご飯の量が2倍になっていました、ありがとうございます笑
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09:55-09:55
チェックアウトまで計4回お風呂に入りましたが、次は出来るなら連泊で泊まってみたいと思いました。年明けという事でお土産も頂き、ありがとうございました!
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10:11-10:11
大出館
えびすやさんに泊まったら、近くの大出館さんに寄っておかないと勿体無いと思い帰り道に立ち寄りました。大出館さんの駐車場です。 日帰り600円です。
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10:18-10:18
こちらは御所の湯、墨の湯が有名な大出館さんですが、個人的には鳴子の西多賀旅館さんを思い出すようなこちらの湯の方が好きです。 源泉が50度、加水加温なしの緑色の濃厚な硫黄泉です。
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10:20-10:20
中性の硫黄泉でピリピリ感はなくしっとりするお湯ですが、成分の濃さ、硫化水素の強さで中々体力を使うお湯です。 こちらは露天風呂で、眼下にえびすやさんや元泉館さんを見る事が出来ます。
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10:24-10:24
御所の湯の泉質表。 ph6.2の中性、含硫黄ナトリウム塩化物、炭酸水素塩泉です。遊離硫化水素(硫黄臭)がなんと72mgもあります!凄い硫黄臭です笑 湯口の上にコップが置いてあり、中性なので飲泉も出来ると思われます。
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10:34-10:51
こちらは有名な墨の湯です。(他にお客さんがいたので写真は以前の物です) 大体右の浴槽が温度が40度ないくらいのお湯ですが、湯の色が逆転している時もたまにあるので面白いです(45度くらいの熱い方が黒と緑白が混ざった色でぬるい右側が真っ黒なんて時もあります)
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10:57-10:57
墨の湯も御所の湯と泉質やphは同じなんですが、黒いお湯がモール泉と呼ばれる様に、マンガンや鉄などモール泉の泉質も兼ね備えた硫黄泉と言えるかもしれません! 遊離硫化水素は28と御所の湯に比べるとあっさりです。
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10:59-10:59
ありがとうございました! いつか泊まってみたいお宿です。
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12:12-12:12
塩原から国道4号で南下し、さくら市の国道293号沿いにあるのが喜連川早乙女温泉です。 年始でとても混んでいましたが、やはり強烈な良いお湯でした。硫黄だけでなく灯油のようなアブラ臭にエメラルドグリーンのお湯、1050円と入浴料高めですが、洗い場からもお湯が出ますし、温泉好きのツボを押さえています。
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12:50-12:50
早乙女温泉では食事も出来ます!
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13:18-13:18
早乙女温泉からの帰り道293号沿いには、栃木宇都宮餃子の名店まさしがあります。 年始はみんみんがお休みだったので、お土産買って帰りました。
とちぎの濃厚硫黄泉を巡る!
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