yosshyさんの北海道の旅行記
2023年2月 所用で帰省したあとに札幌グルメタイム
- 1日目2023年1月31日(火)
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11:00-12:00
実家での用事を終えて、やって来たのは、結局いつもの旭川市内。そして、ちょうどお昼時なので、ランチにしました。 チョイスしたのは、先々週の帰省でお店に行ったら売り切れ御免で食べ損ねたという、某グルメの権威的ガイドブック掲載の因縁のお店。ここのハンバーグを今度こそ食べるのです。 今回は、開店前に到着しましたから、さすがに大丈夫でした。
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11:00-12:00
さすがの美味さに納得
期待していたハンバーグですが、これが期待に違わぬ美味さでした。 ナイフを入れると肉汁がドバーっと来るジューシーなタイプではなく、ふわっとした焼き上がりのタイプで、ハンバーグの上に乗った山わさびに醤油味のソースをかけて、お肉を頬張ると、最初、山わさびの刺激がツーンと来た後に、肉の旨味がぐわっと押し寄せてくるんです。 この、鉄鍋に薄っすらと張ってある醤油味のソースが、本当に美味くて、これが山わさびの刺激をまろやかなものに変えて、肉の旨味を引き立ててくれるんです。 これは、さすがの逸品だと思います。素晴らしいです。
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14:00-14:00
美味しいハンバーグに満足したら、久々に札幌に泊まりに行きます。 旭川から南下して札幌を目指しましたが、途中の砂川市で小休止。 その砂川に本店があって、今や北海道外の皆さんにもけっこう知られるようになっている、北菓楼さんに寄って、少しおやつを楽しみました。
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14:00-14:00
このチーズケーキは素晴らしい
ぼくは、少しだけお値段の高いチーズケーキを頼んだんですが、これがかなりハイレベルでした。 上下二層に分かれていて、上はふんわりクリーミーな感じなのに対して、下はチーズ感が超濃厚で、どちらもすこぶる美味いんです。 しかも、少しお値段が高いと書きましたが、それで400円以下。この味でこの価格って、コスパも抜群と言っていいです。ここも素晴らしい。
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15:00-16:00
途中、猛吹雪
美味しいケーキで一息入れたら、あとはひたすら「目指せ札幌」なのですが、砂川の先の奈井江町を過ぎたあたりから、雪が強くなってきて、一気に猛吹雪状態に。 やっぱり実家に帰ると、悪天候に見舞われるのは変わりませんね。 それにしても、この辺りなんて「ホワイトアウト寸前」です。 ここは街中で、電柱やら信号やらがあるからまだいいですが、そういう目印が何にもないところだったら、かなり危ないですね。
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16:00-16:00
岩見沢の道路は雪の壁
美唄市を過ぎて、岩見沢市街に入ると、あれほどの猛吹雪が嘘のように晴れて、日が差してくれました。よかったです。 それにしても、北海道内でも雪が多いことで知られている岩見沢の国道。ものすごい雪の壁ができてました。
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17:00-18:00
札幌の1泊目のお宿は、市内中心部から少しだけ離れた中島公園近くに、去年の6月にオープンしたばかりの新築ピカピカのこちらのホテル。 室内もまだピッカピカな上に、防音がしっかりしているのでしょう、周りの音がほとんど聞こえてきませんでした。 しかもその上、朝食付きで1万2千円くらいと超破格。これは凄いです。 静かなホテルで、少し休んで疲れを取って、札幌グルメタイムに突入ですね。
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18:00-19:00
久々に、本格的に美味しい札幌ラーメンを味わいたいと思って、やってきたのが、今の札幌味噌ラーメンの本流「純すみ系」の、その原点のお店の一つ、「純連」さんの本店です。 行ったのが午後6時ですので、「どれほど並んでいるんだろう?」と心配していたんですが、これが杞憂で、なんと店内はがらがら状態。全く並ばずに着席できました。 なんか拍子抜けと言いますか、「ここ、もはや人気がないのでは?」と別の心配をしてしまいましたが、これまた杞憂。 うちらが到着したのが、札幌の皆さんがお店に入り始めるちょっと前の時間帯だったようで、ぼくらの入店後、続々とお客さんがやってきて、あっという間にウェイティングができてしまったんです。やっぱり相変わらずの人気店だったんですね。よかった。
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18:00-19:00
湯気が全く上がらないラーメン
待っていると、程なくやって来たお待ちかねの「本流の札幌ラーメン」。 ついこの間、最近よく見る、某「県民ディスカバリー系」番組で、「純すみ系」のラーメンは「湯気が上がらない」と紹介されていた通り、全く湯気が上がっていませんね。スープの上にラードの膜ができていて、熱を閉じ込めているんですよ。 レンゲを突っ込んでスープをすすってみると、けっこう濃いめの味噌味であっつあつで、これは美味い。 麺は当然、札幌ラーメン王道の中太縮れ卵麺で、ぼくらが一番好きなタイプ。この麺にスープががっちり絡んで、めちゃくちゃ美味い。もう文句なし。こういうラーメンが食べたいんですよ。嬉しい。 この美味しいラーメンを、全く並ばずに食べられて、かなりラッキーでしたね。
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19:00-23:00
こちらのホテルですが、とてもお安いのに、ピカピカで静かなお部屋で過ごせるだけで、もう十分お得なのに、その上、バストイレ完全独立なんです。もう驚きですねえ。 いろいろとても疲れてましたので、このゆとりのあるお風呂で、ゆっくりさせていただきました。
- 2日目2023年2月1日(水)
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00:00-09:00
一夜明けて、ホテルの最後のお楽しみは、やっぱり朝食ですね。 こちらのホテルのビュッフェスタイルの朝食は、品数は少なめですが、一品一品の味はまずまず。特に、サバ焼きやゴボウの竜田揚げなどの和食系が美味しくて、ホテルのお安さを考えると十分過ぎるレベルでしたね。 こちらのホテルは本当にお得です。ここはリピートしてもいいと思います。
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10:00-10:00
さっぽろ雪まつりの準備が進む
チェックアウト後、中島公園から札幌駅へ続く、いわゆる「札幌駅前通」を進んでいると、週末から始まる「さっぽろ雪まつり」の氷像づくりが進んでいました。 氷漬けの蟹さんが宙を舞っていますね。
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11:00-12:00
イオンモール札幌苗穂
さて、ホテルから最初に向かったのは札幌市の郊外の苗穂地区。 北海道外の皆さんはご存じないかもしれませんが、今、札幌駅周辺では、2030年度末に予定されている北海道新幹線の札幌延伸に向けて、大規模な再開発が進んでいます。 そのおかげというか、あおりを受けてというか、札幌駅の商業施設がどんどん閉鎖や縮小になってしまい、ぼくらが買い物を楽しんだショップも、既に閉店してしまっていたり、閉店予定だったりするのです。 なので、札幌での新たな買い物スポットを開拓する必要に迫られていて、今回はその一環で、苗穂にあるイオンモールに行ってみたのですね。 こちらのモールはお店が少なくて、妻が買い物を楽しめるようなショップも入っていなかったんですが、ぼくが札幌駅でよくワイシャツを買っていたショップが入っていたので、ちょっとした収穫がありました。行ってみて良かったです。
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12:00-13:00
苗穂のモールにお気に入りのショップがあるのがわかって、ちょっと気を良くしたら、グルメタイムです。 お昼は、いろんなところで評判が高くて、前々から気になっていた、うどんのお店。なんでも、このお店の「ごぼ天」が凄いらしいのです。
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12:00-13:00
ごぼ天がドーン!
当然、注文したのは「ごぼ天うどん(とり天追加)」。どうですか? このごぼ天の存在感。大迫力です。でもこれ、凄いのは見た目だけじゃありませんでした。
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12:00-13:00
このうどん、めちゃ美味
このごぼ天、汁に浸かっていない部分を食べると、サックサクの食感で、ほのかに感じる苦みがアクセントになって、めちゃ美味しい。さらにごぼ天が汁に浸かると、優しい汁の味で苦みがマイルドになって、これがまたいいのです。 ごぼ天だけで、料理として既に十分素晴らしいのですが、うどん自体がまた素晴らしいんです。 うどんの表面はとてもなめらかで、つるつるつるっと口に入るんですが、こしはしっかりあって食べ応えがある。 さらにさらに、汁もまた美味い。かなり薄口なのに、出汁の旨味がしっかりあって、「ああ、これが上等な出汁うどんってやつなのかな?」と思いました。 何から何まで素晴らしいうどんでした。
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13:00-14:00
うどんで満足した後は、バレンタインのチョコを買ってもらうために、札幌ではダントツに人気のショコラティエ、マサールさんの本店に来ました。 店内に入ると、正にチョコのパラダイス。いろんなタイプのチョコがあって目移り甚だしかったんですが、正統派っぽい、ポーションタイプのチョコの詰め合わせにしました。 ぼくらは、こういうお店でチョコを初めて買ったので、全く知らなかったんですが、チョコの詰め合わせって、もう箱に詰まっているのを「はい」と渡されるのではなくて、注文すると、その時にショーケースから詰めてくれるんですね。 何と言いますか、色々ワクワクしたショコラティエ体験でした。チョコは、お家に帰ってゆっくり食べますので、感想はお店の口コミに書いておこうと思います。
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14:00-15:00
コーチャンフォーミュンヘン大橋店
大人気店のチョコを買ったら、続いて、札幌に行くといつも「変わった外観」の大きな店舗を見かける度に、どんなお店なんだろうと気になっていた「コーチャンフォー」に初めて入ってみました。 このお店、CDやDVDといった音楽メディアから文房具、雑貨、さらにいろんな本が、かなりの規模で販売されていて、かなり便利なところでした。さらに、ミスドさんまであって、ここ一か所でかなりの用が足せますね。こういうお店、地元にもほしいですね。なお、今回は、次の旅行に備えて旅行雑誌を一冊買ってきました。
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16:00-17:00
ここで札幌2泊目のお宿にチェックインです。選んだのは、朝食のビュッフェが超美味しいと評判の、札幌が誇る老舗名門ホテルのグランドホテルさん。 ただこの老舗ホテルさんは、いろんな意味で、しかも悪い意味で「古かった」です。 まずスタッフさんたちの対応が過剰。ホスピタリティというものなのだと思いますが、うちは必要な説明をしてもらったら、あとはあんまり構わないでほしいので、やたらと皆さんが深々と挨拶してきたり、「エレベータまでご一緒」などというのは御免被りたかったです。 そして一番はお部屋の粗末さ。お部屋が古いのは、歴史あるホテルですから仕方はありません。掃除が行き届いていれば、そこは問題ないんですが、こちら、名門ホテルというわりに防音がされていないようで、周りのお部屋からの音がダダ洩れなんですね。上の階の方がドスドス歩く音がよく響いてきました。これで名門? ガッカリしました。
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18:00-18:00
老舗ホテルのいろんな古さに気分が落ちましたが、今回は、札幌グルメで気分を上げるのが目的ですから、気を取り直して晩ご飯。選んだのは、うちら夫婦が札幌に来たら、大抵いただく定番の「スープカレー」。 向かったのは、前々からチェックしていた、グランドホテルさんからも徒歩圏内の「ZORA」さん。 ところがです。なんと平日の6時の時点で「売り切れ御免」の貼り紙が。それ早過ぎませんか? がっくり来ましたが、寒空の下、ぼーっとしてても始まりませんので、急いでセカンドチョイス。このお店の近くにあるお店を探し出して向かいました。 それと、最初に行った旭川の美味しいハンバーグのお店もそうでしたが、こういう「売り切れです」を食らったところは、多くに人に支持されているわけで、ほぼ間違いなく美味しいお店。 と言うわけで、次回、札幌に行くときには最優先での再訪で決まりですね。
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18:00-19:00
SOUL STO RE
先ほどのお店から徒歩5分のところにあるセカンドチョイスのお店、「SOUL STORE」さんです。すぐにセカンドチョイスできるところが、札幌の素晴らしいところですが、それ以上に凄いのが、このセカンドチョイスのお店がめちゃめちゃ美味しかったことです。 こちらのスープカレーは、ぼく的には、スープカレーと言うよりは、「カレー風味のスープ」という感じで、カレーっぽさは弱いと思います。ですが、そのお味は素晴らしい。スープのまろやかな旨味がいい感じなんですねえ。 さらにと言うか、それ以上に、具のお野菜が、これはもう美味すぎる。特にジャガイモ、サツマイモ、カボチャといった、重たい系の野菜の美味しさが凄いんです。中でもスープの奥底に眠っていた、食感とろっとろで甘さ抜群のサツマイモの美味しさには完敗しました。 スープカレーとは思えなくても、これだけ美味しければ大満足でした。 行きたかったお店が「売り切れ御免」で気分がズドンと落ちた後に、セカンドチョイスのお店が猛烈に美味しくて、気分アゲアゲ。ジェットコースターのような晩御飯になりましたね。
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19:00-23:00
極めつけに美味しい「カレー風味のスープ」に大満足してホテルに戻ったら、あとはお風呂に入って寝るだけなんですが、今回うちが泊まった部屋のお風呂は、昔っぽいユニットバス。まあ、これはお値段を抑えた結果なので、止むなしなのですが、どこまでも、なんか残念な一泊になりました。外も悲しいかな吹雪いてました。
- 3日目2023年2月2日(木)
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00:00-09:00
3日目の夜が明けて、最後に残っていたのが、グランドホテル自慢の朝食ビュッフェのお時間。 そして、この自慢の朝食が噂どおり。これは自慢していいと思いました。 まず、品数の多さに圧倒されます。お肉系にお魚系、和食に洋食と目移りするほどのラインナップな上に、その一品一品がしっかり美味しい。写真のベーコンとオムレツは素晴らしかったですね。 さらにパンも種類がたくさんで、選ぶのが楽しかったですし、最後のデザートまでバラエティに富んでいて、ちょっと幸せを感じるレベルでした。 最後の最後に、老舗名門ホテルの底力を感じられてよかったです。
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11:00-13:00
札幌最後の日は、やっぱりいつものアウトレットでお買い物ですね。ここは札幌じゃありませんけどね。 それにしても、平日のアウトレットモールって、多分初めて来ましたが、こんなにも空いているとは驚きでした。この写真なんて、お客さんが誰も映ってませんよ。 お陰でスイスイ移動できましたが、お客さんが誰もいないお店には入りづらかったですねえ。お客さんが少ないのも善し悪しですね。 まあ、奥さんが気に入った買い物ができたので、良かったです。
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13:00-13:00
元町ドリアさんで〆
最後に、アウトレット内の食べ物屋さんで、お昼をいただいたら、気分を上げる札幌グルメタイムはお開き。あとはうちに帰るだけです。 今回のグルメタイムは、チョイスしたお店がことごとく美味しくて大成功。沈んだ気分もだいぶ上げることができました。 またお盆には実家に帰ると思いますが、その時はみんなで少しは明るく会えるでしょうかね。
2023年2月 所用で帰省したあとに札幌グルメタイム
1日目の旅ルート
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