1. 宿・ホテル予約TOP >  みんなの旅行記 >  砂払温泉、猿庫(さるくら)の泉、椋鳩十記念館

メタボ大王さんの長野県の旅行記

砂払温泉、猿庫(さるくら)の泉、椋鳩十記念館

  • 夫婦
  • 2人
  • 温泉
  • 史跡・歴史
  • グルメ

砂払温泉に泊まり地元の味である鯉の甘露煮と馬刺しを堪能した。冬に行く場所でもないが猿庫(さるくら)の泉を訪ね、40年前に飯田から大平宿を越え木曽に抜けたことを思い返した。江戸時代後半、筑前の商家の内儀で高倉健のご先祖・小田宅子が善光寺詣りの旅に関所回避のため木曽馬籠から大平峠を越えて飯田に出ている。南信濃では遠山郷などもじっくり回りたいので、まず、遠山郷を紹介した椋鳩十の記念館(喬木村)を訪ねた。

長野ツウ メタボ大王さん 男性 / 70代

1日目2020年12月16日(水)

砂払温泉

「砂払温泉」を   >

Go to トラベルクーポンを利用し公衆浴場を兼ねた温泉旅館である砂払温泉に宿泊した。飯田市上飯田の砂払にある。自慢は10種類のお風呂で電気風呂や薬湯など飽きない。風呂は常連さんも来るが、コロナの感染者がほとんどいない南信では、こちらが不審な目でみられるかも。

砂払温泉

「砂払温泉」を   >

こちらの名物の元祖五平餅と鯉の甘露煮を楽しみにしていたが馬刺しも付き満足。これだけでもよかったが、更に蕎麦と五平餅が出てきて食べきれなかった。最初にご飯を食べなくてもよかった。

2日目2020年12月17日(木)

砂払温泉

「砂払温泉」を   >

朝食も満足。Go to トラベルクーポンを利用したので1泊2食で1人8800円のところ6千円足らず。申し訳ない気持ちで出発。砂払温泉前から見る風越山といくらか白くなっているところが摺古木山か。

菓匠庵きねや

砂払温泉から大平街道を少し上がった所にある和菓子店。おまんじゅうや大福など飯田の和菓子の伝統を受け継ぐ新しいお店。店は新しいがいかにも職人気質の店主が早朝から作ったおまんじゅうはまだ温かい。縄文まんじゅうやそばまんじゅうんなどをお土産に購入。

大平街道

まんじゅう屋さんから更に大平街道を5分ばかり上ると猿庫の泉の案内標識がある。これより山道を40分位上ると旧大平宿になる。昭和40年代に全員が山を下り建物だけが残っている。大平宿を下ると256号線に合流し木曽の妻籠宿に至る。40年位前に大平宿に立ち寄り妻籠宿まで行った思い出が蘇った。

「名水百選」猿庫の泉

飯田市

「「名水百選」猿庫の泉」を   >

大平街道から猿庫の泉に行く分かれ道。大平街道の起点でもあり、修験の山でもあった風越山へ登る起点でもあるためか庚申碑などが並んでいる。

高鳥屋神社里宮

羽場曙友会生産森林組合が建立した「高鳥屋神社里宮」。江戸時代の宝暦年間から高鳥屋山一帯を共同所有をしてきた地元の方が、神社や石碑、名所を作り山を護ってきた。山の頂上には奥宮があり、更に風越山へと続く。風越山には白山神社の奥宮がある。なお、地図では飯田市大瀬木に高鳥屋山がある。

「名水百選」猿庫の泉

飯田市

「「名水百選」猿庫の泉」を   >

駐車場横の水くみ場。夏場ならポリタンクを持った人が並ぶよう。

「名水百選」猿庫の泉

飯田市

「「名水百選」猿庫の泉」を   >

この上に茶室や水源がある。冬でもこんこんと湧き出ていた。高鳥屋山を登ると「今庫の泉」もあるよう。風越山が修験の山であったころは、いろいろな言われのある名所があったよう。

猿庫松風庵

こちらは「バイオトイレ」。水洗でもなく、汲み取りでもない未来型トイレ。し尿、生ゴミ、廃食用油をバクテリアにより発酵分解し、大腸菌等有害な細菌のいない良質な有機肥料にして、大地に還元することのできる自己処理型バイオトイレ。

大平宿

飯田市

「大平宿」を   >

猿庫松風庵前にある大平街道案内図。江戸時代後半、筑前の商家の内儀で高倉健のご先祖・小田宅子が善光寺詣りの旅には木曽馬籠から大平峠を越えて飯田に出ている。中山道は木曽路を塩尻まで行くが福島の関所を回避するためだった。小田宅子は伊勢参りだけの通行手形しかなかったが、善光寺、日光などを参詣、江戸から甲州街道で諏訪に戻り秋葉街道で遠山郷を通り遠州に出て京、大阪、瀬戸内海を経て筑前に帰っている。5ヶ月、3200キロの旅を「東路日記」に残したが、田辺聖子が「姥ざかり 花の旅笠」に著した。

松川ダム

大平街道入口にある松川ダムを後日訪問した(5/19)

松川ダムの案内板。

ダム湖にボートを下ろす設備。途中で階段が切れているので水位が下がっていることを示している。

松川ダムから見える南アルプス。荒川三山、赤石岳、聖岳などが頭をのぞかせるよう。この日は雨で見えなかった。

椋鳩十記念館

喬木村(下伊那郡)

「椋鳩十記念館」を   >

天竜川を渡って喬木村へ。児童文学者椋鳩十の故郷に建てられた記念館。大学を出てから鹿児島県で教師や図書館長をして多くの学校の校歌を作詞しているので、鹿児島県の方が知名度があるだろう。

椋鳩十記念館

喬木村(下伊那郡)

「椋鳩十記念館」を   >

猫館長のムクニャンはお休みでした。教員の傍ら最初の小説『山窩調』を自費出版するが、この時初めて椋鳩十のペンネームを使った。幼い頃から父に連れられて行った遠山郷にまだ存在していた山の民を題材としたもの。自らも取材で訪れている。

道の駅 南信州とよおかマルシェ

豊丘村(下伊那郡)

「道の駅 南信州とよおかマルシェ」を   >

道の駅 南信州とよおかマルシェ内のレストラン「kichenそらら」。新しい道の駅にふさわしいおしゃれな店。味も抜群。以前にジェラートだけを食べにきたが、美味しそうな料理を見て再訪した。知り合いと合流して昼食。

地元の素材をふんだんに使った料理で非常に美味い。パンかライス、野菜サラダが付いてくる。パンも自前の工房で作ったもので、スイーツと一緒に販売もしている。

熱々のコロッケもうまかったが野菜ふんだんのカレーもいい。ビーフカレーは6時間も煮込んでいるよう。フランス料理店のようでもあるが、担々麺の味もよかった。

武陵地1号古墳

高森町武陵地1号古墳。中央奥が仙丈ヶ岳。

仙丈ヶ岳望遠。

左端が仙丈ヶ岳の山塊。中央に北岳、更に右に間ノ岳と濃鳥岳が顔を覗かせている。

更に右に塩見岳と烏帽子岳。

松川町からの塩見岳。

砂払温泉、猿庫(さるくら)の泉、椋鳩十記念館

1日目の旅ルート

みんなのコメント(0件)

投稿する

投稿に際しては、必ず観光ガイドご利用規約をご確認ください。
皆様がより快適にご利用いただくための「投稿上のルール」や、
投稿内容の利用に関して記載しております。

閉じる

この旅行記は参考になりましたか?参考になった!1

この旅行記をもとに旅の計画をつくる
この旅行記をカスタマイズして、あなたの旅の計画を作りましょう

メタボ大王さんの他の旅行記

    • 家族(子連れ)
    • 6人〜9人

    娘夫婦から9月生まれの私達夫婦の誕生日祝いに東京ディズニーランドとディズニーシーへ招待された。3歳...

    794 6 0
  • いたばし・戸田橋花火大会を見る

    2023/8/5(土) 〜 2023/8/6(日)
    • 家族(子連れ)
    • 6人〜9人

    第70回戸田橋花火大会と第64回いたばし花火大会が4年ぶりに同時開催された。板橋に住む娘夫婦に誘...

    491 2 0
    • 友人
    • 3人〜5人

    善光寺縁起を記した「扶桑略記」の変遷の中で、「推古天皇10年(602)4月8日、秦巨勢太夫に信濃国へ請...

    313 0 0
    • 夫婦
    • 2人

    ブランド薬師を巡ってから真光寺ループ橋を上がり浅川ダム展望広場で浅川ダムを見る。紆余曲折を経て完...

    783 2 0
(C) Recruit Co., Ltd.