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にわせ君さんの和歌山県の旅行記

南紀の味と景色を楽しむ

  • 夫婦
  • 2人
  • 自然

我々は月1回孫の育児と母の介護から離れ、心と体を癒やす旅をしている。3月3日が家内の誕生日なので、今月の旅は家内の誕生日祝いでもある。JR西日本の「おとなびWEBパス−グリーン」を購入し、グリーン車を利用して3日間の旅を楽しんだ

にわせ君さん 男性 / 80代

1日目2019年3月2日(土)

扇ヶ浜公園

田辺市

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10:03発の「みずほ600」で岡山を出発し、新大阪で11:15の「くろしお9号」に乗り継ぐ。御坊を過ぎるあたりから、蜜柑の木が沿線に多数見られる。山の急斜面には多数のモノレール線路が設置され、収穫などに利用されるのだろう。平面の田の中にも規則正しく蜜柑の木が植えてある。山も田も蜜柑でいっぱいの有田地方。広川付近では山頂に15基の大きな風力発電機が並んでいた。御坊を過ぎると蜜柑畑が梅畑に換わる。梅は花梅と違い、花は小さく、全て白い花であった。梅干しは田辺が有名だそうだ。車窓に見える太平洋は雲一つ無く青空が何処までも続いていた。13:26に紀伊田辺駅で電車を降りて一休み。扇ヶ浜公園にタクシーで行き、太平洋の風を吸った。水はあくまでも澄んでいて、向こうに白浜の大きなホテルが見える。14:29発の「くろしお11号」で再び紀伊勝浦を目指す。周参見駅では桜が咲いていた。周参見を過ぎると海に奇岩や岩礁が目立ち始める。鬼の洗濯板のような岩礁も数多く見られた。串本駅を発車して数分で海側に橋杭岩が見える。きれいに直線上に並ぶ奇岩は不思議である。これは是非にも目にとどめておきたい。串本を過ぎると雲が次第に多くなってきた。紀伊半島は串本を境に東側と西側で天候が違うらしい。南紀勝浦からは迎えのバスで「休暇村南紀勝浦」に行く。夕食で南紀の海の幸を堪能し、部屋からの景色は何処までも海が続いていた。

2日目2019年3月3日(日)

熊野古道

田辺市

「熊野古道」を   >

朝食を早く済ませ、8:00に宿のバスで南紀勝浦駅に行く。霧雨〜小雨が続いていて熊野古道を歩くことが出来るかどうかが危ぶまれたが、取りあえず、8:25発のバスで那智の滝に向かう。25分で滝前の停留所に着く。雨は幸いにも霧雨となった。ここから約10分で滝だ。落差130mを垂直に落下する滝は見事であり、神々しく感じた。霊気を浴びた後、熊野古道を大門坂へと降る。土地の人から、熊野古道の良さは登りで味わうので、降るのならしばしば後ろを振り返って熊野古道を味わうように忠告を受けた。ゆっくりと振り返り振り返り、写真を撮りながら小1時間かけて下り、大門坂からバスで勝浦駅に向かう。勝浦で昼食を取り、少し時間があったのでJR線の塗りつぶしのために「南紀6号」で新宮に向かう。先頭車両の自由席で前面展望を楽しむ。新宮に着く直前に珍しく浜が続いたが、この浜は多量の小石の堆積が認められた。新宮では8分の待ち合わせで「くろしお24号」に乗り、白浜に向かう。白浜駅には「汐彩の宿 月崎」から迎えが来ていた。この宿はわずか4部屋だけの小さな宿だ。部屋は居間と寝室が有り、浴室の檜風呂には24時間温泉がそそがれていた。このため、部屋にかすかながら硫黄の香りが漂う。夕食では南紀の味を十分に堪能できた。計5回も室内の温泉に入り、十分に心と体を癒やすことが出来た。

3日目2019年3月4日(月)

和歌山城

和歌山市

「和歌山城」を   >

白浜10:29の「くろしお16号」で和歌山に向かう。お昼になったが、宿の朝食がおいしかったのでいっぱい食べ、おなかがすかない。昼食を後回しにして、小雨の中、和歌山城に行く。とりあえず天守閣に登る。天守閣の上からは和歌山市が360度展望できた。雨が上がったので、城内を散策する。途中、紅葉渓庭園にある紅松庵でお茶をいただく。城内の和歌山歴史館で和歌山の生い立ちを見学し、和歌山駅に向かう。和歌山駅で遅まきの昼食を取り、お土産を購入する。15:53発の「くろしお24号」で新大阪に向かい、「さくら567号」で岡山に帰った。 3日間ゆっくりと過ごすことが出来、心と体を癒やすことが出来た。

1日目の旅ルート

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