トシローさんの徳島県〜高知県の旅行記
夏の西日本ローカル線[紀伊半島・四国・山陽道]8泊9日旅−その2(四国編)
- 1日目2019年7月27日(土)
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06:00-07:00
前日は徳島市中心部の新町川沿いのホテルに宿泊し、朝の散歩は対岸のしんまちボードウォーク。早朝なので夏の暑さを気にせず、気持ち良く散歩が出来ます。
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08:00-09:00
朝、徳島駅から徳島線で阿波池田へ。途中の穴吹駅での時間調整が30分弱有ったので駅周辺を散策しましたが、特にこれといった観光スポットは見当たらず。ただただ、徳島線と並行する吉野川の雄大で美しい流れを飽かずに眺めていました。
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10:00-11:00
徳島線の終点である阿波池田駅で土讃線に乗り換えて高知へ向かいます。乗り換え時間を利用して駅前の三好市観光案内所で勧められた歴史的町並み「うだつの町並み」と、その中に在る「阿波池田たばこ資料館」を見学。
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10:00-11:00
池田町の中心である本町通りは、うだつの町並みとして昔の商家が保存されています。うだつが上がる石畳の美しい通りです。「うだつ」とは日本家屋の屋根に取り付けられた小防火壁。
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11:00-12:00
池田町の高台には、かの有名な徳島県立池田高等学校が。「さわやかイレブン」は正に同世代、失礼ながらこんな小さな町から甲子園出場を果たし結果を残したとは感慨もひとしおです。
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14:00-15:00
阿波池田駅から土讃線で南下する事約4時間で高知駅到着。高知駅南口前の高知情報発信館「とさてらす」は広くてゆったり、高知の観光情報も満載です。係りの女性もとても親切で、懇切丁寧に観光案内をしてくれます。
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14:00-15:00
高知城へ向かう途中、大川筋の武家屋敷資料館に寄りました。県内で唯一残っている武家屋敷で、長屋門や主屋がほぼ完全に再現されています。係の女性が瓦や漆喰の事まで丁寧に説明してくれましたが、夏はエアコンも無い中で大変そうでした。
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15:00-16:00
江戸時代に建てられた天守と追手門が現存しているのは高知城のみという貴重な城。近年は観光用含め再建された城が多い中、江戸時代の面影をしっかりと感じさせてくれます。
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15:00-16:00
高知市上町の国道33号線沿いに、坂本竜馬の誕生の地の石碑が在りました。土佐藩の郷士(下級藩士)の次男として生まれましたが、幕末という変革期でなかったら世に出る事も無かったでしょう。若くして暗殺されましたが、中身の濃い33年間の人生だったと思います。
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16:00-17:00
高知に来たからには「はりまや橋」は見ておきたいと、『よさこい節』を口ずさみながら市の中心街へ。予想外に小さくてこじんまりした橋でしたが、橋の下が公園の広場になっていました。
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16:00-17:00
徳島の阿波踊り、高知のよさこい。四国以外でも日本各地で人気の踊りですが、その自由度と見栄えの良さからするとよさこいの方が人気が高いかも知れません。老若男女問わず、衣装も振付も自分たちで考える創意創作性が魅力なのでしょう。
- 2日目2019年7月28日(日)
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10:00-11:00
高知駅から土讃線で西へ向かう途中、須崎駅で途中下車。駅の西へ10分程歩いた場所に発生寺という寺院が在り、境内には「坂本竜馬首切り地蔵」が。坂本竜馬は暗殺されて首は切られていないのにと思いながら説明板を読むと、若き竜馬が土佐勤王の志士達とこの寺に集まって熱論し若気の至りで首を打ち落とした地蔵でした。
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10:00-11:00
須崎の入り江の海岸沿いに在る小さな西浜公園は土佐藩の砲台跡です。幕末の土佐藩が異国からの脅威に慌て、海岸防御のために急遽造った台場でしょう。この場所に砲門7座が置かれていたそうですが、どれほどの威力が有ったのでしょうか?
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12:00-13:00
須崎から再び土讃線で終点の窪川駅へ、駅から歩いて四国巡礼お遍路さんの37番札所である岩本寺を参拝。弘法大師・空海に興味が有るので、生きている間に一度はお遍路をしたいとは思いつつも具体化出来ていません。先ずは計画を立てなければ始まりません、旅を終えたら要検討。
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13:00-14:00
「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川は、初の四国旅で最も出逢いたかった風景です。四万十川の上流に沿って走る予土線は「しまんとグリーンライン」の愛称が付けられている通り、ダムの無い雄大でたおやかや流れは日本の原風景の最たるものです。
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15:00-16:00
窪川から土佐くろしお鉄道を経由して、予土線を走り宇和島駅まで乗車。駅前には立派な闘牛の銅像と、旧宇和島鉄道の軽便鉄道のかわいい蒸気機関車も展示されていました。
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15:00-16:00
宇和島駅から歩いて宇和島城に登りました。江戸時代に築城の名手と云われた藤堂高虎が築いた宇和島城、天守が当時のまま残っている数少ない城です。過度に手が施されていない当時に近い城郭を、その優れた戦略的縄張りを考えながら攻めました。
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16:00-17:00
宇和島駅の北に鎮座する和霊神社は四国屈指の大社です。太鼓橋を渡った社殿の荘厳さもさる事ながら、太鼓橋前の石造りの大鳥居は日本一と言われるだけあり立派。
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18:00-19:00
宇和島観光を終え、予讃線に乗り換えて八幡浜へ、この日は八幡浜の温泉付きホテルを予約。途中、八幡浜の総鎮守である八幡神社で旅後半の安全を祈願。
- 3日目2019年7月29日(月)
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09:00-10:00
四国最終日は松山市内観光がメイン。JR松山駅構内の観光案内所で市内電車の1Dayチケットを購入して、駅前から松山城へ向かいます。
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09:00-13:00
新旧含め数多くの車両が市内を走り回っています。車内は冷房が効いていて、本数も多く市内観光にはとても有効。1Dayチケットならスムーズに乗降出来て便利です。
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10:00-11:00
松山市の中心部に在る城山山頂の松山城本丸へは、ロープウェイに乗って昇ります。想像以上に広大な松山城閣は屋外観覧場所が殆どで、真夏の時期に周るのはかなりしんどいです。登城道の途中で、弱音を吐くお母さんがお子さんに叱咤激励されていました。
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11:00-12:00
帰りはロープウェイが出たばかりだったので、隣のリフトを利用しました。久し振りのリフトで乗る際は少し緊張しましたが、スピードゆっくりで松山市内の景色を楽しめました。
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12:00-13:00
松山市内電車の道後温泉駅は、明治時代の旧駅舎を復元したレトロ感が魅力です。坊っちゃん列車は見る事が出来ませんでしたが、松山の代表的観光地・道後温泉街の玄関口として充分な雰囲気を醸し出しています。
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12:00-13:00
道後温泉のシンボルである道後温泉本館は、今年初めから保存修理のため工事中です。しかし、1階の神の湯のみは営業を続けていて公衆浴場料金で入浴可能でした。
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15:00-16:00
松山市内観光を終え、予讃線でこの日の宿泊地である香川方面へ。伊予西条駅で途中下車して、隣接する四国鉄道文化館を見学。鉄道車両ファンにとっては必見の施設でしょう。
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18:00-19:00
四国最終日は本州との連絡駅である香川県宇多津のホテルを予約、明日は瀬戸大橋線を渡って本州へ。高松市内含め香川県内の観光が出来ないのが今旅の心残り。
夏の西日本ローカル線[紀伊半島・四国・山陽道]8泊9日旅−その2(四国編)
1日目の旅ルート
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