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メタボ大王さんの長野県の旅行記

しらびそ高原と日本唯一の隕石クレーター

  • 家族(子連れ)
  • 3人〜5人
  • 温泉
  • 自然
  • グルメ

7月に遠山郷下栗の里まで行ったものの時間がなく「しらびそ高原」に行けなかったが、今回、回ることができた。喬木村から三遠南信自動車道矢筈トンネルを抜け、上村程野から蛇洞林道で「しらびそ高原」に上がった。標高1900mの360度大パノラマは、東に眼前に南アルプスが広がり、西側は中央構造線と伊那山地越しに中央アルプス、北アルプスまで望めた。御池山隕石クレーターから下栗の里をめぐって高森町の「御大の館」(日帰り温泉)に入った。翌日は下條村の道の駅、リフレッシュパーク下條ですべり台などで遊んでから日帰り温泉「秋桜(コスモス)の湯」に入った。 

長野ツウ メタボ大王さん 男性 / 70代

1日目2021年10月3日(日)

蛇洞林道

喬木村から三遠南信自動車道矢筈トンネルを抜け、上村程野から蛇洞林道でしらびそ高原に上がった。蛇洞林道の途中から地蔵峠を越えて大鹿村へ抜ける林道との分岐。左の大鹿村への林道は大雨のため通行止めとなっていた。

しらびそ峠

国道152号の程野から狭い林道を約30分で「しらびそ峠」となる。対向車とのすれ違いはできるがガードレールのない場所もありわき見はできない。峠の駐車場には尾高山、奥茶臼山から南アルプスを目指す登山者の車か、いっぱいである。

しらびそ高原

飯田市

「しらびそ高原」を   >

峠から直ぐ「しらびそ高原」の頂上台地になり大きな観光施設がある。休憩、トイレ、食事、宿泊、おみやげ、入浴ができる。

しらびそ高原

飯田市

「しらびそ高原」を   >

まずは食堂で昼食。牛肉ソバと冷ヒレカツソバを注文。いずれも1,000円。コンビニの弁当やおにぎりを持って行った方がいいかも。

しらびそ高原

飯田市

「しらびそ高原」を   >

南アルプスの山並み。シラカバの右の枝先の手前の稜線のとがった山が丸山(2374m)。奥の左から荒川前岳(3068m)、小赤石岳、大沢岳、中盛丸山、小兎岳、兎岳。

塩見岳(長野県伊那市)

伊那市

「塩見岳(長野県伊那市)」を   >

一番北に見えるは塩見岳か。右方向に稜線をたどると荒川前岳となる。

荒川前岳(3068m)と右に大聖寺平(だいしょうじだいら)。手前はしらびそ高原から尾高山、奥茶臼山、丸山を経て南アルプスの大沢岳(2820m)に至る稜線。

荒川前岳は望遠にすると山全体が紅葉の様子。

左から大聖寺平、小赤石岳、大沢岳、中盛丸山、小兎岳、兎岳、前聖岳、小聖岳。右手は上河内岳と平坦なお花畑、右端に茶臼岳。

大沢岳(2820m)と中盛丸山(2807m)。こちらも紅葉の様子。

中盛丸山の紅葉。こちらは黄色が鮮やか。

上河内岳(2803m)

左の雲がかかった光(てかり)岳。手前の稜線の右端が加加森山。奥の稜線のとがった山が池口岳、更に奥に鶏冠(とさか)山と中ノ尾根山か。手前は平谷山か。その奥の奥が遠山谷のよう。

南西を望む。伊那山地と中央アルプスに続く山脈。伊那山地とこちらの山の間の谷が中央構造線が走る。伊那山地は左から戸倉山、黒石岳、鍵懸山、金森山と続く。遠くの盛り上がった山は恵那山か。

中央アルプス。中央に仙涯嶺、南駒ヶ岳、空木岳。右手に木曽駒ヶ岳。

御池山隕石クレーター跡

しらびそ高原から下栗の里に下りる途中に日本で唯一隕石クレーターと認定された場所がある。2〜3万年前に御池山(おいけやま)南東斜面に直径45mの小惑星(隕石のかたまり)が衝突したと推測されている。直径約900mのクレーターだが、御池山の尾根沿いに約40%が残っている。

総合案内板。2万〜3万年前。旧石器時代。ナウマンゾウがいた頃。クレーターの縁を歩きながら御池山への登山もできる。

御池山隕石クレーターの見所。地形、地層、岩石などに隕石の衝突を示す自然の地層にはないものを見ることができる。

御池山隕石クレーター。垂直に立つ地層の案内。

垂直に立つ地層。

こちらは垂直に立つ地層に近い場所の地層。衝突の衝撃なのかは不明。

天空の里(下栗の里)ビューポイントへの道。夕暮れ迫るなか一人で暗い杉林を早足で。観光客がたくさん来るので整備は行き届いている。

天空の里ビューポイント

一人なので不安な気持ちだったが20分くらいでビューポイントに着いた。下栗の里を望める単管を組んだ仮設の場所。

下栗の里

飯田市

「下栗の里」を   >

パンフレットにある「下栗の里」が目の前にある。7月に来た時に、秋の紅葉の時期がいいよと言われたが、少し早かった。落人伝説があるが、古代・中世の戦闘の激しさを物語る。ここで世代を継いで来た人達にとってはここが故郷。生きる「マチュピチュ」だ。

信州たかもり温泉御大の館

高森町(下伊那郡)

「信州たかもり温泉御大の館」を   >

明治大学元野球部監督、故島岡吉郎氏の遺品がロビーに展示してある。「御大」(おんたい)と呼ばれた島岡監督にちなんで名付けられた温泉施設。

2日目2021年10月4日(月)

道の駅 信濃路下條 うまいもの館

下條村(下伊那郡)

「道の駅 信濃路下條 うまいもの館」を   >

お城のような建物。県下の道の駅でもユニークな建物。過疎地が多い農村部の中で下條村は若者向けの村営住宅があちこちにあり、若者の定住を企業誘致と同時に進め、出生率が上がり人口が増えている。

たかどやフーズ

道の駅にあったこちらの店でメンチカツと「ローストビーフおにぎり」を購入。

リフレッシュパーク下條

道の駅の直ぐ裏手にあるリフレッシュパークで遊ぶ。長いすべり台はローラーになっておりかなりスピードが出る。管理事務所でお尻に敷くものを貸している。この谷の底を天竜川が流れており天竜峡である。山並みは伊那山地。伊那山地の向こうに中央構造線が通る谷と南アルプスがある。昨日の「しらびそ高原」も南アルプスの一角。

道の駅で買ってきた、おやき、メンチカツ、ローストビーフおにぎりで昼食。ロースロビーフはとろけるようで、メンチカツも美味しかった。

下條温泉コスモスの湯

下條村(下伊那郡)

「下條温泉コスモスの湯」を   >

露天風呂と大浴場から南・中央アルプスの山々、伊那谷が眺める。近くは飯田の風越山が。 この日はほとんど人がおらず貸し切り状態。

露天風呂から望む伊那谷

しらびそ高原と日本唯一の隕石クレーター

1日目の旅ルート

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