Shotaさんの茨城県〜東京都の旅行記

柴又帝釈天から佐倉城址、香取神宮、水戸城址そして袋田の滝をめざす
- 1日目2020年5月15日(金)
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15:00-16:00
失恋したり短気を起こして旅に出るトラ。その心情と懐の寂しさを案じて後を追うさくら。すべてがこめられた兄と妹の短いやりとり。そんな場面を思い返していた。
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15:00-16:00
帝釈天 参道
コロナ禍でほとんど通る人のない参道を、見慣れた「神明會」の看板が静かに見下ろしている。界隈の人たちとふざけながら帰ってくるトラさんの姿が蘇ってきた。
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15:00-16:00
とらや
参道のだんご屋「とらや」や「高木屋老舗」は普段通り店を開いていて馴染みの客が訪れていた。コロナなんぞには負けないぞ ! という下町の矜持を感じる。
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15:00-16:00
柴又帝釈天。正式には経栄山 題経寺。創建は寛永6年(1629年)禅那院日忠とその弟子、題教院日栄による。
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15:00-16:00
「帝釈天」は本来仏教の守護神天部の一つを指すが、題経寺の略称として用いられている。二天門は明治29年(1896年)建立。入母屋造瓦葺の楼門。唐破風と千鳥破風を付す。 門前で御前様とさくらがバッタリ ! なーんて…
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15:00-16:00
帝釈天
帝釈堂。手前の拝殿と奥の内殿はいずれも入母屋造瓦葺。内殿が大正4年(1915年)拝殿は昭和4年(1929年)完成。拝殿正面に唐破風と大ぶりの千鳥破風が見られる。 竹ぼうきを担いで源公がヒョッコリ !
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16:00-16:00
「寅さん記念館」には大船撮影所から移設した「くるまや」、タコ社長の「朝日印刷所」のセット、寅さんの革カバンなどの展示。併設する「山田洋次ミュージアム」にはこれまで携わってきた作品や映画づくりへの思いがつづられている。 コロナ禍で休館。
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16:00-16:00
平成3年(1991年)水戸藩最後(11代)の藩主徳川昭武の別邸、戸定邸と庭園、歴史館、松雲亭などが「戸定が丘歴史公園」として整備された。詳細は不明であるが、この地に松戸城があったとされる。遺構はほとんど見られない。
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17:00-18:00
佐倉城別名鹿島城の築城は中世、千葉介親胤の代に遡るとされるが明確ではない。後に元和3年(1617年)土井利勝により完成。『日本城郭大系 6』
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17:00-18:00
佐倉城址
城址には空堀なども多く見られ、広大な城域は「佐倉城址公園」になっている。北西端には「国立歴史民俗博物館」がある。
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18:00-18:00
本佐倉城址
本佐倉城、別名将門山城は15世紀中頃、千葉介輔胤が築城、爾来九代にわたり百余年間宗家の城とした。『日本城郭大系 6』
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18:00-18:00
本佐倉城址
本佐倉城は印旛郡酒々井町と佐倉市にまたがる将門山に築かれた、千葉氏後期の本拠地。
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20:00-23:00
ホテルマロウド筑波
ホテルマロウド筑波は土浦市の中心部にあり、きわめて便利で快適であった。 走行距離447km。
- 2日目2020年5月16日(土)
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00:00-06:00
ホテルマロウド筑波
ホテルを6時30分に出発。
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06:00-07:00
土浦城は平安期に平将門が砦を築いたとの伝説はあるが、永享期(1429-41年)に豪族小田氏配下の若泉(今泉)三郎が築城したのが最初。別名亀城(きじょう)。『日本城郭大系 4』
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06:00-07:00
土浦城址
現存する太鼓櫓門。土塁や堀も残っている。家康は次男結城秀康にこの地を与えたが、その後、藤井松平家、西尾家、朽木家、土屋家と主がかわる。『日本城郭大系 4』
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08:00-08:00
島崎城址
島崎城は応永期(1394-1428年)島崎成幹が築いた。爾来、天正19年(1591年)17代城主義幹(安重)らが佐竹義宜に謀殺されるまでこの一帯を治めた。『日本城郭大系 4』
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08:00-08:00
島崎城址
島崎城跡は現在、大部分が山林と畑であるが、堀や土塁などの痕跡をうかがうことはできる。『日本城郭大系 4』
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08:00-08:00
長勝禅寺は臨済宗妙心寺派の古刹。文治5年(1189年)源頼朝による創建とされる。江戸期には徳川光圀が諸堂宇を修復し、大獄祖清和尚に住持させたと伝わる。
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長勝寺 山門
山門は普門院において、元禄6年(1693年)から同13年(1700年)までかけて建立され、完成間近に、光圀の命により移築された。
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08:00-08:00
長勝禅寺
仏殿(本堂)は入母屋造茅葺の禅宗様建築の遺構で、禅寺の風格を保っている。庫裡や書院も元禄期の建築で、水戸徳川家ゆかりの宝物を収蔵する。 年月を経た茅葺の屋根の味わいが何ともいえない。
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09:00-10:00
香取神宮の創建は初代神武天皇18年と伝わる。古代大和朝廷による東国支配の拠点として香取神宮と鹿島神宮を祀ったとする見方とそれ以前から原形となる祭祀が存在したとする説もある。全国にある香取神社の総本社。
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09:00-10:00
香取神宮
拝殿の前に設けられた夏越(なごし)「茅の輪くぐり」。半年間の罪やケガレを祓い落とす神事を行う。
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09:00-10:00
香取神宮 奥宮
参道の左脇を入った所にある奥宮。経津主大神の「荒魂(あらみたま)」を祀っている。勢いのある荒々しい力を示す神霊、「勇ましさ」や「前に進む力」を司るという。対して、本殿には「和魂(にぎみたま)」、平和・調和を司るという穏やかな神霊が祀られている。
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09:00-10:00
香取神宮 拝殿
拝殿は昭和の大修築による造営である。木造平屋建てで檜皮葺。正面に千鳥破風が設けられている。旧拝殿は丹塗であったが、黒漆塗に改められた。
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11:00-11:00
復元された大手門。水戸城は常陸国の大掾(だいじょう)平国香の子孫、馬場資幹から建久期(1190-1198年)に始まったという。その後、江戸氏、佐竹氏と主をかえ、関ケ原後、家康の五男武田信吉が入城するも嗣子無く没し、十男徳川頼宣が城主となる。
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11:00-11:00
弘道館の正門。天保12年(1841年)第九代水戸藩主徳川斉昭が設立した藩校。武道のほか、広く諸科学、諸学問が教育・研究された。
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11:00-12:00
弘道館は、第二代藩主光圀が編纂を始めた「大日本史」を基とする「水戸学」の舞台ともなった。
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14:00-15:00
袋田の滝は、久慈川の支流滝川の水が、侵食に耐えて残った約1500万年前の火山噴出物が造る断崖から落ちることによって出来たという。コロナ禍で観瀑台は休業 ! 嗚呼 !!!
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15:00-15:00
四度瀧不動
四度瀧不動明王。西行の「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」という賛辞から「四度瀧」とも呼ばれる袋田の滝。その入口手前にあるのが、四度瀧不動尊本堂。本尊は不動明王。
柴又帝釈天から佐倉城址、香取神宮、水戸城址そして袋田の滝をめざす
1日目の旅ルート
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