yosshyさんの北海道の旅行記

2020年は近場を旅行 7月に阿寒でちょっとだけ豪華にお泊り
- 夫婦
- 2人
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2020年は新型コロナウイルスの感染拡大で、3月の連休もゴールデンウィークも旅行の計画が消し飛びました。(ぼくらだけではないと思います…) 6月になって、新型コロナウイルスの脅威が少しだけ落ち着いて、県をまたいだ移動の自粛も解除されましたが、解除後すぐに東京を中心に感染が拡大傾向になってしまい、旅行はしたいものの、正直言って、まだ飛行機や新幹線に長時間乗ることには恐怖を感じます。 それでも、少しだけでも旅気分を味わいたいぼくら夫婦は、しばらくは自分の車で行ける北海道内を旅行することにしました。 まずは、地域を一切出ることの無かった巣籠もりの状態から、恐る恐る顔を出して阿寒まで一泊旅行することにしましたが、一泊しかしないのですから、ここは少し豪華にお泊りとさせていただきました。(もちろん、自分たちでできる感染予防策はやった上でです。)
北海道ツウ yosshyさん 男性 / 50代
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- 1日目2020年7月18日(土)
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09:00-09:00
今回の旅行の最初の訪問先は、北海道が生んだ昭和の大スター松山千春さんの生まれ故郷、足寄町。 ぼくも中学生の頃、千春さんの歌をよく聞いていてけっこう好きだったんですよね。 足寄町には、千春さんにゆかりのある「千春の家」と呼ばれているスポットが2か所あるって言うんですから、寄らないわけにはいかないです。 1か所は千春さんの若い頃とそうでなくなってからの2枚の肖像画が書かれた看板が掲げられているこちらのお家。 表札に「松山千春」と書かれていますので、ここは間違いなく「千春の家」ですね。
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09:00-09:00
そして、こちらが2か所目の「千春の家」。 ここは、松山千春さんの自伝的映画のロケセットがそのまま保存されているらしい場所ですが、ロケセットはあくまで映画のために作られたものなので、あまり興味は湧きませんね。 1か所目の千春の家の方が、リアルに「千春の家」でしょう。
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09:00-10:00
数年前の台風被害で壊滅的ダメージを受けたというラワンブキ畑が、ようやく復活したようなので、立ち寄ってみましたが、見てのとおり、葉が虫に食われて痛々しい有様でした。 観賞用で、収穫されるものではないのでしょうが、この有様では、ラワンブキが復活したとは言えないのかなあ?と思い、ちょっと残念でしたね。
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09:00-10:00
ラワンブキ自生地
ところが、観賞用ほ場から少し離れたところにある、ラワンブキが自生しているところの、この写真を見てください。この青々として生き生きとした蕗の葉! 見事なものです。ここのラワンブキを見る限り、復活したと言っていいんじゃないでしょうか?
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10:00-10:00
北海道には、「秘湖」と呼ばれる神秘的な湖が三つあるようですが、そのうちの一つがこのオンネトーです。 見る季節や時間帯、さらには見る場所によっても、湖面の色が変わると言うから本当に不思議な湖らしいです。さすがは神秘の湖ですね。 で、実際訪れてみると、これが素晴らしい〜。 本当に見る場所によって、湖面の様子が変わります。 あるところから見ればこんな感じで、雌阿寒岳と阿寒富士の雄大な姿を湖面に映していたかと思えば…、
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10:00-10:00
また別の場所から見れば、エメラルドグリーンに輝く湖面を見せてくれたりと、同じ湖とは思えないくらい変化します。 この日は快晴で強い日差しが照り付けて、湖面がキラキラ光り輝いていて本当に美しかったです。
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10:00-12:00
オンネトーの美しい湖面に感動した後は、いよいよ今回の旅行のメインのスポット、阿寒湖へ。 まずは、阿寒湖畔の入り口にあるアイヌコタンで腹ごしらえします。 それにしても、コタンの守り神なのでしょうか? 巨大なミミズクの彫刻がド迫力。
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11:00-12:00
阿寒湖でのお昼に選んだのは、けっこう人気のあるらしいこちらのお店ですが、ここで新型コロナウイルス感染予防策を発動して、他の観光の方々より早く11時に入店します。これで狭い店内でも、密になる前に食べ終えてしまえます。 それはさておき、食べ物屋さんですから大事なのはお食事です。 こちらのお店の一番の目玉は、鹿肉と行者ニンニク(アイヌネギ)という、いずれも癖のある食材を使った、その名も「野生丼」。 で、これを実食してみましたが、これは確かに「野生」ですわ。 鹿肉はそもそも食用ではないのでけっこう硬さがありますし、行者ニンニクは匂いがきついです。正直言って、決して「これは美味い!」と言う代物ではなかったですが、野性味を味わえたという点では高評価ですかね? 観光先での食事としては、面白さはありました。
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12:00-13:00
さあ、お腹を満たしたら、いよいよ阿寒湖観光を本格化して、マリモを見に行きましょう。 その阿寒湖の神秘マリモですが、目の前の湖面にぷかぷか浮かんでいるわけではありません。 阿寒湖のマリモは国の特別天然記念物ですから大事に保護されていて、自然の状態のものは我々のような一般人が見ることはできないようです。 で、一般人がマリモを見るんでしたら、展示施設のあるチウルイ島へ遊覧船で渡るのがベターらしいのです。 遊覧船は、長時間、大勢の人が1か所に籠る可能性があるので怖さがありますが、ここで先ほどの感染予防策がまた活きてきます。 普通の人たちと行動をずらして早めにお昼を食べたので、皆さんがお昼ごはんを食べるであろう昼12時の便に乗ることができます。 この策は的中したようで、一緒の便に乗った人はぼくら夫婦を入れてたったの7人。 これなら密になることはないので、安心して阿寒湖遊覧を楽しめました。
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12:00-13:00
阿寒湖は、支笏湖などとは違って、湖水自体の透明度は低いみたいですが、快晴の日差しを浴びて湖面が青々と輝いてなかなか美しかったです。 写真の雄阿寒岳が間近に見えるなど、周囲の景観も素晴らしいので、とても楽しめました。
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13:00-13:00
遊覧船に揺られること数十分、今回の旅行最大の目的のマリモがたくさん展示されているチュウルイ島にいよいよ到着です。 この島の滞在時間は最大15分と短いですが、島も展示施設もこじんまりとしてるので、十分楽しめました。 大小さまざまなマリモが大量にあって、マリモを初めて見た奥さんは、かなり喜んでました。
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13:00-13:00
そして、ありました。お目当ての巨大マリモ! 実際見てみると、思っていたよりもデカくて、けっこう驚かされましたね。ここまで大きくなるには5年とかそれくらいかかるらしいですね。 チュウルイ島には10分くらい滞在してマリモを鑑賞。その後、遊覧船はけっこうハイスピードで真っすぐ遊覧船乗り場に帰還しました。
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13:00-14:00
阿寒湖遊覧を終えて温泉街に戻りましたが、まだお宿にチェックインするには少し早いので、温泉街から少し離れたところにあるボッケというものを見に行きました。 写真では全然伝わらないのですが、このボッケが思ったより怖いんですね。 泥沼がいきなり「ボコンボコン」と音を立てて、ガスが噴き出すんです。これが100度くらいの高温だと言うんですから、落ちたら命が危ういです。 何度も言いますが、写真ではこの怖さは伝わらないので、是非一度見てほしいです。
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15:00-23:00
阿寒湖畔の温泉街のホテルに泊まるか、阿寒湖から少し離れた一軒宿に泊まるかで悩みましたが、ここでも感染予防を考え、混雑を避けて静かに過ごせるよう一軒宿のラビスタさんを選択しました。 こちらは、「川と温泉しかないところにある」ことを売りにしていて、その上客室数も絞っているので本当に静か。 多少お高い料金設定ではありましたが、日常から離れることができて、いい気分になれました。
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17:00-19:00
温泉ホテルのお楽しみと言えば豪華なお食事ですよね。 実のところ、ぼくら夫婦はホテルのバイキングが好きなのですが、今のご時世、バイキング形式は密になりやすいので、これは諦めなければなりません。 こちらが今回の夕食コースのお品書きです。
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17:00-19:00
焼き物のラムチョップの香草焼きやコタン鍋も美味しかったですが、特に良かったのがお造りでしょうか? 山の中のホテルなのにお刺身が美味しかったというのは、若干不思議な感想かもしれませんが、タコ、カレイ、イワシ、どれも美味しくて、舌が喜んじゃいました。 美味しい食事でお腹いっぱい大満足したあとは、大浴場で温泉を楽しみましたが、空いていて非常にゆったりお湯に浸かれました。 大満足で旅行一日目を終えました。
- 2日目2020年7月19日(日)
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00:00-07:00
近場の旅ですので、そんなにガツガツと観光するつもりは毛頭ありません。 朝7時に起きて、ゆっくり朝食をいただいてから、いつもの旅行よりかなり遅めに出発しましょう。 お部屋の窓からは、朝日に煌く阿寒川が眺められて、何ともいい感じですねえ。
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07:00-09:00
朝食もバイキングではありませんでしたが、一品一品とても美味しかったです。 特に、サラダとチョコレートのパンが美味しかったですね。(ごめんなさい。パンの写真がありませんね。)
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07:00-09:00
朝食中、レストランの窓からは、種類は分かりませんが、阿寒川で生きる美しい野鳥も見ることができましたよ。(どなたか、鳥の名前をお教えいただければ幸いです。)
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09:00-10:00
本当に、川と温泉しかない上に、テレビも地上波が受信できないというすごい所にありましたが、おかげで本当に静かで、正に「俗世間と離れて」過ごせた感があります。 とても良かったです。
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10:00-10:00
異論もあるかと思いますが、北海道の観光の楽しみの一つと言えば「アイス(ソフトクリーム)」系です。 帰りの道すがら、少し名の知られたアイスのお店に立ち寄りましょう。 ぼくは最近気に入っている「ソフトとジェラート両方味わえるダブル」をチョイス。 ソフトクリームの方がミルク感が超濃くて美味しかったですねえ。カボチャのジェラートの方は、かぼちゃ感が足りなかったですが、総合すると十分美味しかったです。
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11:00-11:00
途中の道すがら
北海道内、特に道東(北海道東部)辺りを車で移動すると、よく見かけますが、やはり出会ってしまいましたね。 彼らには、絶対、食べ物はやってはいけませんよ。
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11:00-12:00
これまた帰りの道すがら、奥さんの「釧路湿原がどんなもんか見てみたい」というリクエストに応えて、釧路湿原を見渡せる展望台に立ち寄りましたが、深い森の向こうの相当遠くに湿原らしきものが微かに見えるだけでした。 湿原を実際に歩く気がないのであれば、立ち寄る必要はなかったですね。
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12:00-12:00
途中の道すがらA
この写真、ぼくが何を撮ろうとしたかわかりますか? 手前の草にピントが合ってしまって、肝心の被写体がぼやけちゃってますが、四頭います。さて何でしょう? 道東を車で走ると、彼らにもけっこう出くわします。 衝突してしまうと大変なことになるので、気をつけましょう。
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13:00-13:00
旅行の〆のお昼ご飯は、「池田町でお食事と言えばここ」と言うくらい人気のこちらでいただくことに決めてましたが、超人気店らしいので、混雑していないか心配だったんです。 で、行ってみると恐れていた事態が…。満席でかなりの過密状態。 少し怖さを感じるレベルだったので、こちらでのお食事は諦めて退散しました。
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13:00-14:00
そんなこともあろうかと思い、セカンドチョイスのお店を考えていました。 よねくらさんのすぐ近くにある、こちらもけっこう評判のいいお店なんです。 こちらは、満席でなく、しかも個室を割り当ててもらえたので、密になることなく安心してお食事できました。 十勝の牛肉を使った料理が売りのお店のようなので、迷わずそれを選択。 ランチメニューの十勝牛のステーキセットは、1500円くらいとお安いにもかかわらず、お肉が柔らかくてジューシーで美味しかったです。 こちらはランチで利用するとかなりお得なようでお勧めですね。
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14:00-14:00
あとは帰るだけ
美味しい食事でお腹を満足させたら、旅の余韻を楽しみながら、後は帰るだけ。 今回の旅行は、全行程自家用車で、走行距離は約375kmでした。 たった1泊でしたが、籠もりに籠っていた状態から飛び出したので、かなりの解放感を味わえましたが、久々の旅行だったことと、新型コロナウイルスへの警戒とで、けっこう疲れました。 それでも思ったことは、やっぱり「旅行って良いなあ」でした。新型コロナウイルスには十分気をつけつつ、今後も旅行を楽しめるといいなあと思った次第です。
2020年は近場を旅行 7月に阿寒でちょっとだけ豪華にお泊り
1日目の旅ルート
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