花ちゃんさんの福岡県〜長崎県の旅行記

対馬の旅です
- 1日目2022年7月4日(月)
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福岡から対馬へは、海路がメジャーだと思います。しかし空路だと、30分ちょっとで到着します。しかも毎日5往復飛んでいます。日帰り旅も十分に可能です。更に小技を使って、高速船片道分の料金で往復航空券を!
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今回お世話になるDHC8-Q400型機。プロペラの下に吸気口が付いています。何やら珍しい気がします。スチュワーデスさんにお伺いしたところ、吸気口から吸い込んだ空気を、プロペラを回す力へ変換するそうです。機種番号は、スチュワーデスさんからいただいたお土産に記載してありました。
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今回の航路は、糸島から海へ抜けるようです。ってことは、写真真ん中の河口の橋が弁天橋、その右手の独立峰は可也山、ちょっと右手の小島が姫島ですね。
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壱岐島が見えたなんてスチュワーデスさんとお話していると、もう飛行機が着陸態勢に。
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お!見えてきましたよ。国境の島対馬です。初上陸です。
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海蝕洞が見えます。初めての場所ですから、期待が高まります。
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対馬ヤマネコ空港です。ここからは、また小技を使ってお安く確保したレンタカーに乗り換えます。
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現在の対馬は、運河によって南北に分断されています。今日は、北側を探検してみましょう。
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運河を渡る万関橋の袂には、公園が整備されています。公園内には、対馬名物石葺屋根の東屋が。
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まずは我が国最古のお寺にご挨拶。
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対馬では、真珠の養殖も盛んなようです。興味のある人は、お土産にドーゾ。
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そして神様にもご挨拶。このイチョウ、対馬No.2のイチョウだそうです。
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神様にご挨拶したご褒美は、多分こやつです。固有種かどうかは知りません。しかし猛禽が道路にいるなんて、私は初めて見ます。飛んでいる猛禽しか見た事ないです。
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絶壁ぎりぎりにまで作られた段々畑。
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海も綺麗です。台風が来るとか来ないとかとの話でしたが、素晴らしいお天気です。
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野鳥の森とその遊歩道を通って、
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対馬一之宮へもご挨拶。ご挨拶も一通り済んだので、国境の島ならではの景色を見に行きましょう。
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韓国を望む農道なんて道を通って、異国の見える展望台へ。うっすらと見える島影は、多分外国でしょう。流石国境の島!我が国で外国が見える場所なんて、そうそうないですよっ!
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我が国の軍事機密も見えています!こんな写真を撮ってしまって、当局に拘束されたり消されたりしないかが、非常に心配です。
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近くの山にも登ってみます。もちろん車で。先ほどの青海でもそうでしたが、対馬は島全体が急峻な地形です。なだらかな海岸線など、ほぼ見当たりません。
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折角離島に来たので、離島ならではのモノも。この木、我が国では、木曽川流域とこの集落にしか生えていないそうです。
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国境の島ならではの風景をもう一つ。確かに韓国が見えています。しかし同時に、軍事機密が嫌でも目に入ります。ガクガク。
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こちらの軍事機密ならば、もう時効でしょう。お隣の壱岐にも砲台跡がありますが、こちらのほうが、より残存施設は多いです。
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国境の旅はオシマイです。素晴らしく綺麗な海水浴場を眺めながら、島の東側へ。
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景色も美しい芝生園地ですが、
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ここの沖合は、日本海海戦の戦場になったそうです。
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何か珍しい岩を眺めて、そろそろ対馬北半分の冒険は終了です。実はツシマヤマネコや対州馬は、この北半分にいます。しかし月曜日は施設がお休みなのです。明日時間があれば、また固有種を見に来ましょう。
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対馬の中心街のお城跡と、藩主さんの菩提寺を見てから、今日のお宿へ。
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この山門。江戸時代に建立された物がそのまま残っているそうですよ。
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今回のお宿は、立地が魅力です。近所に食事のお店も多く、対馬では2軒しか見かけなかったコンビニエンスストアの内の1軒もあります。
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広さ、眺望などは、こんなもんです。特別に安くもありません。まぁ離島ですし、納得の範囲内です。
- 2日目2022年7月5日(火)
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今日は、対馬の南側を探検してみます。ここは、江戸時代の船着き場だそうです。
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渡り鳥の展望所を経由して、
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素晴らしい水辺の公園へ。
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岩を削りながら、綺麗な川が流れています。ここはかなりお薦めです。
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対馬の南端に到着です。地図で見る限り、最南端はここではありません。しかし最南端へは、車では行ける気がしません。
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陸地側には灯台があります。
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海にも小さな灯台っぽいモノがあります。
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海水も綺麗です。
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南シナ海を独り占め!
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何故かこんなところに安徳帝のお墓が。根拠のない伝説に基づくものだと思っていましたが、宮内庁の看板が建っています。
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対馬名物石葺屋根を見ながら次の目的地へ。
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綺麗な海岸ですが、ここは元寇の激戦地です。
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神社には、元寇で奮戦した当時の領主さんの銅像があります。
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東邦亜鉛対州鉱山
対馬は、銀の産地だったそうです。コレ、銀山跡じゃないのかと、観光化はされていないのかと疑問に思いました。帰宅後確認したところ、もっと最近の亜鉛鉱山跡だそうです。公害が発生したため閉山して、現在も公害の影響を確認するための事務所を置いているそうです。
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さて、対馬といえば浅茅湾です。道中の公園展望台から。
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色々と面倒なので詳細は割愛。
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和多都美神社
対馬市
仏さんにご挨拶をしたので、神様にもご挨拶を。ここの祭神さんは、山幸彦さんと豊玉姫さんです。この神社が、竜宮城のモデルなのだそうです。境内には豊玉姫さんのお墓もあります。墓参は可能ですが、元々禁足地だったそうです。
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いつの間にか対馬の北側に来ています。ここからも浅茅湾の眺望を。TOP写真も、ここで撮影しました。
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目保呂ダム馬事公園
さて、予定は全て消化しました。少し時間があるので、対馬固有種を見に行きましょう。触れなさそうなヤマネコちゃんよりも、触れる対州馬に!対州馬はかなり小さいです。ですが、大人も乗れるそうですよ。
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対馬やまねこ空港
対馬も満喫したので、最終便で今回の冒険も終了です。
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さよーならー。
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小呂島
オマケです。小呂島です。福岡市の離島ですが、福岡市民ですらその存在を知らない人も多いです。秘境です。週の内、日帰りで訪問できる曜日は限定されています。宿泊施設はありません。日帰りが可能な曜日でも、滞在可能な時間は3時間程度です。秘境探検家の人は是非ドーゾ。
対馬の旅です
1日目の旅ルート
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