りゅうさんの大阪府〜和歌山県の旅行記

高野山と奈良旅行四泊五日
- 1日目2021年11月20日(土)
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今回の旅行は新大阪からスタート。2日目で高野山訪問の計画を立てたため、初日の宿泊先は和歌山市に。和歌山に向かう途中で、初日は大阪城と和歌山城を見学することとしました。
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大阪の観光地といえば大阪城だろうと、大阪城公園駅から天守閣を目指しました。この大阪城公園はとにかく広い。天守閣まで徒歩で20分はかかりました。そして人が多い。大阪城ホールや球場でイベントがあり、かなり混雑してました。駅の周辺には飲食店があったり子供の遊び場があったりと楽しい場所でした。大阪城といえば蛸石などの巨石が有名ですが、巨石巡りも出来ました。また多聞櫓の特別公開もされていたのでこちらも見学。ここは一日中滞在できますね。街中でアクセスはかなりいいんですが、広すぎて天守閣まで行って帰って来るだけで1時間はかかります。階段が登れない人はさらにかかるでしょう。ロードトレインといって子供が喜びそうな乗り物が園内を走っています。歩くのがきつい場合にはそれを使うといいかもしれません。天守閣と多聞櫓特別公開の見学で、3時間滞在することになりました。
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大阪城公園駅から徒歩20分ほどで天守閣に到着。コロナ対策で名前の記載と検温のため、かなりの入館待ち行列が出来ていました。滅多にない機会なので並んで入館。1階は土産屋、2階から7階までが展示室、8階が展望室になっています。1階から5階まではエレベーターで上がれます。展示物は秀吉を中心に戦国大名に関連する巻物や書状など。動画?みたいな秀吉の一生もやってました。8階建ての建物なので、展示スペースは広く、充実した展示でした。
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大阪城天守閣の目の前にある建物です。第四師団司令部として、大阪城天守閣の再建と同時に作られたそうです。2階3階がレストランとなっていますが、1階はお土産屋とカフェ、お好み焼き屋となっており、レストランを利用しなくても自由に出入りできます。大阪城内はかなりの距離を歩きますので、休憩には丁度いいです。
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大阪城の正面玄関は南西部にある大手門ですが、大手門の上に建てられてる多聞櫓と、その隣、大手門を守る位置にある千貫櫓(大手門を守る要であるため、千貫の価値があることから千貫櫓というそうです)が特別公開されていました。この二つの櫓は大阪城の建造物ではもっとも古い江戸初期の建造物で、重要文化財に指定されています。多聞櫓では大手門を上から、千貫櫓からは大手門を堀越しに横から、いつもは絶対に見れないアングルが見れる見学でした。大手門巨石の上に建つ武者だまりも公開されていました。貴重な経験でした。
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住吉大社駅を降りると目の前が住吉大社でした。四柱の神様をお祀りしているため、一の宮から四の宮まで、本殿が4つあります。本殿が複数ある場合(一つでも)、本殿が見えないように触れないように、塀で周囲を囲って遙拝殿を配置して、そこからお参りするところが多いので、当然こちらもそうだろうと思い反橋を渡り本殿へ向かいました。すると確かに本殿の周りに塀があるのですが、なんと当たり前のように中に入れるではありませんか!七五三の特別企画なのか?!と警戒しましたが、皆さん当たり前のように入っていきます。4つの本殿の間を普通に歩いて、本殿の目の前でお参りできます。ちいさな神社は別として、これだけ大きな神社の国宝指定の本殿にこんなに近づいたのは初めてでした。しかも各本殿の側には椅子が並べてあり、七五三の記念に写真も取れるのです。神様との距離の近さにかなり感銘を受けました。大阪で一番愛される神社と言われる理由が良く分かりました。
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住吉大社の参道から本殿までの途中に、渡るだけでお祓いになるという反橋があります。太宰府天満宮や厳島神社にも反橋がありますが、太宰府天満宮は石段が付いてますし、厳島神社は板張りですが、渡れません。板張りの反橋では日本で一番高いかもしれません。もともと反橋は神様が渡る橋として、人間が渡ることは考慮されておらず、昔は階段もなかったそうです(橋板に穴が開いていてそこに草履を差し込んで渡っていたそうです)。階段が厳しい人は隣の平たい石橋からも参拝できます。石橋から反橋を見ると、別名太鼓橋と言われる理由が分かります。
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南海線の和歌山市駅から徒歩で10分程度で和歌山城の北側に着きます。まずあるのが駐車場がある西の丸広場で、そこから紅葉渓庭園に入れます。入場料は無料でした。お堀と四阿山があり、紅葉が綺麗でした。こちら西の丸から二の丸に渡ることが出来る御橋廊下が渡れます。二の丸に向かって上りとなっている珍しい廊下です。城内にこのような橋が架かっているのは初めて見ました。
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和歌山城は虎伏山という小山に築城されており、西の丸から本丸まではちょっと階段を上がります。和歌山城内には二つの山があるらしく、一方には天守閣がありますが、もう一方には本丸御殿があったそうです。急な階段を登ると本丸御殿跡に登れますが、御殿跡の割には狭くてびっくりします。実際狭くて本丸御殿は余り使われなかったそうです。ここからだと目の前に和歌山城天守閣を見ることが出来ます。
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南海和歌山市駅から10分程度で和歌山城に着きました。JR和歌山駅からだと、ちょっと歩ける距離じゃないので、バスをオススメします。こちらは復興天守ですが、素晴らしいのは本丸建造物をほぼ再建したところです。特徴ある連立式の大天守と小天守はもちろん、櫓や門、櫓を繋ぐ廊下も再建されています。見学のための入口と出口が隣接しており、見学は本丸の中庭を中心に、復興された建造物を見学しながらぐるりと一周することになります。大天守や小天守はもちろん、櫓や廊下にも展示があるので結構見応えがあります。お城に来たって雰囲気が味わえます。
- 2日目2021年11月21日(日)
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2日目は宿泊地和歌山から和歌山線で高野山の麓、橋本に向かいました。途中、粉河で降りて粉河寺縁起で有名な粉河寺に立ち寄りました。電車が一時間に一本ほどありましたので、ゆっくりお参り出来ました。
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和歌山から高野山に向かう途中、粉河駅で途中下車して参拝しました。徒歩で片道15分ほどかかります。歩道には有名な粉河寺縁起の場面を説明した石碑が数メートルおきに立っており、読みながら粉河寺へ向かいました。立派な大門をくぐると、川沿いに境内が広がっていますが、さらに中門をくぐると国指定名称の粉河寺庭園があり、その奥に重要文化財指定の本堂があります。本堂はかなり大きく複雑な構成をしてます。正面に破風がある本堂はなかなか珍しいですね。仏様がある正堂とお参りする礼堂が結合された建物だそうです。中は見れませんが、上がったところに受付があるので、そこで拝観料を払えば中に入ってお参りも出来ます。
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高野山に向かうため、橋本で和歌山線から南海電鉄に乗り換え、終点の極楽橋でケーブルカーに乗り換えました。10分ほどで終点の高野山駅に到着。こちらから高野山行きのバスに乗り換えます。色々割引が付いている一日乗車券はこの駅のバス停側で買えます。 南海電鉄は、極楽橋までは6両編成の急行ですが、高野山に向かうケーブルカーは2両編成なの乗り換え客で激込みになります。ケーブルカーで座りたいなら電車では極楽橋側の先頭車両に陣取りましょう。乗車時間は10分程度なので立っていても苦ではありませんが、荷物が多い人は大変でしょう。ただ、高野山では宿坊に泊まりましたので朝帰る時は独占状態でした。誰もいないのでケーブルカーの写真も撮れました高野山駅の2階にはケーブルカーの説明パネルもあります。
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高野山観光の中心地になるバス停千手院橋からすぐのところにあるのが高野山の重要行事を行う金剛峯寺です。拝観料は1000円ですが、バス1日乗り放題チケットで2割引でした。公開されている部分はかなり広いです。大玄関のある主殿だけでなく、廊下を進んで別殿や奥殿まで見ることが出来ます。奥殿には、石庭としては日本一広い蟠龍庭があります。枯山水の見事な庭園で、白砂による流れるような雲の表現は目を見張ります。ごみ一つ落ち葉一つ落ちていない見事な白砂の流れは長年にわたり毎日修行しないと作れないと思います。襖絵や組細工が素晴らしい折り上げ天井など、見どころが沢山あります。ぜひ中まで拝観することをお勧めします。
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蟠龍庭。枯山水も見事ですが、波に見立てた小石の流れにまったく迷いがなく見事。
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金剛峯寺から壇上伽藍に向かいました。徒歩で5分程度で到着します。金剛峯寺を出て右にまっすぐいくと、壇上伽藍に向かう小道が別れており、階段上がらずに壇上伽藍まで行けます。もちろん車道に面した写真の中門から入ることも出来ます。平成27年に完成した新しい門です。高野山の中心になる壇上伽藍ですが、金堂、根本大塔、不動堂、西塔、東塔など沢山の伽藍が並んでいます。曼荼羅の世界を表しているとのことで、本来は中門から入って時計回りにお参りするものだそうです。
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壇上伽藍の中心にあるのが金堂です。壇上伽藍中門の階段を上がると目の前にあります。高野山の開山以来、総本堂とされてきた場所です。拝観料を払って内陣の周りを回ってお参りできます。この金堂は昭和に再建されたもので、内部一面に画かれた壁画はまだまだ色鮮やかで美しい。拝観料はかかりますがバスの1日乗車チケットで割引もあります。
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壇上伽藍に入ると一番目立つのが赤と白の鮮やかな巨大な多宝塔です。約50メートルも高さがあり、初代の多宝塔は巨大過ぎて完成には70年ほどかかったとか。現在建っているものは昭和に再建されたもので、外側も内側もまだ綺麗です。よく観光雑誌で見る豪華絢爛な内陣は拝観料を払えば見学できます。1日バス乗り放題チケットで拝観料の割引もあります。
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壇上伽藍に上がると、巨大な根本大塔に目を奪われて気が付きませんが、すぐ側に国宝がひっそりと建ってます。鎌倉初期建造の不動堂です。特にこちらが国宝!との案内もないので気が付きません。扉も開いていないのでほとんどの人は通り過ぎるでしょう。その平安様式の建物に違和感を感じて近付かなければ私も通り過ぎるところでした。高野山では不動堂と金剛三昧院の多宝塔が国宝指定の建造物です。この不動堂の特徴は平安様式で良く使われる、羽を広げたような屋根の形です。母屋にすがるように屋根が延び出ているため縋破風(すがりはふ)と呼ばれています。しかし説明板によると鎌倉初期の建造ということで、鎌倉初期まで平安建築様式が影響を及ぼしていた貴重な事例になると思います。
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徒歩だと壇上伽藍を出てから往復30分はかかります。バスが便利ですが、奥の院行きと異なり余り本数がなかったため徒歩で向かいました。高野山がある盆地の入り口にある門で、今は車道の入り口になっており、車が多く、歩道は狭くなっています。車道の側の高台に巨大な門が建っており、昔の人はこちらから入って高野山巡りをしていたそうです。車道の向こうは山並みの景色が広がっており、ここがかなりの標高であることが分かります。かなり大きい大門ですが、善光寺山門のように登ることは出来ません。
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壇上伽藍のすぐ近く、壇上伽藍と大師教会の間に霊宝館があります。隣接して無料駐車場もあります。拝観料は1300円ですがバスの一日乗車券を高野山駅で買っておくと200円引きです。高野山内の文化遺産はこちらにまとめて収蔵されていて、国宝や重要文化財の宝庫です。11月まで、開館100周年記念の高野山名宝展をやっていたので見学。国宝一挙公開と銘打つだけあって、貴重な国宝をこれでもかというほど拝見できました。運慶快慶の国宝、重要文化財指定の迫力ある仏像も間近で見ることが出来て満足しました。
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高野山の建造物で国宝に指定されているものは壇上伽藍にある不動堂と金剛三昧院の多宝塔です。こちらの金剛三昧院は北条政子が夫の頼朝や子供たちの菩提を弔うために建てたお寺です。この多宝塔は当時の姿のまま残っている貴重なもので、国内に現存している多宝塔で二番目の古さです。1階裳階下の蟇股も鎌倉時代のものらしく質素。また2階の組物は四手先の複雑なものでいずれも見事に残っています。 門のところで拝観料を払うと、その左側に多宝塔があります。金剛三昧院は客殿、厨裏や経蔵も重要文化財なので合わせて拝観するのをおすすめします。金堂三昧院は高野山の車道メイン通りから脇道に入り、5分ほど歩きます。脇道への入り口は金剛峯寺から奥の院一の橋方面へ徒歩で5分ほどのあたり(消防本部や郵便局の近く)にあります。金剛三昧院は宿坊もされているそうです。
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奥の院は近くまでバスでも行けるそうですが、せっかくですので一ノ橋から徒歩で往復しました。御廟でお参りして1時間半ほどかかりました。御廟までの参道の両側には大名家や大企業の創業者の立派なお墓がずらりと並んでます。武田信玄や石田三成など、有名な戦国大名のお墓も。歴史好きな人なら名前を確認しながら歩けばあっという間だと思います。山を登る訳ではないので、それほど疲れませんでした。聖地なので当たり前ですが御廟橋からは撮影等禁止です。なお、御廟橋を渡ると大きなお堂がありますが、御廟ではなく燈籠が綺麗な燈籠堂です。綺麗な燈籠堂に満足してそのまま帰りそうになりましたが、この裏に御廟があり、目の前でお参りできますので忘れずに。
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今日は光明院の宿坊にお世話になりました。高野山はかなり広いのでお参りして回ると時間がかかりますし、山奥の盆地で他の名所とも離れているため、高野山のお参りを旅行プランに入れるなら宿坊での宿泊がベストだと思います。また朝の勤行にも参加できます。そして夕食と朝食は手作りの精進料理を伝統の表広間でいただけました。
- 3日目2021年11月22日(月)
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朝、宿坊を出て、最寄りのバス停でバスを待っていると、目の前の苅萱堂が開いていました。バスの時間に余裕があったので、お参りさせていただきました。すると内陣の周りをぐるりと一周することができ、苅萱道心と石童丸の伝説を絵にしたものがずらりと飾られていました。私は初めて知ったお話ですが、歌舞伎の演目とかにもなっているそうです。親子の名乗りをせずにそれぞれが修業に勤めたという話ですが、この話が伝わっているということは、どこかで親子の名乗りはしたんでしょうね。
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高野山を下りた後は、橋本でレンタカーを借りて高速で橿原方面へ。橋本から橿原方面へはJRがあるものの快速などはなく、乗り継ぎでかなり時間がかかるため、和歌山県の橋本でレンタカーを借りて奈良県南部を周ることとしました。橋本から橿原方面への高速は無料区間なので助かります。終点で高速を降りてまずは大神神社へ。
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大きな鳥居が目印の大神神社です。おおみわと呼ぶそうです。鳥居をくぐるとたくさん無料駐車場があります。線路を越えると駐車場がないとのことなので早めに駐車。この辺で停めても拝殿まで10分かかりません。駅もすぐ近くでアクセスはいいですね。 こちらの神社は拝殿しかなく、本殿がありません。ご祭神の大物主大神が三輪山におられるため、本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山にお詣りするのだそうです。そのため三輪山は禁足地で斧や鉞を入れることは出来ないそうです。ただ最近は神社の許可を得て、入山しての参拝が出来るようになっています。
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花の御寺と言われる長谷寺です。秋は紅葉が綺麗とのことでお参りしました。こちらの門前町は結構栄えてました。たくさんのお土産屋やお食事屋が並んでおり、新しいお店もありました。ただ歴史ある門前町なので道はかなり狭いです。大型車は離合に苦労します。余り奥まで行かず、途中で車を停めて門前町を見学しながら長谷寺へ。門をくぐると本堂まで、屋根付きの階段が続きます。かなり段数はありますが、雨が降ってたので濡れないのは有難い。山裾に伽藍がずらりと並んでいるので、山の紅葉と長谷寺は最高の相性でした。
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長谷寺の大観音像は本堂にお参りすると、肩から上を拝見できます。像高が10メートルを超える日本一大きい木造の仏様です。特別拝観では内陣の下に降りて、大きな仏様を目の前で拝めるとのこと。また仏様に直接触れることが出来るということで、こんな機会は滅多にないと思い、本坊の特別公開と一緒に申し込みました。直接仏様に触れるということで、入り口で手にお香を振り掛けてもらい、縁の輪をいただいてお参りしました。内陣の奥、仏様の足元まで下りて、直接仏様の足元に触れることが出来ました。そのまま内陣の奥をぐるりと見学して外へ。有難い経験をさせていただきました。
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長谷寺から室生寺に向かう途中でお詣りしました。こちらの本殿三棟は国宝に指定されています。神社は狭い路地に面しており、駐車場の入り口が狭いので、大型車は注意。入り口近くに軽が路駐して入り口の切り返しが難しかったので駐車場に入るのを断念。かなり遠くの有料駐車場を探してお参りしました。鳥居をくぐると拝殿があり、その裏側に本殿が三棟並んでいます。このように三柱の神様を祀る本殿が横一列に並ぶ方式は非常に珍しく、現存しているのは春日大社とここくらいでしょう。春日大社は特別拝観に参加して中門の裏側にまわると4つの本殿が並列しているのを横から拝見できます。こちらの神社は拝観料なしで正面からゆっくり眺めることが出来ますよ。
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川沿いの狭い道沿いに門前町があり、有料駐車場に停めてお参りしました。川沿いの真っ赤な紅葉を見ながら橋を渡ると室生寺の仁王門があります。室生寺は国宝五重塔がおすすめです。お寺が山裾に建てられているため、五重塔の場所までそれなりに階段を上がりますが、山林に静かにたたずむ美しい五重塔からしばらく目が離せませんでした。五重塔からちょっと階段を上がったところに五重塔の看板が建ってます。ここからの眺めが最高です。最初は看板を立てる場所を間違えたのかと思いましたが、ここに看板立てた人はセンスあるなあ。
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仁王門をくぐり、室生寺金堂に上がる階段付近の紅葉。川沿いの紅葉も含め、丁度見ごろでした。
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談山神社は11月19日から11月28日まで夕刻にライトアップされているということで、この日最後の訪問先に選びました。到着は17時前で、この時間だと、入り口に一番近い駐車場も空いていました。6か所ほど無料駐車場があるようです。有料じゃないのは珍しい。 ここのライトアップは本当に美しいです。ライトアップの数が多いため、どこを見ても紅葉と建物の赤が映えて美しいです。拝殿に上がってぼんやりと眺めていると本当に癒されます。特に十三重の塔のライトアップは最高でした。この木造十三重の塔は室町時代建造のもので、現存する世界でも唯一の建造物で非常に貴重なものです(石塔はいくつかありますが)。この美しい建造物を次は明るいときに見てみたいと思いました。
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木造十三重の塔。紅葉とライトアップで本当に美しかったです。
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談山神社の後はレンタカーを返しに橋本へ。4日目の目的地奈良市へは、当初は橋本から和歌山線を使うつもりでした(高野山と奈良をセットにしたのはそのため)が、意外と連絡が悪く時間がかかるため、南海電鉄でいったん大阪まで出て奈良へ向かいました。
- 4日目2021年11月23日(火)
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興福寺の側にある猿沢池です。興福寺の開門時間まで散策しました。興福寺の五重塔も見えます。広い池ではないので一周に時間はかかりません。いつの間にか湖畔にスタバが出来てたので興福寺拝観前に一休みしました。興福寺五重塔と猿沢池の景色は心が落ち着きますね。五重塔を見ながら池を一周するなんて、他ではできない贅沢な散歩です。
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ホテルを出て真っ先に向かったのが猿沢池と興福寺です。奈良旅行か滋賀旅行か悩んだ挙句、奈良旅行としたのは、興福寺の五重塔が令和4年から大規模修理に入り、外観も見れなくなってしまうとのことで、その前に五重塔を見学したかったためです。しかも大規模修理前の最後の機会として五重塔の特別拝観の最終日がこの日でした。文化財の大規模修理はいつ終わるかはっきり分からないので、大規模修理の終了を待つという選択肢はありませんでした。五重塔をしっかりと目に焼き付けました。
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11月23日まで五重塔が特別公開中とのことで、最終日にあわせて旅行のスケジュールを組みました。令和4年度から大規模修繕に入るとのことで、次に五重塔を見れるのがいつか分かりませんし、もう国宝の五重塔の中に入る機会はないと思ったからです。案の定かなり並びましたが、無事に貴重な経験をさせて頂きました。興福寺の五重塔は、五重塔としてはかなり大きな塔で東寺のものと並び50メートルを超える大きさです。公開された一階層部分も五重塔としては結構広く、かなりの人が同時に中の仏像をお参りできる広さでした。
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前回の奈良旅行では何故か見逃してしまった国宝館を、今回は忘れず見学できました。絶対に忘れまいと朝イチの9時に並んで見学。待望の阿修羅像を見学出来ました。教科書や切手で見た阿修羅像を直で見ることが出来て感無量でした。正面からの写真ではなく実物を横からも見てみたいとかねがね思っていたので満足しました。貴重な国宝だらけの文字通り国宝館でした。
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奈良公園といえば鹿でしょう。奈良に来たら鹿せんべいを鹿あげるのが楽しみです。鹿も慣れたもので鹿せんべい屋さんの近くでたむろして待ち構えています。朝早くあげると食い付きがいいですね。夕方だと腹がパンパンで見向きもしない鹿もいます。鹿どうしがケンカで怪我しないよう、保護会で鹿の角を切ってくれています。エサをあげるときも角がないことを確認したほうがいいかと。エサが欲しくて頭をスリスリしてくる子もいるので(スリスリされた)。
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こうやって鹿がけんかしてもケガをしないよう、角は鹿愛護会によってカットされています。
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三年ぶりの東大寺です。東大寺には駐車場がありませんが、土日ならぐるっとバスが15分おきに出ているので便利。とはいえ、近鉄奈良駅から徒歩で20分、興福寺や鹿を見ながら歩けばあっという間です。バス停のある車道から南大門まで土産屋さんが並んでおり、いつ来ても鹿がたくさんいます。南大門をくぐって大仏殿でお参りするだけでなく、さらに若草山方面へ上がり、二月堂や三月堂まで周るのもお勧めします。三月堂(法華堂)は東大寺伽藍の中で一番古く、創建時代のものと言われる国宝ですし、二月堂からは東大寺の伽藍が一望出来る景色が最高です。
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三年前の参拝日は、行事?かなにかで大仏殿前広場には椅子が並べられて入れませんでしたが、今回は秋晴れの中、大きな大仏殿を仰ぎ見ながらお参りすることができました。江戸時代再建の大仏殿ですが、この時代のものとしては世界最大の木造建築です。なぜか分かりませんが、中の大仏様も撮影が出来ます。
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大仏殿から少し離れた坂の上にあります。さらに階段を上がったところに二月堂はあり、足腰が弱いと疲れるでしょうが、坂の上にあるため、東大寺の大仏殿と奈良の街並みを一望出来ます。途中には国宝の鐘楼があるので、あわせて見学をおすすめ。こちらは拝観料無料です。
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東大寺二月堂を見学し、その隣の国宝三月堂を見学した後、春日大社へ向かいました。手向山八幡宮は春日大社へ向かう道に面しています(というか八幡宮の敷地内を道が通っている)。八幡宮の敷地内を通りますので、お詣りさせていただきました。もともと東大寺の鎮守神として宇佐神宮から勧請された歴史ある神社です。拝殿も本殿も立派な作りです。こちらの八幡宮は紅葉が美しいことでも有名ですよ。
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東大寺二月堂から春日大社へ向かう途中にあります。山に入るのに150円の入場料が必要です。南北にそれぞれ2か所入り口があります。木があまりなくて芝生のような山裾なので、どこからでも目立ちます。寝そべっている人もいましたが、雲一つない秋晴れの天気でしたし、気持ちよかったでしょうね。山頂まで徒歩で30分ほどだそうです。まだまだ歩く予定なので流石に登山は遠慮しました。
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春日大社のすぐ近くにある若宮神社です。春日大社の特別拝観を待つ間に立ち寄りました。境内に夫婦大國社というのがあり、夫婦円満、縁結びで有名とのことでした。日本で唯一神様が夫婦でお祀りされているそうです。また若宮15社めぐりという巡拝があるそうです。それぞれ延命長寿や商売繁盛といったご利益があるそうです。夫婦大國社でお札をいただいて巡ることになっています。いずれもすぐ近くにある神社ですので、興味のある方は是非。私は開運財運のご利益があるとのことで近くの金龍神社にお参りしました。
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東大寺二月堂から春日大社本殿まで徒歩で20分ほどで到着しました。こちらは特別拝観をおすすめします。普通に拝殿でお参りするのもいいですが、本殿が拝殿の先、階段の上にあるため、拝殿からは本殿が見えません(本殿は拝殿から見える中門の奥にあります)。500円の特別拝観をお願いすると本殿前まで階段を上がってお参り出来ます。また写真でよく見る燈籠が並べられた回廊も見学出来ます。奥の建物ではすべての燈籠に明かりを灯す万燈籠が再現されていて綺麗でした。
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秋季特別展、金工の美―王朝の優美な装飾から豪華な鎧の金具まで―が開催されていたので訪問。春日大社本殿近くの国宝殿で開催されています。1階にカフェもある綺麗な建物です。国宝の赤糸威大鎧(梅鴬飾)と国宝の赤糸威大鎧(竹虎雀飾)を見学するのが目的です。切手にもなっている有名な鎧ですが、保存状態が良く、いわゆる威糸(鎧に使われる札板を繋ぐ糸)が鎌倉時代の奉納時のまま残っているそうです。戦うための鎧ではなく、奉納するために作成された工芸品です。実物を初めて見ましたが、鎧と兜を覆うほどの飾金物の細やかさ、豪華さには感動しました。
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新薬師寺は近くに公共交通機関がなく、最寄りのバス停からも10分以上かかります。春日大社にお参りしていったんバス路線まで戻ってバスに乗ってもかなり時間がかかります。そこで春日大社からささやきの小径を横断して徒歩で新薬師寺へ向かうことにしました。徒歩で15分ほどかかりました。春日大社から新薬師寺方面にいくつかある小径をささやきの小径というそうですが、昔、春日大社の禰宜さんたちが毎朝お勤めのために通っていた道だそうです。
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春日大社から新薬師寺まで徒歩で15分かかりました。春日大社からは中禰宜道といって以前は春日大社の禰宜さんがお社まで通っていた林道を抜け、住宅街を抜けて新薬師寺に到着。国宝がある貴重なお寺ですが、近くに公共交通機関がなく、市内循環バスのバス停まで徒歩で10分以上かかります。本堂は奈良時代建造の国宝、門も鐘楼も地蔵堂も鎌倉時代の重要文化財と文化財だらけのお寺です。国宝の本堂は中に入って参拝することが出来ます。本堂の中には、これまた薬師如来像とそれを取り巻くように護衛する十二神将像がずらりと立ち並び、その迫力に圧倒されます。いずれも奈良時代の国宝であり、目の前でじっくり拝見できる貴重な機会です。
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新薬師寺本堂も、唐招提寺金堂と同じく天平時代の建物ですが、新薬師寺の本堂は改造が行われておらず、唐招提寺金堂よりもなだらかな屋根の勾配が特徴です。天平時代の建築物の屋根の勾配はこのようになだらかであっただろうと言われています。
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以前は民間企業の迎賓館だったそうです。今は自治体が買い取って無料で公開されてます。場所が分かりにくく、探しました。県庁と東大寺の間にあり、南大門から大仏殿に向かう途中、東大寺ミュージアムから左に入り、路地を南西方面に進んだところにあります。迎賓館として庭園作りされたためか紅葉がきれいでした。入り口は狭くて目立ちませんが奧は広いですよ。
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猿沢池をまっすぐ南に行くと元興寺があります。最近よく言われる「ならまち」エリアになるそうです。もともとは巨大な伽藍だったとのことですが、現在は狭い敷地が残るのみです。しかし、門を入ってすぐの極楽堂ととなりの禅室が国宝に指定されています。いずれも中に入れます。極楽堂ではご本尊にお参りできますし、禅室では美術のイベントをやってました。通常屋根瓦は入れ替えてしまうのが一般的ですが、ここ元興寺は最古の屋根瓦(飛鳥時代)が使われていると言われる寺院です。極楽堂の西側の瓦がそれですが、ちょっと見えにくいです。
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浮見堂の場所がよく分からずうろうろしました。春日大社の一の鳥居の側にある池にあります。周りが丘になってるんで、なかなか見つかりませんでした。対岸まで橋がかかっていて、そこに浮見堂があります。周辺が丘のため紅葉がいい背景になります。結婚式の記念写真を撮影されていましたが確かに絵になりますね。貸しボートもあります。
- 5日目2021年11月24日(水)
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近鉄西ノ京駅の目の前にある薬師寺です。奈良駅からバスも出ていますが、近鉄奈良駅近くのホテル宿泊だったので、近鉄を利用しました。近鉄奈良駅から大和西大寺のりかえで15分あれば到着します。復興された新しい伽藍が目立ちますが、東塔と東院堂が国宝です。東塔は平城京時代の前期に建造された建物で、特別に開扉されていました。東院堂は堂上に上がって国宝の菩薩さまをお参り出来るんですが、東塔周りの中門回廊の外側にあるため、東塔だけ見て帰ってしまうと見逃します。また金堂ではおつとめがあり、後ろでお参りさせていただきました。有難いお話もいただきました。せっかくお寺に来ているのに観光だけじゃもったいない。この金堂にお祀りされている大きな薬師如来像、日光菩薩像、月光菩薩像も国宝です。薬師寺が平城京に移転する以前に作られたものだとか。国宝の仏様の前でのおつとめに参加させていただけるなんて初めての経験でした。
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拝観料が何やら複雑でした。「特別」に弱い私は特別割引券を購入。ただ国宝東塔の特別開扉は普通の拝観券でも見れたようです。僧坊や食堂が割り引かれるのかな?国宝の東塔は中々珍しい造形をしてます。6層に見えますが、小さめの3つの屋根は裳階であり、三重塔です。こういう三重塔は現存している塔としては唯一ではないかと思います。結果として、一階層の高さがあるため、高さは五重塔くらい高くなっています。なぜこういう三重塔を建てたのか不思議です。
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西ノ京駅や薬師寺から徒歩で10分ほどで唐招提寺に着きます。門を入ってすぐ、奈良天平様式の金堂が見えます。奈良時代創建当時のままの金堂で国宝です。金堂の裏には講堂があります。この講堂は、平城宮の東朝集殿を移築・改造したものと言われています。平城京時代の金堂や塔などの寺院建築はいくつか残っているんですが、当時の役人が働いていた建物が残るのは、改造されているとは言え、この建物だけです。 金堂にも講堂にも国宝や重要文化財の仏像が安置されていますが、新薬師寺のように中に入ってお参りは出来ません。 金堂や講堂の近くには小さな高床式の校倉造りの建物が2つ並んでいます。こちらも国宝で、実は正倉院よりも古い校倉造り最古の建物です。一つの寺院に創建当時の建物がこれだけ残っているのは奇跡的かと。
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唐招提寺の金堂です。門を入ってすぐ、奈良天平様式の金堂が見えます。奈良時代創建当時のままの金堂で国宝です。東大寺の大仏殿にもありますが、屋根の両端に鴟尾という飾りがあるのが特徴的です。また前面が吹き放ちで、壁等がなく、解放されているのもこの時代の金堂建築の特徴です。中に入ってお参り出来ないのが残念ですが、中にたくさん安置されてる仏像もいずれも国宝です。ご本尊はかなりの大きさで圧倒されます。金堂とすべての仏像が奈良時代のまま残っているなんて奇跡的で感動しました。
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東大寺に対して平城京の西を守る西大寺です。近鉄西大寺駅からお寺が見えますので、徒歩でも5分かかりません。東大寺に対して西大寺といいますが、同時に建てられたわけではありません。奈良時代後半の建造となります。現在は塔がありませんが、以前は東西両塔があったそうです。本堂の前に塔の跡が残っていますが、残念ながら檀に登って見学はできませんでした。
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大和西大寺駅を降りて平城京跡へ向かう途中にあります。こちらのレストラン街で昼御飯を食べました。近鉄百貨店やイオンが入っている大きなショッピングセンターです。実はここのスカイデッキは平城京跡側にあり、周りに高い建物がないため、平城京跡を一望できる数少ないスポットです。人も少ないため、絶景を独り占め出来ます。写真中央当たりの建物がない広大な区域が平城京跡になります。遠くには奈良市街地、東大寺の大仏殿の屋根、若草山が見えます。いつまでも見ていたくなる景色です。
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平城京跡はとにかく広い。推奨コースとかの案内もありませんし、広すぎてどう回ればいいのか困ります。どうやらメインは朱雀門前の南側のようです。とはいえ、北端の大極殿までは徒歩で20分はかかります。資料館が何故か南端、北東、北西に配置してあるので、全部回れば3時間くらいかかります。自転車があるようですが、案内もなく良くわからないので徒歩で踏破しました。HPを見てもどこがメインゲートとか書いているわけではないので、大和西大寺駅から徒歩で10分ほどの北西部から入り、平城京跡資料館、大極殿、平城京跡遺構展示館、朱雀門、平城京いざない館の順番で巡りました。平城京いざない館のバス停から奈良市街地に戻りました。平城京の勉強にはなりましたが、とにかく広かったです。吉野ヶ里公園のように園内バスとかの交通手段があると巡りやすくなるかと。
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平城京跡の北西部にある資料館です。大和西大寺から徒歩で15分程度で着きます。南側の朱雀門からは徒歩で20分ほどかかります。入館料は無料です。ワンフロアの資料館で、遺物の展示コーナーや宮殿の復元コーナーなどがあります。特徴的なのは考古学で使う機材や調査手法が展示してあるところでしょうか。ここから北辺の大極殿まで徒歩で10分ほどかかります。
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平城京跡の北東部にある展示館です。北西部の平城京跡資料館からは徒歩で20分、大極殿からは10分、南側の朱雀門からなら30分はかかります。近くに北東入り口の駐車場があります。入館料は無料です。他の資料館と違うところは地中から発見された遺構に屋根を被せた形で建てられており、遺構を見学できるところです。遺構は二つの展示室に別れています。
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朱雀門から見た平城京跡。広すぎ。天気がいいのが幸いでした。奥に小さく見えるのが大極殿。
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平城京跡といえば、南端の朱雀門広場がメインになると思います。復元された朱雀門と平城京跡からの出土品、平城京の様子を復元した平城京いざない館、お土産さん、レストラン、カフェが入っている観光交流施設があります。平城京跡には北西に平城宮跡資料館、北東に平城宮跡遺構展示館がありますが、展示施設としては南端の平城京いざない館が圧倒的に大きい施設で展示もかなり充実しています。ここからは奈良にバスで帰りましたが、直接東大寺にも行けるぐるっとバス(の大宮通りルート)は観光交流施設から出ています。お土産屋さんも広くてバスの待ち時間は気になりません。
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奈良時代よりも前、飛鳥時代に作られた菩薩半跏像を拝むことが出来ます。やさしくほほえまれている菩薩像を教科書や切手で見たことはありましたが、今回、直接拝めて感動しました。現在は全身が黒い菩薩様ですが、お寺の説明によると、足の裏の痕跡から、当初は彩色されていたそうです。 中宮寺を訪問する際の注意点は拝観の終了時間が法隆寺より早いことです。この季節は16時終了で、受付は15時45分までです。法隆寺向かうバスの中で気付いて、先に中宮寺から参拝しました。元々中宮寺は現在の場所から500メートルほど離れた場所あり、中宮寺跡という案内板もあるので間違えそうになります。夢殿を目標にして、夢殿がある門をくぐって左を進むと中宮寺の入り口があります。場所としては夢殿の隣になりますので、ご注意ください。御朱印は入り口でお願いして帰りに受け取る方法です。
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法隆寺東院エリアにある夢殿です。門を入ってまっすぐ進むと夢殿、左に進むと中宮寺に行けます。門に入らず、道に出てしまうと中宮寺に行けないので注意。周辺に駐車場はないので、西院エリアからは徒歩となりますが、徒歩でも10分かかりません。夢殿は奈良時代建造の国宝です。中をのぞくことは出来ますが、中には入れず、ぐるりと周囲を周るように見学することになります。夢殿を見学して内壁の外に出たところにある鐘楼と、その隣にある白壁が美しい伝法堂も国宝です。特に伝法堂は聖武天皇の夫人の住居を移転改装したものということで、奈良時代の住居建築が残っている貴重な例だと思います。中は公開されていませんでしたが、当時貴族たちがこのような建物に住んでいたのかと想像できて感動しました。
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西院エリアから東院エリアへ。築地塀と紅葉が綺麗。
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法隆寺にお参りしました。日本最古の五重塔とそれよりも古い金堂。これらは世界最古の木造建築です。なんと金堂には入ることも出来ます。聖徳太子の等身像である釈迦三尊像もお参り出来ます。大宝蔵院も国宝だらけで是非見てみたかったのですが、うっかりこの日最後の訪問地としてしまったため、西院エリアも含めて閉門16時半まで1時間しか滞在できず、見学は断念しました。他にも見逃した国宝が沢山ありますので、次は朝から訪問できるように計画したいです。 御朱印ですが、五重塔などを拝観するために拝観入り口から入ってしまうと中では頂けません。五重塔などの伽藍のお隣にある国宝の聖霊院でいただけます。その場で書いて下さいますので、時間に余裕をもっておいたほうがいいです。拝観受付の方が時間ギリギリだからそちらから回ったほうがいいと声掛けしていただけなかったら間に合わなかったと思います。ありがとうございました。 アクセスですが、法隆寺の拝観時間帯であれば、JR法隆寺駅から20分おきにバスが出てます。徒歩だと、2、30分かかるとのことだったのでバスを利用しました。法隆寺は夢殿と中宮寺がある東院エリアと五重塔や金堂などがある西院エリアに別れています。徒歩で5分ほどかかるので夢殿や中宮寺を見たい人は余裕もって参拝したほうがいいかと。中宮寺は法隆寺より30分早く閉まるのでご注意ください。
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法隆寺からはJRで新大阪に向かい5日間の旅行は終了。寺院を訪問しまくった5日でした。
高野山と奈良旅行四泊五日
1日目の旅ルート
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