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空っ風くんさんの島根県〜岡山県の旅行記

岡山県(岡山市、倉敷市)と島根県(松江市、出雲市)の三泊四日の旅!!Part2

  • 夫婦
  • 2人
  • 史跡・歴史

二つの新幹線を乗り継ぎ午前11時2分、岡山駅に到着。ここから今回の旅が始まります。初日は生憎の天候に悩まされ、雨の後楽園と岡山城を、倉敷に移動するも降りやまぬ雨のなか美観地区の散策・・・と、心もやもやな一日でした。二日目は打って変わっての好天に恵まれ、予定通り伯備線で島根県の松江市に。松江駅を起点に、レイクラインバスと川舟による堀川めぐりで満足のいく一日が終了。三日目は待望の出雲大社を参拝。神話の世界に足を踏み入れ、神様に出会えたような幸せな気分に・・・。記念に御朱印帳も購入して参りました。四日目は帰宅日、出雲縁結び空港午後12時20分発の羽田行に搭乗し東京に到着。浅草で浅草寺をお参りして帰宅の途につきました。今回は、観光箇所も多く記事も多くなるため3回に分けての旅行記作成にしたいと思います。Part2は、島根県の松江編となります。

神社ツウ 空っ風くんさん 男性 / 70代

1日目2019年4月14日(日)
2日目2019年4月15日(月)

倉敷駅前観光案内所

倉敷市

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JR倉敷駅。旅行二日目、今日はここから午前9時15分発の伯備線「特急やくも」で松江に向かいます。松江到着は12時少し前の予定です。天候に恵まれたので存分に散策したいと思います。それでは出発しまぁ〜す。(^Q^)/。。。

JR松江駅

松江市

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11時40分、松江駅に定刻通り到着。これから昼食をとります。荷物が重いので、昼食後に本日の宿泊先に預かってもらうこととします。

松江駅の中にある「奥出雲 大橋」さんの“天付き三色割子そば”です。出雲に来たのならゼッタイに外せないのがお蕎麦・・・と聞き、これに決定しました。三っつの各お椀の蕎麦にだし汁をかけて食べていきます。

駅前のバス停。腹ごしらえ完了、レイクラインバスでとりあえず宿泊先に向かうこととしました。このバスは、松江駅を発着点として城下町松江を約48分で一周します。ただ、一方向しか巡回しないため、宿泊先まで結構な時間が掛かります。まあ仕方ないですね、急ぐ旅ではないので良しとします。

ぐるっと松江 堀川めぐり

松江市

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カラコロ広場乗船場です。荷物も預け身軽になりましたので、これより松江散策を堪能したいと思います。先ずは松江城の堀を周回する(一周約50分)堀川めぐりから!!。乗船場は三か所あり、一日乗船券で乗り降り自由です。最初に松江城を見学したいので、次の大手前広場乗船場までの約20分です。では、ぐるっと松江「堀川めぐり」で、寄り道、船旅、松江旅の開始です。

今、大手前広場乗船場に向けて運行中です。いくつかの橋があり、その下をくぐります。橋桁が低いので、くぐる度に腰を折って伏せなければなりません。 疲れます(#´Д`#)・・・

あっ!!また低い橋のお出ましです。船の屋根が下がってきました。腰を折って、深くお辞儀をします。やれ〜やれ・・・ヽ(;´Д`)ノ

お辞儀を繰り返すこと数回・・・お城が見えてきました。お目当ての見学場所「国宝松江城」です。何だか“そわそわ”してきました。それにしてもこの景色良いですね!!散りかけた桜、橋、美しい佇まいのお城・・・絶好のシャッターチャンスです。

大手前広場乗船場が見えてきました。船頭さんの名調子に乗せられて気持ちの良い時間を過ごせました。松江城を見学したら、またお世話になりまぁ〜す。

松江城

松江市

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大手前広場にある堀尾吉晴公の像。吉晴公は、豊臣秀吉、徳川家康の二人に仕え、豊臣政権では三中老の一人として功績を残しました。城造りの名人で松江城と城下町を建設し、現在の松江市の礎を築いた武将です。

いよいよ国宝「松江城」です。これから、ちょっと侍になった気分で城内に入ってみたいと思います・・・♪〜( ̄ε ̄;)。楽しみですね。

好天に恵まれ足取りも軽やかに!!。残念ながら、桜花の見頃は過ぎてしまっていますが“桜は散り際が美しい・・・”とも聞いたことがあります。ちなみに、松江城を望む松江城山公園は「日本さくら名所100選」にも選ばれた桜の名所で、ソメイヨシノ、ヤエザクラ、シダレザクラなど約180本の桜があるそうです。

本丸一ノ門。ここで入場料を支払って入ります。国宝「松江城天守」が我々の入城を待ってくれて(?)いるようです。

松江城天守。松江城は全国で現存する12天守のうち、国宝の一つで唯一の正統天守閣ともいわれています。入母屋破風の屋根が羽を広げたように見えることから別名「千鳥城」とも呼ばれています。

城中の祈祷札です。昭和12年に2枚の祈祷札が天守内で確認されて以降、その所在が不明となっていましたが、平成24年に城地内の松江神社で再発見されました。これが国宝指定の要因となり、平成27年に国宝「松江城天守」が誕生しました。これはレプリカです。

祈祷札についての説明がされております。

城中に保存されているシャチホコ。天守閣の最上部の屋根にあるシャチホコは、木彫りで銅張り、高さは約2mで現存しているモノでは最も大きいものだそうです。保存されているこのシャチホコは、以前に天守閣に付けられていたものでしょう。

古材として保存されています。旧建材ということですから、解体修理をした時のものでしょう。

珍しく撮影OKでした。凄い太さの材木で大きなお城を支えているものですね。天守を支える柱には、一面だけ、あるいは二面、三面、四面に板を張って、鎹(かすがい)や鉄輪(かなわ)で留められています。これは「包板(つつみいた)」と呼ばれ、天守にある総数308本の柱のうち130本に施してあり、割れ隠しなど不良材の体裁を整えるためのものと考えられています。

築城当時の構造が一望に見えるようです。2018年の展示替えに伴い、それまでの展示物のうち、松江城とゆかりの無い20t分が搬出。建物への負荷が軽減された上に、内部の構造が良く分かるようになったとのことです。 確かに、これほどの柱を使用しているにも係わらず見やすい内部ですネ。

桐の階段。板の厚さ約10cm、階段の幅約1.6mで1階から4階の各階の間に設けてありました。きつい勾配でしたが手摺りのお陰でどうにか・・・(ノ´Д`)。

この上が最上階の天守閣です。柱と梁の組み合わせが見事です。短い柱を巧みに利用し建物の中心に荷重がかからない工夫が施されているようです。木材不足の最中、大変な知恵を絞りあって 築城したのでしょう。

天守閣に到達しました。しんじ湖方面を映しておりますが見事な景観です。天守閣は四方が見渡せなければなりません。五層の最上階で360度の展望は素晴らしいの一言です。

しんじ湖に浮かぶ「嫁ケ島」が遥かかなたに見えます。思い切り望遠を伸ばしてみました。全長約110m、幅約30m、周囲約240mの島です。嫁ヶ島と袖師地蔵の美しい夕焼けは日本夕日百選に選定されているとのことです。

こちらは、松江歴史観方面かと思います。同じく美しい景観が目に飛び込んできます。

松江城を出ると神社がありました。松江神社です。平成24年、ここで祈祷札が発見されたのでしょう。有難い神社ですのでお参りをさせて頂きましょう!!

二礼二拍一礼で・・・。派手さはありませんが落ち着きのある神社です。記念に御朱印を頂戴して参ります。

松江神社で頂いた御朱印です。親切な対応で丁寧に書いて下さいました。さて、時間も時間ですので先ほどの船着場から次の船着場「ふれあい広場乗船場」に向かうこととします。

船上から先ほど見学した松江城が見えます。この綺麗な佇まいを沢山の観光客が目にしていることでしょう。ずっと綺麗な姿を続けて欲しいものです。

塩見縄手の武家屋敷近くを遊覧しています。松の枝が伸びて水面に落ちそうです。何本もの丸太で支えられて・・・こうして保存されている苦労が分かるような気がします。

行き交う船が・・・。こうして見ると結構スピードが出ているものですネ。低い橋桁をくぐる時はあの屋根が下がるのかぁ〜?!改めて思いました。

そうこうしているうちに、ふれあい広場乗船場に着きました。ここから付近を散策します。船上から見た小泉八雲記念館や旧居、武家屋敷を見学したいと思います。

ふれあい広場乗船場に置かれていました。

小泉八雲記念館

松江市

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小泉八雲記念館。ここは、松江市の塩見繩手にある小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)を記念する松江市立の文学館です。

小泉八雲旧居。八雲は、14年間を日本で過ごし明治37年に東京で亡くなりました。その間、松江・熊本・神戸・東京と四つの都市に住み、松江では1年3ヶ月弱暮らし、その内の約5ヶ月間をこの家で過ごしました。八雲が住んでいた当時のまま保存されているのはここだけです。

小泉八雲旧居にある高浜虚子の句碑。句碑には「くはれもす八雲旧居の秋の蚊に」と刻まれています。

家内が小さなレトロな店に入っていきました。松江の観光マップに載っていた「てづくり雑貨ちろり」のようです。小さな店で女性客しか見当たらないので、私は外で待つことに・・・。手持無沙汰なので、この時間を利用してちょっと近くを散策してみます。

塩見縄手の歩道の松です。この松並木、江戸時代からそのまま残されているもので、昔の風情を今に伝えているようです。背を丸めてくぐって歩道を進みます。(ノ´□`)ノ

武家屋敷。景観を壊さぬような昔さながらの風情ある街並みは、まさにタイムスリップしたかの様な気分を味わえます。

家内がお土産を手に店から出てきました。可愛らしい「しじみ姉妹」という飾り物で、世界に一つしかない手作りと裏に書かれています。満足そうですv(^o^)v。だいぶ歩き汗もかいたので、そろそろ宿泊旅館に行きお風呂に浸りたいと思います。この近くのバス停からレイクラインに乗ります。

松江しんじ湖温泉 【 松平閣 】 旬菜を部屋食で愉しむ美食の宿

「松江しんじ湖温泉 【 松平閣 】 旬菜を部屋食で愉しむ美食の宿」を   >

本日の宿泊先旅館「松平閣」さんです。今日はお世話になります。\(^_^ )( ^_^)/

案内された部屋は2階の8畳和室で、窓の外はしんじ湖が見渡せる絶好の部屋です。早速、お風呂で汗を流したいと思います。

部屋の窓から見えるしんじ湖です。

カメラのレンズを伸ばしてみると、しんじ湖で漁師が「しじみ」を獲っているのが見えます。毎日獲り続けていてしじみが無くなることはないのでしょうか?。何故か気になって・・・???。

夕食前に、家内が旅館の近くの湖畔から撮った夕焼けです。反対側の湖畔には「夕日スポット」がありますが、遠いので・・・。間に合わせてしまいました( ^ω^)・・・

いよいよ夕食です。部屋食コースでゆっくり食べられそうです。さてさて、メニューは・・・。

先ずは、前菜、刺身の盛り合わせ、のどぐろ煮物、白バイ貝・・・が出されました。飲み物はとりあえずビールといきますか。今日の健康に(?)乾杯(^o^)V

すずきの奉書焼き。聞くところによりますと、お殿様に献上するときに、灰のついたまま差し出すのは恐れ多いということから、奉書に包み蒸し焼きにした魚を献上したところ、お殿様は大変喜ばれたとのことです。生活の知恵ですね。

次に出されたのが、しまね和牛ミニステーキです。柔らかい肉で、焼き具合も手ごろ・・・大変美味しい肉でした。米のご飯にも合います。

最後は季節のデザート。余すことなく完食させて頂きました。ごちそうさまでした!!

旅館の売店で、家内が気に入ったブローチを見つけました。「袖師焼き」と云い、この地方の名産品らしいです。いつも苦労を掛けているお礼にプレゼントすることにしました。高級品ではありませんが感謝の気持ちです・・・m(_ _)m

袖師焼きについての説明書です。さ〜て、今日の旅はこれにて終了です。明日は、出雲に行き出雲大社に参拝し“大国主命”にお会いしてきます。明日も天候に恵まれることを願っています。

3日目2019年4月16日(火)
4日目2019年4月17日(水)

岡山県(岡山市、倉敷市)と島根県(松江市、出雲市)の三泊四日の旅!!Part2

1日目の旅ルート

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