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とらねこさんの旅行記

奈良の仏像特別拝観

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春秋に特別拝観のある長谷寺の十一面観世音菩薩坐像、日本で最初に建てられた飛鳥寺の日本最古の飛鳥大仏、そして西国三十三観音霊場でもある岡寺の日本最大最古の塑像観音像も拝観をメインに4ケ寺を巡ります。

神社ツウ とらねこさん 男性 / 60代

1日目2021年6月26日(土)

長谷寺は関係寺院3000ケ寺を有する真言宗豊山派の総本山。 この門の前から門前町が広がります。

総門の仁王門。 楼門で二階部分には釈迦三尊と十六羅漢像が安置されているようですが残念ながら拝観は出来ません。

開山堂に向かう石段には季節の紫陽花が配置されています。

長谷寺といえばこの石段の回廊ですね。

奈良訪問の目的の一つ、長谷観音様はこの国宝の本堂に安置されています。 こちらから本堂の半地下のような廊下を進み十一面観世音菩薩様を拝観。薄い紙一枚を おみ足に当て、その上から手も当ててお祈りします。

本堂内ですがこちらは通常の参拝するところです。

京都の清水寺のように長谷寺の本堂は懸造りになっています。ここは言わば舞台のような ところです。

春と秋の御開帳の時には扉が開いて長谷観音様を拝むことが出来ます。

斜面に懸造りで本堂が建てられていることが分かります。

本堂入口の反対側に安置されている曽我地蔵尊。

本堂のすぐ裏手に有る大黒堂。 大和七福神八宝霊場の一つで大黒天が祀れれています。

山中の五重塔は昭和二十九年の建立なのでまだまだ新しい。

本堂から下ってきて、山中に見えた本堂です。

長谷寺は西国三十三観音霊場の第八番札所です。 西国の御朱印は大悲閣と書きますが本堂を意味するようです。

こちらは長谷寺の特別御朱印。

特別拝観に先立って頂いた五色線。 これで長谷観音さまと繋がります。

門前町の土産物街で頂いた餡子味の観音プリン。 餡子のプリン的な食感の食べ物でした。

門前町の中には西国三十三観音霊場の番外である法起院が有ります。 こちらに祀られている徳道上人が西国巡礼の風習を始められたとのこと。

番外札所の法起院の御朱印です。

今回の奈良訪問の最大の目的はこちら飛鳥寺。

飛鳥寺は596年に創建された日本最初のお寺です。今はこじんまりとしたお寺ですが、 創建当時は塔や金堂、講堂、回廊など壮大な伽藍だったようです。 周囲の田畑の下にはその遺跡が眠っています。

お堂に入ってすぐには藤原時代の作の阿弥陀如来坐像。 こちらの寺院は本堂内でも写真を自由に撮っても良いのでとっても有難いです。

こちらが日本最古の仏像っである飛鳥大仏。 高さ約3mで制作当時は銅15トン、金30キロ!!を使って作られた。 お顔はやや横を向いていますがその方向には聖徳太子が生まれた橘寺が有ります。

平安時代と鎌倉時代に火災にあい光背や両脇侍を焼失し飛鳥大仏も全身罹災。 お顔には修復の跡が残ります。

右から見るとやや厳しいお顔。左から見ると優しいお顔。 説明の方からお聞きして見直すと、なるほど!

創建当時はこのように両脇侍と光背が有った。 脇侍はくねっとした柱で土台に固定されていたようですね。

飛鳥大仏の座られている左右には両脇侍が建てられていた穴が残っています。 ということは、この部分も正に飛鳥時代の当時そのままということ!

飛鳥大仏は釈迦如来坐像で国の重要文化財の指定を受けています。 こちらの指定書が国のものでしょうか。

飛鳥寺の御朱印を頂きました。

飛鳥寺のすぐ裏手にある曽我入鹿の首塚(五輪塔)。

こちらが飛鳥大仏が見ていた方向にある聖徳太子生誕所の橘寺。 馬の銅像は聖徳太子の愛馬「黒の駒」。

飛鳥時代の石像物の一つである「二面石」

人の心の善悪二相を表しているそうです。 確かに反対側とは表情が違います。

橘寺の御朱印です。

岡寺に向かう途中で「石舞台古墳」を発見したので急遽立ち寄ります。

6世紀後半の曽我氏のお墓ではないかと言われています。

天井の大きな法の石は77トン!!、小さい方でも64トンととんでもない大きさです。

石舞台と言う名は昔、旅芸人が舞台がなかったので仕方なくこの大石の上を舞台にして演じたからなど諸説ある様です。

西国三十三観音霊場の第七番札所の岡寺です。

仁王門の阿形の仁王像。

蓮の花がまだ咲いていました。

お寺の方の心づかいが嬉しいです。

手水舎もとっても綺麗です。

西国三十三観音霊場には必ずありますのぼり旗。

岡寺の境内。境内にある蓮やダリヤなど色いろな花は檀家様が全て用意してくれているそうです。

西国三十三のお寺の本堂はどちらの寺院も長い歴史を感じさせてくれます。

面白い願掛けです。

こちらが岡寺のご本尊、如意輪観音像です。 独特な肌と表情が特徴的な日本最古、日本最大の塑像(土の像)です。本堂の外からですが一応僧侶の方から了解を頂いて撮影させて頂きました。本堂内からは胡坐をかいた姿を 拝観すること出来ます。

参拝の記念にろうそくを立てさせて頂きました。

境内わきにある三重塔。

西国三十三観音霊場 七番札所の御朱印です。

岡寺の愛染明王での御朱印です。期間限定のものです。

1日目の旅ルート

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