花ちゃんさんの福岡県〜長崎県の旅行記
最果ての地へのドライブです
- 1日目2021年3月3日(水)
-
今回の冒険は、往復の移動時間が9時間程かかるようです。なので、早朝出発、観光地は少な目です。伊万里まできてようやく明るくなってきました。まぁここまではほぼ高速道路なので、旅行記もここから始める事にしましょう。
-
ところで、伊万里市ではガソリンが145円/Lでした。お隣の松浦市では、132円/Lでした。隣町なのにっ!松浦市まで我慢して良かった!ガソリンスタンドを出ると、火力発電所が見えて来ました。
-
電源開発といえば、道なき山奥にダムを作ってまわった会社ですね。獣道すらなさそうな峻険な山中に、ダムを作るために道路を作ってまわった超人的な会社です。この会社のダム建設用道路を基礎として、いくつもの道路が開発されました。
-
すぐお隣には、九電さんの発電所もあります。九州人にとっては、九電さんのほうが馴染みがありますね。発電所の規模は、九電さんのほうが大きいようです。良い写真を撮る位置は、電源開発さんのほうが恵まれています。
-
さて、いよいよ本土を離れます。その前に、離島へ渡る橋の袂の公園から、平戸大橋と平戸島を眺めてみましょう。派手派手しい色彩の吊橋ですが、結構カッコ良いです。
-
本土や、平戸島、生月島等、今回の旅先で良く見かけたツツジです。これ、平戸市の市の花だったか市の木だったかに指定されているそうです。私には、他のツツジとの違いはわかりませんが。とにかく良く見かけました。
-
先ほど公園から眺めた吊橋を渡り、離島その1へ。
-
国立公園に指定されている峠からの眺望も楽しんでみましょう。
-
瀬戸内海の多島美は有名ですが、九州も負けていません。ここの景色もなかなかの物です。近くの佐世保の九十九島もそうですね。この付近は、狭い海域に沢山の小島があって、見ごたえのある景色を眺めることができます。
-
本土から繋がる我が国道路の最西端は、平戸島にあります。しかし、お隣の離島へも、橋が架かっています。冒険心をくすぐられますね。ちょっと寄り道してみましょう。
-
これ道路橋です。トラス橋です。鉄道の橋や、距離の短い橋では良く見かける構造です。しかしこの距離でアーチ構造も併用せずに、トラス構造だけで架けている橋は珍しい気がします。しかも橋脚の部分が、高くなっていますね。まぁあまり詳しいことはわかりませんが、とにかく変わった橋です。
-
良く見ると、漁港のようですが、港も結構規模が大きいです。橋が架かる前までは、この港が島の生命線だったのでしょう。
-
どうせ行けばわかります。島の観察はこの程度にして、離島その2へ。
-
橋の袂には、道の駅もあります。ここから見上げる橋もカッコ良いです。
-
この上なく偉い人の歌碑もあります。
-
先ほど平戸島から眺めた港を、大きな仏さんも見下ろしています。
-
非常に大きな柱状節理もあります。長崎県の代表的な柱状節理だそうです。海岸を見ると、節理の根元だけがあります。ふむ、かなり古い地形のようですね。
-
平戸島ではそれ程でもなかったのですが、生月島に渡ってきてからは、随分と風が強いです。今回訪問時がたまたま強風なのかと思ったのですが、風力発電の風車が結構建っています。普段から、ある程度風が強い場所なのでしょう。
-
離島その2の端っこです。良く見ると、ランプのレンズがかなり大きいです。
-
で、その灯台の近くの断崖です。断崖も見事ですが、海岸際に注目です。千畳敷の成り損ないのようですね。先ほどの柱状節理も然りですが、どうやら火山性の地形のようですね。
-
離島その2へも寄り道したので、そろそろ離島その1平戸島へ戻りましょう。世界遺産にも登録された、春日集落と棚田を眺めながら、1時間程ドライブです。今回の目的地、我が国の最果てへ向かいましょう。
-
本土と繋がった最西端の道
迷わず行けよ行けばわかるさ。ってことで、ここが本土から繋がる道の最果てです。目の前にあるのは、また別の離島です。この旅行記のTOP写真も、この道の最果てで撮影した物です。
-
本土と繋がった最西端の道
道中は山道です。そして山道を抜けた終着点で、いきなり景色が開けます。素晴らしい!この写真は北側、次の写真は南側です。
-
本土と繋がった最西端の道
道中の路肩のうち、大半は落ちています。良い道ではないですが、まぁ九州の林道を走る人ならば問題は無いでしょう。通行止めゲートも設置されていましたが、本日は開放されていました。
-
少し遅めになりましたが、平戸の市街地で平戸牛を食べてみましょう。道中に、我が国最古の茶畑と、我が国最初の禅寺があります。茶畑には、座禅石がありました。
-
平戸の市街地は、観光客が利用できるような無料駐車場が見当たりません。ちょっと見るだけや、ちょっとお土産を買うだけだと、利用しにくい街です。
-
この橋は工事中で渡れませんでした。普段がどうなのかは知りません。
-
平戸和牛のレモンステーキ定食、2,600円です。それなりに旨いです。が、最後のほうはレモンのえぐ味が肉に移っていました。レモンステーキは佐世保の名物のようです。肉自体は結構美味しかったので、レモンステーキの美味しい食べ方を研究してみることにしましょう。
-
お肉屋さんお薦めの、平戸の桜の名所だそうです。ここの駐車場は無料でした。まぁ花の時期にはまだ早いようです。1本だけ、まだ咲いている梅の木がありました。
-
公園内にある神社です。歴代平戸城主を祀った神社だそうです。
-
公園の中心はこのお城です。が、改修工事中だとかで、天守閣に登る事はできませんでした。綺麗なお城なので、工事が終わるまでは、眺めて楽しみましょう。
-
そろそろ本土に戻ることにします。生月大橋でトラスが云々と触れたのですが、この吊橋も主塔間はトラス構造になっています。距離が長い橋の場合、トラス構造はこのように、何か別の構造と組み合わせる事が多いように思います。
-
復路ではカッコ良い写真が撮れた九電さんの発電所です。この近くに道の駅があります。駐車場無料で、平戸銘菓を購入することができます。平戸の街中だと、お土産代金に加え、駐車場料金が必要になります。欲しい銘菓が見当たらない時は、店員さんに尋ねてみましょう。
-
ここに寄り道するために、移動時間が2時間近く余計に必要だった場所です。西向きの小さな谷の棚田です。何やら恋人の聖地だとか。独身のオッサンが荒らしてすみませんねぇ。
-
件の恋人の聖地付近にある海です。ここには温泉施設のある公園があるのです。
-
無色無臭ですが、粘度の強い温泉です。そして、お湯がどうのこうのよりも、ここの露天が素晴らしいのです。西側の海に向かって開けている露天風呂です。海側の壁は、透明のアクリル板になっています。景色の良い海を見ながら温泉が楽しめるのです。夕暮れ時は絶景だと思うのですが、暗くなる前に帰ることにします。夕陽は楽しみたいのですが、帰宅時間帯の福岡の渋滞に捕まるのは嫌です。人混みと渋滞は大嫌いです。
-
何とか明るいうちに戻ってきました。この調子だと、渋滞が始まる前に福岡を抜けられそうです。最後まで計画通り!我が国の最果てまで、日帰りで行ってくる事ができました。
最果ての地へのドライブです
1日目の旅ルート
花ちゃんさんの他の旅行記
-
2022/5/23(月) 〜 2022/5/25(水)
- 一人
- 1人
由布院温泉と乗馬の旅です。初日はお馬さんの日です。2日目に、ミヤマキリシマとバラの花を見てきました...
383 3 4 -
2022/5/9(月) 〜 2022/5/10(火)
- 一人
- 1人
人口県下第3位の離島自治体。9年で工事費を回収した天草五橋。橋好き必見のハイヤ大橋。熊本の島旅です...
685 2 2 -
2022/5/6(金) 〜 2022/5/7(土)
- 一人
- 1人
湯田温泉と乗馬の旅、暫定最終回です。山口県の離島にある、回天基地と戦艦陸奥の記念館へ行ってきまし...
623 3 0 -
2022/4/1(金) 〜 2022/4/2(土)
- 一人
- 1人
橋・偉人・海・桜・寺社・甘味・乗馬・食物・温泉・史跡・世界遺産を2日間で詰め込んだ、山口県の旅です。
625 2 0
みんなのコメント(0件)
投稿する
投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
閉じる皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。
さらに表示する